【恩納】恩納村議会(又吉薫議長)は27日、臨時会を開き、金武町伊芸区の民家で銃弾らしき物が見つかった問題で、事実関係を明確にすることを求める意見書を全会一致(欠席1人)で可決した。

 意見書では、同村にある米軍キャンプ・ハンセンのレンジ7、9で実弾射撃訓練が実施され、山火事や騒音などの深刻な被害に悩まされていると指摘。「今回の事件は実弾演習場に隣接する本村でも、村民が安心して暮らせる生活環境を脅かす大きな問題で、看過できない」と批判した。

 沖縄防衛局や県警、県に意見書を郵送し、捜査機関と連携した早急な原因究明を要請する。