狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

八重山教科書裁判、原告応援団が仲間割れか?

2012-03-22 07:48:05 | 八重山教科書採択問題

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愈々新学期の開始まで余すところ1週間余となった。

石垣市の保護者らが石垣市を相手に起こした「教科書無償給付の地位確認請求」の訴訟も新学期が始まってしまっては手遅れだと思うのだが・・・。

昨日行われた八重山教科書訴訟の傍聴報告です。

前回は傍聴希望者が定員の倍ほど石垣市から押しかけ、辛うじて抽選で傍聴券を引き当てたが、今回は原告応援団が前回ほど多くなく抽選なしで傍聴することができた。 被告席には玉津石垣市教育長が着席し、ほとんどが原告応援団の傍聴席には高嶋伸欣琉球大学名誉教授も顔を見せ、愈々被告原告の論戦も佳境に入るのかと思われたのだが、予期せぬ出来事が起きて傍聴者のほとんどは意味がよく理解できないままに閉廷した。結局、玉津教育長には一回も発言の機会はなく、終始無言のまま記者団を避けるように法廷を後にした。

次回は5月16日(水)午前11時から。

前回は被告に県を加えたり外したりで、原告側の準備不足の感を否めなかったが、今回も驚くべこと発覚した。 午後1時45分か始まる法廷で合計5件の裁判を同時に審議するというのだ。 例によって裁判のやり取りはほとんど聞き取り不可の状況だったが、辛うじて聞こえる言葉の端々から推測すると、前回の石垣市の保護者らが原告で石垣市が被告の訴訟の他に、新たに4件の訴訟が与那国町や県に対して提訴されているのだ。 新たな訴訟は原告は個人名になっているが、合計5件の訴訟を同じ井口博弁護士が代理人を務めている。

何より不可解なのは5件の訴訟名がいずれも「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求事件」と同じ内容の請求になっていることであること。

全く同じ内容の請求事件で代理人も全く同じなら、前回の訴状に新たな原告を加え、被告に与那国町を加えれば、新たに県を被告にして提訴したとても、最低2件の訴訟で済むはずだ。 2件に絞れば、このように同じ請求事件を同時に審議するという煩雑な訴訟にはならずに済むはずである。

読者が混乱を来たさないように昨日同じ時間に審議された5件の訴訟を整理してみる。

1)第2回口頭弁論 「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求事件」 
原告:多宇誠 他(代理人井口博) 被告:石垣市(代理人宮崎政久)

2)第1回口頭弁論「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求事件」
原告:新里美智子 他(代理人井口博) 被告 沖縄県 他 (代理人  )

3)第1回口頭弁論「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求事件」
原告:島袋美智子 他(代理人井口博)  被告:沖縄県 他(代理人 )

4)第1回口頭弁論「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求事件」
原告:稲川実三 他(代理人井口博)  被告:沖縄県 他(代理人  )

5)第1回口頭弁論「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求事件」
原告:崎元敏男 他(代理人井口博) 被告:与那国町(代理人 宮崎政久)

筆者が5件の訴訟を最低でも2件に絞れるという言う意味は、上記の(1)と(5)を原告、被告合併させれば1件になるし、(2)(3)(4)は被告が同じなので原告を合併させれば全部で2件に絞れるということ。 

代理人による準備書面、陳述書、答弁書、証拠物件などの提出があり、それで即閉廷かと思われたが、裁判長が各々の訴訟は共通する部分が多いので同時に併合審理にしてよいかと原告、被告それぞれの代理人に尋ね、両者とも裁判長の提案に同意した。 

こんなに同じ裁判を次々提訴し「いい加減にして欲しい」とでも言いたげな裁判長の態度であった。

そして被告代理人に反論の準備書面を朗読するように指示したが、代理人が口述したが声が小さくが、ほとんど聞き取れなかった。

前述したとおり聞き取れる範囲で推測すると、「8・23協議会」が適法で、「9・8全教委協」の協議が違法であると証拠を添えての答弁書のようだった。

裁判長が原告側に反論を求めたが、井口代理人は前日に準備書面を送付されたばかりなので反論の準備が出来ていないとのこと。 そして1週間から10日の猶予を裁判長に請い、了承された。

そもそも、「9・8全教委協」が適法か違法かはこの裁判の争点として事前からわかっていたはず。

これに対する反論に1週間~10日も猶予を求めるとは、やはり井口代理人は事情を知らずに弁護を引き受けたと疑わざるを得ない。

昨日のエントリーで紹介した「ゾンビの会」による「八重山地区中学校社会科公民教科書選定・採択についての問題点」の中にも既に「9・8全教委協」の協議は予想される争点として次のように反論しているではないか。(もっとも破綻した反論だが・・・)

③9・8全員協議は、県教委主導のもとに行われたのではない。県教委は自らも言うように、「『答申』及び『全員協議』によっていずれの教科書を採択するかは、八重山採択地区の3市町教育委員会がそれぞれ判断すべきものである』という基本姿勢で9・8全員協議に臨んでおり、話し合いの「交通整理」役を担い、指導・助言・援助をなしたのである。協議の主役はあくまでも3市町全教育委員であり、進行役は3教育委員長であった。
④9・8全員協議は、同一教科書を採択する前提として3教委の「合意」を図るべく
3市町教委が協議の方法について個別に話し合った。その結果、石垣市教委は「採択の結果は曲げない。協議の形態についてはまとまらない」竹富教委は「13人全員による協議」与那国教委は「合意を条件として全員による協議」となり、議長が
「13名全員で協議するということでいいですね」との確認を求めたところ、異議を唱える委員はおらず、ここに協議は成立した。
⑤県教委の文科省宛説明資料にもある通り、「○13名の委員(1名退出)が、協議の最初から最後まで、協議に出席し、各自の推薦する教科書を上げ、採決に参加した。○協議に参加し、終始意見を述べ続けた教育長が、直後に、協議の無効を文書で訴えたことは不当である」というように、最後まで傍聴した「住民の会」をはじめとする多くの住民が認め、マスコミもそのように報道している。
このように、9・8全員協議は成立し、その結果として東京書籍版公民教科書が採択されたことは周知の事実です。指導・助言・援助をしてきた沖縄県教委もその有効性を文科省へ訴え続けています。

 

井口代理人が「9・8井戸端会議」の内幕を知らされないままに代理人を引き受けた疑いがますます濃厚になってきたと同時に、この時点でこの裁判は「勝負あった」と感じた。

訴訟を敢て5件にしたのは最初から負ける訴訟なので敢て煩雑にし目くらましを企てたのか、それとも5件の訴訟にして代理人の井口弁護士が弁護料を荒稼ぎしようと目論んだのか。 疑念は募るばかりである。

実際、原告側の関係者と思しき人物の次のような嘆き節が耳に入った。

「裁判費用が大変だ。 650万円プラス150万円!」

「裁判が長引けば費用も大変だ」

「プラス150万円!」は、仮処分のための審尋が予期せぬ出費だったようである。

傍聴席のほとんどは原告応援団で占めていたせいか、次のような野卑な会話も聞こえた。

「こいつが玉津か。 笑いながら入ってきたよ」

「あんな宮良出身の田舎者が教育長になったからこの騒ぎだ。 成敗しないといけない」

原告側の印象だが、裁判が5件に増えたことと仮処分の費用も追加で、資金繰りに四苦八苦しているような印象。

一方の被告側はいずれも役所なので公費で裁判費用はまかなえる。

そもそも「教科用図書の無償給付を受ける地位確認請求」というのが裁判の目的なら職務権限のある文科省を被告にするのが筋ではなかったか。。

同じ負けるのなら文科省を相手で負けたほうが格好がつくと思うのだが、文科省を被告にしたら東京地裁に提訴せねばならず、それでは経費が嵩み過ぎるので、お門違いの手近な石垣市や沖縄県を被告にしたものと推測できる。

勝てる裁判なら経費が掛かっても文科省を訴えていたはずだ。

いずれにせよ経費的には被告の方が圧倒的に有利なので、原告側はそのうち資金不足で行き詰まり、仲間割れするのではないか。

お門違いの訴訟を吹っかけられた玉津教育長らはとんだ迷惑だろうが、いずれにせよ原告応援団の金が消えていくばかりの不毛な裁判である。

なお記者席には約10名の記者が傍聴していたが、デタラメ情報をばら撒いて問題を複雑化させた発狂新聞が、この複雑な裁判を正しく報道できるだろうか、疑問である。

 

【おまけ】

月刊誌『正論』4月号に掲載の記事の紹介です。

       ★

あの子は今どこに   無職 伊藤一雄(静岡県沼津市・90歳)

私はサイパン玉砕戦の生き残りです。 最後の玉砕攻撃で頭部に被弾し、出血のため失神していたので、掃討戦で射殺されず、気がついて島の北部に行ったところ、米軍に追いつめられた民間人の人達の集団での自決が始まっていた。 海岸は追いつめられた人達でいっぱいであった。 海なのでこれ以上は逃げられない。 海岸に多数の漂流したいが漂っていた。 私は赤ん坊や幼児の殺人は我慢がならなかった。親は子を残せないからだが。 その時また、米軍の放送が始まった。 「戦いは終わったのです。 無駄に死なないで手を挙げて出て来なさい。水もパンもあります。 早く出てきなさい。 これから掃討に入りますから」との放送です。 掃討が始まれば火炎放射で終わりである。
私は断崖の中程にある丸い入り口の洞窟に行き、とっさに2歳ぐらいの子を背中にしばり、皆に「俺について来い」と言って断崖を登り投降した。 この時20人ぐらいの人が続いた。 米軍の担当者によってトラックに乗せられチャランカノアの収容所へ向かった。 私は米軍の野戦病院で一命を救われた。

私はこの子がどうなったか忘れたことはない。 名前も年齢も聞いていない。 ただこの洞窟の人が「アッサミヨー」と言ったのだが、わからないので記憶に残っている。 日本のどこかで長生きされていることを祈っている。

       ★

サイパンには多くの沖縄県人がいた。 同行の民間人が「「アッサミヨー」と言ったのならこの子どもが沖縄県人の子どもであることにほぼまちがいない。 1944年当時2歳ぐらいでご存命なら現在70歳前後だと想像できる。

伊藤さんは現在90歳なので当時22歳の日本兵だったことになる。

キーワードは1944年の7月、サイパン北部の断崖途中の丸い入り口の洞窟から子どもを背負った若い日本兵に続いて投降し、チャランカノアの収容所に収容された沖縄県人約20名。

サイパン引き上げ者の身内の方で、上記キーワードに合致する方は「あの子」の消息がわかるかもしれない。

何か情報をお持ちの方はご一報願ください。

     

 ■■講演会のご案内■■

テーマ   「ウチナー口の起源」 Ⅱ

講師:ドキュメンタリー作家 上原正稔氏

会費: 1000円 (希望者のみ会費制懇親会あり)

とき: 平成24年3月24日 (土) 午後3時~

ところ: 那覇市西2-12-14

     学校法人 ゴレスアカデミー
     日本文化経済学院 3階ホール

連絡先:098-865-3230

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コメント (10)    この記事についてブログを書く
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10 コメント

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ネットの時代 (町工場の親方)
2012-03-22 12:51:10

あまりにも有名な傑作狂歌ーーー「水清くして魚住まず」

白河の、清きに魚(うお)も、住みかねて、ものと田沼の、汚れ恋しき

本歌取り

占領軍、左翼新聞、力持ちし、ネツトなどな無き、昔恋しき

昔と全く異なり、インターネツトにより、超αブロガー・狼魔人さんや、ユーモアと風刺に満ちた、ADON-K氏、その他大勢のせいで、新報、タイムスは昔に比べ、日本中で桁違いに知名度が向上してきたのはご同慶のいたりです。

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ADON-K@戯れ言

【沖縄タイムス】北朝鮮の「衛星」に対するミサイル防衛、危機感を煽るような日本政府の対応に危うさを感じる
 
北朝鮮当局は4月12~16日に「地球観測衛星」をロケットで打ち上げる、と発表した。ロケットの1段目が韓国の西方沖、2段目がフィリピン東方沖に落下するとしている。2段目は南西諸島を通過する可能性が高く、県民の不安をかき立てている。

 北朝鮮の発表にもかかわらず、国際社会は事実上の長距離弾道ミサイルの発射実験とみているロケットと長距離弾道ミサイルは技術的に同じで、何を搭載するかの違いだけだからである。

 国連安保理は北朝鮮に対し2009年6月、弾道ミサイル技術を使ったどんな発射も禁じる決議をしており、これに違反する。北朝鮮は打ち上げを中止すべきだ。(中略)

 田中直紀防衛相は19日の参院予算委員会で自衛隊に破壊措置命令を出すことを検討すると表明した。

 日本政府は北朝鮮の意図をどれだけ押さえた上で判断したのだろうか。不安をあおるような前のめりの姿勢には危うさを感じざるを得ない。冷静な対応が必要だ。

 日本のミサイル防衛(MD)システムは海上自衛隊のイージス艦による迎撃、さらに航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)による迎撃の2段構えである。

 南西諸島に迎撃態勢を敷くことは範囲が広すぎ、現実的ではない。弾丸を弾丸で撃ち落とすようなMDは技術的に多くの問題を抱える。南西諸島に新たな緊張を持ち込むことにならないか心配だ。

 政府は手をこまねいて北朝鮮の打ち上げを待つのではなく、6カ国協議関係国である米韓中ロを巻き込んだ外交努力を尽くし、自制させることに全力を挙げてもらいたい。

ソース 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-20_31289/

 「危機感を煽るような日本政府の対応に危うさを感じる」

 「え?」

 「北朝鮮に言いなさいよ」

 「北朝鮮の意図をどれだけ押さえた上で判断したのだろうか」

 「どこの国の新聞よ」

 「夢の国」

                          ,,fヽy
 この記事へのコメント
at 2012年03月22日 02:15

沖縄は左系市民団体の手で、PAC3の沖縄配備に反対して中止させたから(笑)
今になってPAC3が有用だとは口が裂けても言えない。
日本に外交努力しろって言っとけば、新聞社は日本政府の力不足を罵ればいい。
at 2012年03月22日 04:15

アサヒかと思ったら沖縄タイムスだったか
at 2012年03月22日 04:21

「沖縄タイムス」のような前のめりのブサヨの姿勢には、日本人として危うさを感じざるを得ない。
at 2012年03月22日 04:31

「衛星」打ち上げるの止めてやるから、もっと食い物をよこせ・・・by北乞食国
相良 宗介 at 2012年03月22日 05:13

前に電凸したときと、全然変わってねぇなコイツら…。
ま、アカがあの程度で変わるなら苦労はしないし、世の中ちっとはマシになってると思いますけどね。
とりあえず沖縄タイムスの論説委員は、拳銃の弾を拳銃の弾で叩き落す練習をすべきだと思いますが、どないでせぅ。


沖縄在住の人と話す事もありますが、彼は「アレが沖縄の民意だと思って欲しくないですよ」と常々言ってます。
at 2012年03月22日 05:22

迎撃ミサイル配備させないままで「衛星」がこいつら左翼の上に落ちて死傷者出たらどんな反応するんだ?
喜多院 at 2012年03月22日 07:06

とは言っても、北はぶっ放さないわけには遺憾よ。自制なんてしても外貨は稼げないしね。
北朝鮮とお得意の話し合いでもしてみたら?沖縄タイムスさん?

いっそ、沖縄本島の繁華街に落ちないものかねぇ?

9条バリアーの有効性とその威力が全世界に示される好機なんだけどなぁ

返信する
続き (町工場の親方)
2012-03-22 13:16:37
チャンネル・桜、掲示板、への書き込み、より。

町工場の親方 2005-05-07 09:33:06 No.156928
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「朝日」(築地・チョーニチ) について、以前 「朝日新聞をみんなで叩き潰す掲示板」 に 、「左翼革命の牙城、『朝日』」の題名にて 書き込んだものですか、ご参考にしていただければ幸いです。

井沢元彦氏が、「拉致事件と日本人」 という本を出した事を知り、早速買い求めました。出版社は祥伝社で、B6版、190ページほどの、思ったより小さな本でした。普通でしたらこのボリュームで1300円は少し高い、せいぜい900円かそれ以下では、と思われるものでしたが、他ならぬ井沢元彦氏の本であり、期待して読んだところ、やはり面白く、繰り返し読みました。特に四章の構成のうち、第二章は、「朝日新聞の犯罪」 の題名になっています。

「拉致問題」に関する、「築地」の報道の質(タチ)の悪さは、西岡力著 「拉致家族との6年戦争」 扶桑者、の中でも、一例として他紙(読売、産経、日経、東京)の社説(97年9月10日、「毎日」だけは取り上げてない)とまるで異なる、作為的な、徹底した 「拉致隠し」 北朝鮮、金正日擁護の文の社説のことが書かれており、読んでいて嫌気がさすとともに、怒りが湧いてきます。 

また第一章の 「なぜ、マスコミは事実を報道しようとしなかったのか」 も全編 「築地」(「築地」本体、週金、筑紫等)に対する痛烈な批判の内容です。この章の中で、特に私が 「築地カルト」 に対して呆れ返るとともに、怒りと軽蔑を感じたのは次の個所でした。

「テポドンをめぐる大騒動、人工衛星かミサイルか」

私は時々日本人なの忘れっぽさに絶望することがあるのですが、ちょっと思い出してみてください。それほど古い話ではありません。テポドンが初めて発射されたのは、九十八年八月三十一日、いまから四年半ほど前のことでした。当初マスコミは大騒ぎしましたが、北朝鮮側は九月四日になって、朝鮮中央テレビを通じて人口衛星の打ち上げに成功したと発表しました。

これで喜んだのは 「朝日新聞」 です。「素粒子」 という欄が今もありますが、夕刊の同欄には、次のような見出しが躍っています。

「人工衛星ならまことに結構。だったら早く言え」

つまり朝日の左翼的心情が実に露になっているわけですが、ずっとノドンを脅威ではないと言って来た手前、テポドンが作られたことは非常にまずい。日本もついに弾道ミサイルの射程圏内に入ってしまったという事実をなんとか誤魔化したいと思っていたところ、北朝鮮側が朝鮮中央テレビで、あれは人工衛星だったよと言ってくれたので、それに飛びついたということです。ところが問題は、人工衛星だろうが弾道ミサイルだろうが、脅威という点では同じだということです。

史上初めて人工衛星を打ち上げたのは、かってのソビエト連邦(現ロシア)でした。そしてソビエト連邦が初めての人工衛星、スプートニク1号を打ち上げたときに、アメリカはあわてにあわてました。

というのは、それはソビエトが海を越えてアメリカ大陸を攻撃でき、それまで唯一実用化されていたドイツのv2号以上の性能を持つ弾道ロケツトを開発したということを意味したからです。
そして、これが悪夢のような米ソ軍拡競争、つまりICBM(大陸間弾道ミサイル)製造競争の始まりだったのです。ーーー
「人工衛星ならまことに結構。だったら早く言え」

敗戦後(特に昭和20−22年)の日本の飢餓の時代は酷いものでした。農家の人は別にして、現在六十半ば以上の人間は、今でも痛烈に其の頃の辛さを覚えています。しかし、それでも法律に反する、「闇」の食料を買わずに死んだ、裁判官のことが話題を呼び、多くの国民が栄養失調状態だったとは言え、何万という餓死者が出たということはありませんでした。

国民の何割、百万単位の餓死者が出るという状態は、あの酷い飢餓の、非常に貧しかった時代の日本を経験した者としても、どんな酷い状態か想像を絶します。敗戦後の日本の状況から考えても、飢餓、極貧、病院に医薬品もない、地獄のような北朝鮮が、多額の金をかけて、軍事と関係ない人工衛星を打ち上げるなどということは、考えられる道理がありません。

この 「素粒子」 の人間は、人口衛星の技術がロケット技術、軍事技術と、無縁だと思って、このように書いたとしたら、全くの馬鹿か、キチ○イかのどっちかです。 しかしそんなことはありません。何が何でも、一般の日本人が、北朝鮮と金正日体制に対して悪意、敵意を持たぬようにと、懸命の努力をし、その意図に基づいて書いたものです。

その底にあるのは、これを契機に日本が北朝鮮に対する防衛力を増強し、日米間のより緊密な軍事協力体制ができあがることは、「築地」 の友軍、中国と北朝鮮に不利となり、「築地」 が切望する、日本における左翼革命達成の妨げになるからです。

それにしても、こんなお粗末極まる文章を書き、ここまで日本国民を舐めて、馬鹿にしていのか、と呆れます。
もともと傲慢な性格の人間たちが、政治家や財界人が正面きってその酷さを批判しないのをいいことに、裸の王様よろしくやってきしたが、これではネット上で常識ある国民から思いっきり馬鹿にされ、ワラわれるのは当然です。

なぜこんなのが筆をとり、このような異様な文章が紙面に載るのか、その背景、社内事情について、書いて見たいと思います。(この板の愛読者の多くの方はご存知と思われますが)

古森義久、井沢元彦、稲垣武 著 「朝日新聞の大研究」 扶桑者 より。
広岡体制で一気に左傾化ーー稲垣。
朝日新聞に偏向した報道や論評が増えたのは、村山騒動以後です。それまでは、先般指摘しましたが、六十年安保のとき改定の必要を認めたり、講和条約のときにわりと理性的な論評が許容されていたわけです。(# 稲垣氏のみならず、中村あきら教授も昭和四十年頃までは朝日を愛読し、投書もした、と述べておられましたが、 私は朝日が偏向していると感じ、大嫌いになったのは昭和三十年からでしたので、少し異なった意見の持ち主です)村山騒動と言うのは結局、村山於藤氏が自分に刃向かった重役をクビにしようとしたためにクーデターが起こって、昭和四十ニ年七月、広岡知男氏が社長になりました。広岡社長は、資本的な基盤が何もないサラリーマン社長ですから、権力を維持するために非常に無理なことをしました。
まず村山派を全部切りました。そのときから社内の空気が非常に陰湿になったことを、私はよく覚えています。私が入社して四、五年目でした。その権力基盤の弱さに乗じて勢力を伸ばしたのが左派でした。森恭三氏は、自著で自分が社会主義(共産主義)を理想としていたことを認めている人物ですが、朝日労組がまだ新聞単一労組朝日支部だった1946年に支部長となり、東京分会長だった広岡氏と肝胆相照らす仲となりました
返信する
Unknown (宜野湾より)
2012-03-22 14:09:12
漢字 ひらがな カタカナ それにローマ字。
4種類の文字を駆使して考えられる、世界でも稀有な日本人。
ゆえに普通、日本人の脳の情報処理能力は高いと考えられます。
けれど、原告側と応援団の人々はそうではないみたいです。

嘘つき北朝のミサイルに備えて、石垣島の公有地と沖縄本島 空自知念分屯基地にPAC3が配備される。
今日の沖縄タイムスは、「本当にミサイルなのか」とか、「自衛隊先島配備に向けた国の『自作自演』の可能性も残る」ですって!
こちらも脳の機能がよろしくないようです。

これらの誰も、支那や北朝の非に触れない。
莫迦なの? 間諜なの?(´ε` )

返信する
Unknown (八重山)
2012-03-22 21:48:57
原告がいっぱい増えるといいですね♪
50名になれば一人2万円で裁判ができるよ。
50名になっても2件にまとめるからね。

1 地区協議会は無償措置法を根拠にしているがその答申には法的拘束力がない。狼魔人氏は、地区協議会は無償措置法を根拠にしているがその答申にも法的拘束力があると誤解している。

2 8月26日と27日に、3市町教委が行った採択は地教行法に基づき、採択自体に違法性はないが、3市町教委が行った採択は無償措置法を満たさない。だから、3市町教委は協議をして、同一の採択をしなければならない。

3 9月8日に、3市町教委が行った協議は無償措置に基づいている。もし、その協議が有効だと裁判所が認めたら、その協議の結果が8月26日と27日の採択に優先する。


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Unknown (八重山を愛する法科院生)
2012-03-22 21:50:30
原告がいっぱい増えるといいですね♪
50名になれば一人2万円で裁判ができるよ。
50名になっても2件にまとめるからね。

1 地区協議会は無償措置法を根拠にしているがその答申には法的拘束力がない。狼魔人氏は、地区協議会は無償措置法を根拠にしているから、その答申にも法的拘束力があると誤解している。

2 8月26日と27日に、3市町教委が行った採択は地教行法に基づき、採択自体に違法性はないが、3市町教委が行った採択は無償措置法を満たさない。だから、3市町教委は協議をして、同一の採択をしなければならない。

3 9月8日に、3市町教委が行った協議は無償措置に基づいている。もし、その協議が有効だと裁判所が認めたら、その協議の結果が8月26日と27日の採択に優先する。

返信する
Unknown (◯◯◯)
2012-03-22 23:15:52
八重山を愛する法科院生さん

学生さんはお気楽で結構でございますね、この不景気などどこ吹く風のようで2万円の重みなどてんで感じておられないご様子でw
せいぜい親のスネがなくなるまでしゃぶりつくしてあげて下さいませ。

1、だとすれば竹教委は八重山地区採択協議会になぜ協議委員を選出して送り込んだのか説明がつかない。
ただの答申で拘束力がないなら後出しジャンケンと後ろ指差されるようなマネを最初からすべきではない。
拘束力が無いことや規約に文句があるならその時点で席を立ち、誰からも文句の付けようのない地教行法にも無償化措置法にもそれに沿った文科省の通達にも則った公平な竹教委独自の採択を目指すべきではなかったのか。
あなたのHNが心よりそう思って名乗っているなら法律以前の紳士協定を踏みにじったケダモノを何故擁護できるのか理解できない。

2.何度もカキコしていますが、発狂珍聞の偏向報道にビビリまくったのかツルんでたのかは定かではございませんが、県教委も入って8.10に若干の修正を加えた規約が成立しており、この部分に変更はありませんでしたが、ケダモノ教育長がご提案の三市町教育長による再協議は8.31に実施しており、そこで公民の教科書は育鵬社と同一採択はされており、これは文科省の通達にもある通り競技が整わなかった際の再協議として成立しております。

3.9.8のだまし討ち井戸端会議は事務局も設置しておらず、もちろん規約もなく、与那国教育長は中途退席し、議場はどこの馬の骨ともわからない有象無象のプロ市民の怒号と喧騒の中でなされたとても文明人のやることと思えないまさしく井戸端会議としか呼べないシロモノであったのはTVメディアの報道でも伝わっている通りです。
そんなものに裁判所が有効性を認めるわけはありません、これを認めたら裁判所でもあのような混乱を今後認めることにつながりかねません。

小便臭い法科院生さんが頭でっかちの脳ミソで考えた妄想は妄想のままで終わるのは火を見るより明らかです。
返信する
Unknown (Unknown)
2012-03-23 00:14:28
(○○○)様
>ケダモノ教育長がご提案の三市町教育長による再協議は8.31に実施しており

これはタブーですよ。玉津教育長は8月30日ですべての採択事務が終了したと文科省に報告しています。

8月31日の再協議も井戸端会議だと言わないといけないのに、そこで採択したって言ったら玉津教育長を応援することにはなりませんよ。

狼魔人様 750万円以上裁判費用がかかってるのは石垣市の方ですよ。市議会で与党系市議が明らかにしました。その後与党離脱宣言。

原告弁護士は、手弁当での参加だそうです。
今日に傍聴記は削除したほうがよくないですか?
返信する
手弁当でも費用はかかる (狼魔人)
2012-03-23 06:25:36
Unknownさん

>原告弁護士は、手弁当での参加だそうです。
今日に傍聴記は削除したほうがよくないですか?

手弁当であろうがなかろうが、裁判費用は原告、被告両方に発生するのをご存知でしょうか。

手弁当でも費用は掛かりますよ。(笑)

高額な裁判費用の資金繰りで嘆く原告応援団の嘆き節を書いたわけですよ。

それに他人ブログに削除を要求するならせめてHNくらい記するのが礼儀でしょうが。
もっとも、HNを記しても削除はしませんけど。(笑)
返信する
Unknown (◯◯◯)
2012-03-23 08:58:52
Unknownさん

文科省に再協議の報告をしている日付が8.30になっているのかどうなのかは確認できておりませんが、Unknownさんが言いだしっぺなのでよろしければソースを提示していただきたく存じます。

仮に食い違いがあったとしても八重山地区採択協議会の8.31役員会議事録によれば8.27に竹教委が無償化措置法違反の違法採択をやったにも関わらずグズで無能の県教委が8.30までナシのつぶて、期限のその日の8.31にアホの大城教育長が偉そうに臨時会を開いてドヤ顔でコメントして仕事したフリかましてるようでは日本国民として当然の遵法精神を持っておられる玉津会長としましても気が気ではなかったことでしょう。

アホのケダモノはそれをいいことに離島を理由に本日中の採択なんてできっこないと負け犬の遠吠えよろしくキャンキャン吠えてたようでございますが、議事録を見れば規約どおりに8.31に採択をし、報告は9.2にすれば良いとしており、そのやり取りのスムーズな流れからして通常行われている事務処理のスキームに則った作業の一貫だったのではないかと想像しますが、まずはソースの提示をよろしくお願いいたします。

いずれにしましても国会議員の先生方が出された様々な視点からの質問主意書に対する内閣総理大臣野田佳彦の答弁書によれば八重山地区採択協議会の採択に何ら問題はないことは行政の側からは確認されており、今までの経緯を見ても司法の場でも同様の判断がされると確信しておりますので、Unknownさんがおっしゃるようなことは何重箱の角つついてるんだこのアホは?と即却下されることうけあいでございましょう。
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Unknown (◯◯◯)
2012-03-23 21:56:49
× 事務処理のスキームに則った作業の一貫だったのではないかと想像しますが

◯ 事務処理のスキームに則った作業の一貫の中でのミスか、上に紹介した議事録の例にもあるように、何らかの理由があって再協議の日を30日にしたのではないかと想像しますが

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