講演会「被災地における海岸林再生に中国での経験が生かせるか?」
講師=小川眞さん(白砂青松再生の会会長、日本バイオ炭普及会会長、
緑の地球ネットワーク顧問)
日時・6月16日(土)13時30分~15時
会場・大阪市立総合生涯学習センター第1研修室
(大阪駅前第2ビル5階、06-6345-5000)
この講演のあと、緑の地球ネットワ . . . 本文を読む
以下のご案内、先日の台風で伊吹山のスカイラインが崩落し、
またロープウエイも営業を取りやめたため、アクセスができないので、
やむなく中止になりました。
35名の事前申し込みをいただいた人気のイベントですので、
できるだけ早い機会に仕切り直しをいたします。
緑の地球ネットワーク・自然と親しむ会
伊吹山のお花畑で薬草の勉強を楽しもう
大同の新しい拠点「緑の地球環境センター」に、生態植 . . . 本文を読む
木が枯れるといえば、しばらく前までは松枯れでしたが、いまはナラ枯れが広がっています。日本海側のミズナラにはじまり、その他のナラやカシに広がり、六甲山でもみつかったという情報もあります。
その一方、里山がブームになっており、森林と親しみ、森林を楽しむ動きも活発です。
ところで、里山、里山林とはなんでしょうか。その中心となるナラ林成立の仕組みはどうなっているのでしょう? 中国の大同で南天門 . . . 本文を読む
東北地方を中心にマグニチュード9.0という巨大地震と、それが誘発した大津波が発生しました。テレビや新聞でそのようすをみて、あまりの惨状に言葉もありません。私が体験した阪神大震災にくらべても、桁がいくつかちがう印象です。
流れてくる情報は、被害の比較的軽い周辺地域のものが先行し、もっとも被害が深刻なところのものはなかなかでてきません。阪神大震災のときもそうでした。「死者〇〇名、行方不明△△名」 . . . 本文を読む
最後に、本野さんが自分で栽培しているコムギの畑をみせてもらいました。夏作にダイズをつくり、その裏作にコムギをつくるのだそう。面積は300㎡あり、片手間に1人の人力で耕すのは、これが限界だとか。
つい、「耕す」と書いたのですが、この畑、じつは不耕起栽培だそうです。といっても、火山灰地帯では畝を立てなくていいので、本来の意味の不耕起を実現できるけれども、このような土地ではそれでは根腐れするので、 . . . 本文を読む
渋谷さんの畑の見学が終わってから、畑のすみにあるログハウスのなかで、本野さんがどのようにして有機農業とかかわったかについて、話をききました。彼は私と同じ世代ですが、やはりベトナム戦争反対とのかかわりがつよかったようです。アメリカが枯葉剤を使用したことで、大きな被害がでましたが、その枯葉剤は除草剤として売られているもの。生命を育てる農業のなかで、そんなものをつかうのはまちがっている、と考えたそう。 . . . 本文を読む
ブロッコリーの栽培をみせてもらいました。ここでは最初にできる大きな花芽だけでなく、わきに着く小さな花芽も出荷しているのだそうです。味は変わりませんが、わきの芽のほうがやわらかです。人によってはやわらかいほうがすきな人もあるでしょう。これも消費者と直結しているからできることなんでしょうね。わが家の菜園でブロッコリーを欠かさないのは、わき芽を長く収穫できるからです。
ブロッコリーの株の下で雑草が . . . 本文を読む
ガラスのハウスのなかにも、ホウレンソウがよくできていたんですけど、渋谷さんは「みかけはハウスものがいいんですけど、味はゼッタイに露地ものがおすすめ」とのこと。せっかくお分けいただくなら、そっちのほうがいいと参加者たち。
寒さふせぎのためにベタがけしてある不織布をはずすと、ホウレンソウがでてきました。軽くフォークをいれてもらうと、根を抜きやすくなります。わが家は家族が多いし、野菜がだいすきなの . . . 本文を読む
写真がおかしいでしょ。ガラス張りのハウスにはいったら、レンズに結露してしまったのです。ビニールハウスよりはこちらのほうがずっと温かい。
本野さんにきいた話です。渋谷さんが有機農業をはじめて、周囲の目は「お金にもならないことをはじめて…」と冷やかだったそう。息子さんを東京の大学に送り出したら、「えーっ、そんなお金があるのか」といって、見る目が変わったそう。その息子さんが、東京から女性をつれて帰 . . . 本文を読む
有機農業見学会の案内をだしたところ、「なんでこんな時期に計画するの!」と友人から叱られました。じっさい、2日まえまでは寒波のせいで、ものすごく寒く、はらはらしました。寒くてたいへんというだけでなく、くるまの乗合で動きますから、道路が凍結したら安全にもかかわると思ったのです。ところがその日はわりと暖かく、なかなかいい条件だったのです。そしてその翌日がものすごく寒かった。
野菜も露地のものはあま . . . 本文を読む
有機農業とはなんでしょう。農薬や化学肥料をつかわないこと、というのは私も知っていました。もうひとつあるのです。それは遺伝子組み替え技術をつかわないことです。
有機肥料をふくめて肥料をつかわない農法もありますが、一般の有機農業では肥料をつかいます。ハウスのすみに、たくさんのポリ袋が積んでありました。有機肥料です。豆腐のおからを発酵させているのだそう。あらためて微生物資材をつかうことはせず、前回 . . . 本文を読む
1月23日の日曜日、神戸市西区で有機農業見学会を開催しました。参加者は22人+こども1人。収容力にかぎりがあるため、最後の方では参加をことわった人もでてきました。ごめんなさい。緑の地球ネットワークの「自然と親しむ会」の一環でしたが、有機農業と自然との関係?などとややこしいことはいわないでください。
案内してくださったのは兵庫県有機農業研究会理事長の本野一郎さんで、もう40年もまえから、農協職 . . . 本文を読む
きのう11月20日は、緑の地球ネットワークの自然と親しむ会があり、川西市の国崎せせらぎ広場で炭焼きをしました。そのことについてはまたの機会に書くとして、そこから遠くないところに野間の大ケヤキがあります。参加者全員でそちらに回ってみることにしました。
以前はなんどもなきているのですが、最近はちょっと足が遠のいていたよう。樹木そのものに大きな変化はないのですが、周囲の整備がすすんでいました。そば . . . 本文を読む
ほぼ半月にわたって、緑の地球ネットワークが開催した現場研修をリポートしてきました。毎年数回の「自然と親しむ会」を開催してきましたが、すべて日帰りで、1泊2日の研修ははじめてでした。時間が長かっただけでなく、小川眞さん、伊藤武さんらのお骨折りによって、まさにテンコモリの、充実した研修になったと思います。
東京、四国などから駆け付けてくださった方もあり、また久々に学生がグループで参加してくれまし . . . 本文を読む
天橋立のマツの木に、ヤドリギがついていました。落葉広葉樹についているヤドリギはこれまでもよくみたことがあります。日本だけでなく、大同の霊丘県で、ナラやポプラなどにたくさんついているのをみました。南天門自然植物園の李向東は、わざわざあの種を園内の木につけて発芽させ、「これで樹種が一つふえた!」といって、よろこんでいました。
それから自宅の近くの山で、ヒノキバヤドリギをみつけました。ヒノキバは漢 . . . 本文を読む