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『中国経済 小康社会への鍵 ~物権法の確立とバランスの取れた発展~』

2006-12-29 23:36:41 | 中国について

高野裕次著

『中国経済 小康社会への鍵 ~物権法の確立とバランスの取れた発展~

メインメ・ッセージは、

1.中国の汚職・腐敗、

2.同じく1と関連し、中国の将来に立ちはだかっているのが、大規模な人口とそれゆえの格差、

この二つが中国の発展の足かせとなる、である。

そしてこの二つはもちろんのこと、すべての問題に絡むのが法制度である。

中国はいまだ途上国である。市場の発展に欠かせない、基本的な人権を保障するための権利である所有権、特に物権法の憲法への明記、そして現実においてそれを保守し、運用しなければならない。でないと長期的な発展は困難である。

<本論文の構成>

<各種 表・図タイトル>                                      <1.はじめに>                                            <2.テーマ選択の理由>                                      <3.中国成立から現在までの歴史>                                1.中華人民共和国の成立                                     2.ソ連模倣期 第一次五ヵ年計画                                  3.大躍進                                                 4.文化大革命                                            5.改革開放政策                                             6.天安門事件                                              7.社会主義市場経済へ                                       8.問題は組織の肥大化と人治 ツケを払うのは農民                      <4.中国の経済改革の特徴と現状>                               1.改革の特徴                                             2.漸進的改革ゆえに残る根本問題                               3.指標からみる中国の現状                                   <5.行政幹部の汚職・腐敗 レント・シーキングとクローニー・キャピタリズム現象>                                            

1.レント・シーキングとクローニー・キャピタリズム現象                   2.中国の汚職・腐敗概要                                         3.汚職・腐敗の背景                                            <6.三農問題>                                           1.内陸農村の現状                                         2.三農問題から発生する出稼ぎ労働者                             3.戸籍制度                                              4.戸籍制度の背景                                           5.貧しい内陸                                            <7.中国政府の対応>                                       1.人口抑制政策 独生子(一人っこ)政策                            2.東部と中西部内陸を結合させるための西部大開発                      3.西部大開発の現時点における評価                              4.前提としての法治                                          <8.物権法の確立 ルールの強要 それができるのは政府のみ>             <9.終わりに>                                           <10.参考文献>                               

<各種 表・図タイトル>                            「中華人民共和国地図 東部13 中部6 西部大開発対象12地域」                                    図1「BRICs諸国のGDP推移」                         図2「1950、2000(上位10カ国)、2050年の人口変化」         図3「BRICs各国の実質GDP伸び率と一人当たりGDP」          図4「中国のGDPおよび前年比成長率と一人当たりGDP推移」      図5「中国の全人口、農村部と都市部の人口推移」              図6「地域別人口」                                 図7「地域別GDPと一人当たりGDP」                      図8「社会消費小売総額と物価上昇率 および通貨供給量とその伸び率」図9「中国の投資額推移」                             図10「中国直接投資実行額の推移」                       図11「中国の国家財政推移」                             図12「中国の貿易額推移」                            図13「中国の外貨準備高」                            表1「中国の行政区画」                               表2「経済犯罪の具体例」                             表3「公務員の腐敗・汚職の立件数」                       表4「国際比較による中国農業の特徴」                     図14「中国の財政収入内訳とその推移」                     図15「中国の労働争議件数と参加人数推移」                 図16「都市・農村部門別就業者数」                       図17「中国の貧困人口推移」                          図18「地域別 工業付加価値額と農林水産業生産額」             図19「地域別固定資産投資額推移」                      図20「地域別都市農村の所得格差」                       図21「中国の中央政府財政支出における三農支出項目」              表5「1996~2004年国家予算内基本建設投資の地域分布、」「中国の            各地域GRP成長率」」                               図22「地域別 直接投資実行額」                        図23「5年分(2001年~2005年)の地域別一人当たりGDP合計」     

図24「地域別 貿易額」


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