沖縄では時々信じられない話が新聞記事になる。
「流れ弾注意!」の看板のことだ。
那覇から北部に向かう高速道路を走っているとき、「流れ弾注意!」と表示した大きな看板が道路わきに見えたときはさすがに驚いた。
これは金武町のキャンプハンセンにある都市型戦闘訓練施設で在沖陸軍特殊部隊(グリーンベレー)が行う実弾射撃訓練では流れ弾が頻繁に飛んでくるので、運転者は要注意という意味だ。
北海道では道路脇に「狐出没注意」との看板が有ると聞くが、狐や狸なら運転で避けることができる。
仮に凶暴な熊の出没であっても、高速道路なので逃げ切れるだろう。
だが、流れ弾をどのようにして避けることができるのか。
反基地活動家の皆さん!是非ご教示願いたいものである。
ちなみに「流れ弾注意!」とのバカバカしい看板は県民の顰蹙を買い、その後取り外されている。
そのまま残して置けば、「流れ弾注意・観光ツアー」が出来て、県の観光産業に貢献できたかもしれない。 残念!
冗談はともかく、冒頭に紹介した「防空演習」も「流れ弾注意」と同様、実際はありえないことで県民をミスリードする基地反対派の策謀である。
念のため、当時の地元紙を引用しよう。
「流弾に注意!」 看板で危険訴え - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
【金武】金武町伊芸被弾事件で伊芸区(池原政文区長)は10日午前、同区を通る沖縄自動車道沿いに被弾の危険にさらされる同区の危険性を訴える看板を設置した。
同区の職員と行政委員が製作。横8・2メートル、縦1・8メートルで、「流弾に注意! 米軍実弾射撃訓練中」と、自動車道を通行中の運転手にも分かるよう、大きな文字で書いてある。同日午前、看板を針金で固定した。
2005年には米軍キャンプ・ハンセン内レンジ4の都市型戦闘訓練施設の危険性を訴えて、同じ場所に「流弾に注意! グリーンベレー訓練中」と書かれた看板が設置されていた。池原区長は「事件がうやむやにならないよう、地域の問題ではないと看板を設置した。度重なる事件に区の怒りを表している」と語った。
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