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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

イオンスタイル山王のアイス

2025-04-10 23:11:34 | 各地お土産・食べ物
秋田市にイオンスタイル山王が開店してから20日。混雑はいくらか落ち着き、セールもひと段落のようだが、まだにぎやか。
イオン東北の市内他店舗と比べて、野菜や肉がいつも安い傾向で、便利に利用させてもらっている。チラシは、マックスバリュ系スーパー(イオンスタイル茨島・イオンスタイル広面含む)とも別の、山王単独のもの(イオンスタイル本荘などと共通点もあるが、今のところ多少異なる)。

イオンスタイル山王の特徴の1つが、前回も少し触れたように、冷凍食品やアイスの品揃えが充実していること。
アイスは、全国各地のご当地アイスが、入って左側(東)の壁際の冷凍ケースに、20種類【12日訂正・20どころじゃない、同シリーズの味違いも数えれば、100種程度あるかも】ほどあるだろうか。聞いたことがあるものもないものも、どうやって選んで、どうやって仕入れているのか、目移りするのだけど、高くて手は出しにくい。現地まで行ったり、お取り寄せするのを思えば、ずっと手軽ではあるけれど。
2つ買ったら、どちらもおいしかった。
白バラ牛乳アイスクリーム 100ml、129kcal 税込み159.84円=イオン日吉津店のネットスーパーでは138.24円、イオン鳥取北店のネットスーパーでは170.64円
鳥取県の大山乳業農業協同組合(だいせん~)のブランド「白バラ牛乳」は、中国地方周辺で流通していて、牛乳のことは知っていた(訪問時に飲んだかな)。乳製品を使ったお菓子やアイスも発売していた。
種類別アイスクリーム。無脂乳固形分11.0%、乳脂肪分12.5%。原材料は「加糖脱脂れん乳(鳥取県製造)、バター、牛乳」などで卵やバニラは不使用(香料は使用)。
真っ白
プレミアムアイスクリームではないようで、バニラでなくミルク味か。練乳の甘さがあるが、しつこくない。
【12日追記・コーンに盛られたソフトクリーム型の「白バラ牛乳ソフト」も、イオンスタイル山王で売られていた。】


僕はお茶(日本茶)は大好きだけど、抹茶味の食べ物は、どちらかというと好きではない。抹茶アイスなどよりバニラがいちばん。
だけど、少し前に、新聞かネットで見て、なぜだか気になっていた抹茶のご当地アイスがあった。それも、イオンスタイル山王で売っていた。他のアイスより陳列量が多いような気がする。
グリーンソフト 124kcal 税込み278.64円=イオン和歌山店のネットスーパーでは213.84円で販売、115mlと記載
種類別ラクトアイス。無脂乳固形分4.0%、植物性脂肪分2.5%。
和歌山市の老舗茶舗・株式会社玉林園の商品で、和歌山ではソウルフードだとか。
飲食業も展開していて、1958年頃に世界初の抹茶ソフトクリームを開発(販売開始は1960年頃)、1970年の大阪万博でヒットしたとのこと。グリーンソフトには2種類あって、和歌山市内の直営店でしか食べられない、その場でコーンに盛り付けてくれるソフトタイプ(通称・やわらかいほう)と、今回買えたのが、和歌山県内のスーパーなどでも扱うハードタイプ(かたいほう)。
袋から取り出したところ
一般的なソフトクリームより小ぶり。上部に紙がかかっていて、それを取ると、
コーンのフタ
フタがアイスにくっついていたのではがすと、
抹茶ソフト登場
スーパーで売っているような“ソフトクリーム風”のアイスは、硬くてソフトじゃないものもある。本品はそれとは違うが、一般的なバニラソフトとともまた違う。
密度が高いというかみっちりした感じながらも、シャリッとした独特の食感。そして抹茶の味はちゃんとするが、あっさりしている。袋に「あと味さっぱり」とある通り。
僕が抹茶味の食べ物を好きじゃないのは、ヘンに甘くてくどいものがあるのが理由の1つだが、これはそうではない。やわらかいほうもいつか食べてみたい。
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ご当地パンフェスタ

2025-03-03 23:39:33 | 各地お土産・食べ物
2025年2月に秋田駅ビルで開催された「ご当地パンフェスタ」。紹介済みの「薫るたくあんパン」以外の商品。
細長く1列に陳列された売り場で、多くの人が品定めをしていたため、POPや商品をじっくり見られなかった(チラシもない)のと、どれも安くはなかったので、直感で4つ購入。
島根の「バラパン」、クリームが入ってずっしり重いラグビーボール形メロンパン(呉のメロンパン?)、いくつかのカレーパンなども気になったが買わず。

まずは、タイムセールではなさそうな雰囲気で、段ボール箱でたたき売りのようになっていたパン。1個税込み100円!
喜連川名物 元祖温泉パン 100g当たり291kcal
脱酸素剤が入り、賞味期限3月5日(15日間だそう)。名称欄は「パン」。
宇都宮市の隣、栃木県さくら市の「温泉ぱん株式会社」の商品。名称は喜連川温泉(きつれがわ~)にちなむが、温泉水を使うなどしているわけではない。
「元祖」は「プレーン」の意味。製造元ホームページによれば、ごま、ジャム、あんこなどたくさんバリエーションがあり、3個入りもラインナップされている。

ホームページによれば、この形のパンは昭和30年頃にできた。「“ふっくら、どっしり”どっしりしていて噛めば噛むほど味がでる。食パンよりかたく、フランスパンよりはやわらかいちょっと不思議な食感のパンです。」

袋裏では、レンジ加熱、スライスしてオーブン、ミルクに浸す、そのまま、と4つの食べかたを紹介している。今回は「十二分に旨い」というので、そのまま食べた。
 
よくある丸パンとは、たしかに違う。中はきめ細かく、ふわふわとは違うし、ぼそぼそでもないが、ちょっと水分が欲しくなるかも。ほんのり甘い。


クリームパン 1個当たり327kcal
兵庫県加古川市の「ニシカワ株式会社」のブリオッシュ生地・コッペパン型のクリームパン。220円か240円(レシートに商品名が印字されないので、次の商品とどっちがどっちか分からなくなった)。

コッペパンタイプが珍しいかもしれないが、どこにあってもおかしくないクリームパン。でも、パン生地が柔らかくて、とてもおいしい。


気仙沼発クリームサンド 1包装当たり407kcal
240円か220円(同上)。
牛のイラスト、「国鉄書体」のような「クリームサンド」の手書きらしき文字といった昭和っぽい袋に惹かれた。これもクリームパンかと思ったのだが…
大きい

クリームが茶色っぽい
ピーナッツ味のクリームだった。ピーナッツバターよりはあっさりしている。原材料を見れば「ピーナッツクリーム」とあったが、よそ者には分かりづらいよ。

袋では、DF POP体の「気仙沼発」の文字がなんだか浮いている。
製造者は、同じ宮城県ながら石巻市の「コンセプトリンク株式会社 フレッシュ製パン」というところ。「http://www.cream-sand.com」とも記載されているが、つながらない。
いろいろ調べると、50年以上の歴史の中で製造者は何度か変わっていて、引き継がれているらしい。コーヒーやごまなど種類がある。
さらに、引き継がれる過程で、2つに分派したようで、「気仙沼パン工房」というところでも、同じパンを製造販売しているとのこと。袋のデザインはよく似ているが、「気仙沼発」がなく、「クリームサンド」は角ゴシック体。現在は、牛の代わりに、気仙沼市観光キャラクター「海の子 ホヤぼーや」を入れ、名称を「ピーナッツクリームサンド」とした商品が出ているようで、もしかしたら、クリームパンと誤解させないための表記変更かもしれない。


2月15日から23日まで、東京・赤羽駅のエキュート赤羽でも、ご当地パンフェスタが開催されていた。秋田と同じ商品が、同じPOPで売られていたので、共通で仕入れたのだろう。ただ、赤羽のほうがラインナップが豊富で、9月に開催されたこともあったようだ。
秋田でのご当地パンフェスタは人気なようだから、回数やラインナップを増やしてはどうでしょう。
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薫る たくあんパン

2025-02-26 23:47:28 | 各地お土産・食べ物
パンの話題が続いて恐縮です。この記事は「各地お土産・食べ物」カテゴリーとします。

秋田駅ビルで、昨2024年に続いて「ご当地パンフェスタ」が開催された。
昨年は、アルスの地下で3月6日から11日の開催。その後、アルス地下の売り場が営業休止してしまったので、2025年は隣のトピコ1階で2月22日(金)から24日(月・振替休日)に開催。
※その後、トピコは電気設備工事のため、2月25日から3月2日まで全館休業中。郵便局やATMも休み。
駅弁まつりと同じ場所で、同じく1列に商品を並べる方式で、運営も同じくJR東日本クロスステーション盛岡支店。期間が短くなったのは、工事休館と盛岡から人が来る都合か?

昨年同様、告知があまり大々的でなかったが、なかなか盛況。随時商品補充もしていたが、売り切れもあった。販売商品は、昨年もあったものが多い(ぼうしパンと笹だんごパンもあった)が、初顔もあった。種類が増えたような気がしなくもないが、売り場が狭くなってそう見えるだけかもしれない。
4点買ったのだけど、今回は、昨年見なかった1つを紹介。
今回は「タイムセール」として、いくつかの商品がたしか半額(輸送費込みだろうから元値が高めのはず)で売られていて、これも税込み160円で購入できた。
薫る たくあんパン 100g当り282kcal、食塩相当量0.4g 消費期限は購入翌日
滋賀県大津市の、比叡山近くの坂本という地区にある、株式会社西洋軒のパン。学校給食用パンも手がけている。
大津市の漬物メーカー「株式会社丸長食品(まるちょう)」とコラボして、同社特製「国産原料燻製風味たくあん」使用。

昨年、期待したがなかった「滋賀県の、刻んだたくあんをマヨネーズで和えたのをはさんだコッペパン」だ! と思いかけたけど、違う。
有名なのは、長浜市・つるやパンの「サラダパン」だ。ということで、そんなに違うものでもないだろうし、いずれにしても秋田で普段は入手できないのだから、買った。
ヤマザキなどでは「名称」欄に「菓子パン」とか「調理パン」と記されるが、これはその部分が「品名」欄で「たくあんパン」。欄外に「菓子パン」と表記。
たくあんはたっぷり
予想の範囲内の味ではあるが、思っていたより味が濃く、甘くてしょっぱい。関西だから薄味傾向という先入観だったのか。燻製というと、秋田県人はいぶりがっこを連想するが、それとは違う。
パンとの相性はいい。日頃から手に入るのなら、たまには食べたくなる味。食べ続けるとクセになりそう。


実は薫るたくあんパンは、わりと最近できたのだった。
「大阪・関西に特化したプレスリリース配信サービス PRでっせ(https://www.prdesse.com/posts/view/20558)」によれば、2023年9月1日に、西洋軒創業100周年記念(滋賀県内で現存最古のパン店)として、期間限定で発売されたもののようだ。当時は「薫るたくマヨパン」の商品名だったので、その後、常時販売・改称か?
ちなみに、大津市内では、サラダパンはそれほど流通していないらしい。いつかはサラダパンも食べてみたい。

ご当地パンフェスタの他のパンについて、また
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鶏めし玉手箱

2024-12-21 23:01:08 | 各地お土産・食べ物
秋田県北部・大館市、JR東日本・奥羽本線 大館駅の駅弁として有名な、花善「鶏めし」の派生商品。※前回は2023年11月
要予約商品(期限や受け取りに条件あり)で、駅弁大会などでも見ないであろう商品。12月20日に、秋田生鮮市場保戸野店で150個限定(生鮮市場としては多い)で売られていた。
鶏めし玉手箱  600kcal、食塩相当量3.0g 税込み550円
コンパクトな2段重ね。つまようじ付き、おてふきなし。
ノーマルの「鶏めし弁当」の980円も、今どきでは安いけれど、それ以上に安い。
上がおかず、下が鶏めし。下には抗菌シートがかかる


鶏めしの上には、鶏肉甘辛煮は載らないものの、けっこう多めな「そぼろ卵」、モミジ形の「飾り麩(蒲鉾)」と、ノーマル鶏めしのレギュラー陣。
※原材料名欄では、商品や時期によって「そぼろ玉子」表記のこともある。
※飾り麩は昔はほんとうの麩だった。
一方、おかず側は見慣れぬ面々。

上の写真、右上から時計回りに、鶏肉のパン粉揚げ×2切れ、とうもろこし入り蒲鉾揚げ、切干大根(山くらげ、人参、ひじき、その他)、枝豆入り蒲鉾(たら、吉切サメ、豆腐、その他)、蓮根の竜田揚げ田楽味噌和え×2切れ。

鶏めしは、定番のおいしさ。見た目は少なそうだが、例によってみっちり詰められている(上げ底でもない)ので、少ないとは感じなかった。
おかずは、どれもおいしい。見た目は肉っぽいレンコン竜田揚げは、濃いめの甘辛。ほかは、ほどよく味付け。漬け物が入っていなくて、カマボコが2種あるのが特徴的。
通常版と比べて、おかずがバラエティーに富んで、量もそこそこ。これで550円はお得。個人的には鶏肉甘辛煮がないのが惜しい。


この弁当は、「駅弁資料館」サイトによれば2015年11月の発売とのことで、それ以前にあった「わっぱ鶏めし(2014年の記事)」の後継かと指摘しているが、現在とはおかずはだいぶ違う。
玉手箱になってからも、おかずの入れ替わりがあり、2023年3月では、鶏肉のパン粉揚げ、蓮根の竜田揚げのほかは、鶏ひき肉と枝豆蒸し、さつま芋のレモン煮、みずの生姜和え、しば漬だった。このご時世、コスト削減か。
ニッポン放送NEWS ONLINE「ライター望月の駅弁膝栗毛」によれば、さらに以前には、鶏肉のパン粉揚げが「せんべい粉揚げ」だった。
また、この弁当は「大館の地元の方向けに開発された鶏めし駅弁」で「実際、大館市内をはじめ周辺の町で開かれる会合などで重宝されている」とのこと。そんなわけで、「駅弁」マークはあるものの駅では入手しづらい(実質不可能?)弁当なのだけど、駅弁として売っても、充分やっていけると思う。
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ベストあんドーナツ

2024-12-09 23:09:31 | 各地お土産・食べ物
どのパンもおいしそうで(かつちょっと高くて)、目移りしてしまう、スーパーマーケットのインストアベーカリー。これまで、イオン秋田中央店「パン工場」や、いとくの商品を記事にした。
今回は、イオン東北運営の食品スーパーであるマックスバリュ(MV)、一部イオンスタイルのベーカリーの商品。ややこしいのだが、イオン東北運営であっても上記、イオン秋田中央店など総合スーパーのベーカリーは別物で、扱い商品もまったく異なる。特に「イオンスタイル」屋号の店舗は、東北では総合スーパー級の店舗(御所野など)と食品スーパー級の店舗が混在しているので【13日・そのベーカリーも両者で別物なため】、知らない人にはほんとうに分かりづらい。
今回取り上げる商品は、秋田市内のイオンスタイル広面(旧・MV広面店)、イオンスタイル茨島(旧・MV茨島店)、マックスバリュ港北店、マックスバリュ泉店では販売されている。ほかに、由利本荘市のイオンスタイル本荘(旧・MV本荘店)、弘前市のマックスバリュ樋の口店でも、おそらく売られていると思われる。【2025年3月19日補足・マックスバリュ系では、インストアベーカリーを「焼きたてパン」コーナーと称する。】
イオン東北運営でも、岩手や山形の店舗ではどうなのか。さらに東北以外の全国各地のマックスバリュ等のベーカリーではどうなのか。いずれも不明。昔、マックスバリュ東海運営の静岡県の店舗のベーカリーをのぞいた時は、東北とは違うラインナップだった。

紹介するのは、
粉砂糖がかかる
手作りだから、形状には個体差がわりとある。重さは同じでしょう。
【10日追記】粉砂糖の量もムラがあり、↑上の写真の面はかなり少なく、その裏のラベルのある面↓が普通の量。こぼれたり口に付いたりするから、別に要らないと思うけど、たいていのあんドーナツには粉砂糖またはグラニュー糖がつきもの。
こしあんドーナツ 353kcal 消費期限は製造翌日
穴のないイーストドーナツというヤツか。お菓子屋さんのでなく、いかにもパン屋さんの、という見た目のあんドーナツ。

こしあん好きとしては「こしあんドーナツ」と明示した商品名なのがうれしい。つぶあんドーナツはなし。
なお、イオン秋田中央店でも、いとくでも、あんドーナツはあるが、どちらもつぶあんのみ。【2025年3月2日追記・この直後頃から、いとくでは、従来のつぶあんの柔らかいあんドーナツとともに、硬くて小さめでこしあんが入ったという「ケーキあんドーナツ」も販売されるようになった。】【さらにそっくりな商品も登場。末尾4月14日付追記参照】

断面
見た目がちょっと似たミスドのエンゼルクリームでは、生地に穴を開けてクリームを注入する製法だが、こちらには穴がないので、包む製法なのか。【10日追記・横方向に切れ目らしきものがあるので、上下に分割、もしくは切れ込みを入れた(がま口状)生地にあんをはさんで、くっ付けているのかも?】

見た目通り、パン生地はふんわり、あんこは滑らか。そしてあんこの甘さがほどよく、生地とのバランスも絶妙。
これまで食べたあんドーナツの中で、ベスト。お菓子屋さんのあんドーナツを求めるかたには、違うあんドーナツになってしまうかもしれませんが。

販売価格は、基本は税込み126円か【12日金額確認】129円。
ところが、一部店舗(茨島と泉は実施、広面はやらない)では、他の一部商品とともに、火曜日と水曜日は105.84円になる【12月25日補足・年末年始などは火水でも通常価格のようだ】。火・水はiAeonアプリに、全品5%OFFクーポン(各日会計1回限り)が配信されるので、実質100円。

【11日追記・「リンゴパイ」もおいしい】こしあんドーナツがある店舗では、「リンゴパイ(レシートではりんごパイと記載)」もあり、火水105円実施店舗ではその対象。ありふれたアップルパイではあるが、皮はさっくり、リンゴはシャキシャキで、これまたおいしい。シナモンはなしかな。
(そもそも弘前の店舗で扱っているか不明だけど)弘前市の「りんごの街のアップルパイ」リストには載っていないが、載っても遜色ないレベルだと思う。
【13日補足】↑そのリンゴパイだが、火水でない広面や茨島では、そっくりなものを「ごろっとりんごのパイ」とかいう名称で売っていた。同一なのかは不明だが、そっくりだけにこれもおいしそう。

【4月4日追記・2025年3月開店のイオンスタイル山王での扱い】
こしあんドーナツ、リンゴパイとも扱いあり。曜日に関わらず、おそらく週1日よりも低い頻度で、1種類だけ(あんドーナツとリンゴパイは同日に安くならない)105.84円になる日がある。チラシに掲載されることもある。

【4月14日追記・いとくに類似品登場】2025年3月28日に、いとくのベーカリーでそっくりなこしあん入りドーナツが売られていた。
3月以前は確実になかったと思うが、「人気商品」とのPOPがあり、ご来店特価として税込み105.84円で売られる日がある。商品名は「アンドーナツ」で1個367kcal。
サイズもほぼ同じで、若干重いか。食べると、生地は柔らかく軽く、あんこはかなりあっさりしすぎている。油っぽさをやや感じた。
ということで、イオン東北のこしあんドーナツが、変わらずベスト。
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摩周の豚丼

2024-11-09 23:00:41 | 各地お土産・食べ物
10月26日は牛肉道場を買った、JR東日本クロスステーションの駅のコンビニの「NewDays駅弁祭り」。11月8日にも実施され、北海道の駅弁6種が販売された。
秋田駅での販売商品
秋田駅ではうち5種(魚介3、肉2)。来ないのは厚岸の「氏家かきめし」。

気になる商品が1つあり、当日14時前に駅に行くことができそう。ただ、その日は超大型クルーズ船の寄港日。以前の寄港日には、秋田駅の駅弁が早々に売り切れていた。
今回は、そこまでではなかった。クルーズ船客自体が、そんなに多く歩いていなかった。専用バスは何台も見たので、秋田市街散策よりもバスで紅葉でも見に行ったのか。

行ってみると、「北空に輝く海鮮ななつ星」が売り切れ、「秋限定北海道産花咲かにめし」はけっこう残っているなど、相変わらず予測できない状況。目当ての駅弁は、秋田中央口店(新幹線改札横)で残り1個、秋田ぽぽろーど店で残り2個と、危ないところだった。

摩周の豚丼 746kcal 、食塩相当量1.9g 税込み1080円
株式会社ぽっぽ亭の、釧網本線・摩周駅の駅弁、としたいところだけど、「駅弁」とは言い切れない。
駅弁の定義は、人によっていろいろあるが、当然ながら「駅で販売されていること」は条件だろう。この摩周の豚丼は、もともとは摩周駅前の「食堂と喫茶 ぽっぽ亭」が、その店で売っているだけで、摩周駅では買えなかったとのこと(摩周駅の利用者数からすれば、商売にはならないだろうから理解はできる)。商品のスリーブ(掛け紙代わりの厚紙)には「JR摩周駅前ぽっぽの」と表記があり、駅前であることが分かるようにはなっている。ただ、現在は駅でも売るという情報があり、だとすれば駅弁となる。

厳密な定義としては、「一般社団法人 日本鉄道構内営業中央会に加盟する業者だけが使うことができる、『駅弁』マークが付いた商品」というのもあるが、ぽっぽ亭は未加盟のようで、摩周の豚丼に駅弁マークはない。
それに、冒頭写真のように、NewDays駅弁祭りのポスターやホームページ告知では、以前も今回も駅弁マークが使われている。だから、駅弁マーク付き商品しか売らないのだと思っていたが、違うことになる(マーク使用はマズイのでは?)。


駅弁の定義はともかく、摩周の豚丼のウワサは聞き及んでいた。
そもそも、北海道の料理「豚丼(ぶたどん)」は、帯広など十勝地方が本場。摩周駅がある弟子屈町は、十勝ではなく釧路地方(の北のほう)なので、そこの豚丼がどういう位置付けなのか、よく分からないのだけど。
京王百貨店の駅弁大会で売り上げ2位になったとか、高い評価とともに、今回のような輸送販売のものは、大量生産できるメーカーに製造を委託していて(食品安全・衛生上妥当ではある)、現地で販売されるのとは似て非なるものという声もあった。
調べる(参考: https://www.keionet.com/info/shinjuku/ekiben2006/ekiben01.html など)と、摩周の豚丼は、2005年の京王の駅弁大会向けの新作。そこでいきなり2位となった。ちなみに、当時は1050円だったので、おかずが一部替わったようだが、20年経って30円しか上がっていないのは良心的すぎる【10日補足・減量された可能性はあるが、後述の通り、現状で不満はない量】。さらにちなみに、2005年の1位はいかめし、3位は牛肉どまん中と定番。
その後、牛丼やジンギスカン丼などの姉妹品も出て、今回売られた「北海道産黒毛和牛 牛めし(十勝ワイン入り)」もその1つだが、現地では買えないという話も。また、近年は、京王の駅弁大会には参加してないようだ。
摩周まで行くことは容易ではないし、秋田で輸送販売されることもあまりなさそうだから、この機会に食べてみようと思った。

今回買った商品のラベルでは「販売者:株式会社ぽっぽ亭+osdf」。
「製造者」ではないのが、他社へ製造委託していることを示している。「+osdf」は千葉市にある、「株式会社オーシャンシステム デリカフーズ事業部」を示すそうで、氏家かきめしなども作っているようだ。オーシャンシステムは本社は新潟県三条市にあり、食材宅配のヨシケイや、東北地方などの業務スーパーのフランチャイジーなどもやっている。

つまようじ入り。おてふきなし。箸袋の「北の味覚紀行」とは?


原材料名欄を抜粋すると「ご飯(国産米使用)、醤油だれ焼き豚、玉子焼き、大根みそ漬け、山くらげ醤油漬け、紅生姜、黒胡椒」。

「甘辛い」部類の味付けなのだろうが、しょっぱすぎず、甘すぎずいい塩梅。炭火焼きみたいな風味もあって、絶妙。黒コショウは中央部に少しかかっている程度。コショウがきついのは苦手だけど、問題なし。
肉は厚すぎず薄すぎず。冷めても柔らかいとまではいかないが、硬くない。量は値段やごはんとのバランスを考えれば充分でしょう。つゆがもっと多ければという声もあるが、輸送駅弁では制約もあろうだろう。
付け合せも口直しにちょうどいい味と量。
かなりおいしい駅弁で、満足。現地版はさらにおいしいということなのだろうか。


余談だが、イオン東北の総合スーパー・イオン、イオンスタイルでは、9日と10日に、久々の「有名弁当大集合!」が実施された。チラシ掲載は北海道から広島まで6商品。
次のNewDays駅弁祭りは、11月22日・金曜日。
【追記・画像追加・以降のNewDays駅弁祭りについて
11月22日は、全国的には7種類。新潟1(初登場のえび千両ちらし)、兵庫というか淡路屋3、福井(越前かにめしの番匠本店)2、石川1。

秋田では5種類。来なかったのは淡路屋「神戸のすきやきとステーキ弁当」と、福井「若狭牛ぎゅうめし弁当」(かにめしは来た)。同じ製造元なのに、来る商品と来ない商品がある。製造工場が違うのだろうか。

12月13日・金曜日。
全国的には7点、秋田駅ではうち4点。来ないのは「山陰鳥取 かにめし」、旭川の「うに・かに・いくら弁当」、広島の「夫婦あなごめし」。


2025年1月24日・金曜日。
大人の休日倶楽部パス期間中のためか、東北(いわき駅のみ実施)や新潟では実施せず。レギュラーの業者から7種。

2025年2月21日・金曜日。
「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」のためか、今月も東北では実施せず。「駅弁味の陣2024」受賞商品から7点(エリア外からは鹿児島)。

2025年3月7日・金曜日。
引き続きキュンパス期間。東北は福島、宮城、盛岡駅のみで実施(熱海も実施せず)。
前日に、走行中のはやぶさ・こまちの連結が外れる重大事案が発生し、連結運転を取りやめたため、新幹線は混乱した日だったが、中止や変更の告知はなし。
九州から6点。福岡4(うち1初登場=かしわめし、廃業した業者の復刻)、鹿児島と長崎各1(いずれも初登場)。かしわめしなどは、駅弁大会常連の大手・広島駅弁当の商品。かしわめしを食べたかった。

2025年3月28日・金曜日。
上記、新幹線連結トラブルの影響で、キュンパス有効期間が28日まで延長。7日と同じエリアの実施。
「今回は売れ筋の駅弁と新作の駅弁を集めました!」として、北海道、兵庫、山梨、東京の7点。

2025年4月11日・金曜日。
東北ではいわき駅のみ実施。新潟でも実施せず。
「人気の駅弁と季節限定駅弁」7点。網焼き牛たん弁当、春のひっぱりだこ飯、牛肉道場など。
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牛肉道場

2024-10-28 22:54:29 | 各地お土産・食べ物
2024年の秋田駅ビル「トピコ秋の駅弁まつり」はラインナップが独特で、「どうしても買いに行きたいとは思えなくなってしまった」と記していたのですが、26日・土曜日の15時過ぎに行ってしまいました。

淡路屋「神戸ビーフすき焼き弁当」なんかがあればと思っていたところ…
8割方売れて、10種類程度しか残っていなかった。1個2個だけ残っている商品はなく、残っている商品はごそっと残っているという、不思議な状況(入荷時刻のズレでもあったのか?)。それでも常時、数人が品定め中。
残っていたのは、チラシトップに載っていた羽田空港の空弁数種と、チラシ最後に写真なしで列挙されたサンドイッチ系や斎藤松月堂「鶏舞弁当」など。淡路屋各商品や、シウマイ弁当でない「シュウマイ弁当」、峠の釜めしでない「天城峠の釜飯」などは、売れてしまったことになる。
鶏舞弁当は評判が良いようで、前から気になっていたものの、とりあえず何も買わずに、同日開催の「NewDays駅弁祭り(ラインナップは前回時期参照。秋田では4種販売)」のほうへ。

事前告知が少ないためか、秋田駅の改札外NewDays2店舗では、夕方でも売れ残っていることが多く、今回も同様。
トピコにも来ていた、淡路屋「ひっぱりだこ飯」はNewDays2店舗でも売り切れ。スーパーの駅弁まつりの常連だし、容器が重いし(峠の釜めしの半分程度らしいけれど)、形状が食べにくそうだけど、やはり人気なようだ。北海道の「いかめし」も、ぽぽろーど店で残り1個のみ。
残り2種は、両店とも5~10個程度残っていた。「松坂牛食べくらべ弁当」と、買ったのが、
牛肉道場 585kcal 、食塩相当量2.7g 税込み1380円
山形県米沢駅、松川弁当店の商品。
米沢駅は、同社と新杵屋の2社が、牛肉を使った駅弁を中心に多種を製造し、山形・仙台など周辺の駅や駅弁大会でもよく売られている。米沢といえば米沢牛のイメージがあるが、使用しているのは必ずしも米沢牛ではなく、本品も該当。
また、松川弁当店は、後継者がいなかった山形駅「もりべん」の経営を引き継いでいる(のだが劣化した商品が…)。

米沢駅弁でいちばん知名度があるのは「牛肉どまん中」だろう。新杵屋の商品で、山形新幹線開業の1992年発売開始(イネの品種「どまんなか」とも掛けているが、品種名は同年発表、品種登録は1993年のようだ)。
以前から記しているように、僕は駅弁は幕の内系、いろんなおかずが入ったものを好む。だけど、せっかくだからと、20年ほど前に山形へ行った際、牛肉どまん中を食べた。朝食として【30日補足・山形市に泊まった翌朝】。結果、まずくはないけれど、朝から牛肉こってりたっぷりで、参ってしまった思い出があって、以降、肉ばかりの駅弁はなおさら敬遠してしまっていた。

「牛肉道場」の名は知っていた。牛肉どまん中には及ばないが、一定の知名度があり、スーパーの駅弁大会でもそこそこ売られる。
ホームページでは「松川弁当店の看板弁当」としている。これも1992年の山形新幹線開業に合わせた新発売だったような情報もある。「道場」の名はユニークながら、由来がよく分からない。ライバルの「どまん中」と「ど」が重なったのは偶然?
牛肉どまん中よりは小さいし、今回は夕食用だからと、買うことにした。松川弁当店の商品は初めて食べるかも。
※牛肉どまん中は1480円、800kcal台。

小判型の発泡スチロール容器を、厚紙のスリーブでくるむ。スリーブの縦書きのフレーズは、時折変わるとのこと。
つまようじ入り。おてふきなし


肉ばっかり弁当の宿命ではあるが、色が悪い。本品では発泡スチロールの中に入った、黒いプラスチックトレイに盛り付けられているものだから、なおさら暗い。
数年前までは、トレイがなく、発泡スチロールに直接入っていたようで、現状では上げ底になっている。
1.5センチくらい上げ底?
事情はあるでしょうけれど、上げ底でなく容器自体の高さを低くすれば、輸送も購入後の持ち運びも効率的になるのでは。

「山形県産米」のごはんの上に、牛肉煮と牛そぼろをほぼ反面ずつ載せて、はじかみ生姜で区切る。はじかみは昔は赤かったが、今は白。そぼろ区画の緑色の筒状のものは「しそ巻」。味噌などを青じそで巻いて揚げたもので、山形に限らず、秋田など東北ではわりと食べられる。
中身の構成は、発売当初から変わらないが、おかずは代わっているとのこと。
おかずは、上の写真で右側上区画は、福神漬けのような見た目の大根やキュウリの「醤油漬」、下区画が「昆布巻(にしん入)」、「味付人参、ごぼう煮、椎茸煮、アスパラ」。

おいしかった。味付けは好みがあるだろうけれど、東北らしい甘辛さ。もりべん・みちのく弁当の旅とは違うものだが、東北人ならどこかで食べたことがある味。
牛肉煮とそぼろでは、味は似ているけど違うのか。食感は違うから飽きずに食べられる。そぼろがこぼれにくくてありがたい。ごはんはわりともっちり。
しそ巻やはじかみは口直しにいい。醤油漬は量が多い上にしょっぱい。おかずは物足りないが、この程度なら、いっそ要らないのでは。
量も(夕食としては、副菜が欲しいが)ちょうど良かった。列車内での昼食なんかに良さそう。


NewDays駅弁祭りは、次回は11月8日とのこと。ラインナップは、その週初めに、ホームページや店頭で告知されるだろう。何が来るか。【11月1日追記・珍しく前週末段階で、ホームページで告知された。11月8日は北海道の駅弁6種(各店舗ごとの入荷状況は未掲載)。さらに、11月22日にも実施。】
上記のように、秋田駅では遅めの時間でも購入できるのが常なのだが、11月8日はそうならないかもしれない。
その日、秋田港にクルーズ船、しかも乗客定員4386名の「MSCベリッシマ」が入港するため。
クルーズ船寄港時は、秋田市街地がにぎわうのだが、MSCベリッシマの日はさらに大にぎわい。秋田駅の駅弁が、昼過ぎに売り切れてしまうという現象が起きていたことがあったので。だから購入はお早めに。→11月8日に「摩周の豚丼」を買った
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トピコ駅弁まつり’24

2024-10-24 23:29:42 | 各地お土産・食べ物
※駅弁についての記事ですが、駅弁そのものの紹介はありません。
JR東日本の駅弁コンテスト「駅弁味の陣」が、2024年も10月に開催中。
昨2023年は、秋田県大館駅・花善の「忠犬ハチ公の故郷おおだて鶏めし」が、同社として3度目の総合1位・駅弁大将軍に輝いた。今年は「とても硬い親鳥の鶏めし」という、食べる人を選ぶ商品でエントリー。どうなるか。

近年の駅弁味の陣で楽しみだったのは、秋田駅ビル・トピコで、エントリー商品を中心とした、いわゆる駅弁大会・駅弁祭りをやってくれること。スーパーの駅弁祭りには出品しない業者、通常なら遠方ではまず手に入らない駅弁も多く、さすがJR東日本の威力だと思っていた。※2021年10月。秋以外、2022年5月開催もあった。

10月下旬の土日開催が恒例のようだが、ここ2年は行かないでしまっていた。2022年はJR東日本パスでの旅行直前でそれどころじゃなく、2023年は体調が悪くなりかけていたためか気乗りせず。
2024年はこちらとしては準備万端。月初め時点で、トピコ公式ホームページのイベント情報から「トピコ秋の駅弁まつり」の10月26・27日開催を把握。販売商品の告知を待った。
10月17日にチラシがアップされた【26日追記・新聞への折り込みはなし】。「55種類(うち10点程度は、26日または27日のみ販売)」とのことなのだが… ※2021年は45種類、2022年は79種類、2023年は81種類。

期待した商品がない。ラインナップを見せられると、気になる商品もなくはないのだが、どうしても買いに行きたいとは思えなくなってしまった。【28日追記・と言いつつ行ってしまいました。末尾リンク参照】
※以前からそうだったが、都道府県名と商品名が記載され、販売駅名や製造業者名の記載はなし。
羽田空港の「空弁」がトップに4点あるし、「ひっぱりだこ飯」など「兵庫(淡路屋)」の弁当がやたらと多いし、柿の葉寿司とか、崎陽軒・シウマイ弁当ならぬ「神奈川(東華軒)」の「シュウマイ弁当」、おぎのや・峠の釜めしならぬ「神奈川」の「天城峠の釜飯」があったりする。
昨年まではあった、新潟や(秋田駅で買えるのだから意味は薄いが)地元秋田や大館の商品はない。以前のチラシにはあった「駅弁味の陣」や新幹線で輸送する「はこビュン」の表示が、今年はない。
これでは、スーパーの駅弁祭り(イオン東北では最近はやらないな)で見慣れた顔ぶれを中心に、規模を大きくしたようなもので、JR東日本の駅弁まつりらしさがない。

また、鹿児島など九州各地からは来るのに、北海道のものは1つもないのも特徴。【25日補足・その影響もあり、海鮮の駅弁がとても少ない。】
強いて挙げれば、「岩手」として一ノ関駅(盛岡駅でも扱うはず)・斎藤松月堂から6点ほど来るのは珍しいかも。イベントを担当するのは、JR東日本クロスステーション 盛岡支店のはずだから、そのつながりか。

駅弁味の陣2024公式サイトの「催事販売情報」には、かつては秋田駅など地方駅開催分も掲載されていたはずだが今年はなく、大宮、仙台、立川、八王子各駅のみ。東日本エリア全体で、縮小されたのか。
理由としては、旅行需要回復で輸送してまで売る必要がなくなったこと、以前から続く食材や輸送費の高騰、さらに今年の米不足があるかもしれない。
そして、2023年9月の八戸駅・吉田屋の食中毒だろうか(その直後だった昨年は、おおむね通常開催だったようだが)。なお、吉田屋は駅弁は再開していて、味の陣2024にもエントリーあり。
原因は、炊飯の委託先業者【25日補足・自社炊飯でまかなえない分を外注していた】による、不適切な温度管理。すなわち、吉田屋自身のキャパシティを越えて大量生産に走った結果だと、とらえている。
裏を返せば、スーパーの駅弁大会常連の淡路屋や東華軒などは、徹底した品質管理を行った上で大量生産ができていて、そうでなければ全国各地に出荷できないのだと思う。淡路屋は東京都内にも工場がある。

しょうがないけれど、大消費地から離れた秋田では、輸送駅弁も駅弁味の陣も、遠い存在になってしまう。
今年は、崎陽軒のシウマイ弁当じゃない幕の内系(でもシウマイは入ってる)とか、根強い人気があるペラペラのトンカツが載った千葉の「トンかつ菜の花弁当」とか、食べてみたかった。


ところで、26日・土曜日には、秋田駅2階・改札外のNewDaysでも、輸送駅弁が販売される。
夏や繁忙期以外に毎月1回・金曜日に開催される「NewDays駅弁祭り(2024年5月の記事)」。
2024年10月は鉄道の日があるため、11日と26日・土曜日の2回開催。26日は、全国的には7種販売されることになっているが、例によって秋田駅では4種のみ。7つとも、駅弁味の陣エントリー商品ではない。
店舗前の告知
うち、淡路屋「ひっぱりだこ飯」がトピコと重複。
「松坂牛食べくらべ弁当」は、名古屋の松浦商店の商品なので「愛知」扱い。トピコのほうでは27日のみ「松坂牛焼肉弁当」や「松坂牛&飛騨牛 食べ比べ弁当(正しくは ~食べくらべ弁当)」というのが売られるが、同じ製造元の別商品。
秋田のNewDaysで売られない3点は、1号機関車、E7系、E8系の容器に入った弁当。トピコでも売られないが、貨物コンテナ、東海道・山陽新幹線、九州新幹線の容器の弁当は来る。
【27日追記・NewDaysの次回は、11月8日・金曜日であると、ホームページでの26日分の告知に記載されていた(26日終了後削除されて、再度分からない状態。もっと上手に告知するべき)。】

お求め予定のかたは、よく確認して悔いのないように。→当日の状況など
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ざる わかめ麺

2024-07-12 00:05:29 | 各地お土産・食べ物
夏らしい食べ物といえば、冷たい麺類。そうめん・ひやむぎ、冷やし中華などが全国的。
ほかに、東北地方ならではの冷たい麺がけっこうある。東北もそれなりに暑いのと、東北人は暑さに弱いからなのだろうか。
盛岡の冷麺、かつては国内最高気温を記録した山形の冷やしラーメン、秋田県では羽後町の冷がけそば(ひやがけ~)、稲庭うどんのそうめんなど。稲庭そうめんでなく、普通の稲庭うどんを冷たくして食べるのもおいしい。あと、冷やし中華は仙台発祥説もある。
ほかに「ざる中華」や「ざるラーメン」と呼ばれるものがある。※以下、ざる中華とします。
東北地方~北海道独特のものだそうで、Wikipediaによれば、岩手県の製麺業者が発祥で、青森県で特に認知度が高く、秋田県、岩手県、山形県の順で続くらしい。「ざるラーメン」は北海道で一般的な呼び名のようだ。ただし、スガキヤのメニューにあるなど、全国的にある程度は広まっていそう。マルちゃんの東洋水産でも、スープ付きチルド麺を販売している。
【12日補足・秋田駅のそば屋「しらかみ庵(関根屋運営)」では「冷しざるラーメン」として税込み570円でラインナップ。】

ざる中華とは、冷たい中華麺をめんつゆに付けて食べるもの。つまり、ざるそばの麺を、ラーメンに替えたものであり、ラーメンのつけ麺とはつゆが異なる。薬味も、ネギ、わさび、海苔などそば寄り。【8月14日補足・一方でメンマを添えることがある。】
ちなみに、姫路駅のそば屋では、温かいそばつゆに中華麺を入れたものが「えきそば」として名物。戦後すぐの発祥だそう。

東北でも、家庭ごとの食文化の違いがあると思う。我が家では、家では食べる機会がなく、そば屋のメニューで見たことがあるな、食べたことあったかなといった、あいまいな存在。1995年に、弘前市内のそば屋で食べたのが、はっきりと記憶する唯一のざる中華であった。

ところが2024年は、すでに3回ほど、家で食べている。
緑の麺?!【16日補足・実際は、もう少し明るい緑色です】
Wikipediaによれば「秋田県とその周辺県では特にこのざる中華用として緑色をした中華麺が製造販売されており、緑色をしたものは通常の中華麺より売り上げが高いという」とのこと。海藻や野菜で着色。
昨年以前も、スーパーのチルド麺売り場で緑色の麺を見たことはあったが、ざる中華と結び付かず、素通りしていた。今年は、安かったので試しに買ってみたら、おいしくてリピートした次第。この商品。
「生中華麺」と「わかめ麺」
どちらも山形市の山口製麺工業製、300g入りで、名称欄は「なま中華めん」。スープ添付なし。100g当たり、236kcalと271kcal。商品名の通り、わかめ麺には「わかめ粉末」使用。賞味期限は10日以上ある。

裏面の「おいしい召し上がり方」は、黄色い生中華麺では、温かいラーメン、ざる中華、冷し中華の3つを記すが、わかめ麺は「この麺は冷やし専用で製造した麺です。」として、ざる中華しか説明していない。ただし「お好みのつゆ」の表記で、めんつゆを強制していない。薬味は「ネギ・揚げ玉・きざみのり」を推奨。


山口製麺の3食入りのうどんやそばは、秋田のスーパーやドラッグストアでわりと見かける。安くておいしい。
でも、この生中華麺とわかめ麺は、店頭でほぼ見ないし、公式ホームページにも出ていない。
おそらく「イオングループ限定販売、かつ隔週火曜日にしか入荷しない」商品だと思われる。売り切れたら、2週間後まで入荷しない。チラシには載ることと載らないことがある。今年登場したのか?
ちなみに、これらが入荷しない火曜日は、スープ付きで2食入りの商品(メーカー未確認)が入る。【16日追記・2食入りは、仙台市のだい久製麺の「冷し中華」「ざる中華」各200g入り。どちらも緑色ではない。公式サイトの掲載はなく、やはりイオン限定か?】

秋田市内では、総合スーパーのイオン(旧ジャスコ・サティ)でも、食品スーパーのマックスバリュ(イオンスタイル茨島と広面はこちらに含む)でも、扱っている。
イオンは火曜日(火曜で売り切れるのか、水曜は見ないような)、マックスバリュでは火曜と水曜に、税抜き98円で販売(マックスバリュは山口製麺のうどんとそばも同価格)。ただ、マックスバリュでは、iAEONアプリで火曜と水曜に全品5%OFFクーポンが毎週配信されるので、税込み100円で購入可能。
今週(7月9日)は入荷したので、おそらく来週はなし。そして秋になると、わかめ麺は姿を消すのだろう(春は生中華麺しかなかった)。

今年の夏、急に好きになったざる中華。ラーメンとめんつゆ(と薬味)の組み合わせが、思った以上にいい。ほのかなワカメ風味もいいのかもしれない【16日補足・ワカメ風味は気のせいかも?】。今までそのおいしさを知らないでしまっていた。
【16日補足】「ざるそば」のほかに、違いはあいまいな「もりそば」というのもある。ラーメン版を「もり中華」とは呼ばないようだ。

【9月27日追記・秋以降の発売状況について】
2024年9月中頃には、生中華麺が入荷する火曜日でも、わかめ麺は見なくなった。また、イオンスタイル茨島などマックスバリュ系では、生中華麺も入荷しない場合もあるようになった。
2025年4月になると、再び入荷する店があった。価格は変わらず。マックスバリュ系ではチラシ掲載される週も。だい久の2食入りは見なくなった?
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大内の笹巻き ほか

2024-06-16 23:12:14 | 各地お土産・食べ物
2024年は6月10日が、旧暦5月5日であった。秋田では、端午の節句を旧暦で行う場合がある。
羽後岩谷駅へ行った時、隣接する道の駅おおうちの産直(大内地域農産物直売所ひまわり)で、節句にちなんだお菓子がないかのぞいてみた。2018年には、かしわ餅ならぬ「かしわ大福」があった。

節句直前の日曜の昼前。野菜類は少なかった(ズッキーニは多かった)が、お菓子や惣菜類の加工食品は比較的そろっていた。例によって、売場内のあちこちに分散して陳列されているので、よく見ないと。
でも残念ながら、かしわ餅やかしわ大福はなかった。

以前は、ラベルに製造者の住所まで記されていたが、現在は「秋田県由利本荘市」で統一されていた。実際には由利本荘市大内地域だと思われる。
左上は「おはぎ」。2021年に紹介し、マツコ・デラックスの番組でも取り上げられたという、握らないおはぎ。
複数の製造者がいるらしく、今回は2021年とは製造者が異なっていて、質感やカラメル色素を使っていないなど違いがある。内容量は前回は350gとされていたが、今回は「6個」で、あんこの下の餅部分が6つに区切られていた。餅米は秋田県産、小豆は北海道産。
めくった分が1区間
ほとんどつぶしていないようなもち米に、素朴なこしあんが載る。今、売っているということは、通年で出ているのだろうか。ほかに、丸めたごまおはぎもあったか。

右上は「よもぎ大福」。
見た目以上にずっしりと食べごたえあり。ヨモギはちょっと少ないのか色が薄い。中はこしあんなのが、草大福好きかつこしあん好きとしては、珍しくてうれしい。餅米は秋田県産、小豆は北海道産、ヨモギは産地記載なし。
白とピンクの大福もあった。

下は「しそおこわ」。
原材料は「もち米(秋田県由利本荘市産)、しそ、砂糖、食塩」のみ。
ラップ越しで恐縮です
押し寿司のようにぎっちりと押し固められているようで、これも食べごたえあり。しその風味がさわやかで、けっこう甘い。食事よりも、おやつ向けかも。【8月16日補足・津軽や秋田県北部辺りで「すしこ(関連記事)」や「赤寿司」と呼ばれる、“もち米の漬物”がある。このしそおこわは、それの漬けていない版のような味かも。】
ほかに、一般的な炊き込みご飯や、食紅で着色した赤飯(過去の記事)もあった。


唯一あった、端午の節句に関係するもの。
笹巻 5個入り・きなこ付き。日持ちは3日だが、硬くなるかも
全国的に、柏餅と並ぶ端午の節句の食べ物といえば…
「ちまき」でしょう。童謡「背くらべ」にも出てくる。

秋田では、ちまきとはあまり呼ばず、「笹巻き」が一般的。端午の節句のほか、田植えの後の「さなぶり」の行事食でもあったそうで、春から初夏にかけては、スーパーでも販売する店がある(タカヤナギでは6月いっぱいは全国発送も)。秋田市の諏訪愛宕神社(関連記事)では、笹巻きが出てくる言い伝えがある。
これまで漠然と、「ちまき」の方言が「笹巻き」かと思っていた。

調べると、ちまきは、「粽」とも「茅巻き」とも書くそうで、後者はチガヤの葉で巻いたことに由来する。竹の葉や藁で巻くこともある。
包むものも団子だったり、灰汁(あく)を使ったり、いわゆる笹団子のことをちまきと呼んだり、うるち米/もち米だったり、さまざま。

ちまきの中で、新潟や東北地方などの笹で巻いたものを、笹巻きと呼ぶ感じ。新潟では「三角ちまき」と言ったり、新潟や山形では灰汁を使うこともあるようだ。
秋田では、もち米を巻いて蒸したタイプが一般的で、味付けされていないので、きなこをかけて食べる。僕はきなこなしでそのまま食べるのも、笹の香りがして好き。

新潟の三角ちまきの名の通り、笹巻きは三角錐(四面体)で、1個につき笹の葉を2枚使うのが一般的。
ところが、この大内を始め、本荘地域というか由利地域というか由利本荘市周辺(旧・鳥海町でも同様のようで、わりと広範囲)の笹巻きは、若干違って特徴的。

円錐のような形状で、長い。笹の葉3枚を使う。
また、事前に米を水に浸さないのも特徴らしいが、大内のがそうなのか不明。そうだとしても味や食感が違うかは、分からない。

農林水産省ホームページ「うちの郷土料理(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_3_akita.html)」には「3枚使うと長(なが)巻き、2枚使うと短(みじか)巻きなどと呼ばれる。」とある。本荘にゆかりがある我が家の者は、このタイプを「本荘巻き」と呼ぶが、広く通じるのかは不明。
同ページによれば「三種町では大きな笹1枚で小ぶりな三角」「仙北市ではぺたんこの三角」の笹巻きを作るとのこと。特定非営利活動法人秋田花まるっグリーン・ツーリズム推進協議会ホームページ「特集 初夏の田舎スイーツ(https://www.akita-gt.org/461/inakasweets.html)」には、それらの写真が出ている。


道の駅は今月以降、指定管理者が交代するため、一時休業する。産直部分はこのまま継続するとのことで、今後も楽しませてくれそう。
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メン子ちゃん棒?

2024-06-05 23:49:34 | 各地お土産・食べ物
5月初め、秋田市のスーパー・いとく自衛隊通店へ行ったら、見切り品コーナーにこんなものが売られていた。
元値は税込み32.4円
初めて見る商品で、パッケージの写真や「コーンスナック」の文字から、うまい棒のような、穴開き棒状コーンパフスナック菓子の3本入りと判断。
商品名は? 製造販売元は?
商品名は「スナック1(イチ)バンバン」。
袋左上には「メン子ちゃん」!
メン子ちゃんといえば、「メン子ちゃんミニゼリー」だ。
※「メンコ」「めんこ」表記や、「メン子ちゃんゼリー」と誤解しがちだが、「メン子」「ミニ」が正当。
といっても、メン子ちゃんミニゼリーは、全国的なものではないらしい。
「がんばろう東北!」表示があるように、主に東北地方で販売されているとのこと。「メン子」は、東北や北海道などの方言で、かわいいことを「めんこい」と言うのにちなむようだ。
メン子ちゃんは知っていても、その製造元は存じ上げなかった。宮城県加美町にある「株式会社アキヤマ」。

メン子ちゃんミニゼリーとは、コーヒーミルクのポーションのような容器に入った、色の付いたフルーツゼリー。お弁当のデザートに1つ入ったりもする。【6日補足・同じ形態のゼリーはいろいろな企業が販売しているが、東北地方では、シェアも認知度もメン子ちゃんミニゼリーがダントツだと思う。】
僕が初めてその存在を知ったのは、幼稚園に入園した1981年。園のおやつの時間に出て、担任の先生が、これが「めんこちゃんぜりー」であり、押し出して食べることを説明してくれ、存在と食べかたを認識した。その後、家庭でも食べるようになり、他社の同様の商品のことも「メン子ちゃんゼリー」と呼んでいた。マンナンライフの蒟蒻畑も、発売当初(1992年)は同じような形態だったので、「(メーカーは違うが)メン子ちゃんゼリーのコンニャク版」と認識していた。
大人になって食べる機会もなくなったが、テレビCMをわりと最近見たような記憶があった。「おやつにメン子ちゃん♪ お弁当にメン子ちゃん♪」と男が歌う。

メーカー公式のYouTubeに、それが「メン子ちゃんミニゼリー TVCM15秒 「ファミリー」篇」としてアップされていた。11年前のアップだから、2013年か。
そして、そのユーザー名は「@akiyama2008menkochan」。株式会社アキヤマは2008年設立。ではそれ以前は?

「菓子食品新聞オンライン」に「東北人のソウルフード アキヤマ『メン子ちゃんミニゼリー』苦難を乗り越え ブランド復活!」があった。
2021年5月10日の記事で「(メン子ちゃんミニゼリーは)今年で発売40年」「経営破綻した「秋山食品」の事業を新会社を立ち上げた社員有志が引き継いだ」とのこと。
1981年発売開始らしいから、幼稚園で食べたのは発売直後だった。それだけに、先生にとっても、(おそらく当時は類似商品も少なく)食べかたや商品名が目新しく、わざわざ説明してくれたのかもしれない。


メン子ちゃんといえばミニゼリー。こういうスナック菓子もあったとは。
公式サイトによれば、現在(2022年現在としている)はほかにも、チューペットのようなポリエチレン詰清涼飲料も作っている。「メン子ちゃんドリンクゼリー」という、棒状ではなく球からストロー状の吸口が出た商品もある。
ミニゼリーとドリンクでは「コアラ学園」、ドリンクでは1975年発売の「ミルちゃんフルーツ」というブランドもあるが、いずれもパッケージには「メン子ちゃん」ロゴもある。メン子ちゃんのブランドは強力だ。

スナックは1バンバンのみ。今回いとくで見切られていたのは「み~んなだいすき オニオンコンソメ味」だけだったが、ほかに「ピリッとしたからさ メンタイ味」「ちょっぴりから~い カレー味」「やさしいあじわい コーンポタージュ味」「ほんのりチーズのかおり チーズ味」があり、計5種類。いずれも1袋3本・10g入り。オニオンコンソメ味は53kcal。
ちなみに、うまい棒は1本6g、多くの味で43kcal程度。
袋右下のキャラクターは、それぞれの味に応じた人物で、5人それぞれ別人。
裏面にもいた

開封。

うまい棒と比べると、細いか。


参考・うまい棒やさいサラダ味
穴は同じくらいだから、うまい棒のほうが“肉厚”なのかな。

味は、うまい棒と重ならないので、比較はできないが、スナック菓子としてはあり得る味。
食感は、見た目通りということなのか、うまい棒よりやや軽い感じがしたかも。
3本1袋だと、1人で食べるには持て余してしまう。

ほかの味はないかと、いとくで探して見たけれど、オニオンコンソメ味も含めて見つけられなかった。今回の在庫処分をもって、もう入荷しないということか。
イオン東北運営のイオンでは、メン子ちゃんミニゼリーやミルちゃんフルーツは売っているが、スナック1バンバンはなさそう。どんな店で扱っていて、認知度はどのくらいなのだろう。
【11日追記】いとくと兄弟会社である、タカヤナギ運営の「グランマート手形店」で、スナック1バンバンが売られていた! たしか4種類(メンタイ味以外?)で、33円。
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コーチンわっぱめし@NewDays駅弁祭り

2024-05-27 17:55:24 | 各地お土産・食べ物
JR東日本の駅のコンビニエンスストア・NewDaysでは、新型コロナウイルス流行後、毎月1回程度、1日限定で、遠方の駅弁を輸送して売ることがある。
東日本エリア内に限らず、4月には「博多めんたいかしわめし」などが九州方面から、それ以前も含めると兵庫県の淡路屋などの品が何度か来ていたかと記憶する。
東日本エリアほぼ全域の店舗(後述)で同じ商品を同時に売ることになるので、遠方への大量輸送に慣れた業者の商品になってしまうものの、スーパーの駅弁大会ではあまり見かけない商品もあって、見逃せない。

ただ、開催日が不定期(必ず金曜日だが、第何とかは決まっておらず、繁忙期は避ける傾向)だし、事前告知が不充分なので、見逃してしまうことがある。知っていても都合が合わなかったり、都合が合っても好みの商品がなかったりして、なかなか難しい。
その裏返しで、秋田駅の場合、夕方になってもけっこうな数が売れ残っていることもあるのだけど。

2024年5月24日にも行われた。
新幹線改札口横(改札外)の秋田中央口店では、19日(日曜日)の時点で、駅弁売り場にポスターが出ていた。こんなに早くから告知されるとは知らなかった。
11時頃から4種類販売

ホームページでは、22日頃に告知があるのを発見したが、小さいバナーだったり、切り替わるバナーだったりして、見つけにくい。
今回売られたものは、以下の駅弁。
※ポスターやホームページでは、道県名と商品名のみ表示。ここでは製造元企業名、売られているであろう駅名を記します。価格は税込み。
・網焼き牛たん弁当  (こばやし、仙台駅)1380円
・夫婦あなごめし (広島駅弁当、広島駅)1380円
・そば屋の天むす&親子サンド (丸政、小淵沢駅)970円
・鮭はらこめし (ウェルネス伯養軒、仙台駅)1450円
・コーチンわっぱめし (松浦商店、名古屋駅)1030円
・いかめし (いかめし阿部商店、森駅)880円
秋田駅では、牛たん弁当とあなごめしは入荷しない。あなごめしはともかく、牛たん弁当は秋田でも知る人が多く、輸送も大変ではなさそうだが…
一方、ホームページでは「仙台・盛岡・新潟エリアの一部店舗のみの取扱いとなります 」とされていた、いかめしは秋田駅に入荷。首都圏では売られなかったのか。今は真空パックになって3か月持つそうなので、輸送は楽そうだが。
ともかく、店(エリア)による扱い商品の違いがあるので、ホームページを見て糠喜びはできない。

ホームページでは、販売する店舗名の一覧が見られた。
「入荷時間については未定となっております。入荷に関する店舗へのお問い合わせは ご遠慮いただけますようお願い申し上げます。」とあったが、写真の通り、秋田では問い合わせるまでもなく、ポスターに書いてくれていた(時刻記入欄があるから、他店でもそうだったのでは?)。

具体的な販売店は、秋田県内では、秋田駅の3店(新幹線改札内と、普段は花善の鶏めしのみを扱うぽぽろーど店も)のみ。青森県では、新青森駅2店、青森駅1店のみ。八戸駅ではやらない。岩手県では、盛岡駅のほか、一ノ関駅や北上駅でも実施。
新幹線沿線限定ということでもなく、茨城県や福島県の常磐線各駅でも実施。山梨県は甲府駅(改札内)のみ、熱海駅でも実施。
大都市圏では、南仙台、長町、北上尾、上溝、港南台、本郷台、鴨居、等々、ターミナルや乗り換え駅でない、各駅停車しか停まらないような駅(利用者数は地方都市ターミナルより多いでしょうけど)でも実施。東京駅は、駅弁屋 祭があるためか、未実施(上野や新宿は実施)。
そして、山形県ではどの駅でもやらない。山形駅くらいはできそうだけど。
輸送の都合なのだろうけれど、法則がよく分からない。

今回は買うことができた。
当日は「NewDays駅弁祭り」の表示。左の「数量限定」のポスターは、秋田駅のサキホコレ弁当
秋田駅の改札外2店では、各店・各商品10個強ずつ程度入荷していただろうか。上写真の中央口店では、いつも駅弁を売っている冷蔵ケースのうち右側1台を、輸送商品専用に。ぽぽろーど店では、レジ向かいの台で常温陳列。
買ったのは、
コーチンわっぱめし 587kcal、食塩相当量4.4g
名古屋駅は、仙台駅並みの駅弁激戦駅だと思う。ご当地食材も多い土地。名古屋駅弁は何度か食べたことがあったが、どれも味噌かつの弁当だった。今回初めて知った商品だが、2003年から発売され、一定の人気があるらしい。

厚紙の筒状のスリーブには、名古屋コーチンのイラストと「松浦特製鶏ご飯」の文字もあるのだが、強力な粘着力のラベルがべったり貼られて隠れていた。
「名古屋コーチン50% 木曽美水鶏50%」の記載も。コーチン100%じゃないのか。「木曾美水鶏」は「きそめいすいどり」と読み、愛知県に本社がある畜産会社が、岐阜県で作っているブランド。
スリーブは開くタイプ
それにしても、このスリーブは頑丈で丈夫。一般的な駅弁のスリーブは「厚紙」だが、これは「薄い段ボール」だ。
小袋入り3点セット
それに、割り箸とは別に「御楊枝」、大きめの濡れおしぼりが付属する。
昨今は、経費節減なのだろうか、包装や付属品を簡素にする駅弁が見受けられるけれど、ここは豪華。大都市の駅弁業者の余裕なのか、ライバルに差をつけるためのサービスなのか。


左上「名古屋コーチン(50%)入時雨煮」がメイン。あとは、よくあるわっぱめしの具材。玉子そぼろはとても微細。


ほのかに色付くごはん
しぐれ煮は、濃いめの味付けでおいしい。ほかは、ごはんも含めて薄味に感じたが、西の方々にとってはそうでもないのかもしれない。ごぼうもたけのこも柔らか、うずら卵はちょっと小さい?
奇をてらったものではないが、多くの人に好まれそうな、しっかりした駅弁だった。

でも、自分で名古屋駅を訪れて(あるいは大きな駅弁大会にこれが出て)駅弁を選ぶとすれば、味噌かつなどに目を奪われて、これは選ばなそう。その点では、NewDaysで発売してくれて良かった。
次回以降にも期待したいけれど、こまめに情報収集をしないと。
ところで、店舗の告知ポスターでは「駅弁」マークが使われている。これは一般社団法人 日本鉄道構内営業中央会に加盟する業者のみが使用することができる。ということは、未加盟の業者製の駅弁は、NewDays駅弁祭りで売られることはないのだろうか。だとすれば、名古屋駅で松浦商店と並ぶ製造元「だるま(名古屋だるま)」は未加盟なので、同社製の駅弁は期待できないことになる【29日補足・名古屋駅のもう1社は、JR東海系列なのでなおさら】。【11月9日追記・2024年11月時点では、中央会未加盟の業者の商品が売られることもある。ということで、マークの使用が適切ではないということかもしれない。】

【この次以降について追記】2024年6月は28日に実施されたが、東北地方では未実施。「大人の休日倶楽部パス」利用期間中であるため、新幹線の輸送スペースを客席として提供する意図だろうか。
2024年7月、8月、9月は未実施。夏場の気温や混雑のためか。
2024年10月11日に実施。ホームページ掲載順に、鹿児島、旭川、米沢、仙台、小淵沢、福井、東京各駅の業者の商品。秋田駅では仙台と福井以外を販売。また、今回は山形駅でも実施された。
11日の開催告知では、10月は26日・土曜日にも実施することが予告。初の土曜実施とのこと。鉄道の日やJR東日本の「駅弁味の陣」開催との関連か。11日の商品案内と同じページでの予告だったので、11日終了後は告知がいったん消えてしまった。なお、秋田駅では26・27日に駅ビルトピコで「秋の駅弁まつり」が開催されるので重複してしまう。以前も同様のことがあって、商品の重複もあったような。→10月26日分についてはこの記事後半。
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札幌海鮮丸アイス

2024-05-20 23:15:25 | 各地お土産・食べ物
2年前・2022年5月に「黒松内アイスクリーム」を取り上げた。正確には「toit vert(トワ・ヴェール)」といい、北海道黒松内町産の生乳を使って、同町内で製造されるプレミアムアイスクリーム。
現地以外での入手は容易ではなさそうな商品だが、そのミルク味(バニラでなく)とゴマ味は、北日本で展開する宅配寿司チェーン「札幌海鮮丸」のサイドメニューとして購入できた。
おいしかったので、たまに食べたいと思っていたら、2023年夏頃に取り扱いをやめてしまった。残念。

しばらくは、サイドメニューからアイスがなくなっていたようだが、2024年春頃に新たなプレミアムアイスクリームを注文できるようになった。
札幌海鮮丸 北海道ミルクアイスクリーム 100ml 101kcal
無脂乳固形分 10.0%、乳脂肪分8.0%。卵脂肪分1.0%。
製造は小樽市のさくら食品株式会社。税込み280円【6月13日追記・6月5日にほぼ全商品の価格改定(値上げ)が実施されたようで、本品は300円になった】。他の味はなし。

「北海道 町村農場の牛乳使用」とある。
町村農場(まちむら~)は、札幌市の隣、江別市にある。自前でアイスクリームも製造しているが、本品は原料供給のみということのようだ。

toit vert ミルクアイスクリームは、税込み280円、110ml・172kcal、無脂乳固形分 16.5%、乳脂肪分12.0%。卵不使用。
比較すると、数値上では濃厚さが薄くなった。
価格は変わらず、若干の減量の実質値上げ。だが、ハーゲンダッツミニカップ(110ml)は、2015年頃まで300円以下、2019年に318円、2023年に351円と、急激に値上げされたのを思えば、良心的。

ハーゲンダッツなど大手プレミアムアイスクリームと比べると、無脂乳固形分は標準的、乳脂肪分は低めといった感じ(toit vertはとても濃厚)。
卵のせいか、やや黄色みがかっている
食べた感想としては、おいしい。以下、自信がない感想。
ミルクの味が感じられ、柔らかというか滑らか。toit vertはシャリシャリ感もあったが、それはなし。甘さが若干、後に残る気がした。

北海道拠点のチェーンならではの、独自のアイスクリーム。この価格でこの味なら、今やお得だけど、販売量は限られていそうで、かえってコストが高くなってしまいそうな気もする。
ちなみに、宅配寿司大手「銀のさら」では、ハーゲンダッツミニのバニラを421円で注文できる。【23日追記・店舗によって扱いがないようで、秋田卸町店などではゴディバのミルクチョコレートアイス(90ml)421円のみ。】
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サーモンハラス蒲焼重

2024-04-25 20:15:08 | 各地お土産・食べ物
秋田駅の駅弁紹介。純粋な秋田駅弁(=輸送駅弁ではない)としては唯一の製造者である、関根屋の商品。当ブログでは2020年以来で、買って食べるのもその時以来。それだけ、大館から来る花善の鶏めしを選んでしまっているということ。

ここ1年くらいだろうか、通りがかりに改札口前のNewDays秋田中央口店をのぞく度に、気になる駅弁があった。公式ホームページには掲載がないが、いつもそれなりの数売られ、売れている。
ちなみに、現在、NewDaysでよく見かける、ほかの関根屋商品は、特製 牛めし、あきたこまち弁当、サキホコレ弁当、秋田まるごと一枚あわびめし、(秋田牛と岩手黒豚とあきたこまちのお弁当?)辺り。
ホームページでは、あきたこまち弁当が【お休み中】、あわびめしが【予約制】とされる一方、【新発売】として紹介される紅鮭あきたこまち弁当や秋田比内地鶏弁当は、なさそうで、あまり実情と一致していない【5月4日追記・ゴールデンウィークに入ると、比内地鶏弁当を見かけるようになった】。

サーモンハラス蒲焼重 844kcal、食塩相当量1.9g 税込み1250円
掛け紙は、秋田出身の矢口高雄氏による「釣りキチ三平」。
関根屋では、内容や掛け紙が異なる「釣りキチ三平弁当」を何度か作ってきた。2009年の映画化に合わせて初めて売り出し、2011年の観光キャンペーン時に「釣りキチ三平弁当 きのこ編和牛入り」、2012年には「キングサーモン弁当」が発売。アテにならないホームページには、現時点ではきのこ編和牛入りのみが【お休み中】として掲載。ホームページ「駅弁資料館(https://ekibenmuseum.org/ekiben/)」によれば、キングサーモン弁当は、2013年には三平でない掛け紙に変更。
本品も、三平弁当シリーズとしていいのだろうか。駅弁資料館によれば、2022年始の京王百貨店の駅弁大会のデビューではないかとのこと。

ハラスは、脂の乗った腹の部分のこと。サーモンや米など、産地の記載はなし。
僕が気になったのは、鮭も、蒲焼味も好きだし、その両者の組み合わせが目新しかったから。
シンプルな構成
以前の関根屋の駅弁には、爪楊枝と濡れお手拭きが別添されていたが、割り箸のみになっていた。掛け紙も、少し前は主流だった厚紙のスリーブではなく、紙をセロハンテープで留める方式。コスト削減か。
若干上げ底
ほぼ一面茶色で地味な見た目。炊き込みごはんの上に載っているのは手羽先に見えてしまいそうだけど、蒲焼きした鮭の切り身。上にイクラ醤油漬けも少々散らばる。
おかずは、玉子焼きといぶりがっこ(いぶり大根漬け)のみ。いぶりがっこは2~3枚だが、ふたを開けたとたん香りが漂い、食べ終わるまで続いた。

味はおいしいと思った。
蒲焼きの風味は思ったより弱く、脂の乗った鮭の味も負けていない。イクラが味に変化を付ける。玉子焼きは量産品と思われるが、まずくはない。
ただ、玉子焼きとがっこだけで、脂の多い魚を食べ続けるのは、少々単調。駅弁はこういう魚介メインのものが受けるのではあるが、個人的にはごはん・鮭を少し減らして、おかずを増やした商品がほしいところ。


そういえば、宮城県辺りの郷土料理で「はらこ飯」というのがあり、それを駅弁化したものが、東北地方でちらほら存在した【5月23日補足・仙台駅のウェルネス伯養軒「鮭はらこめし」は現在も発売中で、亘理町がルーツとしている】。秋田駅でも、伯養軒(ウェルネス伯養軒)→泉秋軒が売っていた。その蒲焼き版が本品とも言えよう。
関根屋さんも考えたなと思いつつ、調べてみたら…
そっくりなものが存在した。運営会社が名古屋にあり、デパ地下や駅ナカに出店する洋風惣菜店「eashion(イーション)」では、松坂屋名古屋店で「本わさびで食べる!炙りノルウェー産サーモンのハラス蒲焼重」、エキュート上野で「炙りノルウェー産 サーモンのハラス蒲焼重」を1000円程度で売っている。玉子焼きもあり【25日追記・現在は玉子焼きがなくなったようら】、違いは、切り身のサイズが大きく、いぶりがっこが甘酢生姜であることと、三つ葉とおろしわさびが添付されること程度。
そうか、わさびや甘酢生姜なら、脂分が緩和されて良さそう。


関根屋の駅弁も、ネットの評価は悪くない。
その1つに、2022年1月15日の「矢口高雄公式ホームページ(https://www.yaguchitakao.com/)」があった!
矢口プロダクションのスタッフが2022年1月の京王百貨店の駅弁大会で買って食べ、読者にも勧めている。

気になったのは、掛け紙の絵について「しかし、なんでこの絵を使ったんだろ。」としていたこと。
漫画の1コマを借用しているのだろうが、たしかに、サーモンとはあんまり関係なさそう。
さらに、どの商品の掛け紙に、どのシーンを使うかは、関根屋側に一任され、矢口氏サイドと綿密な打ち合わせがされているわけではないことになりそう。「こういうコンセプトの商品なのですが」「じゃあ、この絵はいかがですか」みたいにして決めているわけではないようだ。
三平バスなど、著作権表示もなく、ついにはなし崩し的に消滅(座席のみほそぼそと存続)してしまったように、矢口氏側が鷹揚なのかもしれないけれど。
【25日追記】そして、駅弁でもバスでも、矢口氏と秋田の関係を示さないと、知らない人にはどうしてここに三平がいるの? ということになってしまうよ。
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水ゼリー 新フレーバー

2024-03-26 23:10:45 | 各地お土産・食べ物
前回に続き、JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーが、JR東日本の駅の自動販売機を中心に販売するソフトドリンク「acure」ブランド。
2020年から春~夏に販売している「From AQUA 天然水ゼリー」を以前記事にした。5年目となる2024年は3月12日から発売。ただし、自販機では「順次発売」とのことで、首都圏の駅でもなかなか見つけられない人もいたようだ。秋田でも同様で、3月24日時点では、秋田駅の改札外の自販機では、黒いイノベーション自販機を含めていずれも扱いなし。改札内でも入っていないほうが多く、5・6番線に4台あるうちの1台にだけ入っていた(他のホームは未確認)。【追記】3月29日時点では、秋田駅メトロポリタン口の改札外の自販機にレモネード風味が入っていた。その他の改札外にはなし。4月4日には自由通路のイノベーション自販機に、ラムネとレモネード両方が入っていた。

今年発売されたのは、2022年から続く515g(冷凍可能ボトル)のラムネ風味が、値段変わらず170円。10円上がって150円になった280g(冷凍不可)は、新フレーバーで登場!
レモネード風味(無果汁)
容量で味が異なることになった。売上の分析やアンケートにより、リピーター向けに大容量、購買層拡大のため若い女性向けにレモネード風味ということらしい。【27日補足・発売当初からの小容量のラムネ風味はなくなった。】

ラベルの上のほうはレモン色。ラムネ風味のほうはこれまでは無着色だったのが水色に。中身は無色透明で区別つかない。
飲んでみると、レモネードというか甘いレモンの風味はたしかにする。だけど思ったより薄味。ラムネ風味では若干の苦みもあったが、それはこちらも同じ。
昨シーズンの記憶との比較だが、(振った回数に比して)ゼリーが少し緩いような気がしなくもない。原材料を見ると、レモネード風味には「寒天」が使われており、ラムネ風味では使われていない。このせい?? 寒天が入るとかえって固くなるか??【27日追記・昨年版を1本ストックしており、それを飲んできたら、緩さは同じくらいのようでした。また、苦みはレモネード風味のほうが弱い。】
100g当たり栄養成分は、ラムネ風味56kcal、炭水化物14g、レモネード風味58kcal、15g。
どちらがいいかは、個人のお好みでしょう。

【2025年4月3日追記・2025年版について】2025年3月11日に、ラムネ風味(525g冷凍可170円)とマスカット風味(280g冷凍不可150円)の2種で発売。栄養成分はラムネは昨年同、マスカットは57kcal、14g、寒天は不使用。
マスカット風味は、飲んでみたいフレーバー調査で2年連続1位だった。ラベルのデザインは、ラムネ風味とだいぶ異なり「ステンドグラス窓を想起させるようなレトロモダンでかわいらしい雰囲気」。
2025年4月3日現在の秋田駅では、相変わらずひっそりとした場所の自販機を中心に販売。マスカット風味はあっさりとした味で、やはり若干苦いが、ラムネやレモネードより好きかも。
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