毎年お盆前後に庭のあちこちで「タカサゴユリ」が開花する。
今年は8月13日に玄関まえの花壇やキンモクセイの木の下のほか、
思いがけない草むらにも、タカサゴユリが80㌢~1メートルの茎に
白い花をつけている。
タカサゴユリは台湾の海岸から高山に分布。日本には大正年間に
沖縄を経由して九州から本州に広がり、すっかり野生化している。
タカサゴユリによく似たユリに「テッポウユリ」があるが、違いは
テッポウユリは花の筒に筋は入らないが、タカサゴユリには
やや赤い筋が入るほか、葉の幅が狭いのが特徴。
テッポウユリは6月から7月上旬に開花するが、
タカサゴユリは8月中旬に開花するため、区別できる。
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