中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
1062話)ゆりりん愛護会の育苗場(2)
阿武隈川河口近くでクロマツ苗を植えたあと、ゆりりん愛護会の2つの育苗場を見学しました。今回は2つ目。ここではプラスチック・コンテナを使って苗を育てていました。
用土はココナッツピートを主体に、通気性を改善するために栗栖さんがいくつかの材料を加えているそう。そして、ショウロの菌を接種してあります。
桜井尚武さんが各所で専門的な解説をおこなってくれました。桜井さんは森林総研の元理事で、日本森林学会の会長でもありました。
コンテナから抜いて根をみています。特徴が2つあります。1つは根に白いカビのようなものが着いていることで、これが菌根菌です。ショウロを共生させているそうです。この働きで活着率が向上し、初期生育もずっとよくなります。
もう1つの特徴は、根がまっすぐに伸びていることです。容器で苗を栽培すると、容器にそって根がとぐろのように巻くものですが、それがありません。そのことで、定植したあとの根の発育がよくなるそうです。
根を巻かせないための工夫がコンテナにありました。内側にすじ状の突起があるのがそれです。このコンテナ、1個が850円ほどだそうです。
用土はココナッツピートを主体に、通気性を改善するために栗栖さんがいくつかの材料を加えているそう。そして、ショウロの菌を接種してあります。
桜井尚武さんが各所で専門的な解説をおこなってくれました。桜井さんは森林総研の元理事で、日本森林学会の会長でもありました。
コンテナから抜いて根をみています。特徴が2つあります。1つは根に白いカビのようなものが着いていることで、これが菌根菌です。ショウロを共生させているそうです。この働きで活着率が向上し、初期生育もずっとよくなります。
もう1つの特徴は、根がまっすぐに伸びていることです。容器で苗を栽培すると、容器にそって根がとぐろのように巻くものですが、それがありません。そのことで、定植したあとの根の発育がよくなるそうです。
根を巻かせないための工夫がコンテナにありました。内側にすじ状の突起があるのがそれです。このコンテナ、1個が850円ほどだそうです。
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