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地震被害写真展/被災者生活再建の手引き

<地震被害写真展>
今日、大井川町立図書館に足を運びましたら館長から注意を受けました。
無料配布している資料の中にジャンボエンチョーの家具固定チラシがあるのでこれは撤去して欲しいということです。考えてみれば当然ですね。私の完全な不注意です。お恥ずかしい限りです。すぐに撤去して、あらためて館長に謝罪しました。場所をお借りしている以上、きちんとルール(館長の指示)を守るべきです。今後は館長に一度、相談してからにしようと思います。

<被災者生活再建の手引き>
今日は、新潟県中越地震被災者支援についていろいろ調べました。
特に参考になったのが被災者再建の手引きという資料です。ご存知の方もいるかもしれまんが、これを読むと非常に考えさせられてしまうことばかりですね。
手引きP16の「住宅の再建等には、どんな支援制度があるのか」という部分をよく読むと2人以上世帯で、世帯収入500万円以下の場合、住宅全壊については国と県で生活再建支援が最大(この最大が要注意)400万円支援されるようです。大規模半壊の場合は生活再建に200万円支援があり、建物の応急修理については160万円支援があるようです。半壊の場合は生活再建支援に50万円、応急修理制度については110万円支援と書いてあります。(詳しくは資料をご参照ください)
ちなみに応急修理制度は、応急仮設住宅に入居しないことが前提という厳しい制約があります。住宅が半壊しても倉庫が無事だったという方は倉庫を仮設住宅にすればいいですが、そうではない場合は辛い選択を迫られることになりそうです。

よく「地震で家が倒れたら倒れたで新築すればいい」と発言する方がいます。
この言葉は、二つの意味で不見識だと私は思います。
まず、この言葉は自分や家族は地震でも生き残れたという前提で発言しているという点であり、もうひとつは倒壊した場合、ながい避難生活をよぎなくされ、その間の精神的苦痛や予想外の支出といったものを正確に試算した上での発言ではないという点です。(そうではない方もいるかもしえませんけど)特に国や県がどこまで支援するかどうかについてよく把握しなかったり、新築工事費しか考えていないで適当に発言している方が私の場合は多かったですね。どうせ津波がきたら死ぬという言葉もよく耳にしますが、これも津波に対する知識や情報が不足している可能性が高いと思われます。

増改築や改装工事を検討している方は、耐震補強も同時に行うことで通常よりも割安で工事が行える場合があります。助成金制度も使い方によっては得をするので補強工事の経験がある建築士に地震や津波の情報と一緒に相談してみることが大切だと思います。
問題は誰に相談するかでしょうが、役場でも相談してくれる方のリストがあるのでぜひ活用下さい。
ちなみに役場が指定業者をあっせすることはありません。
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