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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ポスト差入口・県警情報板 その後

2025-03-31 20:26:28 | 秋田の季節・風景
秋田市 山王大通り
イオンスタイル山王が開店して、通る機会が増えた。
上の写真、「東カンビルディング」前の郵便ポストのことを、昨2024年夏に取り上げた
右側、定形外郵便物の差入口のフタが取れてしまって、角材とプラスチック板による手作りのフタが取り付けられていた。
その後、2024年12月中旬時点でも、そのままだった。
(再掲)
2025年3月中旬に久々に通ると、直っていた。

ポストや脚のサビや汚れが以前と違っており(全体的には以前よりマシ)、ポスト全体を、新品でなく中古品に交換したことになる。
日本郵便もいろいろ大変な中、新品交換は難しいかもしれないが、部品交換すればもっと早急に対処できそうなものだが。


その少し西の反対側には、秋田県警察の道路情報表示装置がある。※この記事など。直近は2020年
何度か取り上げたように、表示内容が変わることがあるが、その文字が、素人が作ったかのような下手クソな字やレイアウトになることがあった。
現在は?
きれいな「秋田の道路は歩行者ファースト」

2020年の再掲)下手クソな「秋田の道路は歩行者ファースト」

切り替わるもう1画面もきれいな文字で、
「旅立ちの春 夢に向かう道のりも 交通安全!」
今まででいちばん気の利いたメッセージかも。
夢に向かう道?
【4月1日追記】4月1日には時期を問わない内容に変わり、このメッセージは表示されなくなっていた。さらにその後の変化について、2025年6月18日の記事にて
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改札にステンドグラス風の絵

2025-03-30 23:00:09 | 秋田の季節・風景
秋田駅東西自由通路の天井に、ステンドグラスがはめられていることを、2009年2021年に記事にしていた。
先週の前半頃【31日訂正】半ば頃に、その記事へのアクセスが若干、増えた。ステンドグラスを通った日光が、床面に投影される時期にはまだ早いはずだし、なぜだろうと思っていた。

29日に中央改札前を通ったら、
東方向
これまでなかったものが!
(再掲)2020年

中央改札口前の天井が高くなっている部分の、改札に向かって右上(=東面)の、素通しのガラスに、カラフルな絵というかイラストが描かれた。
ステンドグラスかのようにも見えるので、これでアクセスが増えたのだろう。
【31日追記】26日頃の時点では、足場を組んで作業が行われていたそうだ。絵が現れたのは、週後半27日以降ということになりそう。

写真では柱で隠れてしまって確認できない部分もあるが、描かれているものは、どれも秋田県にちなむもののようだ。
左から、かまくら、なまはげ、田沢湖の辰子姫像、カタクリ(?)の花、花火、能代七夕「天空の不夜城」、ハスの花、竿燈、桜の花。
秋田犬とか稲穂【31日追記・それに秋田蕗、秋田杉】はあってもいいのに、(隠れていなければ)なさそう【秋田犬と稲穂は描かれていました。末尾の4日付追記参照】。

実際にはステンドグラスではなく、印刷したシートを貼っていると思われる。光は通さなそう。
明り取りの意味もあった窓だと思うが、デッドスペースでもあったので、有効活用ということか。

西口方向から改札に向かって来ると、色鮮やかなこともあって、目に入りやすい。本当のステンドグラスよりも目立ってしまう、ステンドグラス風イラストになりそう。

【4日追記・4月4日付秋田魁新報 秋田市地域面より】
この絵は、新幹線ホームの柱の「看板(と表記するが、ジェイアール東日本企画による広告枠のようだ)」とともに、JR東日本秋田統括センター(=秋田駅などの駅や旧・秋田運輸区をまとめた組織)が企画・実施したとのこと。
見出しでは「改札前天井窓」、新聞記事本文では「改札前天井近くの窓一面」、「秋田の特色を表現したステッカーを貼り付けた」としている。
当ブログ記事中の写真の柱の隠れた位置に秋田犬がいた。カタクリの花と思ったのは稲穂だった。桜は「仙北市角館町の武家屋敷」らしいが、桜は枝垂れていないように見えるし、武家屋敷らしいものは板塀しか描かれていないような…
改札の外は秋田市の所管だと思っていたが、JR主導でこういうことをするとは意外だった。
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n送会

2025-03-29 22:58:26 | その他もろもろ
10年以上前の今頃の時期だったか。ネット上で、高校生辺りの世代の人が「三送会」という言葉を使うのを目にした。
初めて知った言葉だが、時期と前後の文章から、意味は容易に理解できた。

学校行事の「3年生を送る会」の略。
読みとしては「さんそうかい」なのだろう。略しかたは素直だが、一部の音訓が入れ替わるタイプだ。

では、「3年生を送る会」とは。
年代だけでなく、学校による違いもあるはずだが、僕は経験したことがないと思う。
ただ、昭和末の小学校で「6年生を送る会」はやっていた。その3年生版、つまり中学校・高等学校版ということになる。

ベネッセ「【中学生活から将来の夢まで!】ミライ科」の「三送会とは? 最高に盛り上げる方法(https://cblog.benesse.ne.jp/miraika/2024/02/sasoukai.html)」では(URLからすればやはり「さんそうかい」)、
「学校によって呼びかたはちがうかもしれないけれど、卒業する先輩(せんぱい)のために開く「三年生を送る会」のことだよ。」
「小学校では「六年生を送る会」があったかな?/中学校でも、卒業生に向けて「三年生を送る会」を行う学校が多いよ。/略して「三送会」って呼ばれることも多いみたいだ。」
としている。

中身は、昔も、今も、小中高とも、体育館などに全校児童生徒が集まって、出し物を見せてあいさつして、といった内容が主流のようだ【例外等後述】。
僕が小学校5年生だった時は、合唱をしたはずで、歌う曲を決める時、僕は「切手のないおくりもの」を推したのだが、結局「翼をください」になった思い出がある(他は一切記憶なし)。
【4月2日追記】小学校の卒業アルバムの行事記録で、在学中(1983年度~1988年度)の実施状況を調べた(やったのに抜けていたり、名称が実際と異なって記載されている可能性あり)。1983年度は「卒業生を送るゲーム集会」、1984年度、1985年度は記載なし。1986年度が「6年生を送る会」、1987年度と1988年度は「お別れ集会」。記録上は、1回しか6年生を送る会を経験していないことになる。(以上追記)

もっと昔、というかもともとは「予餞会(よせんかい)」といい、今もその名で実施する学校も存在する。
また、「卒業(生)を祝う会」とするところもなくはなさそうだが、それだと在校生が不在のものもあると思われる。

僕は中学校と高校で送る会がなかったわけだが、考えてみれば、入学時には「対面式」はあった。卒業時に何もないのは、冷たいかもしれない。高校はいわゆる進学校で、入試時期にそんな余裕もなかった。今でも、秋田県立高校は全般にやっていないみたいだけど。

「n年生を送る会」は遅くとも昭和末には存在したが、「n送会」と略するのは、平成以降となるだろう。
「n送会」は児童生徒側のみならず、学校側でも使うようだ。我々の頃は、「送る会」と略していたか。
ネット上では、アラビア数字の「3送会」、漢数字の「三送会」どちらも使われる。
以下、2024年度(2025年3月卒業)の状況を、ネットで調べてみた。

・予餞会
古めかしい呼称を使う学校は、見付けられた限りで、
公立中では、袖ケ浦市立蔵波中学校、成田市立吾妻中学校、鎌倉市立玉縄中学校。
私立高では、日本大学習志野高等学校、 東京学館船橋高等学校(※)、八千代松陰高等学校、木更津総合高等学校、 植草学園大学附属高等学校(以上千葉)、日本大学明誠高等学校(山梨)、桜花学園高等学校(名古屋)、祐誠高等学校(福岡) 。
※系列の東京都内1校、千葉県内2校でも、行事の1つとしてホームページで予餞会を挙げているが、2025年に実際に開催されたかは確認できなかった。

以上、小学校では見付けられず、私立高等学校に多い傾向。そして千葉県に多い。
「席書(会/大会)」の読みがせきしょ か せきがき かのように、地域差はありそう。


・ゲスト
上記の通り、在校生が出し物をするほか、先生が気合の入った出し物をするところも多い。
上記、予餞会として実施する日本大学習志野高等学校や東京学館船橋高等学校では、芸人を呼ぶ。2025年は、真空ジェシカが両校に、それぞれ別のもう1組とともに出演。学園祭並みなのか。


・3と6以外
3年生と6年生以外の学年次でも、送られることがある。
専門学校、短期大学、定時制高等学校、4年制大学、高等専門学校(高専)、義務教育学校(小中一貫校)があるため、2年生、4年生、5年生、9年生が送られることもあり、実際に送る会の実施例があった。
留年者が送られると、7年生や8年生、10年生以上もあるかも。


・広義の送る会
予餞会、それに本来の(狭義の)n年生を送る会は、上記のような学校全体の行事。
おそらくそこから発展的に生じた、違う「送る会」もある。
部活動・サークル、ゼミ・研究室などで開催するもの。中には、ちゃんとした「引き継ぎ式」的なものもあるようだが、「飲み会」が多い。だから「(大学)4年生を送る会」がけっこう開催されている。

それって、我々の頃(20世紀末)は、「追いコン」こと「追い出しコンパ」と言ったのでは? もしくは「卒業コンパ」。
追いコンも、今なお、全国的に通用する。先輩である卒業生を「追い出す」というユーモアのある表現だが、ふざけているともとらえられるし、「コンパ」だといかにも飲み会だから、それらを避ける意図なのか。


・変換できるか
「さんそうかい」と入力して「三送会」に変換できるか。
パソコン用「Google日本語入力」、スマートフォン用「Gboard」、パソコン用「Microsoft IME」とも、変換できた。
さらにMicrosoft IMEは「ろくそうかい」も変換。


・X投稿数
最後に、Yahoo! JAPANの「リアルタイム検索」を用いて、X(旧・ツイッター)における、各ワードの投稿件数を記録しておく。
2025年3月28日夜時点(★印のみ29日夜時点)で、過去30日間の投稿数。アラビア数字は全角/半角に関わらずカウントされた。
"送別会"45499(もちろん大人の送別会が多い)
"送る会"3652
"年生を送る会" 1919
"卒業生を送る会" 305
"9年生を送る会" 9  "9送会" 1
"6年生を送る会" 963 "六年生を送る会" 93 "六送会" 85 "6送会" 132
"5年生を送る会" 1 "五年生を送る会" 1 "五送会" 3 "5送会" 12
"4年生を送る会" 68 "四年生を送る会" 19 "四送会" 46 "4送会" 53
"4回生を送る会" 3(★。「回生」は関西の大学でよく用いる)
"3年生を送る会" 650 "三年生を送る会" 118 "三送会" 1634 "3送会" 691
"2年生を送る会" 0 "二送会" 0 "2送会" 2
"予餞会" 288

"追い出しコンパ" 205 "追いコン" 4461
"卒業コンパ" 21(★) "卒コン"21263(★。「卒業コンサート」の略が相当含まれる)
"謝恩会" 6657 "卒業記念パーティー" 167 "卒業パーティー" 1643 "卒業祝賀パーティー" 16 "卒パ" 500
"卒業祝賀会" 171(★) "卒業を祝う会" 268(★)  "卒業生を祝う会" 16(★)

やはり、3年生と6年生でよく開催され、「n送会」と略すのは中高(三送会)が多い。「追いコン」も死語ではなかった。

【4月2日に追加で検索】
"お別れ集会" 12 "おわかれ集会" 0
"年長組を送る会" 0 "年長さんを送る会" 14
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トケボー勢揃い

2025-03-26 23:06:01 | 秋田の季節・風景
秋田市道・千秋トンネルの中に、定置式凍結防止剤散布装置「まきえもん」が設置されている
一方、秋田県道・雄物新橋の南側たもと(新屋元町)には、凍結抑制溶液自動散布装置「トケボー(トケボ~)」が設置される

両者の大きな違いは、まきえもんは常設式で、粒の融雪剤を散布するのに対し、トケボーは可搬式で、液体の融雪剤を散布すること。
雄物新橋は道が狭いこともあって、毎年、冬の間だけ設置される。

そして、秋田市中央地域のとある場所で、“オフシーズン”を過ごすトケボーに遭遇した。
トケボーには、もう1台“同僚”がいて、パイプを組んで作られた台座に仲良く並んで、春から秋を過ごしていた。もう1台が冬に赴く場所は不明だし、年によっては出動せずにそのままなこともあった。かつては2台どちらとも雄物新橋へ置かれたことがあったようだが、近年は「No.1元町用」「No.2」と区別されている。
2024年~2025年のシーズンは、雄物新橋より後に、遅れてもう1台(No.2)がいなくなっていた。
2025年1月末

例年、3月中には戻って来るので、先週末に行ってみると…
3台ある!!
さらにもう1台のトケボーがいた。
考えてみれば、台座の枠が3台分ある時期もあったのが不思議だった(2025年1月時点では2枠)。これで秋田県(秋田地域振興局管内?)のトケボー勢揃いということか。それにしても、ここを見付けてから7年経つのに、これまで6年間、3台目のトケボーはどこにいたのだろう。

両端のトケボーには、緑色の養生テープが貼られている。ここにナンバーが手書きされていたのだが、薄れてしまった。右が「No.1元町用」とかろうじて判読できた。
ということで、テープがない中央が、お初にお目にかかった「No.3」であるべきトケボー。新品ではなさそうだが、FRP製タンクの色が、両端より濃い。夏に野ざらしのNo.1とNo.2は色あせて当然だから、No.3は屋根のある場所にでもいたのか。

さらによく見れば、他の2台と比べてNo.3は、タンクの横幅が若干、スリムだ。
メーカーホームページでは、タンク容量は600リットルのみでバリエーションはなさそうだが、製造時期の違いか。
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新車は新塗装?

2025-03-25 21:17:00 | 秋田のいろいろ
バスの「秋田200か」ナンバーもついに(やっと?)1700台突入。
秋田200か1708
秋田中央交通 臨海営業所配置の日野レインボーの新車。
同仕様のいすゞエルガミオの「か1707」も臨海に導入されたそうだ。

中央交通の一般路線バスの新車は、秋田営業所と臨海営業所に1台ずつ導入されることが多く、前回2023年11月頃もそうだった(1639=臨海、後に秋田犬ナンバープレートに交換、1640=秋田。関連記事)。【25日追記・今回の2台は、2023年の2台と同型式のはず。】
ただ、その前の2022年は1台だけ秋田営業所(1582。画像はこの記事内)に導入と、全体的に秋田営業所のほうが優遇されている感じがしなくもなかった【25日補足・臨海営業所路線利用者としては特に】が、今回は珍しい。臨海2台配置は一時的なもので、秋田へ転属してしまう可能性もあるけれど。
後部
それにしても、この新車、従来と違うのにお気づきでしょうか。

わりと最近小田急から来たエルガ1683と並ぶ
窓より上、屋根にかけての塗色が、クリーム色からグレーに変わった。

このグレーは、2023年から走っている復刻塗装車、つまり昔の塗装の同じ部分と同じ色だと思われる。光線状態では水色のようにも見える。遠目に屋根だけ見ると、復刻塗装と区別がつかなかった。
【25日追記・「新塗装」と呼ぶのは少々大げさなので、】「上部だけ復刻塗装」、「新旧折衷塗装」、「塗装のマイナーチェンジ」といったところか。
復刻塗装車とクリーム色窓・屋根塗装車

中央交通の一般路線バスの塗装が、現在のデザインになって、30年くらい経つはずだが、窓より上のデザインは何度か変わっている。※下記、各塗装の時期は自信がありません。違う塗装が同時期に重複して使われた(新車と中古車など)可能性もあります。
1990年代後半は、
再掲

(再掲)窓も屋根も白
中央交通初のエルガミオがこの塗装だった(晩年は塗装変更)。秋田市交通局(秋田市営バス)からの譲渡車では、この塗色はなかったか。

2000年代初ごく初め頃(短期間?)は、
(再掲)窓が白、屋根がクリーム色
現塗装と、復刻されている旧塗装との間の塗装を踏襲したのだろうか。市営バス譲渡車の初期はこれだった。

2001年辺りに、窓も屋根クリーム色になって、現在に至っていた。
(再掲)クリーム色というより茶色【4月6日追記・ベージュ色】に近い個体も
使う塗料の色数を少なくするとともに、汚れが目立たない色を模索していたのか。

さらに例外ではあるが、2000年頃に秋田市営バスから譲渡された、市営バスの旧塗装の車は、今回の新車と同じような屋根がグレーだった。市営バスの塗装も同じ色だったので、それを残して、塗装の時間と費用を節約したのだろう。
再掲)この車。日野レインボーCITY

今回色を変えたのは、より汚れが目立たない色にしたかった、復刻塗装で使ってみたら悪くなかった、といったところだろうか。秋田で塗装することもある中古車でなく、メーカーが塗装する新車で色を変えたということは、今後はこれで行くつもりか。
他事業者からの中古車導入も進んでいるようだが、今後はそちらもグレーになるのか。また、塗装が同じ、子会社・秋田中央トランスポートもグレーになるのか。全車両がこの色になるには、あと20年はかかりそうだけど…
【25日追記・新塗装(?)の感想】すっきり引き締まって見えて、悪くないと思う。古臭くはない。ただ、冬の寒空の下では冷たく感じてしまうかも。


【5月17日追記・1708号車に乗車】車内は特に目新しい点はなかった。
【6月17日追記・中古車も登場】新車と同じ塗装の中古車も導入された。2025年7月5日の記事

【7月17日追記・さらに新車】7月17日頃から、新たに新車2台が、今度は秋田営業所に投入。1721(エルガミオまたはレインボー)と1722(レインボー)で、1707・1708と同仕様の模様。【7月21日追記】1721号車に乗車。車内は特に変化なし。
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ぽぽろーどにも“バス発車標”

2025-03-24 22:31:25 | 秋田のいろいろ
秋田駅中央改札口と駅東西を結ぶ自由通路・ぽぽろーどの、西口側、秋田駅前交番の上。
右方向が中央改札口
北側階段の下り口横の、出っ張ったスペースの付け根に、新設された物体が。

縦長の液晶ディスプレイ、最近の言いかたでデジタルサイネージが2台。
「秋田駅西口バス出発案内」
バスの”発車標”である。

「画面に触らないでください。タッチパネルではありません。」と表示しているのがおもしろいが、触りたくなる気持ちも、触らせたくない気持ちも、よく分かる。
右下は動画広告。下記、議会資料のイメージ図では、乗り場の配置図がここに出ているが、今回短時間見た限りでは、表示されなかった。
「設置テスト中です4月から実証事業として稼働します。」とも表示されているが、現時点でも正しいデータを表示できているようだ。

設置されることは事前に知っていた。2月7日発行「あきた市議会だよりNo.197」で、「バスロケーションオープンデータ化事業」として、ここにこれを設置する予算(90万1千円)が可決されたと掲載されていた。
いつ設置されるかと、現地をたまに見ていたのだが、議会だよりに掲載されていた予想図を見間違えて、違う場所を探してしまっており、気が付いたら稼働していた。

秋田市「令和6年11月定例会予算決算委員会資料(都市整備部)(https://www.city.akita.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/044/652/yosannkessanniinnkaisiryou20241212.pdf)」の「秋田駅西口バス出発案内デジタルサイネージの実証事業について(バス出発案内デジタルサイネージの設置)」によれば、
秋田駅西口(ぽぽろーど内)において、市民または観光客等来街者に対し、乗り場別の出発時刻等運行状況を提供するデジタルサイネージを実証事業として設置し、バスの利便性向上を図るものである。
本事業は、第3次秋田市公共交通政策ビジョンに位置づけた「ICTを活用した運行状況の提供」の実現を図るものであるほか、本年4月に締結した秋田中央交通株式会社との連携協定に基づく利便性向上策として実施するものである。
実証事業は概ね3年間を想定しており、運行情報の表示のあり方等について検証を行うこととしている。

公益財団法人日本デザインナンバー財団の助成金を活用するものである。
当該助成金は、秋田版図柄(秋田犬)入りナンバープレートを取り付ける際の寄付金(カラー版1枚につき1,000円以上)を活用したものであり、初期費用の全額が助成対象となっている。
だそう。全額助成が出るということは、最終的には税金の負担は実質なしってこと?※秋田犬ナンバーの関連記事
ディスプレイの脚に、ナンバープレート寄付金活用事業助成金で設置した旨の紙が貼ってあった。


バス発車標といえば、西口バス乗り場(バスターミナル)の中に、2023年2月頃に小さい液晶ディスプレイが1枚設置され、西口発の全便を、乗り場に関わらず時刻順に一覧表示しており、現在も変わらず稼働している(中央交通が自腹で独断で設置したのか??)。以下、「下の発車標」と表記。
下の発車標との違いも含めて、表示内容を見てみる。※上記の通り、まだテスト段階だし、今後3年間で変えていく可能性もありそう。



2番から13番の乗り場ごとに、直近2本の時刻と行き先などを表示している。
秋田空港リムジンバスだけが発車する1番は対象外だが、右下にその旨と、時刻表へリンクするQRコードを表示。
表示されるのは、秋田中央交通の一般路線バスのほか、下の発車標では表示しない、羽後交通急行本荘・秋田線や秋田市中心市街地循環バス・ぐるるも表示できる。高速バス能代線も表示できるかも?【4月17日追記・中央交通担当便で「高速能代」と表示され、「まもなく」表示も対応。秋北バス便は未確認。】
下の発車標は、系統番号を表示しないという不親切な仕様だったが、こちらは【】でくくって表示。
以上、下の発車標と比べて、改善というか当然の変更があった。

その他。
8番のりばの添川線に赤文字で「まもなく」と出ている。
議会資料のイメージ図では「2分遅れ」表示もある。「バスロケーションオープンデータ化事業」というだけに、バスの運行情報と連動して、表示できるようだ。中央交通一般路線は、西口始発のみになったが、前の運用の遅れを引きずる時はあるので、その分の遅れが表示されるようだ。
さらにイメージ図ではぐるるに「定刻」表示もあるので、違うバスロケを使っているぐるるにも対応するのだろう。さすがに羽後交通には非対応かな。

下の発車標では、「経由地」と「行き先」の表記基準がめちゃくちゃで、分かりづらかったり誤解させたりしそうなものが散見された。
こちらでは、だいぶ改善されたと感じた。車両正面の行き先表示に準じている傾向がある。ただ、その車両の行き先表示自体が、一貫性がない部分もあり、例の「牛島東五丁目」、それに「新国道」「大学病院」などが、路線・系統によって小さい文字だったり大きい文字だったりまちまちなのが、誤認させかねない。
新屋西線の経由地に「市立病院(西口)」がなかったり、泉ハイタウン線の本来の行き先である「泉駅前広場」が表示されなかったり、明らかな要改善点も。
【4月11日追記】「ぐるる」が上段の小さい文字と、下段の大きい文字の両方に重複して表示されるのも、変と言えば変(後述の通り、4月には変更)。

10番のりばのぐるるに「買物広場で乗換」と出ている。これは、西口からほぼ1周して、買物広場で車両交換する便であること、つまり秋田駅まで戻って来る時は乗り換えが必要なことを言っているようだが、表示する必要はないだろう。かえって悩ませる。
その下「本荘営業所行き」と大雑把な表示が、羽後交通急行バス。系統番号がないのは当然だが、「羽後交通」と表示してあげたらいいのに。
【25日追記・画像追加】ぐるるで、乗り換え便なしで買物広場で運行打ち切りとなる便は「買物広場止まり」と表示。急行本荘・秋田線の秋田方面行きのうち、1便だけある、県立体育館前まで行かず、秋田駅止まりの便は、本来表示の必要がないはずだが、「17:17 秋田駅行き」と表示されてしまう。

【4月11日追記・4月に一部表示変更】4月に入ってから、県立体育館行きの便は、上に小さく「羽後交通」、下に「県立体育館前(「行き」は非表示)」と表示された。他に「ぐるる」の上段の重複表示もなくなっていて、ある程度の表示変更が行われた可能性があるが、経由地「新国道」の表示位置の不統一など変わっていないものもある。
【4月17日追記】泉ハイタウン線は「通町経由 泉駅前広場」に変更されていた。「泉ハイタウン」は表示されない。新屋西線の経由地欄に、市立病院西口は非表示のまま。
【8月2日追記】新屋西線に市立病院が表示されないことについて、市へ伝えたところ、さっそく対応してくれ「市立病院西口」が表示されるようになった(割山線については指摘していないので「市立病院」のまま)。表示変更は柔軟にできるようだ。(以上追記)


右下に交通系ICが使えることを表示しているのが親切だが、字が小さい。
そして、のりばの数字だけ示されても、位置関係が分からない人もいる。イメージ図のように、案内図を表示したほうがいい。【4月11日には、広告の合間に案内図が表示された。】
あとは切り替えて英語表示があってもいいかもしれない。
そして、そもそもの話だが、「西口ののりばごとに2本表示」だけでは情報が足りないこともあると思う。3本目以降がその人の乗るべきバスかもしれないし、県庁や大学病院など複数の乗り場から出る方面もあるし、西口ではなく東口から出るバスもある。下の発車標のような全体の一覧表示もあればいいかもしれないし、紙でいいから路線図もあるべきだ。
今後の改善に期待。

最後に設置場所。
どこに設置するか悩ましいところだが、ベターな場所だと思う。中央改札口を出て、バスに乗ろうとする人の多くが取る動線だろうし、目に入りやすい。
【25日画像追加】


ただ、この場所では、2025年3月31日から4月5日に問題が発生してしまいそう。
この出っ張りは、選挙の期日前投票所が設置される場所でもあるので。通例なら、最初の受付のテーブルが置かれる辺りだ。
2022年に工事で使えなかった時は、向かい側の通路上に投票所が設けられたことはあったけれど、どうするでしょう。

【29日追記・期日前投票所設置中の対応
3月29日時点で、投票所の準備ができ上がって、出っ張り部分は従来通り封鎖されていた。受付の位置も変わらず。
発車標は、なんと、そっくり撤去されていた!
周りを見回しても見当たらず、移設ではなさそうで、一時撤去ということだろう。

今後も、選挙のたびに撤去し、発車標が使えない状態が繰り返されるのならば、なんだかなあ…

【4月11日追記・選挙終了後】
投票日翌日の7日には、期日前投票所はすっかり撤去されていたが、発車標は復帰せず。
その後、11日までには復帰・再稼働していた。画面左上の赤文字は「実証事業中」に。右下では広告の合間に乗り場案内図も表示された。上に追記したように、一部の表示内容の変更も行われたようだ。
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冬の道から春の道

2025-03-23 22:28:58 | 秋田の季節・風景
秋田市街地の積雪がなくなった後も、千秋トンネルの手形側出入口の歩道は、山かげのためしぶとく雪が残っていた
その後、気温と雨により、
3月15日。まきえもんのフタは開いたまま
徐々に雪が減り続けた。
しかし、3月18日。
千秋公園東側、県道28号・大手門通り沿い
朝に1センチ、雪が積もった。そのため、トンネルは、
再び雪道に【24日補足・足跡から通行者数の多さが分かる。自転車は1台?】
それでも、晴天だったこともあり、午後には、
だいぶ消えた
はかない春の雪だった。これが秋田市の今シーズンの名残り雪・終雪となるだろうか。

現時点では、
3月23日。隅にごくごくわずかに残るのみ
ついに、雪道でなくなった。

開けっ放しのまきえもんのホッパー内を拝見。
空っぽ
10日前は底に残っていた凍結抑制剤がなくなった。
自動散布で残りを消費させ、通風して乾燥させてオフシーズンに入るつもりなのだろうか。【追記】その後、こちら側のまきえもんのフタは28日までに閉まった。反対側は28日時点で開いたまま。
気温10℃弱、風は冷たいものの、春の予感
ところで、まきえもんのライバル、秋田県道のトケボーについて続く
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イオンスタイル山王 OPEN

2025-03-19 23:40:01 | 秋田のいろいろ
山王大通りに面した、秋田市山王七丁目9番1号の秋田放送本社跡地(解体工事のようす)に、イオン東北株式会社の「イオンスタイル山王」が、2025年3月20日グランドオープンする。

前置きとして、勘違いしている人がわりといること(それはイオン東北側のやりかたに問題があると思う)について。
イオンスタイル御所野(旧・ジャスコ御所野店、イオン御所野店)、あるいはイオン土崎港店(旧・ジャスコ土崎港店)やイオン秋田中央店(旧・秋田サティ=まもなく開店30年)のような、「総合スーパー」が山王にできるのではない。総合スーパーとは、衣料品、家電、文具などの直営売り場もあるスーパーマーケット。
イオンスタイル山王は、「食品スーパー」。

全国的には「イオンスタイル」は、イオン、サティ、ダイエーを転換した、総合スーパーのブランド名なのだが、イオン東北は事情が異なる【22日追記・東北だけ、ということもでないらしい】。食品売り場しかない「食品スーパー」であるマックスバリュを転換して、イオンスタイルとした店舗も存在する。秋田市内のイオンスタイル茨島、イオンスタイル広面のほか、岩手、八戸、本荘と徐々に店舗数が増えている。
また、イオン東北では、総合スーパーと食品スーパーでは、取り扱いの有無(※)や価格が異なる商品があり、折り込みチラシ(商品や価格は共通の場合もある)、ポイント5倍デー、アプリクーポンの扱いなども違い、それはイオンスタイルでも同様。
※例えば、トップバリュの300g入りレーズンや100個入り紅茶ティーバッグは総合スーパーでしか扱わなったり、麩や白玉粉はまったく違う商品だったりする。
そのため、知らない人にはややこしくてしょうがない、もしくは知らずに損をしている(チラシの取り違え等)こともあるはず。同じ企業が運営する「イオンスタイル」が2種類あるのは、まずいと思う。


イオンスタイル山王が珍しいのは、新設店舗のイオンスタイルであるとともに、2階建てで、無印良品やサイゼリヤなど、広い面積のテナント店舗(専門店)が複数入居する点。
だから、既存の食品スーパーのイオンスタイルとは微妙に違い、見ようによっては総合スーパー的な雰囲気もなくはないので、余計に誤解させかねない。
しかも、従来の食品スーパーの開店ではなかったであろう、キャッチコピーが作られた。「秋田のまんなか私にどまんなか #どハマり」というもので、期待してしまう人が出るかもしれない。
山王に、ジャスコやサティのような店ができたと思いこんで来店して、思ったより貧弱な店じゃないかと、がっかりする人も出てしまいそう。

テナントに用がある人以外は、最寄りの食品スーパー級イオンスタイルやマックスバリュで、ほぼ用が足りると思う。(特売狙いならまだしも、様子見だけのために)開店早々、無理に行かなくてもいいのでは…

一方、スーパーマーケットがほぼ存在しない、山王地区の北側(旭北小学校区側)にできたスーパーマーケットとしては、存在意義が大きい。旧国道沿いの山王一丁目北辺にあったマルダイ(この場所)以来では。
住民、官公庁などオフィス街勤務の人、八橋運動公園利用者など、便利になる。


3月31日以降の営業時間は7時から22時(30日以前は短い【20日追記・夏冬で変わるのかも】)。
茨島や広面のように24時間営業かと思っていたのに意外。人不足の影響かもしれないが、これで充分だと思う。


駐車場は約170台(ちなみに駐輪場は約246台)。店舗建物の前のほか、細い市道を挟んで東隣(店に向かって左)にもある。解体工事が始まった、旧・秋田市文化会館の西隣の空きビルだった「秋田実業ビルディング」を解体し、その裏の月ぎめ立体駐車場も解体して、第2駐車場的な平面駐車場になった。【25日追記・店舗の仮設の表示で、東側を指して「第2駐車場」の表記があった。】
ただし、ガスト秋田山王店はそのままなので、駐車場の中にぽつんと存在していることになる。サイゼリヤもできて脅威でしょう。
【20日補足・山王大通りを東・県庁側からたどると、旧文化会館→イオン駐車場→ガスト→市道→イオン本体→秋田住宅流通センター→「体育館前」交差点(市道交差)、の順。西・臨海十字路方面から車で入る場合は、大通りから直接右折はできないので、「体育館前」交差点を右折して市道に入ると、そちら側にも(店舗建物前の)駐車場出入り口があるそうだ。】

その駐車場は、秋田の商業施設では珍しく有料。ナンバープレートを自動認識して、店内の精算機で事前精算する方式【22日追記・スマートフォンでの精算も可能だそうだが、詳細は知らない】。
最初の60分は無料(精算手続き不要らしい=利用時は確認してください)で、1000円以上の利用でさらに60分無料(サービスカウンターでレシート提示)。
無料だと、八橋運動公園でのイベント時や、竿燈まつりの時に大変なことになりそうだから、その対策もあるのだろう。総合スーパーならまだしもこの店舗構成なら、60分無料で充分。【23日追記・実質的には無料駐車場と言える。】
そして、八橋球場前バス停が目の前で、運行本数も多いので、バスでのアクセスも良好。歩道にロードヒーティングがあるので、積雪期の徒歩でも行きやすい。


2025年1月で閉店した、マックスバリュ泉店の2014年の開店時は、グランドオープン前日に「プレオープン」が行われた。近隣には告知が行われたようだが、おおむね通常営業体制で、誰でも入店できた。
今回も同じく、3月18日から2日間、プレオープンが行われた。我が家にはチラシ等は来ず、ネットでも目立った告知はなし。

なお、3月19日に、グランドオープンの8ページのチラシが折り込まれ、サイトにも掲載された。
現時点でネットで見られる、総合スーパーイオンの市内3店舗では、協賛セールが実施される。特売商品は山王と共通性があるが、価格はやや高い。当日でないとチラシが見られない食品スーパーでも、同様だと思われる【20日追記・河辺店以外の市内各店舗で実施。25日追記・マックスバリュエクスプレス新屋関町店も対象外】。

19日午後に行ってみた。ほぼ直営部分しか見ていませんが。
逆光で恐縮ですが、北西・県立体育館側から。奥は旧・秋田市文化会館
完成予想図よりは濃い色合いの建物。【21日補足・予想図は正面全面が木質風の外壁だが、実際は黒い部分が多い。それと左側の出っ張った外壁は、予想図では縦方向の板張り風なのが、実際は横方向。看板の種類や位置も異なる。】
再掲)秋田放送時代

北東・市役所側から。文化会館に隠れて目立たない
店舗前の駐車場はほぼ埋まっていたが、東側はガラガラ。店内のお客もけっこういたが大混雑ではなく、ゆったり買い物でき、レジ待ちもなし。20日はこうはいかないでしょう。

1階はほぼすべてがイオンスタイル直営売り場。
出入り口は店舗正面左右にあり、向かって右・西側を入ってすぐ左に、2階への上下エスカレーターがある。階段とエスカレーターは、左端にあるそうだ。
トイレは1・2階とも、手前右(1階でいうと右側ドアの右)。2階に入ってみたが、だいぶ狭い。もう少し広くても…【21日追記・1階のトイレも同じ。】【24日追記・男性用は個室1、小便器2、手洗い1。手洗いは2つあったマックスバリュ泉店よりスケールダウンし、配置も若干窮屈。】
イオン銀行ATMは1階左側に1台【20日追記・他の金融機関のATMはなし】。駐車場精算機もそこ(他にもあるかも【4月12日訂正・なさそう】)。

マックスバリュとして標準的な店舗レイアウト。初めてでも違和感がない。インストアベーカリーと青果売り場が右側。
泉店よりはずっと広く、茨島や広面よりはいくらか狭いか。それでも広々として、明るい。
扱い商品はやはりマックスバリュ系の品揃え。泉より多く、茨島・広面程度かそれ以上かな。ベーカリー(焼きたてパン、焼きたてピザ)も種類豊富で、やはりマックスバリュ系。こしあんドーナツもあり、泉店と茨島なら、105円(クーポン適用で100円)になる曜日だが、山王は少なくとも今日はそうでなかった。【4月4日追記・火水にこだわらず、任意の日に105円になり、チラシに掲載されることもあるようだ。】
【4月18日追記・ベーカリー専用のレジはない。専用レジがある他店でも、ほぼいつも閉まっていたり、開いていても中央レジでまとめて会計する人が多いから、妥当だろう。それに、泉店ではあったカウンターコーヒー「イオンドリップ」もないようだ。】

開店記念で安い商品が多い。20日までというものもあったが、4月初めまで安そうな表示のものも。
バナナのたたき売りで売られるような、何十房も付いたのが429円【20日追記・たしか20日まで】とか、グリコビフィックスヨーグルトが105円とか。

じっくり見なかったが、チラシによれば、左側から入ってすぐの「冷凍食品コーナー FROZEN」は「秋田県内のイオン最大級の品揃え」だそう。レモン牛乳アイス、佐賀スペシャルブラックモンブランなどもあるそうだ。→アイスについて


スマートフォンでバーコードを読み取りながらカゴに入れて、レジで精算のみを行う「レジゴー」も、秋田市内では茨島、秋田中央、広面に続いて導入(意外にも御所野は未導入)。18日は呼び込みの社員もいたが、使う人はまだごくわずか。
貸し出し端末は広面と同じく、薄型で、音量がデカいもの。
精算機が3台あるのは既存店と同じだが、流れが若干異なっていた。
既存店は好きな精算機へ進み、その横に掲出される(店により左右が違う)2次元コードを読み取って精算だった。山王では3台の手前に自動改札機みたいなのがあって、そこに2次元コードがある。読み取ると、手持ち端末に番号が表示され、その精算機へ進む。【4月12日追記・従来方式に慣れた客やそそっかしい客は、表示と違う番号の精算機へ進んでしまい、(前後して精算しようとしている)他人の買い物を支払ってしまいそうになるケースがあった。従業員が気付いて防ぐことができたが、それがなければ、支払うことができてしまう。要注意・要改善では。】
精算後は、既存店では充電器を兼ねた台に端末を差しこむが、山王では小さいごみ箱みたいなプラスチック箱へ入れる。分からなくて戸惑ってしまった。使う人が多くなると、回収が追いつかなくなってあふれないかな…
フルセルフレジもある。
精算後の袋詰めをする「サッカー台」がなんだか少なく【20日補足・狭い上に、少ない】感じた。

従業員は、マックスバリュ泉店から移籍した人がちらほら。人数が増えたので新規の人もいたし、本社や他店(秋田中央店など)からの応援の人もいたようだ。
客に聞かれて、「WAONステーションはどこにあるの?」と探している応援らしき従業員がいたけれど、最近の店舗では単独のステーションはなく、イオン銀行ATMの内包で対応しています。


iAeonアプリでは、17日時点で、山王をお気に入り店舗に登録できた。
18日からは、通常開店の店舗と同じ扱いになり、クーポンも配信された(他店舗と共通)。火水の5%OFFクーポンも適用。アプリを新規ダウンロードした人は、トッポをもらえる。
アプリで使える、コード決済・AEON Pay(ATMで現金チャージ可)で支払えば、3月中はポイント5倍。実際には、AEON Payは常にポイント2倍になるので、倍付けされるのは3倍分。合計で200円ごとに通常2ポイントなのが5ポイント付く。
WAONカード等の支払いの土日ポイント5倍は、山王でも実施。ただし、通常は土日にAEON Payで支払っても、5倍にはならない(分かりづらい)。【4月22日追記・4月に入ると、イオンスタイル山王限定で、土日祝日にAEON Pay支払いでポイント5倍のキャンペーンが実施された。土日は分かりやすくなったが、今度は祝日が、カードは非対象でまた分かりにくくなった。とりあえず4月29日までの実施だが、5月以降の実施を示唆する注記がある。→だが、5月は実施されなかった】
iAeonアプリの電子レシート。ちなみに、茨島とおそらく御所野では上部が「AEON」のまま
チラシによれば、木曜から月曜に1回使える、野菜・果物・肉5%引きクーポンが配信される。毎週ということなのか、山王以外でも使えるのか?【20日追記・20日に配信された。本荘(駅裏)、岩手の矢巾、八戸城下のイオンスタイルと、弘前など津軽のマックスバリュ4店で対象という、変則的なクーポン。おそらく毎週配信。】

泉店開店時には、懐かしいアドバルーンが上がったけれど、今回はないかな。
いちばん近いイオンのスーパーとして、使わせてもらいます。

【落ち着いた後の状況について】
2025年5月時点では、チラシは他店とは別の、山王単独のチラシ。セール商品は、他店と重複することもあるが、価格がさらに安いこともある一方、他店ではセール対象商品(例えば火曜水曜の野菜=バラ売りのジャガイモ、タマネギはなぜか安くしない)でも、山王では対象外のこともある。
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緑の枠の?バス

2025-03-16 23:04:04 | 秋田のいろいろ
赤いランプの終列車の続き。
かつての鉄道や路線バスでは、最終便の行き先表示に赤、その1本前に青の照明を灯して、そのことを知らせたという。
後に鉄道では廃れたが、バスでは大都市圏を中心に実施し続ける事業者がある。
ただ、行き先表示器の方式が、フィルムに印刷した「方向幕」から、LED(当初はオレンジ色1色)に世代交代すると、色ランプを使うことはできなくなった。
そして、秋田など地方では、そんな色表示を行う事業者は、ほぼないと思われる。

とある休日。秋田駅西口発 船場町経由川尻割山線の運用前に待機する、秋田中央交通1428号車。

中型ロングボディーの日野レインボーHR。東武系列の中古車で2019年に秋田へ来た

2024年12月に市立秋田総合病院の外構工事が完成し、病院東西にバスが乗り入れるようになったため、割山線では行き先表示の経由地が「市立病院」から「市立病院東口」に表記が変わった。
再掲
それはそうとして、行き先表示の外周。緑色の点線の枠(LED2粒ごとに空白がある)で囲われている。肉眼ではもう少しはっきり見える。
上辺は車体の枠に隠れて見えない
側面は確認しそびれたが、後部表示も同じ枠。
この枠は赤色にすることもできる。
そしてこれが、LED表示器における、赤ランプ・青ランプに代わる表示方法(の1つ)。※一部鉄道会社のように「最終」の文字を直接表示するバス事業者もある。
赤枠は、終車(しゅうしゃ)表示として使う事業者ばかりのようだが、緑枠の用途は2つに分かれる(青ランプの時代もそうだったようだ)。
東京都営バスでは、昔の鉄道の青ランプと同じく、終車の1本前「終前(しゅうまえ?)」を示す。
横浜市営バスでは「深夜バス」を意味する。深夜バスとは、遅い時間帯に、市街地と住宅地などの間で、割増料金を取って運行する路線バスのこと。テレビ番組の影響で、夜行高速バスのことを深夜バスと呼ぶケースもあるが、それではない。

行き先表示器メーカーはいくつかあるが、(近年のフルカラーLEDは別として)オレンジ色または白色の単色LED表示器で色枠表示ができるのは、株式会社オージの製品だけかもしれない。
同社ホームページのQ&Aに「デジタル行先表示器の枠が赤色や緑色の時がありますが、何か意味があるのでしょうか?」「赤枠は「終バス」を表し、緑枠は「終バス前」や「深夜バス」にご使用頂いております。」とある。
なお、オージのオレンジ色側面表示器では、枠表示はできず、上段の経由地などを表示する横長の枠(スクロールも可能)の左右に、小さい赤と緑の■を表示するようだ。


ところで、20世紀末に、秋田市交通局(秋田市営バス)が試験的に使用していた液晶式行き先表示器(関連記事)では、バックライトの色が黄緑のことが多かったが、赤っぽい色になっていたこともあった。今思えば、赤ランプで照らしていた方向幕(写真でしか見てないけど)に雰囲気が似ていた。
この表示器のメーカーは不明だが、東京都交通局や横浜市交通局でも同じような液晶表示が試用されていたそうなので、赤表示の意味合いだったのかもしれない。


ここで、秋田中央交通で色枠表示ができたことと、その意味について。
中古車では、事業者ごとに表示器のメーカーや機種が異なるので、前所有者の表示器は取り外した状態で移籍するのが基本のようだから、移籍後に中央交通側で取り付ける。それも新品ではなく、廃車から取り外した表示器を転用することが多いようだ。そのため、1428もそうだが、ドッド欠けが目立つものがある。
※一例として、京成グループの中古車だという、1455号車(2019年より後に移籍)の側面には、2010年6月製の表示器が設置されている。
オージでは、「色枠表示機能がない単色LED表示器」は製造していないのだろう。中央交通のような色枠を使わない事業者でも、それを使うしかないのだと思われる。

中央交通で色枠表示を見たのは、今回が初めてではない。数年に1度程度の割合で、緑枠も赤枠も見かけている。
2009年。後部の緑枠
拡大
昨年か一昨年には、秋田市中心市街地循環バス・ぐるる用の日野ポンチョの小型表示器が赤枠になっていた。
いずれも、終車や終前ではない便だったはず。もちろん、深夜バスなどない。
今回の割山線は、船場町経由としてはその日最終便だが、その後に商業高校グラウンド前経由がまだ5本ある時間。この時の車両は、その直前は新屋線か割山線の上りとして運行しており、そこでは枠はなかった。その直後、「回送」表示で緑枠が出たのを発見し、引き続き割山線でも枠が残った。

ほかに、オージ製表示器に何年か前に乗り換えた羽後交通(本荘営業所)でも、赤枠、緑枠を見たことがある。
こちらは、秋田発本荘方面行きの、ほんとうの最終便と終前便だった。だからといって、最終便と終前便は必ず枠が出るわけではなく、出ない日のほうが多そう。
終車なのだけど枠なし
↑日野レインボー、秋田200か1653。1年前に新車導入され、連番のいすゞエルガミオもあるとのこと。

赤枠緑枠を表示させる方法について。
昔のランプ時代なら、それ用のON/OFFスイッチがあったに違いなく、運転士が必要に応じて点灯するしかなかっただろう。
LEDではどうなのか。よく分からない。設定器(オージではコントロールパネルと呼称)にそれらしきボタンはなさそう。今も自動で切り替わるのではなく、手動で枠を出すのか。

以上を踏まえて、秋田で赤枠緑枠のバスがある理由というか原因。
1.大都市圏のバスにならって、終前と終車を担当する時に、個人的に独断で表示させている運転士がいる。
2.運転士の誤操作で、うっかり枠を表示させてしまう。
3.運転士の趣味や気分で、なんとなく表示させている。
のどれかだろう。羽後交通本荘営業所には1の人がいるのか。中央交通は2か3か。

いずれにしても趣味的にはたいへんおもしろいが、興味がない乗客にしてみれば、まったく気付かないかもしれないが、気付いたら気になってしょうがないだろう。「まれに色枠のバスが走っていて、その意味が分からない」状態なのだから。異常事態か何かを知らせる表示ではないかと、心配されるかも。
配線を切断するなどして、枠表示できないようにしたほうがいいと思う(でなければ、思い切って枠表示を正式に実施するか)。

それ以前に、オージが枠表示機能がない行き先表示器を発売すればいいのでは。枠のLEDの粒は、文字部分とは別に配置されているようで、それ用の回路も独立していそうだから、それらを省けば安くなるのでは?
ただ、地方のバス会社が新品の表示機を購入する台数(≒新車購入台数)は、たかが知れている。中央交通なら年に0~3台程度。大都市圏の事業者なら、何十台も買う(都営は2023年度に80台など)から、そちらに合わせた製品のみを作ったほうが、効率が良いのだろうか。
地上波放送だけを見たい人も、BS/CSチューナー内蔵テレビを買うしかないようなもので(アナログ放送・ブラウン管テレビ時代は地上波専用テレビも多かった)。



最後に、色枠による表示を実施している、都会の各バス事業者について。
それらのバスの利用者のみなさんは、意味を分かっておられるのだろうか。
昼間や夜早い時間しかバスに乗らない人は見る機会がない。それに、いくかのバス会社のホームページを見てみたが、表示の意味を説明している事業者は、ほぼなかった。

京都市交通局(京都市営バス)では、フルカラー表示器でほぼ統一された2024年6月1日から、赤枠表示を開始(側面も枠表示)。その開始時の告知があった(ページ番号326772)。
東京都交通局では、2017年7月30日に、同局Facebookでクイズの形で紹介。
【都バスの行先表示器。緑枠の意味は??】
今日は、みんくるからクイズだよ! バスの前面に表示されている行先表示器。行き先が赤枠で囲われていたら「最終バス」だよね! では緑枠だったら、どんな意味か知ってるかな~~?
正解は、最終バスの1つ手前の便!
つまり最後の便までもう1本あるっていうことなんだ。赤枠は知ってても、緑枠の意味は知らない人が意外に多いかも・・? 夜にバスを利用する際は覚えておくと、安心だね!
だそうで、都交通局としては、緑枠はともかく赤枠は知ってて当たり前という認識に受け取れる。
それに対するコメントでは、知ってる人も知らない人もいたものの、「深夜バスを意味するバス会社もあるからややこしい」とか「『最終』『終前』と文字ではっきり示したほうがいい」という声もあった。「規則で決まって全国共通です。」といういい加減な声も。

大都市でも、“免許維持路線“など運行本数がきわめて少ない路線がある。1日数本で、明るい時間に最終が出るような。そんな路線でも、終前・終車表示は見られるのだろうか。
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いまだに雪道

2025-03-13 23:43:02 | 秋田の季節・風景
秋田市の積雪の観測値は2月28日にゼロとなった(3月に入ってから一瞬積もって再びゼロになったのが2度)。ここ3日は最高気温が10℃を越えた。
中央地域のとある庭。バッケ(フキノトウ)など緑がちらほら
左側に雪が少しだけ残っているが、屋根からの落雪がたまり、日陰なので融けないで残っているもの。
このような庭や山かげのほか、広い駐車場などで除雪により積み上げられた雪が残っているのはあるが、道路上で雪が残っているところは、まったくなくなり、夏用の靴で歩き回ることができるようになった、かと思いきや…
歩道に残雪!
冒頭の庭の残雪などは、ざらざらのザラメ状だが、ここは違う。人が歩くことで押し固められて、半透明の氷状になっている。凹凸や傾斜もあって、夏靴では転びそうで怖い。短距離だが、やっかいな雪道だ。
ここは昨日の記事で取り上げた、千秋トンネルの手形→保戸野行き車線側の歩道の、手形側。トンネルから数十メートルの区間だけ、融け残っている。ここは切り通しの南側なので日陰になるため、毎年、こうなる(2010年3月)。

以前も述べたが、千秋トンネルを徒歩や自転車で通る人は少なくない。高齢者も通るし、秋田大学教育文化学部附属学校や各高校の通学路でもある。
定期的に通る人は、ほんの数十メートルのためだけに、暖かくなっても冬靴を履き続けるべきか、夏靴で慎重に歩くべきか、迷うかも。※反対側歩道を歩けばいいわけだが、横断歩道は遠い。

ここは大量降雪時には、道路管理者が歩道も除雪してくれることもあったかと思うが、あんまりやってくれない(だから、毎年こうなる)。昔は、近くにお住まいの高齢男性が、おひとりで、一生懸命氷になった雪を手作業で割って、道を作ってくださっていたのだが、近年はお見かけしていない。
(再掲・2019年1月)おそらく個人の善意により、路面が露出していた
数十メートル程度なら僕がやってもいいけれど、除雪道具をかついで行くのは難しい。こういう時こそ、道路管理者。秋田市ホームページの道路パトロール依頼フォームから、建設部道路維持課へお願いしてみた。
このフォームから、道路の小さな穴ぼこやカーブミラーの不具合などは、何度も報告している。ほぼいつも、大変迅速に対処してくれている(朝イチで確認後、即日対処完了も多い)ので、今回も期待した。
3月初め。トンネルを背に撮影
しかし、1週間経過しても、手つかず(暖かさで自然に融けて減っただけ)。数十メートルだし、暖かくなったから放っておいてもじき融けるでしょという判断になったのだと思うが、高齢者も小学生も通る道。配慮があっても良かったのでは。
この時点ではフタが閉まっていたまきえもん
【14日追記・↑トンネルを抜けたら、そこは雪道だった。というところ。トンネル内からはカーブで雪道の末端が見えず距離が分からないので、知らずに歩いてきた人は、夏靴を履いてきたことを後悔し、絶望するかも。】
管理者による除雪作業ができないなら、除雪道具あるいは融雪剤を設置して、通行人もしくは地域住民などのボランティアに作業してもらうことも可能だろう。
役所も住民も、降雪直後に車が通れるようにすることが、除雪だととらえてしまっている風潮がある。春になっても雪道を歩かねばならない歩行者がいることを忘れないでもらいたい。

続きはこちら
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まきえもんの中

2025-03-12 20:41:28 | 秋田のいろいろ
秋田市中央部、千秋公園の丘を抜ける市道の千秋トンネル。その歩道に2019年(2018年度末)に「まきえもん」が設置された
まきえもんは「定置式凍結防止剤散布装置」で、時間や温度に応じて、いわゆる融雪剤(凍結抑制剤)を自動で散布する。トンネル内の車道の路面凍結を防ぐ役割。両方向の車線に2台ずつ、計4台が設置されている。
(再掲)2019年
設置から6年が経過し、活躍具合がどうなのかは知らないけれど、ボディに汚れが目立つようになり(洗えば落ちそう)、変わらず歩道に鎮座し続け、気にも留めなくなっていた。
ところが現在、手形→保戸野・新国道方向の車線のまきえもんが2台とも、こんな姿になっている。
手形側
フタ状の天面ががばっと開いている!
保戸野側
保戸野側のまきえもんは、開いた全面を覆う、半透明のシートがかかっている。
手形側
手形側は、そのシートが半分外れてしまっていて、中がよく見える。容易に見られる位置だったので拝見。
これがまきえもんの中だ!
がらんどう
底に凍結抑制剤が少量たまっていて、穴が開いている。なるほど、まきえもんの大きなボディの大部分は、凍結抑制剤タンクだったのか。
↑上の写真上方に白い横長のシールが貼ってあるが、そこが凍結防止剤最大投入レベル。
金属製だと思っていたが、フタは軽そうで樹脂製に見えた。そして「ホッパーに散布剤を入れすぎるな」という趣旨の注意書きがあり、タンクではなく「ホッパー」が正式らしい。メーカーホームページには「ホッパーはFRP製で腐食の心配がありません。」とあり、全体が樹脂製。容量は0.2立方メートルで、25kg袋が5袋分入る。底には「撹拌翼」がある。

開けっ放しなのはなぜ?
そして、ここ数日は暖かいが、その後は再び冷える天気予報が出ている今、こんなわずかな融雪剤で足りるのか?
好意的に解釈すれば、定期巡回時に凍結抑制剤が足りないことが判明し、近日中に補充することにし、分かりやすいように開けっ放しにしている。といったところか? シーズン終わりのお掃除にはまだ早い。
開けっ放しだと、ごみを捨てられたりしかねない(トンネル付近のポイ捨ては少ないが)し、万一、子どもが中に入ったりしたら危ないのでは。

【その後について追記】保戸野行き車線側は、3月15日時点で開いたまま。反対の手形行き車線側は、13日までは閉まっていて、15日に通ると、2台とも新たに開いていた。すべてのまきえもんのフタが開けっ放しになった。
28日までに保戸野行き側が閉じた。手形行き側は4月21日時点で開いたまま。4月25日までに、ついに閉まった。4月10日頃には、保戸野行き側のまきえもんそばに「融雪塩(塩化ナトリウム) NET 25KG MADE IN CHINA」の袋が置かれた。
5月9日までには、塩の袋はなくなって、4台とも本体ボディを中心にきれいにしてもらえた。アクリル板はそれでも濁った感じ。

トンネル外の歩道の残雪について続く
※まきえもんの続きはこちら
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赤いランプの終列車?

2025-03-09 23:32:58 | その他もろもろ
今回は、本題にしたい記事の前提となる、前フリ記事です。
春日八郎が1952(昭和27)年にリリースした「赤いランプの終列車」という歌がある。
蒸気機関車の走行音(汽笛は本物?)をモチーフにしたイントロと、「赤いランプの終列車」の部分のメロディーくらいしか知らないけれど。最終列車で旅立つ人(恋人?)を、プラットホームで見送る視点の歌詞。
「終電車」ではないし、イントロの蒸気機関車の音、それに全体の雰囲気からして、国電などの近距離ではなく、中長距離の列車だろう。

ところで、この「赤いランプ」。
数年前まで、漠然と、終列車の尾灯(テールランプ)を指しているのだと思っていた。
ところが、たしかNHK「新・BS日本のうた」の曲紹介のナレーションだったが、そうではないことを知った。【追記・その後、2025年6月29日放送回でも歌われたが、特に説明はなかった。】

尾灯ではなく、終列車であることを示す赤ランプというものがあったのだという。
Wikipedia「終電」の項には、
かつて東京など一部の大都市の路面電車(都電など)においては、識別を容易にするため、終電車の方向幕に赤い電球を点灯して運行し、これを「赤電車」と呼んだ。終発から1本前の電車は同じく方向幕に青い(実際は緑色)電球を点灯したため「青電車」と呼ぶ。
とある。【10日補足・「方向幕」とは車両の行き先表示のこと】歌われているのは、路面電車ではないので多少違うのかもしれない。
そもそも、当時の蒸気機関車にひかれる客車には、方向幕はなく、行き先を記した板(サイドボード略してサボ)を掲出していたはず。それを赤で照らしていたのか???

もともと全国どこでもそうだったわけではないようだが、現在は赤いランプの終列車は少なくなったようだ。
方向幕がLED式になった今は、「最終」といった文字を直接表示させる鉄道会社は一部ある。大阪メトロでは、後部の前照灯(ヘッドライト)も点灯させるという表示をしているそうだが、乗客向けというより、保線作業員に知らせる目的があるらしい。


話が飛んで路線バスでも、方向幕を、鉄道と同じく赤や青にするバス事業者もあった。
東京都営、横浜市営、大阪市営(大阪シティバス)、小田急バスなど大都市圏中心。ネットで画像を拝見すると、大型方向幕がぼーっと赤く灯るのは、見たことがない者にとっては違和感があり、なんだか不気味にさえ感じる。【10日追記・京都市営は2024年開始で、幕時代は未実施。】

バスの行き先表示もLEDになった。
赤色表示は技術的にできなくもないが、おそらく車両の灯火や赤信号と誤認させないよう、規制があるかと思う。
そして、秋田のバスでは、最終や最終前の表示は、特に実施していない。のだが…
※最終バスのことを「終車(しゅうしゃ)」と呼ぶこともある。平成初期の秋田市交通局(秋田市営バス)の運転士が、そう呼んでいたのを聞いて、初めて知った。
そんな辺りについて、続く
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高校入試 秋田・岩手・山口 '25

2025-03-05 23:21:35 | 秋田のいろいろ
2025年3月5日に、秋田県の公立高等学校(県立各校と市立秋田商業)の入学試験が行われた。今回から、入試制度に、大きなと言っていいのか分からないが、変化がある。※以下、細部で間違いがあるかもしれません。
昨年までは、1月に「前期選抜」(昔の推薦入試)があり、3月初旬が「一般選抜」だった。
今回から、両者を統合して「1次募集」とした。募集の区分としては、前期選抜相当の「特色選抜」と「一般選抜」に分かれ、特色選抜志願者は、同じ高校の一般選抜に併願できるらしい。試験を同じ問題の1回にまとめて、負担を減らし、学力を均一化する狙いがあるようだ。
なお、特色選抜の面接を、翌6日に行う高校もある。

高校入試に関連していろいろ。
●在校生はお休み
入試前後の、高校在校生の日程について。自分が高校生だった30年前とは、違っていた。
試験当日は、もちろんお休み。前日は、準備のため早く下校させられる(休校にする学校も?)。この点は、変わらない。

現在は、試験翌日と翌々日は、休校とする高校がほとんど。「採点日」というやつだ。
したがって、最低でも5連休。休みの間に模擬試験をやる学校もあるようだけど。
さらに、週明けの追試験日や合格発表日も、休みになる学校もある。その後、10回ほど登校して、修了式・春休み。

春休みを目前にして、やけに休みが多い。
30年前は…
一般選抜は、学年末考査の期間と重なっていた。在校生の定期試験は、1日最大3教科だから、午前中で学校が終わる。入試の準備や採点は、その午後の時間を使っていたはずで、休校日はなかった。ただ、入試翌日は、試験が1科目だけだったこともあったか。

今は、定期考査は2月中に終了済み。その影響と、より厳密に採点や合格発表を行うため、まるまる休みにしているのだろうか。
では、そんなに休んで授業時間が確保できるのかと思ってしまうが、その分、ほかの休みが削られ、採点日は「代休」扱いの対応をしているようだ。春休み中の離任式(関連記事)の日の分とか、冬休み、夏休みを1日2日短くしている。

【13日追記】全国的には、(入試でなく在校生の)定期試験後に採点期間として「試験休み/テスト休み」を設ける高校も、地域や時期によっては存在した/するらしい。秋田県立高校では30年前も現在もない。(以上追記)


●前日新聞広告
2016年に入試前日に秋田魁新報に掲載される広告を取り上げた。最終面の3面前の下に載るもので、秋田出身の著名人1人が綴ったメッセージと、受験生を応援するメッセージなどを添えた、県内企業の小さな広告からなる。
おそらく途切れなく毎年続いており、2025年も3月4日付25面に掲載。
今年は、旧・阿仁町出身のパントマイムアーティスト「MASA」さんのメッセージ。
広告は16社。受験や高校とは関係が薄い企業もある。以前あった秋田銀行は抜けた。民間放送局は4社(エフエム秋田含む)そろって掲載。昔は秋田テレビは「志ある者は事ついに成る」とか凝ったメッセージだったが、今回は4社とも「応援します」のニュアンスで似たりよったり。
秋田中央交通は2016年と一言一句同じ。JR東日本秋田支社は「未来に向かって出発進行! JR秋田支社は受験生のみなさんを応援しています!」と、鉄道会社ならでは。


かつては民放各局が放送していた、試験問題の解答速報(この記事参照)は、秋田テレビ、秋田朝日放送の順にやめ、2021年春には秋田放送も放送しなくなり、以降、どこも放送していない。
一方、同じく3月5日に試験が行われた、岩手県と山口県では、今も解答速報が放送されていた。

●岩手の正答速報
岩手県は少なくとも2013年以降、4局のうち、TBS系列のIBC岩手放送だけが、解答速報を放送している。
今年は16時50分~17時50分、「2025 岩手県公立高校入試正答速報」の番組名で、「能開センター」講師が解説。

秋田ケーブルテレビ経由で、最初のほうを一瞬だけ見た。
びっくりしたのは、本社1階の「IBCホール」に試験を終えた受験生を集め、番組内でそこから中継していたこと。「50人くらい」来たそうで、来たい人はどうぞという形式なのだと思う。
長机に座っていたので、みんなで見ながら自己採点ということなのだろう。インタビューもあって「寿司を食べたい」と答えるなど、試験を終えた開放感は伝わった。

昔の秋田の各局は、解答と解説が淡々と繰り返されるだけだったのだが、土地や時代によって違うものなのか。


●山口の解答速報
山口県は3局とも放送。
テレビ山口(TBS系)は16時50分~17時50分「令和7年度公立高校入試解答速報」宇部進学教室講師。
山口放送(日テレ系)は16時50分~17時53分「令和7年度 山口県公立高校入試解答速報」TOP-U予備校 宇部進学教室講師講師。
山口朝日放送はは16時50分~17時50分「高校入試解答速報」(講師の所属は局サイトには出ていないが、Gガイド番組表によれば)宇部進学教室講師。家族からの一言メッセージも紹介されたようだ。

「TOP-U予備校」とは、「宇部進学教室」の愛称というかブランド名。「TOP-U予備校 宇部進学教室」がブランドとしての正式表記らしい。運営会社は「株式会社向学社」で、宇部市でなく山口市にある。【6日追記・代ゼミサテライン予備校などを含めて「宇部進グループ」の呼称も。】

ということは、同じ時間に、県内すべての民間放送局で、1社が放送を独占していることになる。なんというか、すごい。
※秋田の複数局で放送していた当時は、局によって解説者の所属は違った(大昔はどこも公立中学校の現役教員だったが)し、放送時間(開始時刻や長さ)がずれることもあった。
解答速報は見たくないが、何かテレビは見たい人はつまらなくなるが、隣県の電波で他番組を見られる所はあるだろう。
解答速報を見たい人にしてみれば、同じところの先生が出るわけで、内容にどの程度の違いがあるのか、どこを見ればいいのか迷うに違いない。
各局こぞって通販番組をやるのと同じことで、テレビ局にとってはメリットがあるのかもしれないが…


【5日追記・青森県の解答速報について】
青森県は6日が試験日で、3局中、日テレ系青森放送だけが「青森県高校入試速報」として、15時50分~16時45分に放送。出演者・解説者は不明【6日追記・別のなぜか「イベント」ページに紹介があり、「協力 ワオ・コーポレーション 個別指導Axis」とあった】。
昔の秋田でも、同じような時間帯の放送があったが、受験生の帰宅時間を考慮すれば、早すぎるのでは。
【6日追記】岩手で解説を行った能開センターは、ワオ・コーポレーションの運営。そして、秋田県内でも展開しているので、やろうと思えば秋田でも講師を出演させられ、スポンサーになれるはず。秋田で放送しないのは、テレビ側の都合なのか??

【6日追記・鳥取県・島根県】
民放3局で放送エリアが県をまたぐ鳥取県と島根県は、試験日は1日違い。各局、両県とも放送なし。なお、宇部進は未進出。

【6日追記・秋田県での試験問題・解答の新聞掲載について】
秋田魁新報では本紙内に、朝日新聞では別刷りで、翌日に掲載。
教職員の異動名簿は、全国紙3紙合同で発行されるが、入試では違った。秋田魁新報は、大学入試センター試験→大学入学共通テストの問題・解答の掲載はやめている。
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ご当地パンフェスタ

2025-03-03 23:39:33 | 各地お土産・食べ物
2025年2月に秋田駅ビルで開催された「ご当地パンフェスタ」。紹介済みの「薫るたくあんパン」以外の商品。
細長く1列に陳列された売り場で、多くの人が品定めをしていたため、POPや商品をじっくり見られなかった(チラシもない)のと、どれも安くはなかったので、直感で4つ購入。
島根の「バラパン」、クリームが入ってずっしり重いラグビーボール形メロンパン(呉のメロンパン?)、いくつかのカレーパンなども気になったが買わず。

まずは、タイムセールではなさそうな雰囲気で、段ボール箱でたたき売りのようになっていたパン。1個税込み100円!
喜連川名物 元祖温泉パン 100g当たり291kcal
脱酸素剤が入り、賞味期限3月5日(15日間だそう)。名称欄は「パン」。
宇都宮市の隣、栃木県さくら市の「温泉ぱん株式会社」の商品。名称は喜連川温泉(きつれがわ~)にちなむが、温泉水を使うなどしているわけではない。
「元祖」は「プレーン」の意味。製造元ホームページによれば、ごま、ジャム、あんこなどたくさんバリエーションがあり、3個入りもラインナップされている。

ホームページによれば、この形のパンは昭和30年頃にできた。「“ふっくら、どっしり”どっしりしていて噛めば噛むほど味がでる。食パンよりかたく、フランスパンよりはやわらかいちょっと不思議な食感のパンです。」

袋裏では、レンジ加熱、スライスしてオーブン、ミルクに浸す、そのまま、と4つの食べかたを紹介している。今回は「十二分に旨い」というので、そのまま食べた。
 
よくある丸パンとは、たしかに違う。中はきめ細かく、ふわふわとは違うし、ぼそぼそでもないが、ちょっと水分が欲しくなるかも。ほんのり甘い。


クリームパン 1個当たり327kcal
兵庫県加古川市の「ニシカワ株式会社」のブリオッシュ生地・コッペパン型のクリームパン。220円か240円(レシートに商品名が印字されないので、次の商品とどっちがどっちか分からなくなった)。

コッペパンタイプが珍しいかもしれないが、どこにあってもおかしくないクリームパン。でも、パン生地が柔らかくて、とてもおいしい。


気仙沼発クリームサンド 1包装当たり407kcal
240円か220円(同上)。
牛のイラスト、「国鉄書体」のような「クリームサンド」の手書きらしき文字といった昭和っぽい袋に惹かれた。これもクリームパンかと思ったのだが…
大きい

クリームが茶色っぽい
ピーナッツ味のクリームだった。ピーナッツバターよりはあっさりしている。原材料を見れば「ピーナッツクリーム」とあったが、よそ者には分かりづらいよ。

袋では、DF POP体の「気仙沼発」の文字がなんだか浮いている。
製造者は、同じ宮城県ながら石巻市の「コンセプトリンク株式会社 フレッシュ製パン」というところ。「http://www.cream-sand.com」とも記載されているが、つながらない。
いろいろ調べると、50年以上の歴史の中で製造者は何度か変わっていて、引き継がれているらしい。コーヒーやごまなど種類がある。
さらに、引き継がれる過程で、2つに分派したようで、「気仙沼パン工房」というところでも、同じパンを製造販売しているとのこと。袋のデザインはよく似ているが、「気仙沼発」がなく、「クリームサンド」は角ゴシック体。現在は、牛の代わりに、気仙沼市観光キャラクター「海の子 ホヤぼーや」を入れ、名称を「ピーナッツクリームサンド」とした商品が出ているようで、もしかしたら、クリームパンと誤解させないための表記変更かもしれない。


2月15日から23日まで、東京・赤羽駅のエキュート赤羽でも、ご当地パンフェスタが開催されていた。秋田と同じ商品が、同じPOPで売られていたので、共通で仕入れたのだろう。ただ、赤羽のほうがラインナップが豊富で、9月に開催されたこともあったようだ。
秋田でのご当地パンフェスタは人気なようだから、回数やラインナップを増やしてはどうでしょう。
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バス来るTIME 変な表示

2025-03-01 23:44:27 | 秋田のいろいろ
秋田中央交通の一般路線バスの位置情報(接近情報)をインターネットで見られる「バス来るTIME」が、2024年7月に始まった
予想通りの利便性で、冬のバス待ちが、気分的にかなり楽になった。日頃バスに乗っているのに、知らない人・使えない人もいるけれど。

目立った不具合やトラブルは生じていないようで、安定していると見受けるが、たまにちょっとおかしな表示になることもあるので、ここにまとめておく。
回線や端末を変えても、同じ表示になるので、ユーザー=我々見る側の問題ではないと考えられる。

バスロケシステム【2日訂正】バスロケ機器調整中
運用開始前は、全便が「バスロケシステム【2日訂正】バスロケ機器調整中」と表示された時があったかと思う。現在位置や到着時刻は表示されない。
運用開始後、2度ほど、特定の便がそう表示されたのを確認した。こうなると、位置情報が分からないわけで、見るほうとしては困る。
車載機器の不具合だろうか。
【2日追記】3月2日朝にも、数時間後に発車する便で、一時的に調整中になったものがあった。車両(の機器)が起動していない場合にも、表示されるのかもしれない。
国土交通省 中国運輸局「第5回 移動等円滑化評価会議 中国分科会 議事録(概要)」(2023年7月21日開催)内で、バス来るTIMEと同じシステムと思われる、広島都市圏バスロケサイト「くるけん」についての補足が記載されていて、「バスロケ機器調整中」に触れていた。
「バスロケ機器調整中」はバスがどこにいるのか不明の場合の表示であり、運行中止のほか、GPS受信不良等も含まれます。
とのこと。やはり車両側に起因するものであり、電源が入っていない時も含まれるようだ。
【5日追記】千秋トンネル内では、スマートフォンのGPSでは場所が分からなくなる。同トンネルを通る、泉・八橋環状線の運行状況を確認してみたところ、調整中にはならなかった。スマホより高性能なGPSなのか、あるいは所在不明が一定時間継続しないと調整中にならないのかもしれない。(以上追記)


・系統番号なし
2度確認。その後短期間で直ったと記憶。
2024年11月19日

2024年11月22日、大学病院前2番
系統番号が表示されず、空欄の便がある。
11月19日は仁井田御所野線513系統、11月22日は太平線302と赤沼線344が表示されない。表示されない時は、当該系統の上下全便がそうなる。また、同じ区間であっても表示される系統(542秋田高校線、333松崎団地線)がある。

乗り慣れた人には、ほぼ問題ないが、不案内で系統番号を頼りに乗るバスを選ぶ人などは、戸惑うかもしれない。
車載機器側ではなく、サーバーというかデータを取りまとめて、表示・配信する部分のバグみたいなものなのだろうか。広く調べたわけではないが、上の2件はいずれも秋田営業所管轄路線。


・本数倍増
2024年11月5日
14時57分の秋田駅行き神田線が、2本表示されていて、進み具合は2本いっしょ。時刻表上は、もちろん1本。実際に確認したが、1台だけが走っていた。1台分のデータが重複して表示されたことになる。
これも車載機器の不具合なのか? そして、その後、おかしな表示に遭遇することもなく、安定したかと思っていた。

ところが、今日・2025年3月1日午後。
通町 上り。商業経由川尻割山線が重複
またかと、バス停・方向を変えてみると、
川尻割山線と新屋西線 下り
割山線3本、新屋西線2本のうち、それぞれ1本ずつが重複。

通町 下り
泉ハイタウン線、新屋線、割山線が重複。神田線、将軍野線は正常表示。

新国道や秋田温泉方面は未確認だが、こちらは臨海営業所管轄路線で散発的に発生していると言えそう。車載機器ではなく、サーバー側の不具合か。
さらに、
旭南小学校前 上り。大町経由新屋線のみが通る
全便重複掲載されるが、系統番号は異なり、同じ時刻に710と712が1本ずつ。710系統は西口~新屋(西部サービスセンター)、712系統は西口~新屋~大森山動物園。
昔から、大森山行きのバスは、大森山動物園休園時は新屋止まりに短縮されていた。現在は冬期休園中(冬期開園「雪の動物園」は2月で終わり、通常開園は3月15日から)なので、新屋始発の710でないといけないのに、大森山へ延長運行されてしまっている。

余談だが、昨2024年までは、雪の動物園としての開園時も、新屋線は大森山まで運行されていた。ところが、今年からは雪の動物園時は、運行しないことになったという。
なぜやめたのか。
ダイヤ(運転士・車両の運用)上は、大森山へ行かない日は、その時間を新屋で待機する。したがって、乗務員の拘束時間は同じなので、乗務員不足が理由ではない。動物園のふもとの道路は狭くてカーブが多いので、積雪時の運行難渋を恐れたのか、あるいは採算が取れないのか。
通常開園時には、バス乗車も楽しみの1つとして、新屋線で動物園へ出かける家族連れをたまに見かける。冬の動物園の時はどうだか知らないが、同じなのでは。

これは“重症”では? 3月2日には正常に復旧しているといいのですが。【2日追記】2日は問題なそう。
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