秋田駅東西自由通路の天井耐震補強が、2020年から2022年にかけて4期に分けて行われている。中央改札口前の1期は今春終了。
5月から12月まで、2期として1期の東西両側を行うことになっていた。
現時点では、東側は未着工(床にテープで印は付いている)で、西側のみ工事中。
中央改札口東側から西方向
1期とほぼ同じように、白い壁と柱が仮設された。
西側動く歩道前から中央改札口方向
上の2つの写真が両端なので、みどりの窓口/待合室~トイレ~階段&動く歩道の手前の区間が工事中。
この場所には、秋田犬バルーンが置かれていたが、1期工事中は一部はしぼんだままで置きっぱなしにされていた。現在は全部撤去された。
また、秋田杉のテーブル付きベンチは、東側へ移動。オブジェのような木製ベンチはまだそのままだが、いずれ移動しそう。びゅうプラザ前などに昔からあるベンチは、仮の柱と柱の間でそのままで、使用可能。
仮囲いされた自由通路は、1期と雰囲気は同じだが、微妙に違いがあった。
(再掲)1期の仮囲い
2期の仮囲い
柱の角を目立たせる色が、緑と白の縞から黄色に変わっていて、さらに、
右手前
角に縦長の鏡が取り付けられた部分が多い。
平面ながら広角で見えるミラーのようだ。柱の陰から人が現れてぶつかるのを防止するために違いない。場所柄人の行き来が多く、1期は通る時に気をつかったものだが、これならいくぶん安心できる。【この鏡にちょっとした変化が。末尾の続き参照】
関係ないけど、ここのトイレの出入り口、そして男性用の内部の曲がり角にも鏡などがあればいいと、いつも思う。
入口が隠れる店舗などは、柱に存在を示す表示板が設置されたが、それがないものもある。
上の写真、コインロッカー室は、あったかどうか。いずれ分かりづらくなった。
さらに、その右側の柱のすぐ右にまた柱があるが、その間の凹みに黒く見えているのが、タッチパネルでスマホと連動するイノベーション自販機。看板がなく、完全に埋没してしまっている。元々冷遇気味の自販機だったが、これでは売り上げが見こめないのでは?
なお、このさらに右には、1期の記事で触れた、クリーンエネルギー発電用だったディスプレイが壁に掛けられているが、それもそのまま。
そして、上の写真右手前に「エスカレーター 仮囲いの陰にございます。」とある。エスカレーター?
コインロッカー室を背に。鏡に右から来る人が写っている
仮囲いの陰にあったのは、エスカレーターというより「動く歩道」では?
【30日追記】動く歩道のことを「水平型エスカレーター」とも称するそうだし、ここの場合、階段数段分の段差もある。広義ではエスカレーターなのでしょう。
【7月2日追記】秋田市役所の資料では、駅のこれを「トラベーター(動く歩道)」と称しているものがあった。三菱電機製のようで、商品名「三菱トラベーター」をそのまま使っている。
ところで、上から2枚目の動く歩道西側の写真を見て気付いたこと。
手前の照明の柱に、縦書き4行のプレートが設置されている。昔(おそらく駅ができた23年前)からあったと思うが、内容は知らなかった。
「注意事項」
明確にそうだとは書いてないが、内容からして動く歩道の注意書きだった。エスカレーター・動く歩道では常識的な内容4項目だが、どれも終助詞「こと」で終わっている。
この手の説明書き、しかも大昔はいざ知らず20年前で「~こと」は、キツイというか冷たい感じがする。簡潔ではあるものの、犯罪行為の禁止事項じゃないのだから。
【7月2日追記・文字について】1990年代後半なら、まだ写真植字機の文字も一般的だったから写研「ゴナ」かと思ったが、モリサワ「新ゴ」だ。下のエスカレーター付近の注意書きも別のモリサワ書体だった。どちらも写植でもパソコンでも使える書体なので、どちらかは不明。
あと、設置場所が動く歩道に対して手前すぎると思うし、2台の中央部に設置しても、右側は降りる人側だから意味がない。【7月2日補足・反対側では、ちょうど乗り口のところに照明があって、そこに設置されている。=上の仮囲いの写真にも少し写りこんでいる。】
それに「走らない」よりも「歩かない」ほうが、タテマエ上は適切だろう。
さらに欲を言えば、「降りた後、その場で立ち止まらないこと」もほしい。秋田では数少ない動く歩道で不慣れなためか、そうする人がたまにいる(特に東向き)。後ろの人がつかえて危険。
これはJR東日本じゃなく秋田市設置だろうか。ここは、来年の3期で工事されるはずだけど、一考を。
※この表示板や動く歩道の設置位置等の詳細は、この記事後半。
※2期工事の続きはこちら。
5月から12月まで、2期として1期の東西両側を行うことになっていた。
現時点では、東側は未着工(床にテープで印は付いている)で、西側のみ工事中。
中央改札口東側から西方向
1期とほぼ同じように、白い壁と柱が仮設された。
西側動く歩道前から中央改札口方向
上の2つの写真が両端なので、みどりの窓口/待合室~トイレ~階段&動く歩道の手前の区間が工事中。
この場所には、秋田犬バルーンが置かれていたが、1期工事中は一部はしぼんだままで置きっぱなしにされていた。現在は全部撤去された。
また、秋田杉のテーブル付きベンチは、東側へ移動。オブジェのような木製ベンチはまだそのままだが、いずれ移動しそう。びゅうプラザ前などに昔からあるベンチは、仮の柱と柱の間でそのままで、使用可能。
仮囲いされた自由通路は、1期と雰囲気は同じだが、微妙に違いがあった。
(再掲)1期の仮囲い
2期の仮囲い
柱の角を目立たせる色が、緑と白の縞から黄色に変わっていて、さらに、
右手前
角に縦長の鏡が取り付けられた部分が多い。
平面ながら広角で見えるミラーのようだ。柱の陰から人が現れてぶつかるのを防止するために違いない。場所柄人の行き来が多く、1期は通る時に気をつかったものだが、これならいくぶん安心できる。【この鏡にちょっとした変化が。末尾の続き参照】
関係ないけど、ここのトイレの出入り口、そして男性用の内部の曲がり角にも鏡などがあればいいと、いつも思う。
入口が隠れる店舗などは、柱に存在を示す表示板が設置されたが、それがないものもある。
上の写真、コインロッカー室は、あったかどうか。いずれ分かりづらくなった。
さらに、その右側の柱のすぐ右にまた柱があるが、その間の凹みに黒く見えているのが、タッチパネルでスマホと連動するイノベーション自販機。看板がなく、完全に埋没してしまっている。元々冷遇気味の自販機だったが、これでは売り上げが見こめないのでは?
なお、このさらに右には、1期の記事で触れた、クリーンエネルギー発電用だったディスプレイが壁に掛けられているが、それもそのまま。
そして、上の写真右手前に「エスカレーター 仮囲いの陰にございます。」とある。エスカレーター?
コインロッカー室を背に。鏡に右から来る人が写っている
仮囲いの陰にあったのは、エスカレーターというより「動く歩道」では?
【30日追記】動く歩道のことを「水平型エスカレーター」とも称するそうだし、ここの場合、階段数段分の段差もある。広義ではエスカレーターなのでしょう。
【7月2日追記】秋田市役所の資料では、駅のこれを「トラベーター(動く歩道)」と称しているものがあった。三菱電機製のようで、商品名「三菱トラベーター」をそのまま使っている。
ところで、上から2枚目の動く歩道西側の写真を見て気付いたこと。
手前の照明の柱に、縦書き4行のプレートが設置されている。昔(おそらく駅ができた23年前)からあったと思うが、内容は知らなかった。
「注意事項」
明確にそうだとは書いてないが、内容からして動く歩道の注意書きだった。エスカレーター・動く歩道では常識的な内容4項目だが、どれも終助詞「こと」で終わっている。
この手の説明書き、しかも大昔はいざ知らず20年前で「~こと」は、キツイというか冷たい感じがする。簡潔ではあるものの、犯罪行為の禁止事項じゃないのだから。
【7月2日追記・文字について】1990年代後半なら、まだ写真植字機の文字も一般的だったから写研「ゴナ」かと思ったが、モリサワ「新ゴ」だ。下のエスカレーター付近の注意書きも別のモリサワ書体だった。どちらも写植でもパソコンでも使える書体なので、どちらかは不明。
あと、設置場所が動く歩道に対して手前すぎると思うし、2台の中央部に設置しても、右側は降りる人側だから意味がない。【7月2日補足・反対側では、ちょうど乗り口のところに照明があって、そこに設置されている。=上の仮囲いの写真にも少し写りこんでいる。】
それに「走らない」よりも「歩かない」ほうが、タテマエ上は適切だろう。
さらに欲を言えば、「降りた後、その場で立ち止まらないこと」もほしい。秋田では数少ない動く歩道で不慣れなためか、そうする人がたまにいる(特に東向き)。後ろの人がつかえて危険。
これはJR東日本じゃなく秋田市設置だろうか。ここは、来年の3期で工事されるはずだけど、一考を。
※この表示板や動く歩道の設置位置等の詳細は、この記事後半。
※2期工事の続きはこちら。