「横浜の名前にビビッているのは自分が一番だろう」。
試合前、伊志嶺監督は強豪横浜に付いてそう語っていた。
本音とも冗談とも取れた。
一方、選手は相手の名前に臆する事無く溌剌と打ち、そして守った。
ビビッた監督は投手起用を誤った。
そして四回表横浜の攻撃。
2死、走者2、3塁で2-3のフルカウント。 ここで投手を先発金城から大嶺に繋いだ。
投手交代がワンポイント遅すぎた。
先発投手起用の判断はここでは問うまい。
しかしあの場面での投手交代は素人でも疑念を抱く。 やはり名前負けしたのか。
とんでもない重圧のかかる場面で引きずり出された大嶺はファーボールで満塁の後、暴投を連発して大量6点を与え7-0。 しかもその間大嶺はワンヒットも打たれずに。
その後大嶺が一回戦に続き三振の山を築く。
6回には金城がホームランで一点返し7-1。
そして8回、八重山は6連打の溌剌プレーを見せ5点を返して7-6。
迎えた9回の裏。
2死、走者2、3塁、1打サヨナラの場面まで強豪を追い詰めた。
6点差から僅か1点差まで追い詰めた! 強豪横浜を!
大嶺は五回三分の一を投げて奪三振8個。 通算25個。 よくやった。
__2回戦__
第2試合 3月29日 11:00
横浜(神奈川) - 八重山商工(沖縄)
回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
横 浜 0 0 1 6 0 0 0 0 0 7
八重山商工 0 0 0 0 0 1 0 5 0 6
横浜 / 川角-浦川 本塁打 / 岡田1(横)、金城長2(八)
八重山商工 / 金城長-大嶺
八重山商工よ、 よくやった!
◇ ◇ ◇
◆(読売新聞) - 3月29日14時2分更新
横浜3年ぶりセンバツ8強、八重山商工の猛追振り切る
3回表、横浜・岡田が先制ソロ本塁打を放つ
横浜7―6八重山商工(2回戦=29日)――横浜が、終盤の八重山商工の猛追を振り切り、前回出場した75回大会(2003年)に続く8強入り。
八重山商工は金城長。横浜は川角が先発した。一回、横浜は三者凡退。その裏、八重山商工は一死から、東舟道、金城長の長短打で一、三塁とするが、羽地が併殺に倒れた。
横浜は三回、岡田が中堅右に本塁打を放って先制。 八重山商工はその裏、友利らの連打などで二死満塁とするも生かせず。
横浜は四回一死一、二塁から佐藤、下水流が連続長打で加点。さらに八重山商工の2番手・大嶺が二死満塁から連続暴投。横浜はこの回、計6点を挙げ、リードを広げた。
八重山商工は四、五回とも三者凡退。しかし、六回、金城長が左翼へ今大会2本目となる本塁打を放ち、1点を返した。
横浜は八回、二死一、二塁としたが、後続が凡退。
八重山商工は八回、仲里、金城賢が連続適時打で3点。さらに大嶺の2点二塁打で1点差に迫った。九回もサヨナラのチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。
試合前、伊志嶺監督は強豪横浜に付いてそう語っていた。
本音とも冗談とも取れた。
一方、選手は相手の名前に臆する事無く溌剌と打ち、そして守った。
ビビッた監督は投手起用を誤った。
そして四回表横浜の攻撃。
2死、走者2、3塁で2-3のフルカウント。 ここで投手を先発金城から大嶺に繋いだ。
投手交代がワンポイント遅すぎた。
先発投手起用の判断はここでは問うまい。
しかしあの場面での投手交代は素人でも疑念を抱く。 やはり名前負けしたのか。
とんでもない重圧のかかる場面で引きずり出された大嶺はファーボールで満塁の後、暴投を連発して大量6点を与え7-0。 しかもその間大嶺はワンヒットも打たれずに。
その後大嶺が一回戦に続き三振の山を築く。
6回には金城がホームランで一点返し7-1。
そして8回、八重山は6連打の溌剌プレーを見せ5点を返して7-6。
迎えた9回の裏。
2死、走者2、3塁、1打サヨナラの場面まで強豪を追い詰めた。
6点差から僅か1点差まで追い詰めた! 強豪横浜を!
大嶺は五回三分の一を投げて奪三振8個。 通算25個。 よくやった。
__2回戦__
第2試合 3月29日 11:00
横浜(神奈川) - 八重山商工(沖縄)
回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
横 浜 0 0 1 6 0 0 0 0 0 7
八重山商工 0 0 0 0 0 1 0 5 0 6
横浜 / 川角-浦川 本塁打 / 岡田1(横)、金城長2(八)
八重山商工 / 金城長-大嶺
八重山商工よ、 よくやった!
◇ ◇ ◇
◆(読売新聞) - 3月29日14時2分更新
横浜3年ぶりセンバツ8強、八重山商工の猛追振り切る
3回表、横浜・岡田が先制ソロ本塁打を放つ
横浜7―6八重山商工(2回戦=29日)――横浜が、終盤の八重山商工の猛追を振り切り、前回出場した75回大会(2003年)に続く8強入り。
八重山商工は金城長。横浜は川角が先発した。一回、横浜は三者凡退。その裏、八重山商工は一死から、東舟道、金城長の長短打で一、三塁とするが、羽地が併殺に倒れた。
横浜は三回、岡田が中堅右に本塁打を放って先制。 八重山商工はその裏、友利らの連打などで二死満塁とするも生かせず。
横浜は四回一死一、二塁から佐藤、下水流が連続長打で加点。さらに八重山商工の2番手・大嶺が二死満塁から連続暴投。横浜はこの回、計6点を挙げ、リードを広げた。
八重山商工は四、五回とも三者凡退。しかし、六回、金城長が左翼へ今大会2本目となる本塁打を放ち、1点を返した。
横浜は八回、二死一、二塁としたが、後続が凡退。
八重山商工は八回、仲里、金城賢が連続適時打で3点。さらに大嶺の2点二塁打で1点差に迫った。九回もサヨナラのチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。
確かにリリーフのタイミングは可笑しいと言うのが一般的かも知れないが、選手のことを一番よく知っているのが監督である。
予感がそうさせたのだと思う。
金城投手もよく投げていたと思う。
ちょっとした配球ミスによる得点の取られ方だと思う。
投手力といい。打力といい優勝出来る力はあると感じた。