きょう5月10日の午後、大阪の事務所に中国からの環境考察団がやってきました。扶貧基金会と中国企業のCSR活動が中国のゴミ対策のアイディア募集をおこない、入賞した3人の学生と、基金会、そしてメディア関係者の3人と、日本の通訳さんの7人。
主にゴミ問題について知りたいという事前の連絡がありましたので、緑の地球ネットワークの川島和義副代表に参加してもらいました。川島さんは現役時代の大半を自治体のご . . . 本文を読む
阿武隈川河口近くでクロマツ苗を植えたあと、ゆりりん愛護会の2つの育苗場を見学しました。今回は2つ目。ここではプラスチック・コンテナを使って苗を育てていました。
用土はココナッツピートを主体に、通気性を改善するために栗栖さんがいくつかの材料を加えているそう。そして、ショウロの菌を接種してあります。
桜井尚武さんが各所で専門的な解説をおこなってくれました。桜井さんは森林総研の元理事で、日本森林学 . . . 本文を読む
ゆりりん愛護会のマツの育苗場です。会長の大橋信彦さんに案内してもらいました。もとの種子は震災・津波の年の秋に閖上浜で生き残ったマツから採取されたそうです。それをもとに伊藤武さんが京都府緑化センターで菌根菌(ショウロ)を共生させて育てられました。
1年たったものがこの地に戻ったのです。その後、3成長期をへて、こんなに大きくなりました。根元にショウロがいくつも発生したそうです。
閖上の浜に植える . . . 本文を読む
クロマツの苗を植えたところから阿武隈川の河口まではすぐ近くでした。林野庁の実証実験がおこなわれているのも、すぐそばです。
阿武隈川は大きな河なんですね。河口付近の川幅は750mほどもあるようです。上の写真をごらんください。
北関東から東北地方にかけて、前日まで大雨が降っており、阿武隈川下流域に氾濫警報がでているほどでしたから、流れてくるのは茶色い濁流でした。
それを受けて海の水も茶色く濁っ . . . 本文を読む
私たちがクロマツを植えたところから遠くない場所に海岸再生林の実証実験地があります。林野庁が実施しているもので、主な内容は以下のようです。
(1) 盛土して、常緑広葉樹主体の広葉樹を植栽
(2) 盛土して、常緑広葉樹主体の広葉樹とクロマツを植栽
(3) 客土して、落葉広葉樹とクロマツを植栽
(4) 海砂を盛って、クロマツを植栽
国際生態学センターの宮脇昭先生が、タブを中心とする広葉樹の植栽を強く . . . 本文を読む
9月12日(土)午後2時から宮城県岩沼市寺島地区の阿武隈川河口近くで、ゆりりん愛護会(名取市、大橋信彦会長)と宮城県緑化推進委員会が主催する「海岸林再生プロジェクト-復興植樹祭」に、緑の地球ネットワークからも関西を始め各地の会員18名が参加してきました。
堤防決壊など北関東で大水害が発生し、東北地方でも大雨洪水警報が発令され心配しましたが、当日は快晴に恵まれ、気持ちよく作業してきました。
コン . . . 本文を読む
緑の地球ネットワークの主催で、ことしも12月6日(土)に無煙炭化器をつかって炭焼きをします。焼いた炭は土壌改良や水質浄化などに効果的です。写真は昨年12月のときのものです。
バーベキュー、焼き芋、お釜のごはん、豚汁を、あわせて楽しみます。バーベキューの食材は各自が自分で食べるくらいをもってきてください。参加申し込みをいただいた方に、持ち物など、より詳しいご案内をいたします。
▼日時 2014年12 . . . 本文を読む
やっと日本と中国の首脳会談が行われました。
信頼関係を築くにはたいへんな努力と長い時間を要しますが
壊れるのは一瞬です。こころしていきたいものです。
「官邸と内閣府の国際広報室の依頼で、アジア諸国向けの
TV-CMを作成しますので、協力してください」
と、10月初めに電通から連絡がありました。
官邸の希望は、緑化協力活動のなかでも
友好交流を前面に出すことだそうで、
悪いことではないだろうと引 . . . 本文を読む
長年にわたって中国の環境問題に取り組んでおられる中国環境問題研究会と
緑の地球ネットワークとの合同で
下記の研究会(シンポジウム)に取り組むことになりました。
ぜひご参加ください。
緑の地球ネットワーク(GEN)+中国環境問題研究会
合同研究会「日中環境協力について語り、考える」(仮)
○日時:2014年11月29日(土)13:30~17:30
○会場:立教大学池袋キャンパス12号館2階会議室 . . . 本文を読む
このブログ、ついに4桁になりました! スタートは紙媒体でした。(社)日中友好協会の機関紙「日本と中国」の2003年1月25日号から2008年6月25日号まで、旬刊で169回も連載されたのです。写真は第1回のものです。5年半近くですからね、よく続いたものです。表題は「黄土高原リポート」で、毎回600字+写真1枚でした。
編集部の許しをえて、このブログに転載しはじめたのが1996年だったと思います。 . . . 本文を読む
Yahooがインターネット上で実施している募金の配分団体に緑の地球ネットワークも選定されました。クレジットカードかTポイントカードで寄付していただけるようです。
私たちはスタートしたばかりでまだ少額ですが、なかにはものすごい金額の寄付が集まっているところもあるようです。
たくさんの人に知っていただきたいので、この記事をシェアしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
http:// . . . 本文を読む
自然と親しむ会ご案内
「春の大和川で自然観察」
今回案内してくださる梅原徹さんは植物のことにとっても詳しい方です。中国の「狼毒」という恐ろしい名前の毒草の写真をお見せしたら、「キョウチクトウ科の草本は珍しいですね」という答えが即座に返ってきて、びっくりしたことがあります。
その梅原さんの春のいちおしが、大和川の河川敷です。絶滅危惧種のヒキノカサをはじめ、アマナ、カラシナ、クサボケ、タンポポ . . . 本文を読む
これからの中国とどうつきあっていくかは、日本にとって大きな課題だと思います。
それには相手のことを知ることが欠かせません。
とにかくいま、日本には嫌中感情が沸騰しています。
そしてそれは中国で、反日感情の高まりを呼び起こします。
お互いが刺激しあって、よくない関係が深まっていきます。
朝日新聞記者として、中国、アジアで長く取材の現場にあった
加藤千洋さんに話していただきます。
「ポスト改革開放 . . . 本文を読む
しばらくまえから新しいビデオ制作の準備をしています。昨日は、池場さん、中田さんと、前中代表に事務所にきていただき、仮編集の作業をしました。大同での緑化協力20周年の集大成です。中国での緑化協力を全体的にとりあつかった作品は、「森よ、よみがえれ!」「よみがえる森」につづいて、これが3作目です。池場さんにはそのすべてにお世話になりました。
利用する場面の大半は私が撮影したものです。以前の2作はまず台 . . . 本文を読む
緑の地球ネットワークが大同で緑化協力をはじめてから満20年がすぎました。ことし1月に東京で記念のシンポジウムを開催し、8月には大同で大同市総工会が記念イベントを開きました。11月17日に大阪で記念シンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。このあと2013年1月に北京で開催される予定です。
緑の地球ネットワーク20周年記念シンポジウム
「緑をまもる 命をつむぐ」
▼ 日時:11月17日( . . . 本文を読む