沖縄のマスコミが偏向していると言われて久しいが、特に沖縄タイムスの最近の狂乱振りは異常としかいえない。
「集団自決」が同社出版の『鉄の暴風』の杜撰な記事が発端となって係争中の裁判にまで到るのだから、心中穏やかではおられないのは分るが・・・それにしても・・・。
県議員団・文教委の出たら目な「現地聞き取り調査」で現地にいなければ判らない貴重なコメントを下さった前慶良間人さんが、沖縄タイムスの「狂騒状態」について次のようなコメントを下さっていた。
沖縄のマスコミ、教組は歴史をねつ造するのか (前慶良間人) |
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2007-06-22 23:00:01 |
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集団自決免罪訴訟の原点は沖縄タイムスの「鉄の暴風」のねつ造、創作にある。 これだけのキャンペーン、狂騒状態の中で、マスコミが必死になっても渡嘉敷島の人達から自決命令の確証を得られないのは、そのことが無かったからで、地元の生き残りの方々は、ほとんどの人が確信を持っている。 ただ島の人が声を上げられないのは、寄らば大樹の陰とばかりにマスコミに追従するごく一部の人々と違い、ペンの暴力、映像のさらし者(標的)にされることをおそれているのである。 進行中の裁判の結果が、我が身に波及することに恐れおののいているタイムスは、争点を裁判からぼかすため、教科書問題に論点をすり替えようとしているとしか、思えない。 キャンペーンで、歴史をねつ造していいのか。 |
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■官房長官、撤回要求に応じず/「集団自決」修正
【東京】塩崎恭久官房長官は十一日午後の記者会見で、県議会が高校歴史教科書の沖縄戦記述から「集団自決(強制集団死)」への日本軍関与を削除した教科書検定の撤回を求める意見書を再可決したことについて、要求に応じる考えはないことを示した。政府の姿勢に県内関係者は「誠意が感じられない」「これで引き下がるわけにはいかない、目標達成まで戦う」と反発している。
塩崎長官は、県議会での異例の再可決について「それなりの重たい意味がある。それはそれで(意見書を)拝見する」と重要性を認めた。しかし、「日本は国定教科書ではない。検定制度というものの中で今回のようなことがあった」とも述べ、政府として教科用図書検定調査審議会の決定を尊重する考えを強調した。
「集団自決」への日本軍の関与に対する見解を問われると、「歴史的な問題だから政府としてコメントすることではない。ましてや個人的な意見を述べるようなものではない」と言及を避けた。
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県内反発 決意新た
「検定撤回まで次々手段を考える」「県民の怒りの火に油を注いだ」。「集団自決(強制集団死)」への軍関与を削除させた文部科学省の教科書検定の撤回を求める意見書を県議会が再可決したその日に、官房長官が「拒否姿勢」を明らかにしたことに、県議や撤回運動を進める関係者から怒りや徹底抗戦の決意の声が次々と上がった。
発言を聞いた県議会の仲里利信議長は「そうですか、と引き下がるわけにはいかない。要請に来ても無駄、ということだろうが、次々に訴えるステップを考えていく。政府と戦う覚悟だ」と断言。新たな県民大会開催の動きにも触れ「戦争を引き起こすことになる書き換えは、後世のためにも許さない。それが県民の意思だ」と話した。
県議会文教厚生委員会の前島明男委員長も「こんな発言が出ること自体ナンセンスだ。全県民的戦いで、政府の態度は許せないということを突き付けていく。座間味・渡嘉敷で生き証人の話を聞いたことで、ますます許せないと思うようになった」と決意を新たにした。
検定撤回の運動を進めてきた高嶋伸欣琉球大教授は「今回の意見書は政府の誠意のなさを問題にしているのに、文面も見ずにこんな発言をするとは。絵に描いたような無神経さにあきれた」と塩崎発言を酷評。「沖縄の怒りの火に油を注いだ。さらに議論や反発は大きくなる」と運動の広がりに期待した。
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>「検定撤回まで次々手段を考える」
「歴史の改ざん」や「史実のわい曲」が流行語になりそうだが、沖縄のマスコミこそ手を換え品を変えた圧力で、歴史の改ざんが可能だと思っているようだ。
>「日本は国定教科書ではない。検定制度というものの中で今回のようなことがあった」
その通りだと思うが、国定教科書にするつもりですか。
>「歴史的な問題だから政府としてコメントすることではない。ましてや個人的な意見を述べるようなものではない」
その通り。
政治家たる県議の決議で歴史を改ざんせよ、と言うほうがムリ。
>座間味・渡嘉敷で生き証人の話を聞いたことで、ますます許せないと思うようになった」
金城武徳さんの意見を封殺した訳は?
あぁ~、沖縄タイムスの異常な粘液性には疲れる。
私の立場は、曽野綾子さんと同じです。
集団自決を巡る貴ブログのご報告を本日、初めて知りました。東京を中心にしたマスコミ報道は、よく耳目に入りますが、貴ブログのように現に沖縄に在住される方からの報告は、とても貴重です。
貴ブログの存在を、私のブログでも、ぜひ、紹介させて頂けたらと存じます。事後承諾のような形で、申し訳、ございませんが、よろしくお願い致します。ミケ
沢山のコメント、それからTBも、ありがとう御座います。
同志の方からコメントは励みになります。
貴ブログにご紹介頂いたとのこと、大変光栄なことです。
今後とも何時でもご利用ください。
貴ブログも訪問させて頂きます。
突然、お邪魔して、勝手なお願いを申し上げ、済みませんでした。私のすんでいるのは、本州中部の太平洋岸です。沖縄には、一度だけお邪魔したことが、あります。ひめゆりの塔など、一通り見学させていただきました。沖縄は、大陸からの勢力と日本を含む太平洋の勢力が交差する場所で、歴史的にも複雑な立場だと思います。
日本の外交・政治において沖縄の存在は、大きいと思います。しかし、沖縄の人々の考え方などは、マスコミ情報を見ているだけでは、分かりにくいのも事実です。狼魔人さんが、沖縄から発信してくださる情報は貴重です。これからも、よろしくお願い致します。ミケ