6月最終週です。
ここ数年、夏季休会をしているので今年は7月から?それとも8月から?悩みどころ。それをこの1鞍の感触で決めようと思っていました。
過去、どんなに撃沈して凹んでも、悩んでも、頭に来ても騎乗コメントはしていましたが・・・
何せ、この2週。
「??????感」満載でコメントできませんでした・・・
そのモヤモヤ感から、騎乗前は来月からの夏季休会?と考える自分が。
その夏季休会前最後の相棒は?と待っていたらブルックリン。
乗りたいな~と思っていた相手。
先週のモヤモヤ感は「この子に関して」ではなかったので、以下のイメージを持っています。
・チョッとだけ重い
・右手前の方がいいかも
・首を丸めさせたら(我慢がきかないこの子は)すぐ顎を前に伸ばそうとする
・左駈歩のときの首の振り方がスゴイ
この時間の指導員さんからの事前アドバイス。
・一度にたくさんのことができない
・もしかしたらラチをけるかも
・我慢がそれ程きかないかも
・ハミ受けは苦手
最初の軽速歩のときは、重い感じのイメージがあったので腰に鞭を当てながら、手綱ではプレッシャーをかけない。
【過去の反省】
ハミ受けの練習をし始めた最初の頃はレッスン最初のフラットワークから首を丸めさせるべし!と格闘していましたが・・・
そうすると撃沈を何回も繰り返してしまったんですね。
首を丸めさせるのは、馬の体が「温まってから」。これが分かるのに数年かかった。
それでいて、速歩だと顎を取りやすいので、ついつい軽速歩をしないで最初から速歩で格闘してしまっていましたネ。
これもダメ。
キチンと軽速歩をさせ馬を温める&充分体を伸ばしてもらう!それが顎を取る前提だな~と気が付くのに更に時間がかかった。
フラットワークの中盤以降に三湾曲が。
この頃になるといい感じになってきたので、今はこのクラブにいらっしゃらない「いつもの指導員さん」に教わった肩(&肘)を下げるイメージで手綱を持ってこの子の顎をハミに乗せ始め。
それでいてこの子は重いので、簡単にはハミに乗らない?と見当をつけて、鞭で軽く推進を繰り返す。
すると、ハマりました!手綱は長いですが・・・まず第一段階の首のカーブはできた。
【過去の反省】
首のカーブって、手綱を持っている左右の拳をグイグイと交互に引いて作っているイメージがあったんですよね。
実はそれは根本的に間違っていました。
肩を下げるイメージで手綱を持って・・・で、外方手綱で受けて・・・推進で追い込む。これが分かるのに何年かかったかな~
前いたクラブでそれを2年目に教わっていたのに・・・無駄に十年以上を空費した感じ。
本当に「外方手綱」は大切。
次は手綱を詰める。
この手綱を詰めるのもまだまだ修行中。でも、何となく少し飲みこめてきている自分がいてうれしい。
三湾曲中だったし、軽速歩中。
手綱を詰めるのはこの子の顎の動きを拳でキチンと感じられてないと難しいですね。
しかも軽速歩。自分自身が動いているので、かつ我慢の利かないこの子の口角の動きに自分の拳を合わせるのが難点。
適当にハミを入れ替えしつつ、外方を詰めて・・・短く。
すると・・・適当にこの子の我慢も少しずつ。
【過去の反省】
長手綱で首の形を作れても、手綱を詰められない自分が何年?って感じ。
今でも練習中ですが、手綱を詰めたら肘を前に出してあげれば?
手綱を詰めるとその分馬が苦しくなってくるので、推進で補ってあげる・・・
このバランスが分かってくるのに何年かかかりました。
三湾曲の二湾曲目の反対姿勢が始まる頃には手綱も適当に詰まり、この子の首のカーブも一定でいい角度
手前が変わっても大丈夫だし、顎を前に出そうとしてもハミの入れ替えで戻るし・・・準備OK
前いたクラブでの乗馬学校馬場A班でも軽速歩での反対姿勢って経験がない・・・(覚えてないだけって話も)
思わず指導員さんに聞いちゃいました。
反対姿勢の軽速歩って、手前を合わせるのか?
Ans. 合わせなくってもいいそうだ。3つ目の湾曲が終わって蹄跡に戻ったときに手前があっていればOKらしい。
納得。
で、問題は駈歩。
先週の乗り味から、左手前では首の振り幅が大きかったのでハミ受けを維持できるか?が心配で。
実際に駈歩があるとこの子もわかるんでしょうね?
やる気満々。
常歩ができない!駈歩になってるし。
スタートが大丈夫か心配でしたが、スタート時に暴走されたり、ハミから逃げられて首が上がることもなくきれいにスタートしてくれました。
右はものすごく乗っていて気持ちがいい。
口角にハミが当たっている感触も常時感じられたし。
首のカーブも維持できるし、申し分ない。
が。左駈歩。
左駈歩は首の振り幅が大きくて、大きく上下するこの子の口角にハミを当て続けられない。
色々トライしてみたんですが・・・
完全にハミを当て続けられたかというと?????
この左駈歩のハミを当てられ続けられなかったんで、頭を持ち上げるフェーズまではいけず。
また、この子は小股なのかな?
駈歩歩度が伸びにくい。
すると輪乗りの私の後続の方に迷惑が?と思い、常時駈歩の輪線は一歩内側の第二蹄跡にしました。
多分、この子の歩度は部班のペースよりは遅そうな感じ。
部班では、基本、後続の方に迷惑はかけないという信条で。。。時として迷惑かけていますが★
自分の駈歩が遅くって、後ろの方が速歩になってたりすると嫌じゃありません?駈歩ってメインディッシュだったりしますもんね。
私くらいの鞍数・馬歴になると、駈歩への思い入れも弱くなりますが・・・他の方のメインディッシュを滅茶苦茶にしたくないんですよね。
取り分けて駈歩のときの歩度には気を付けています。
騎乗後に伺うと、この子の左手前駈歩は、前脚を大きく掻き込む感じらしい。
そのため、首が大きく上下。
で、口角にハミを当て続けにくい。
それを解消するのは・・・後肢を動かすというこれまた馬の乗り方の原点に戻る方法!!
後肢が大きく動くと首の揺れも収まる・・・らしい
これは楽しみです。
7月休会はやめ!練習続行します
ぜひこの子に限らず、後肢をキチンと動かせるような乗り方を身につけたい。