梅雨のあいまの曇り空。このあいだの日曜日、山歩きにでかけました。といっても前日が大雨でしたし、いつ雨に変わらないともかぎらないので、近周り。朝遅くに出発し、市内の湿原にでかけました。
途中の道で同行者が、「えっ、これなに?」と声をあげました。一瞬のうちに私にはわかったんですね。「ツチアケビだよ。そんな姿形だけど、ラン科だよ」。実物をみたことは、私もはじめてだと思います。図鑑かなにかでみてい . . . 本文を読む
菜園で栽培している野菜について書くと、広いところを想像されるかもしれません。そうじゃないんです。狭いところにグチャグチャに密植しているわけです。
きょうは朝から強い雨が降っていて、外にでることはできません。2階の窓から庭先をみているうちに、そうだ、これを撮影してみよう、と思い立ちました。これがほぼ菜園の全体です。20平米ちょっと、というところでしょうか。
主な野菜だけでも、アスパラガス、 . . . 本文を読む
変わりものの野菜にいろいろと挑戦したのですが、たいていは消えていきました。だれも食べなかったからです。
例外的に、すっかり定着したものが2つあります。秋・冬のコウサイタイ(紅菜薹)、そして夏のモロヘイヤです。モロヘイヤは、ぬめりはありますけど、味や香りにくせのないのがよかったんですね。ぬめりは同じようでも、ツルムラサキは独特の香りと味が、家族のなかで受け入れられませんでした。
写真はまだ . . . 本文を読む
以前にも書いたことですが、家庭菜園でつくりたい野菜は、第1に新鮮さがいのち、第2に少量ずつダラダラと収穫できる、というものがいいのです。そして、家族みんなから好まれるというのもだいじですね。私は以前、変わったものだけに挑戦し、みる人からは「農事試験所みたいですね」といって感心されましたが、家ではだれも食べようとしませんでした。
こういう条件をみたしているのが、インゲンマメです。とくにツルあり . . . 本文を読む
数日前に、ニガウリの雌花は少ないという意味のことを書きました。雄花がつぎつぎに咲くのにくらべ、雌花の数が圧倒的に少ないのは事実です。でも7月1日の朝には3つの雌花がついていました。雌花は親ヅルにはあまりつかず、子ヅル、孫ヅルにつくようですね。親ヅルが伸びているあいだは雌花はあまりつかず、子ヅル、孫ヅルが伸びるようになってから、雌花がつきはじめる、ということのようです。
雌雄の区別はどうやっ . . . 本文を読む
うちの菜園でもう10年以上も毎年育てているのがオクラ。すっかり定番になりました。最初のうちは苗を買ってきて植えることもあったのですが、最近は毎年、種から苗を育てます。そのほうが、いろんな種類を試せておもしろい。
ところが、ことしは育苗に失敗しました。植付けにさいして根を切るとオクラはその後の生育がよくないそうなので、最初はピートでつくった鉢で苗を育ててみたのです。根は自然とその鉢を破って外に . . . 本文を読む
ことしはじめて育てたのが、ニガウリ。ゴーヤともいいますね。私が小学生のころ、鳥取の実家でも栽培していました。しかし、いまのようなかたちで食べたことはありません。京都の種苗会社からの委託栽培で採種が目的でした。瓜の本体が赤くなって割れたころに、種の周囲のやわらかいところを食べると、甘かったのを覚えています。
最近はあちこちでよくみかけますね。ネットにのぼらせて、日陰をつくるのがいいのだそう。種 . . . 本文を読む
前庭で家庭菜園をやっています。本来なら、夏野菜の本番、といったところですが、ことしは4~5月の天候不順の影響をもろに受けて、育苗の失敗がつづきました。キュウリも4月初めに蒔いたものはダメになり、帰国してから5月に蒔きなおしました。
よそのものにくらべても、ずっと遅いスタートで、なかなか育ってくれません。でも、春蒔きの野菜はだんだん気温が上がってきますので、ちょっとくらいの遅れは取り戻すこと . . . 本文を読む
プランターで育てているスイレンの葉に、まだ羽のかたまらぬトンボが止まっていました。状況からみて、このプランターのなかで幼虫が育ったようです。という報告をしたのは、このブログの515話)トンボ、5月24日でした。でも、トンボには羽がありますから、よそから飛んできた可能性もなくはない。
確たる証拠がでてきました。6月18日のことです。スイレンの咲き終わった花に、ヤゴの脱け殻があったのです。このプ . . . 本文を読む
5月23日(日)は炭焼きのイベントを計画していたのに、朝から雨。風も強くて、ちょっと外を歩いたら、傘の骨を折っている人に何人もであいましたから、嵐といっていいくらい。小雨くらいだと中止にしてもザンネンな思いがあとをひきますが、これくらいになると、あきらめもつきます。
23日朝のブログでスイレンのことを書いたのですけど、その直後に新しい発見がありました。スイレンの葉の裏にトンボが止まっていたの . . . 本文を読む
きのうは奇妙なものをみせましたから、お口直し、いや、お目なおしに。スイレンです。近所の園芸店で「姫睡蓮」として売られているものを買ってきて、もう20年以上も育てています。小さい容器で育てると、葉も花も小さくなるようですが、おおぶりのプランターに水を張って育てていると、かなり大きく育ちます。
そして5月中旬から8月いっぱいくらい、つぎつぎに花を咲かせます。ほんとうは毎年、植え替えてやるのがいい . . . 本文を読む
庭の中心部は菜園ですが、そこも怠けものの“不耕起”にしたため、草がだんだんふえてきます。そして周囲はまさに雑草園。そのなかに、こんな奇妙なものがでてきました。これでも花!全体の高さは70cmあります。
事情を知らずにこれをみたら、びっくりするでしょうよ。つれあいの親戚から昨年秋、コンニャクの巨大な芋が3つ届きました。でも、コンニャクのつくり方なんて知らないし、やっかいそう。そこでことしの春、 . . . 本文を読む
きのうの夕方から、ビニール温室の外と内とで気温を測ってみました。
5月4日 外気温 温室内
17時00分 21℃ 22℃
18時30分 19℃ 18℃
21時25分 19℃ 14℃
5月5日
03時30分 14℃ 10℃
05時00分 12.5℃ 9℃
06時00分 13℃ 11℃
06時40分 . . . 本文を読む
ビニール温室といっても、本格的なものではありません。ホームセンターあたりで売っている、あれです。細い鉄製パイプを自分で組み立て、それに成形されたビニールをかぶせて完成! 15分もあれば、簡単に組み立てられます。
20年近く、3~4月に私は日本にいたことがありません。家庭菜園で野菜を栽培するために、なかには早くから苗づくりをしたほうがいいものがあります。そのために、このビニール温室が便利だと思 . . . 本文を読む
私がルスをしているあいだに、種を蒔いてもらっていたのが、キュウリとインゲンマメ。キュウリはダメだったんですけど、インゲンマメは育っていました。昨年、胚軸切断挿し芽法で育苗して、そうでないものとの差がいちばん大きかったのが、このインゲンマメでした。
育っていたマメを胚軸のところで切り、ポリポットに挿し芽しました。ちょっと育ちすぎかな、という懸念はあったのです。で、日にあてないよう、裏の日陰に持 . . . 本文を読む