遅咲きの5品種。 (通番94~98)
94 枝珊瑚 95 柴垣の桃園 96 初烏 97 玉珊瑚 98 新梅ヶ枝
<枝珊瑚> (えださんご) 波打ち広弁、掴み咲き。花弁の裏側は濃い紅色で、
白い斑点が入ることもあり、表は純白。江戸末期。
<柴垣の桃園>① (しばがきのとうえん)抱え咲き、表裏とも濃いピンク。
<柴垣の桃園> ② 花の裏側。
<初烏> (はつがらす)櫻弁平咲き。花弁は表裏とも紅色で、目はぼかし。
江戸時代から伝わる古花で、単純ななかに愛らしさが宿る。
江戸末期。
<玉珊瑚>① 4月24日撮影。
<玉珊瑚>② 4月22日撮影。
<玉珊瑚>③ 4月19日撮影。
<玉珊瑚>(たまさんご) 鑼桜弁、玉咲き。垂れ咲き。
花弁の裏側は沈んだ赤色の特異な花で、
花弁の基部はぼかしとなり、表は底白だがほとんど見えない。
明治中期。
<新梅ヶ枝> (しんうめがえ) <梅ヶ枝>の実生新花。
恒例の「浪華さくらそう会」の展示会が長居公園で
4月17日から23日まで開催されている。
まだ開花していない鉢(=品種)も散見され、全体に花軸もまだ短くて、
最終日までには全開~成長してほしいと思った。 出展数90鉢。
<珊瑚礁> (さんごしょう) 切り弁平受け咲き、濃い紅に白目。
加茂花菖蒲園の一江豊一氏作の実生八重咲き種。
私の棚にない品種なので、とくに目についた。
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