狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

オスプレイ阻止運動、♪およしなさいよ~無駄なこと~♪

2012-10-03 12:14:20 | ★原稿

 

沖縄の出版界が

出版を拒否した

問題の書!
沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆 定価:税込み1575円

ネット販売註文先 ezaki0222@ybb.ne.jp

住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします<送金方法等詳細はここ>

 

「沖縄に内なる民主主義はあるか」の売り上げは目下破竹の勢いでうなぎのぼりです!

やりました!

沖縄教販の売り上げで

とうとう1位になりました。(拍手)
https://www.o-kyohan.co.jp/


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本日午後7時より宜野湾市民会館で行われる「普天間飛行場の迅速な移設・返還を求める市民集会」で、「沖縄に内なる民主主義はあるか」の著者・又吉康隆さんが講演をいたします。 

ご自身も金網一つで米軍基地と接した中学校を卒業した又吉さんの話は説得力があります。 ぜひ参加して下さい。(詳細は文末の告知に)

                ☆

♪およしなさいよ~無駄なこと~♪>と座頭市の主題歌が脳裏を過る昨日のオスプレイ報道である。

一昨日の6機に続いて昨日は3機普天間空港に到着し、残りは岩国で整備を待つ3機のみとなった。

地元テレビは一日中、オスプレイの映像と子どもたちの姿、そして「怒りで震えが止らない」様子の主婦のコメントを流し続けた。

報道を見たものは戦争が起きたと錯覚してもおかしくないほどの発狂報道であった。

それを裏付ける記事が今朝の沖縄タイムスに掲載されている。

<(宜野湾)市我如古に住む2年生の母親(43)は「配備のニュースを見て、本土に住む親が『沖縄はいつか戦争になる。早くこっちに来なさい」って。 変でしょう。でも飛んでいる姿を目の当たりにして、自分たちが戦場のすぐ近くにいるんだと実感した」と怒りをにじませた>(沖縄タイムス 10月3日)

>変でしょう。

変なのは、この母親とこれを報道した沖縄タイムスだ。

一連のオスプレイ沖縄配備に関するマスコミ報道は誇大報道・・・というより捏造報道・・・というより真っ赤な嘘である。

普天間飛行場の近くに住む筆者が言うのだから間違いはない。

10月1日のオスプレイの沖縄移動の以前と以後、普天間界隈は戦場どころか台風一過でのんびりとした通常の生活が続いており、以前と何の変化もない。

ただ多少違うといえば、「よそ者」が数十人基地ゲート付近に座り込み、これを監視する警官の姿などが異様に感じるのと、暴徒が叫ぶシュプレヒコールが騒々しいくらいのもの。

NHKのニュースでは、繰り返しオスプレイの映像とお決まりの「機影の下で遊ぶ子どもたち」の映像を流した後、解説員が「出来るだけ住宅地の上は飛ばないよう日米で合意がなされている」と言うと、アナウンサーが「住宅密集地の中に「ある普天間基地に侵入するには住宅地の上を飛ばねばなるぬ野で、骨抜きの合意」と応じていた。

又地元NHKテレビでは凧を基地内に行くように飛ばして、オスプレイの妨害工作するテロリストの映像を移しながら「沖縄の空には灰色の軍用機より凧が似合う」などとテロリストにエールを送るような発言をしていた。

しかし不思議なことに、そんなに危険な飛行場に危険な軍用機が配備される現場を目撃していながら、NHKアナウンサーや解説員の口からより危険性の少ない辺野古移設の話はひと言も出なかった。 辺野古移設を沖縄で口にするにはまるでタブーでもあるかのように。

辺野古は普天間のように住宅地は密集していないし、近くの集落に迷惑をかけないように海上から進入し離発着が可能なV字型飛行場も構想に入っている。

何よりも一番の当事者である辺野古住民が普天間飛行場の移設を容認しているのだ。

日本全国人口減少で悩んでいるが、沖縄は全国でも有数の人口増加が目立つ県。 その中でも普天間基地を抱える宜野湾市は戦後一貫して際立った人口増加を続ける地域である。

 <・・・世界一危険」の象徴になっている普天間第2小学校を、あろうことか、B52重爆撃機が嘉手納で墜落爆発した昭和44年に、普天間飛行場金網沿いに設置したのは普天間市の責任ということだ。 又吉氏は「子どもたちを基地被害の人身御供にして、基地の危険性をアピールするために普天間第2小学校を作ったのではないかと疑ってしまう」と述べている。・・・

昨日のNHKのニュースで解説員が「米軍との合意で住宅地の上はなるべく飛ばない」と説明すると、アナウンサーが「住宅密集地の中にある普天間基地に進入するのに住宅地を避けるわけにはいかない。はじめから骨抜きの合意」だと批判の言葉を投げた。

又地元のNHKニュースではオスプレイと子どもたちの映像を映し、「怒りで震える」などと興奮する母親のコメントを流し、凧を基地の上空に飛ばしオスプレイの飛行を妨害する映像には、「危険ですから止めるように」とたしなめるかと思いきや、「沖縄の空には灰色のオスプレイより凧が似合う」などとテロリリストにエールを送る始末である。

ニュースのなかで、本来だったら普天間基地より危険度の少ない辺野古への移設の話がでてもおかしくない場面だが、沖縄のマスコミでは辺野古移設はタブーであるかのように、この期に及んでも辺野古移設を述べる者はいない。

辺野古地区は海に面しており、飛行機の離発着で近くの集落に迷惑の掛からないように海からの進入と発進が出来るV型滑走路も合意されている。

何よりも一番の当事者である辺野古住民が辺野古移設を容認している。 だがこれに一番反対しているのは現在オスプレイ阻止を叫んでいる反日左翼団体ではないのか。

彼らが自己矛盾に陥っているのは子どもでもわかる。

さらに彼らは辺野古移設より容易に実現できると思われる「世界一危険な」普天間第2小学校の移転にも反対しているではないか。

普天間第2小学校の移転については「沖縄に内なる民主主義はあるか」を「正論」で紹介した本間さんが次のように呆れておられるので、再度引用する。

何度も移転の話が持ち上がったのに、その度に「移転は基地の固定化に繋がる」との理不尽な理由を掲げる市民団体によって移転構想は潰された。 又吉氏は今でも安全な移転候補地あるのに、「普天間第2小学校の移転より普天間飛行場の移転が先であると主張するのは頭がおかしいというしかない」と言ひ、「普天間飛行場移設問題と関係なく、一日も早い普天間第2小学校の移転を訴える」と結ぶ。 かういう沖縄の真実は広く国民全体には届いてい来ない。 NHKのドキュメンタリーや報道番組で米軍基地の危険性を言ふ時は、冒頭あたりに必ずと言っていい程、この普天間第2小の映像が出て来る。 しかし、過去の宜野湾市政の実態や移転計画が何度も左翼団体によって潰された経緯については報じない。 > 

 「命どぅ宝」を合言葉にしながら、その一方では子どもの盾にする輩は「頭がおかしい」という婉曲な表現を通り越して・・・マジキチという言葉が正鵠をいているだろう。

 【おまけ】

「離島奪還」の日米訓練公開 グアム、中国を刺激か
 【グアム共同】陸上自衛隊と米海兵隊は22日、米領グアムで行っている離島防衛のための共同訓練で、上陸する場面を報道関係者に公開した。敵に奪われた離島を奪還するとのシナリオ。
 
 陸自は「特定の国や島を想定していない」としているが、尖閣諸島をめぐる日中の緊張が高まる中、中国にとっては刺激的な訓練となった。
 
 22日朝、グアム島西部の米海軍基地内の海岸で、陸自と海兵隊の隊員が同じゴムボートに乗って上陸。陸自隊員は、付近を制圧する想定で小銃を構えて移動した。
 
 陸自と米海兵隊の共同訓練はこれまで、米西海岸や、日本国内の山間部の演習場で行われてきたが、初めて離島を使って実施。参加部隊も米側が沖縄に司令部を置く第3海兵遠征軍(3MEF)、日本側が九州と沖縄を管轄する西部方面隊で、尖閣諸島など南西諸島を強く意識させる内容となった。
 
 共同訓練は8月末に開始。陸自隊員が、沖縄から米海軍の強襲揚陸艦に乗り込み、米自治領テニアン島、グアムへと移動。陸自隊員が海兵隊の練度判定試験に参加し、水陸両用作戦のノウハウを習得する形式で行われている。

 


$保守@沖縄
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     ■■宜野湾市市民集会の御知らせ■■

宜野湾市の安全で活力有る街づくりのため

普天間飛行場の迅速な移設・返還

を求める市民集会

~子や孫の笑顔のために基地の固定化絶対反対!~

【宜野湾市民は普天間飛行場の固定化に断固反対し、未来を担う子や孫に対して同じ被害、苦痛、損失を背負わせるような可能性を排除し、9万3千余市民の生命と安全を守るため、一日も早い普天間飛行場の移設、返還を国は責任をもって果たす事を強く求めます。】

◎日時: 10月3日(水)開場 午後6:30 開演 午後7:00

◎場所: 宜野湾市民会館(宜野湾市野嵩1-1-1:098-893-4433)

◎参加費:無料・カンパ大歓迎



主催:普天間飛行場の迅速な移設・返還を求める市民集会実行委員会

       連絡先:090-6865-9425

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8 コメント

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県外の宮脇書店でも購入可 (ヒロシ)
2012-10-04 07:20:58
狼魔人さま、おはようございます。
私のブログに県外の宮脇書店で購入できましたとコメントがあったので転記します。
kinakoさんより
宮脇書店は、店頭受け取りで取り寄せてくれるそうです。さっそく注文しました。宮脇からの断りがなければ一週間ぐらいで 届くそうです。 念のため電話でも問い合わせた所 宮脇のあるお店で店頭受け取りなら すべての店舗で注文ができるとの事。
又吉さんの本を購入を考えている方は ぜひ宮脇書店へお問い合わせ http://www.miyawakishoten.com/contact/から注文してください。 全国からの注文が増えれば他の書店でも取り扱いが増えるかもしれない。
私が問い合わせた内容(一部) 沖縄で発売されている本「沖縄に内なる民主主義はあるか」 著者:又吉康隆 出版社:ヒジャイ出版 沖縄教販の売り上げで1位になっていると知りぜひ読みたいと思うので販売して欲しいのですが。 取り寄せや、販売の予定はありますか? 販売の予定がなくても沖縄の宮脇書店では販売されているので 取り寄せはできますか?購入したいです。 よろしくお願いします。 こんな感じです。
返信する
Unknown (涼太)
2012-10-04 05:55:01
alpha様

拙い文章にご返事いただきありがとうございます。
確かに権利ばかり主張し義務を放棄した人間が増えましたが、それは1部の人たちでありであり多くの国民はまだまだ健全です。
まったくもって同感です。
返信する
世界でも稀有なる信頼に基礎を置く社会 (alpha)
2012-10-04 00:12:22
涼太様

>簡単に騙される日本人。中野剛志氏が仰るように「日本のリスクは日本人」かもしれません。

私もそのように思います。
日本人は、簡単に騙されると言うよりも、基本的に「他人を疑ってかかる」ことをしません。日本は、世界的にも稀有な「信頼に基礎を置く社会」なのです。

他人が何か主張しているならば、先ずは聞いて見よう、「筋が通っていると思えば」それを事実・現実・真実と認識して行動します。

であるが故に、悪意をもって騙そうとする者がいる場合、簡単に騙されてしまいます。
しかしながら、日本人の信頼に基づく文化は、重ねて騙そうとするものを排除する能力も持ち合わせています。

中野氏、三橋氏、藤井教授と新たな論客が現れ、国民を騙した者達のウソのテクニックを暴き真実は何だったかを提示することで目覚めた国民が多数出てきました。

安倍総裁が誕生した自民党総裁選挙に於ける、カツカレー報道に於いて、マスコミに対して厳しい反論が寄せられました。

このことは日本人がマスコミが嘘を付く存在であると認識したことを意味します。マスコミが今後も国民をだまし続けようとするならば彼ら自身が厳しい審判に晒されることにもなります。

沖縄とても同様に、狼魔人様、又吉様と言った論客が現れ真実が何処にあるのかを示してくださいました。

目を覚まされた沖縄の方達、沖縄の真実を誤解させられていた本土の方達が今回のオスプレイ配備についても、基地移転問題とその背景事情についても認識を高めております。

今後は容易に彼らに騙されることは少なくなるものと、そうならなければならないと思っております。

明るい希望をもって、積極的に私たち日本人の未来を切り開き、老いたならば息子たちの世代に引き継いで行きたいものです。
返信する
Unknown (涼太)
2012-10-03 21:12:54
狼魔人様

今日も西鉄ライオンズの稲尾投手に敬意を表ししつこく連投失礼します。


共産主義者にとって「約束は破るためにある。」も激しく同意します。

と書きました。
ふと頭に思い浮かびました。
どこかの政党のマニフェストにそっくりです。
そういえば、どこかの政党の女議員が「うふふ、そんな約束したかしら。」と嘯いていました。
簡単に騙される日本人。中野剛志氏が仰るように「日本のリスクは日本人」かもしれません。
返信する
Unknown (涼太)
2012-10-03 20:56:53
狼魔人様

>>本日午後7時より宜野湾市民会館で行われる「普天間飛行場の迅速な移設・返還を求める市民集会」で、「沖縄に内なる民主主義はあるか」の著者・又吉康隆さんが講演をいたします。

また狼魔人日記で紹介してください。
人数の過多のの問題ではありません。沖縄でこのような会が行われることに意義があります。
alpha様同様に会のご盛会を祈念致します。
返信する
Unknown (涼太)
2012-10-03 20:43:38
狼魔人様

「正論」の本間氏の記事読みました。
まったくもってその通りであり全てにに同感です。
私も常々疑問に思っていたのですが、小平の尖閣問題棚上げ論やソ連が「日ソ中立条約」を一方的に破棄し北方領土を占領したのもチベットをだまし討ちした中国の手口とそっくりです。
共産主義者にとって「約束は破るためにある。」も激しく同意します。
日清戦争で日本が尖閣を略奪したも出鱈目です。
日清戦争以前に、日本は尖閣を実効支配しています。
何より、日本が日清戦争後の下関条約で割譲された地域は、台湾と付属島嶼、澎湖諸島であり尖閣諸島はもとより日本領としてまるで議題に上がっていません。
「超限戦」と言う言葉も始めて知りました。すなわち中国の戦略家が考え出した戦略で、外交問題に民間人、経済界を巻き込む総力戦のことです。
なるほど中国での日本製品ボイコットも「超限戦」なのでしょう。それに加担するNHKの偏向報道。先日放送された「テンペスト」もあまりの酷さに初回だけ見て見るのを辞めました。
でもそれでも日本は引くべきではないと思います。
石原東京都知事が仰る、「多少の経済的損失があってもそんな国とは縁を切るべきだ。」の方が説得力があります。「超限戦」が長引けばダメージを受けるのはむしろ中国の方です。
そんな国との真の信頼関係は無理です。

それと

1、世界一危険な基地と言うなら何故移転に反対するのか。
2、何故世界一の基地のそばに小学校を作るのか。

民主党がどうのこうの、鳩山がどうのこうのは別問題です。主体は沖縄県です。(仲井真知事も辺野古移転に反対されていますのであえて沖縄県と書きます。)
本当に沖縄県が安全を求めるなら、辺野古移転問題は民主党も鳩山も関係ないはずです。沖縄県が何をしたいのかが問われているのです。
本当に申し訳ない表現ですが、結局ゆすりたかりの材料と既得権益を失いたくないとしか思えません。

返信する
Unknown (宜野湾より)
2012-10-03 15:18:03
一例ですが、おきぎん経済研究所による、新設貸家住宅の推移です。
http://www.okigin-ei.co.jp/file/2-3/network2011.pdf
宜野湾市は対前年度比で増加しており、平均稼働率も高い方という結果に。
市内で古かったり高かったりの貸家から新しいもの安いものに移ることはあるでしょうが、人が逃げ出すような市には見えません。
現在の賃貸住宅新設増加の牽引役は海沿いの宇地泊地区だと思いますが、より滑走路に近い沖国大そばの佐真下やパイプライン大謝名には近年分譲タワーマンションも立ちましたし、大山には新しいマンション計画の知らせが出ています。
他にも昔ながらの普天間、眺望の開けた喜友名や新城や嘉数、宜野湾界隈、外人住宅街で有名な大謝名や大山、学生向けのアパート・マンションも多い長田や佐真下、渋滞あれど交通アクセスのいい真栄原や我如古あたりなどなどなど、宜野湾市は人が住むところとして安定している方だと思います。
大山には家具インテリアの全国チェーンが県内3つ目の店舗を工事中ですし。
鎮座する普天間飛行場のおかげで市内の移動が遠回りになる不便を差し引いても、とてもとても、宜野湾の世間は「戦場のすぐ近くにいるんだと実感」したり「怒りで震える」感じがしない件ϵ( 'Θ' )϶
ああいう言葉もテンプレですよね。フレーズだけがどこかへ飛んでいく~。

http://www.hoshusokuhou.com/archives/18517344.html?_f=jp
そりゃアメリカも、沖縄に支那エージェントがたくさん湧いてると思えば強化したくなりますわ。

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012100305598
原子力空母ですってよ奥さん!
こっちの反対にもいかないとね。
返信する
ご盛会をお祈り申し上げます (alpha)
2012-10-03 14:08:38
>本日午後7時より宜野湾市民会館で行われる「普天間飛行場の迅速な移設・返還を求める市民集会」で、「沖縄に内なる民主主義はあるか」の著者・又吉康隆さんが講演をいたします。

駆けつけるわけには参りませんが、
ご盛会をお祈り申し上げます
返信する

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