狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

続・事件は現場で起きる! 会議室ではない。

2006-10-15 08:10:41 | 教科書

バスや電車の運転手が事故を起こした場合、人身事故等が起きると最終的には会社の社長が責任を取るとしても、一義的には運転手が事故発生の責任を問われる。

なぜなら事故は現場で起きるものであり、湾岸署の織田刑事に言われるまでもなく、社長室や会議室で起きるものではないからだ。

ところが学校という現場から起きた事故や事件に対してテレビ等のメデイアが責任を追及する相手は何故か現場を知らない教育委員等の「会議室の人たち」である。

北海道滝川小の「いじめ自殺事件」でもテレビワイドショーは現場を扱う担任教師には一言も触れずに、現場を知らない「名誉職」の人たちの責任を追及していた。

≪今朝の、みのもんたの「朝ズバッ!」では遺族と遺影に謝罪する、滝川市市長、教育委員長、教育長、校長の映像を映し、みのもんたが声を荒立てて繰り返し教育委員会の責任を追及していた。≫
(10月6日エントリー「滝川小自殺事件 『事件は現場でおきている!会議室ではない』」)

最終的には彼らの責任だとしても生徒が一人がいじめを理由に自殺したのだ。 担任教師の責任が逃れられるはずは無い。

事件の度にマイクとカメラで責任者を追いかけ廻すテレビが、申し合わしたように、学校の事故・事件に限って担任教師を追わないのは何か理由があるのか。

教職員組合からの申し入れとか・・・・。

いじめか、中2自殺 遺書に「耐えられない」 福岡

2006年10月14日06時09分

 福岡県朝倉郡の町立中学校2年の男子生徒(13)が首をつって自殺し、「いじめ」を受けていたという趣旨の遺書が見つかっていたことが13日、わかった。県警は文面などからいじめを苦にしていたとみている。県教委は中学校と町教委に対し、いじめの有無や事実関係の調査を求めている。

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自殺した男子生徒の上着のポケットに遺書が入っていたと説明する三輪中の合谷智校長。左は筑前町の中原敏隆教育長=13日午後9時53分、福岡県筑前町で

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自殺した男子生徒が通っていた筑前町立三輪中学校=13日午後9時21分、福岡県筑前町で

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 県教委によると、11日午後8時ごろ、男子生徒が同じ町内の自宅納屋で首をつっているのが見つかった。紙きれに、いじめを受けていたと書かれていた。生徒はバレーボール部に所属。この日も登校していたという。

 生徒の親類の一人によると、生徒を捜していた祖父が遺体をみつけた。紙には「お父さん、お母さん。バカ息子でごめんなさい。さようなら。さようなら。人生のフィナーレです」といった内容のあとに、「いじめを受けていました。耐え切れませんでした」と書いてあったという。当初、学校側は「いじめはない」と説明していたが、12日になって、遺族側に「長い間いじめを受けていたようです」と説明したという。

 町教委は12日、教育事務所を通じて県教委に報告した。遺書に記されたいじめの内容について、県教委は「具体的なことは書かれておらず、抽象的な記述だったと聞いている」と説明した。

 県教委によると、学校側から、調査のため全校生徒にアンケートを実施すると報告を受けた。生徒たちの心のケアのため、通常1人のスクールカウンセラーを増員したという。

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