狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

106億円を“溶かした男「人間って遊園地の1日券を持って生まれてくるようなものだと思うんです」 カジノで106億円失った大王製紙元会長が“絶望しなかった”ワケ

2022-08-12 11:30:04 | 経済

 

 

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「人間って遊園地の1日券を持って生まれてくるようなものだと思うんです」 カジノで106億円失った大王製紙元会長が“絶望しなかった”ワケ

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文春オンライン
 

「人間って遊園地の1日券を持って生まれてくるようなものだと思うんです」 カジノで106億円失った大王製紙元会長が“絶望しなかった”ワケ

大金を運用して増やしても欲しいものがない

仕事は楽しいというよりも義務感が強かった

刑務所に服役したのはいい経験だった

今までの人脈や経験を活かして、できる範囲で人助けができたら

rrr*****

優秀な血脈には、時々こうした浮世離れした人というか、天性の詩人のような人が生まれることがある。彼に迷惑を被った人には申し訳ないが、個人的にはこういう変な人は嫌いではない。 たまたま興味の対象が博打だったので、こういう残念な結果になってはいるが、その対象が芸術だったら、ちょっと面白い芸術家か、あるいは芸術家のパトロンやコレクターとして、ペギー・グッケンハイムのように名を成したかもしれない、と思うとちょっと残念。 たぶん、彼は他の何よりも自分自身に一番興味があって、「自分自身が作品」という価値観の人なんじゃないかな。
 
                 ★
 
大会社は、時々変わったの御曹司を輩出する。
 
考古学の研究から始まり、研究費を稼ぐためアメリカで会社経営に乗り出し、「株主主本主義の弱点」に気がつき「公共資本主義」を日本から世界に発信しようと奮闘する原丈人という変人もいる。
 
 
「公益資本主義」は、近江商人の「三方よし」の精神だという。
 
近江(現在の滋賀県)に本店を置き
江戸から明治にかけて
日本各地で活躍した近江商人。
彼らが信用を得るために
大切にしていたのが、
買い手よし
売り手よし
世間よし
という「三方よし」の精神でした。
 
 
 
原丈人がいう「株主資本主義」先進国アメリカの現状が格差の拡大。
 
「アメリカの主要企業のCEOの年間報酬は、1936年から80年代初頭まで、ほぼ100万㌦(約1億1000万円)で推移していました。ところが80年代半ばから急激に増え始め、2008年のリーマンショック直前には、1400万㌦約15億4000万円)にまで達していました。

その一方で、あまり知られていないのは、アメリカの30代男性の年中の中央値が、74年から04年までの間に12%も下がっていることです。平均値は上がっているのに、中央値が下がっている。その意味するところは、格差の拡大です。

GDPが増えて国の経済が成長し、富裕層への富の集中が加速する陰で、中間層から下に位置する人たちの収入は減り続けているのです。

CEOの報酬はうなぎ上りなのに、一般従業員の給料は下がり、雇用も失われていく。これが、英米発のグローバル化と金融の自由化がもたらした現実です。

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