広く浅く

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3010-08-24 20:10:24 | その他もろもろ
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2010年8月24日

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一方、コメント欄の内容については、上記の通り、正確さは保証できません。このことをご了承の上、コメントをお読みいただくよう、改めてお願い申し上げます。


ちょっと思うところがあって、上記のようなものを書いてみました。
(投稿日時がおかしいですが、最上段に表示させるためです。また、この記事のみコメントを受け付けない設定にしています
2011年1月5日アクセス解析を試験設置
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緑の枠の?バス

2025-03-16 23:04:04 | 秋田のいろいろ
赤いランプの終列車の続き。
かつての鉄道や路線バスでは、最終便の行き先表示に赤、その1本前に青の照明を灯して、そのことを知らせたという。
後に鉄道では廃れたが、バスでは大都市圏を中心に実施し続ける事業者がある。
ただ、行き先表示器の方式が、フィルムに印刷した「方向幕」から、LED(当初はオレンジ色1色)に世代交代すると、色ランプを使うことはできなくなった。
そして、秋田など地方では、そんな色表示を行う事業者は、ほぼないと思われる。

とある休日。秋田駅西口発 船場町経由川尻割山線の運用前に待機する、秋田中央交通1428号車。

中型ロングボディーの日野レインボーHR。東武系列の中古車で2019年に秋田へ来た

2024年12月に市立秋田総合病院の外構工事が完成し、病院東西にバスが乗り入れるようになったため、割山線では行き先表示の経由地が「市立病院」から「市立病院東口」に表記が変わった。
再掲
それはそうとして、行き先表示の外周。緑色の点線の枠(LED2粒ごとに空白がある)で囲われている。肉眼ではもう少しはっきり見える。
上辺は車体の枠に隠れて見えない
側面は確認しそびれたが、後部表示も同じ枠。
この枠は赤色にすることもできる。
そしてこれが、LED表示器における、赤ランプ・青ランプに代わる表示方法(の1つ)。※一部鉄道会社のように「最終」の文字を直接表示するバス事業者もある。
赤枠は、終車(しゅうしゃ)表示として使う事業者ばかりのようだが、緑枠の用途は2つに分かれる(青ランプの時代もそうだったようだ)。
東京都営バスでは、昔の鉄道の青ランプと同じく、終車の1本前「終前(しゅうまえ?)」を示す。
横浜市営バスでは「深夜バス」を意味する。深夜バスとは、遅い時間帯に、市街地と住宅地などの間で、割増料金を取って運行する路線バスのこと。テレビ番組の影響で、夜行高速バスのことを深夜バスと呼ぶケースもあるが、それではない。

行き先表示器メーカーはいくつかあるが、(近年のフルカラーLEDは別として)オレンジ色または白色の単色LED表示器で色枠表示ができるのは、株式会社オージの製品だけかもしれない。
同社ホームページのQ&Aに「デジタル行先表示器の枠が赤色や緑色の時がありますが、何か意味があるのでしょうか?」「赤枠は「終バス」を表し、緑枠は「終バス前」や「深夜バス」にご使用頂いております。」とある。
なお、オージのオレンジ色側面表示器では、枠表示はできず、上段の経由地などを表示する横長の枠(スクロールも可能)の左右に、小さい赤と緑の■を表示するようだ。


ところで、20世紀末に、秋田市交通局(秋田市営バス)が試験的に使用していた液晶式行き先表示器(関連記事)では、バックライトの色が黄緑のことが多かったが、赤っぽい色になっていたこともあった。今思えば、赤ランプで照らしていた方向幕(写真でしか見てないけど)に雰囲気が似ていた。
この表示器のメーカーは不明だが、東京都交通局や横浜市交通局でも同じような液晶表示が試用されていたそうなので、赤表示の意味合いだったのかもしれない。


ここで、秋田中央交通で色枠表示ができたことと、その意味について。
中古車では、事業者ごとに表示器のメーカーや機種が異なるので、前所有者の表示器は取り外した状態で移籍するのが基本のようだから、移籍後に中央交通側で取り付ける。それも新品ではなく、廃車から取り外した表示器を転用することが多いようだ。そのため、1428もそうだが、ドッド欠けが目立つものがある。
※一例として、京成グループの中古車だという、1455号車(2019年より後に移籍)の側面には、2010年6月製の表示器が設置されている。
オージでは、「色枠表示機能がない単色LED表示器」は製造していないのだろう。中央交通のような色枠を使わない事業者でも、それを使うしかないのだと思われる。

中央交通で色枠表示を見たのは、今回が初めてではない。数年に1度程度の割合で、緑枠も赤枠も見かけている。
2009年。後部の緑枠
拡大
昨年か一昨年には、秋田市中心市街地循環バス・ぐるる用の日野ポンチョの小型表示器が赤枠になっていた。
いずれも、終車や終前ではない便だったはず。もちろん、深夜バスなどない。
今回の割山線は、船場町経由としてはその日最終便だが、その後に商業高校グラウンド前経由がまだ5本ある時間。この時の車両は、その直前は新屋線か割山線の上りとして運行しており、そこでは枠はなかった。その直後、「回送」表示で緑枠が出たのを発見し、引き続き割山線でも枠が残った。

ほかに、オージ製表示器に何年か前に乗り換えた羽後交通(本荘営業所)でも、赤枠、緑枠を見たことがある。
こちらは、秋田発本荘方面行きの、ほんとうの最終便と終前便だった。だからといって、最終便と終前便は必ず枠が出るわけではなく、出ない日のほうが多そう。
終車なのだけど枠なし
↑日野レインボー、秋田200か1653。1年前に新車導入され、連番のいすゞエルガミオもあるとのこと。

赤枠緑枠を表示させる方法について。
昔のランプ時代なら、それ用のON/OFFスイッチがあったに違いなく、運転士が必要に応じて点灯するしかなかっただろう。
LEDではどうなのか。よく分からない。設定器(オージではコントロールパネルと呼称)にそれらしきボタンはなさそう。今も自動で切り替わるのではなく、手動で枠を出すのか。

以上を踏まえて、秋田で赤枠緑枠のバスがある理由というか原因。
1.大都市圏のバスにならって、終前と終車を担当する時に、個人的に独断で表示させている運転士がいる。
2.運転士の誤操作で、うっかり枠を表示させてしまう。
3.運転士の趣味や気分で、なんとなく表示させている。
のどれかだろう。羽後交通本荘営業所には1の人がいるのか。中央交通は2か3か。

いずれにしても趣味的にはたいへんおもしろいが、興味がない乗客にしてみれば、まったく気付かないかもしれないが、気付いたら気になってしょうがないだろう。「まれに色枠のバスが走っていて、その意味が分からない」状態なのだから。異常事態か何かを知らせる表示ではないかと、心配されるかも。
配線を切断するなどして、枠表示できないようにしたほうがいいと思う(でなければ、思い切って枠表示を正式に実施するか)。

それ以前に、オージが枠表示機能がない行き先表示器を発売すればいいのでは。枠のLEDの粒は、文字部分とは別に配置されているようで、それ用の回路も独立していそうだから、それらを省けば安くなるのでは?
ただ、地方のバス会社が新品の表示機を購入する台数(≒新車購入台数)は、たかが知れている。中央交通なら年に0~3台程度。大都市圏の事業者なら、何十台も買う(都営は2023年度に80台など)から、そちらに合わせた製品のみを作ったほうが、効率が良いのだろうか。
地上波放送だけを見たい人も、BS/CSチューナー内蔵テレビを買うしかないようなもので(アナログ放送・ブラウン管テレビ時代は地上波専用テレビも多かった)。



最後に、色枠による表示を実施している、都会の各バス事業者について。
それらのバスの利用者のみなさんは、意味を分かっておられるのだろうか。
昼間や夜早い時間しかバスに乗らない人は見る機会がない。それに、いくかのバス会社のホームページを見てみたが、表示の意味を説明している事業者は、ほぼなかった。

京都市交通局(京都市営バス)では、フルカラー表示器でほぼ統一された2024年6月1日から、赤枠表示を開始(側面も枠表示)。その開始時の告知があった(ページ番号326772)。
東京都交通局では、2017年7月30日に、同局Facebookでクイズの形で紹介。
【都バスの行先表示器。緑枠の意味は??】
今日は、みんくるからクイズだよ! バスの前面に表示されている行先表示器。行き先が赤枠で囲われていたら「最終バス」だよね! では緑枠だったら、どんな意味か知ってるかな~~?
正解は、最終バスの1つ手前の便!
つまり最後の便までもう1本あるっていうことなんだ。赤枠は知ってても、緑枠の意味は知らない人が意外に多いかも・・? 夜にバスを利用する際は覚えておくと、安心だね!
だそうで、都交通局としては、緑枠はともかく赤枠は知ってて当たり前という認識に受け取れる。
それに対するコメントでは、知ってる人も知らない人もいたものの、「深夜バスを意味するバス会社もあるからややこしい」とか「『最終』『終前』と文字ではっきり示したほうがいい」という声もあった。「規則で決まって全国共通です。」といういい加減な声も。

大都市でも、“免許維持路線“など運行本数がきわめて少ない路線がある。1日数本で、明るい時間に最終が出るような。そんな路線でも、終前・終車表示は見られるのだろうか。
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いまだに雪道

2025-03-13 23:43:02 | 秋田の季節・風景
秋田市の積雪の観測値は2月28日にゼロとなった(3月に入ってから一瞬積もって再びゼロになったのが2度)。ここ3日は最高気温が10℃を越えた。
中央地域のとある庭。バッケ(フキノトウ)など緑がちらほら
左側に雪が少しだけ残っているが、屋根からの落雪がたまり、日陰なので融けないで残っているもの。
このような庭や山かげのほか、広い駐車場などで除雪により積み上げられた雪が残っているのはあるが、道路上で雪が残っているところは、まったくなくなり、夏用の靴で歩き回ることができるようになった、かと思いきや…
歩道に残雪!
冒頭の庭の残雪などは、ざらざらのザラメ状だが、ここは違う。人が歩くことで押し固められて、半透明の氷状になっている。凹凸や傾斜もあって、夏靴では転びそうで怖い。短距離だが、やっかいな雪道だ。
ここは昨日の記事で取り上げた、千秋トンネルの手形→保戸野行き車線側の歩道の、手形側。トンネルから数十メートルの区間だけ、融け残っている。ここは切り通しの南側なので日陰になるため、毎年、こうなる(2010年3月)。

以前も述べたが、千秋トンネルを徒歩や自転車で通る人は少なくない。高齢者も通るし、秋田大学教育文化学部附属学校や各高校の通学路でもある。
定期的に通る人は、ほんの数十メートルのためだけに、暖かくなっても冬靴を履き続けるべきか、夏靴で慎重に歩くべきか、迷うかも。※反対側歩道を歩けばいいわけだが、横断歩道は遠い。

ここは大量降雪時には、道路管理者が歩道も除雪してくれることもあったかと思うが、あんまりやってくれない(だから、毎年こうなる)。昔は、近くにお住まいの高齢男性が、おひとりで、一生懸命氷になった雪を手作業で割って、道を作ってくださっていたのだが、近年はお見かけしていない。
(再掲・2019年1月)おそらく個人の善意により、路面が露出していた
数十メートル程度なら僕がやってもいいけれど、除雪道具をかついで行くのは難しい。こういう時こそ、道路管理者。秋田市ホームページの道路パトロール依頼フォームから、建設部道路維持課へお願いしてみた。
このフォームから、道路の小さな穴ぼこやカーブミラーの不具合などは、何度も報告している。ほぼいつも、大変迅速に対処してくれている(朝イチで確認後、即日対処完了も多い)ので、今回も期待した。
3月初め。トンネルを背に撮影
しかし、1週間経過しても、手つかず(暖かさで自然に融けて減っただけ)。数十メートルだし、暖かくなったから放っておいてもじき融けるでしょという判断になったのだと思うが、高齢者も小学生も通る道。配慮があっても良かったのでは。
この時点ではフタが閉まっていたまきえもん
【14日追記・↑トンネルを抜けたら、そこは雪道だった。というところ。トンネル内からはカーブで雪道の末端が見えず距離が分からないので、知らずに歩いてきた人は、夏靴を履いてきたことを後悔し、絶望するかも。】
管理者による除雪作業ができないなら、除雪道具あるいは融雪剤を設置して、通行人もしくは地域住民などのボランティアに作業してもらうことも可能だろう。
役所も住民も、降雪直後に車が通れるようにすることが、除雪だととらえてしまっている風潮がある。春になっても雪道を歩かねばならない歩行者がいることを忘れないでもらいたい。
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まきえもんの中

2025-03-12 20:41:28 | 秋田のいろいろ
秋田市中央部、千秋公園の丘を抜ける市道の千秋トンネル。その歩道に2019年(2018年度末)に「まきえもん」が設置された
まきえもんは「定置式凍結防止剤散布装置」で、時間や温度に応じて、いわゆる融雪剤(凍結抑制剤)を自動で散布する。トンネル内の車道の路面凍結を防ぐ役割。両方向の車線に2台ずつ、計4台が設置されている。
(再掲)2019年
設置から6年が経過し、活躍具合がどうなのかは知らないけれど、ボディに汚れが目立つようになり(洗えば落ちそう)、変わらず歩道に鎮座し続け、気にも留めなくなっていた。
ところが現在、手形→保戸野・新国道方向の車線のまきえもんが2台とも、こんな姿になっている。
手形側
フタ状の天面ががばっと開いている!
保戸野側
保戸野側のまきえもんは、開いた全面を覆う、半透明のシートがかかっている。
手形側
手形側は、そのシートが半分外れてしまっていて、中がよく見える。容易に見られる位置だったので拝見。
これがまきえもんの中だ!
がらんどう
底に凍結抑制剤が少量たまっていて、穴が開いている。なるほど、まきえもんの大きなボディの大部分は、凍結抑制剤タンクだったのか。
↑上の写真上方に白い横長のシールが貼ってあるが、そこが凍結防止剤最大投入レベル。
金属製だと思っていたが、フタは軽そうで樹脂製に見えた。そして「ホッパーに散布剤を入れすぎるな」という趣旨の注意書きがあり、タンクではなく「ホッパー」が正式らしい。メーカーホームページには「ホッパーはFRP製で腐食の心配がありません。」とあり、全体が樹脂製。容量は0.2立方メートルで、25kg袋が5袋分入る。底には「撹拌翼」がある。

開けっ放しなのはなぜ?
そして、ここ数日は暖かいが、その後は再び冷える天気予報が出ている今、こんなわずかな融雪剤で足りるのか?
好意的に解釈すれば、定期巡回時に凍結抑制剤が足りないことが判明し、近日中に補充することにし、分かりやすいように開けっ放しにしている。といったところか? シーズン終わりのお掃除にはまだ早い。
開けっ放しだと、ごみを捨てられたりしかねない(トンネル付近のポイ捨ては少ないが)し、万一、子どもが中に入ったりしたら危ないのでは。

【その後について追記】保戸野行き車線側は、3月15日時点で開いたまま。反対の手形行き車線側は、13日までは閉まっていて、15日に通ると、2台とも新たに開いていた。すべてのまきえもんのフタが開けっ放しになった。

トンネル外の歩道の残雪について続く
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赤いランプの終列車?

2025-03-09 23:32:58 | その他もろもろ
今回は、本題にしたい記事の前提となる、前フリ記事です。
春日八郎が1952(昭和27)年にリリースした「赤いランプの終列車」という歌がある。
蒸気機関車の走行音(汽笛は本物?)をモチーフにしたイントロと、「赤いランプの終列車」の部分のメロディーくらいしか知らないけれど。最終列車で旅立つ人(恋人?)を、プラットホームで見送る視点の歌詞。
「終電車」ではないし、イントロの蒸気機関車の音、それに全体の雰囲気からして、国電などの近距離ではなく、中長距離の列車だろう。

ところで、この「赤いランプ」。
数年前まで、漠然と、終列車の尾灯(テールランプ)を指しているのだと思っていた。
ところが、たしかNHK「新・BS日本のうた」の曲紹介のナレーションだったが、そうではないことを知った。

尾灯ではなく、終列車であることを示す赤ランプというものがあったのだという。
Wikipedia「終電」の項には、
かつて東京など一部の大都市の路面電車(都電など)においては、識別を容易にするため、終電車の方向幕に赤い電球を点灯して運行し、これを「赤電車」と呼んだ。終発から1本前の電車は同じく方向幕に青い(実際は緑色)電球を点灯したため「青電車」と呼ぶ。
とある。【10日補足・「方向幕」とは車両の行き先表示のこと】歌われているのは、路面電車ではないので多少違うのかもしれない。
そもそも、当時の蒸気機関車にひかれる客車には、方向幕はなく、行き先を記した板(サイドボード略してサボ)を掲出していたはず。それを赤で照らしていたのか???

もともと全国どこでもそうだったわけではないようだが、現在は赤いランプの終列車は少なくなったようだ。
方向幕がLED式になった今は、「最終」といった文字を直接表示させる鉄道会社は一部ある。大阪メトロでは、後部の前照灯(ヘッドライト)も点灯させるという表示をしているそうだが、乗客向けというより、保線作業員に知らせる目的があるらしい。


話が飛んで路線バスでも、方向幕を、鉄道と同じく赤や青にするバス事業者もあった。
東京都営、横浜市営、大阪市営(大阪シティバス)、小田急バスなど大都市圏中心。ネットで画像を拝見すると、大型方向幕がぼーっと赤く灯るのは、見たことがない者にとっては違和感があり、なんだか不気味にさえ感じる。【10日追記・京都市営は2024年開始で、幕時代は未実施。】

バスの行き先表示もLEDになった。
赤色表示は技術的にできなくもないが、おそらく車両の灯火や赤信号と誤認させないよう、規制があるかと思う。
そして、秋田のバスでは、最終や最終前の表示は、特に実施していない。のだが…
※最終バスのことを「終車(しゅうしゃ)」と呼ぶこともある。平成初期の秋田市交通局(秋田市営バス)の運転士が、そう呼んでいたのを聞いて、初めて知った。
そんな辺りについて、続く
コメント (2)
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