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翁長外交の惨めな結末はある程度想定内だった沖縄2紙。
だが翁長知事の感情に訴えた熱弁を、米メディアは極めて冷静に報道した。
多少は米メディアの同情心を得ようと目論んだ沖縄2紙の目論みは崩れ去った。
沖縄2紙にとって「不都合な真実」を、そのまま正直に報道したのがあのガセネタ記者・平安名純代女史だったのは皮肉である。
5日付沖縄タイムスの二面に囲み記事として掲載されたのがこれ。
沖縄タイムス 2015年6月5日 07:39
【平安名純代・米国特約記者】米主要メディアは3日、ワシントンで米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する要請活動を展開した翁長雄志知事と米政府の会談について、新基地建設計画の代案はないと米側が知事の要請を一蹴したなどと報じた。
米軍準機関紙「星条旗新聞」や米軍事紙ミリタリー・タイムズ、米主要テレビ局フォックス(電子版)などもAP通信の記事を使用し、県内で辺野古移設に対する抗議運動はより高まっているものの「米政府は訪米した知事に対し、(現行計画の)代案はないと伝えた」と報道。
国務省が知事との会談後に発表した声明で、辺野古移設が「『運用面、政治的、財務的、戦略的な懸念に対応する唯一の選択肢』と伝えた」とし、日米合意を堅持する米側が知事の要請を考慮する姿勢すら持たない様子を伝えた。
ロイター通信は「米政府は知事に、知事が反対する在沖米軍の存在は、米国がコミットしている日本防衛の根幹をなすと伝えた」などと説明。
知事が昨年の知事選で大きな支持を得て当選したものの「両省は知事に、日米両政府が新たな基地を建設する計画は『揺るぎない約束』との認識を共有していると伝えた」などとそれぞれ報じた。
【おまけ】
「辺野古移設」を「新基地建設」と嘘記事を書いてきた沖縄タイムスにとって、次も「不都合な真実」の暴露である。
沖縄タイムスに一体何があったのだろう。
米国務省、「新基地」を否定 異例の声明
2015年6月5日 08:29 普天間移設問題・辺野古新基地 注目 サクッとニュース 普天間移設問題 政治
- 翁長知事との会談直後に米国務省が声明「辺野古移設は揺るぎない約束」
- また新基地を否定し「既存基地に機能を加えるもの」と主張した
- 名護市長は「二つの滑走路、軍港並みの桟橋など新機能持つ基地」と反発
【ワシントン3日=福元大輔】米国務省は3日、翁長雄志知事と、同省のヤング日本部長、国防総省のアバクロンビー副次官補代行との会談直後に、異例の早さで声明を発表した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設は「日米両政府が共有する揺るぎない約束だ」と見解を示した。知事は移設反対を訴えており、それを強く打ち消した。
一方、翁長氏は声明発表後の3日夜、記者会見で中東の衛星テレビ、アルジャジーラの質問に「(話を)聞いてもらった2人は、雰囲気から言うと沖縄問題に関して理解が深まったという感じを受けた」と述べた。
国務省は声明で「辺野古移設は新基地ではなく、既存基地に機能を加えるものだ」と指摘し、新基地と呼ぶ翁長氏に反論している。
地元の稲嶺進名護市長は「一言で言えば詭弁(きべん)だ。二つの滑走路、弾薬搭載エリア、軍港並みの桟橋など、今の普天間にない新しい機能を持った基地だ」と憤り、機能強化した新基地との見方をあらためて示した。
翁長氏はヤング氏らとの会談後にも、国務省の玄関前で報道各社の質問に応じていた。約17分で終了した直後、同省職員が記者たちに声明文を配布した。あらかじめ用意していたとみられる。タクシーに乗り込もうとしていた記者を追いかけ、手渡す場面もあった。
■国務省声明(要旨)
国務省のヤング日本部長と国防総省のアバクロンビー副次官補代行は翁長雄志知事と会談し、日米同盟、東アジアの平和への沖縄の貢献に感謝を示した。
会談で、ヤング氏とアバクロンビー氏は、日米両政府は普天間飛行場の代替施設をキャンプ・シュワブに建設する確固たる約束を共有していると強調した。
代替施設は新基地ではなく、日米両政府は現存する基地に機能を加えるものだと指摘した。
米当局は、代替施設建設計画が運用上、政治的、財政的、戦略的な面から普天間飛行場の継続使用を回避する唯一の解決策だと繰り返してきた。代替施設の完成は、地域の同盟を強め、脅威を抑止し、平和と安定を強化する。
両氏は、訓練移転や岩国基地へのKC130空中給油機の移転、西普天間住宅地区の返還など負担軽減にも言及した。
☆
>「辺野古移設は新基地ではなく、既存基地に機能を加えるものだ」と指摘し、新基地と呼ぶ翁長氏に反論している
捏造報道を続ける沖縄2紙にとって致命的ともいえる重要な指摘である。
これは、キャンプ・シュワブの機能強化だ。
新基地建設でない。
という言葉に、反対派は、普天間に無い機能の「軍港」を新設するから、機能強化でなく、新基地建設だと言い張る。
例え「軍港」を新設しようと、それはシュワブに追加だから、私は、機能強化だと思うけれど、ね。
仮に「軍港」機能が追加されるかどうかが「新基地」かどうかだというならば、本当に「軍港」が新設されるかどうかが、問題になってくる。
シュワブには、軍港に必要なホワイトビーチのような艦船向けの給水設備や高圧電気供給設備といった支援施設がない。
全長184メートルの輸送船舶がつける「係船機能付き護岸」である。
それで、「軍港」と呼んでよいのか?
反対派は、ヘリ運用機能移設のための滑走路建設を「新基地建設」と呼んだ。
だが、化けの皮が剥がれてきたので、岸壁を「軍港」と呼ぶマジックで、「新基地建設」と呼び続けようとしている。
【参考】
普天間基地の持つ三つの機能
(1)垂直離着陸機オスプレイの運用機能 → キャンプ・シュワブ(辺野古)
(2)空中給油機KC130の運用機能 → 岩国基地に移駐済
(3)有事の際の外来機受け入れ機能 → 新田原基地
「辺野古に軍港、防衛局否定 県議会百条委 2014年6月17日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=73115&f=t
>沖縄防衛局の高木健司調達部長は16日、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古での新基地建設計画に「軍港機能を持たせる考えはまったくない」と断言した。
>一方、将来的な機能強化について、防衛局の田中利則企画部長は「確たることを申し上げられない」と言及を避けた。
>田中氏らはヘリ基地機能のみを移設すると強調。
>建設計画の中の「係船機能付き護岸」は直線部分の接岸可能な長さが240メートルで、全長184メートルの輸送船舶を対象に「故障したヘリの運搬で一時的に使用する。
>恒常的に兵員や資材を扱う軍港機能ではない」と機能強化の指摘に反論した。
>揚陸艇が出入りできる斜路については、現在のキャンプ・シュワブ内の斜路の代替と説明。
>小型舟艇の引き揚げや水陸両用車両の出入りを想定し、ホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)の使用は念頭にないという。
>環境影響評価書に記載がなかったことには「非常に小規模な施設であるため」と弁明した。
○ 建設するのは全長184メートルの輸送船舶がつける「係船機能付き護岸」である。