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警察の取調べで、凶悪事件を全て自白した後、「最後に何か言っておきたいことはないか」と言われ別件の微罪も全て白状してしまうというのなら、スッキリしたい犯人の気持ちも理解できるのだが・・・。
自動車ドロボーの後の「何か一言」が「殺人・ドラム缶死体遺棄」では・・・理解の外である。
ドラム缶死体遺棄 少女3人を含む男女6人を逮捕[10/06 19:17]
福井県小浜湾で、ドラム缶に入った男性の遺体が見つかった事件で、大阪府警は、少女3人を含む男女6人を死体遺棄で逮捕しました。
犯行発覚のきっかけは、取り調べ中での捜査員の何気ないひとことだったということです。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪府泉佐野市の無職、米次公容疑者(27)と泉南市の配管工、中島充昭容疑者(26)ら6人です。
大阪府警の調べによりますと、米次容疑者らは今年4月29日ころ、和泉市の相良雄一さん(当時19)の遺体をドラム缶に詰め、福井県おおい町の「青戸の大橋」から海に遺棄した疑いです。
米次容疑者らは今年6月に軽自動車を盗んだとして逮捕され、その取り調べでの中で捜査員が「最後に何か言っておくことはないか」と尋ねると、中島容疑者はこう話したといいます。
「少年を暴行して、遺体をドラム缶に詰め福井の海に棄てた」
警察が供述通り捜索したところ、5日、ドラム缶に入った遺体がみつかりました。
米次容疑者と相良さんはバイク仲間で、過去にもトラブルになっていたといいます。
「(米次容疑者が)『雄一、携帯貸してくれ』と言って貸すやん。(携帯代が)何万円もきて、母親が携帯を取り上げた。そうしたら、遊びに行こうと(相良さんを)連れ出してポコポコにした」(相良さんの友人)
6人は容疑をほぼ認めていて、警察は被害者とバイクなどの貸し借りを巡ってトラブルがあったとみて、動機や殺害した経緯についても詳しく調べる方針です。
(10/06 19:17)
◇
車を運転するものなら、誰でも一度ぐらいは運転中に警察官の職務質問を受けた経験がおありだろう。
身に何の覚えがなくとも職務質問はいやなものだが、一日に一度くらいなら「お役目ご苦労さん」くらいは言っても別に腹が立つほどのことはない。
だが、同じ日に同じ容疑で四回も職務質問を受けたら「お役目ご苦労さん」と笑って許すわけにはいかない。
警察側の誤手配の結果だったが、通常は警察側の「ごめんなさい」の一言で終わってしまう。
そのま泣き寝入りするのは我慢できないと訴えでた男がいた。
結局、その代償として25万円を得た。
職務質問一回あたり62500円の謝罪料なら自分も職務質問を受けて見たいと思うのだが、そこに至る道は地裁、高裁とそんなに生易しいものではないようだ。
ナンバー誤手配に代償25万円
2009年 10月 7日 16:44
自動車ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)に警察が誤って「手配車両」と登録したため、車で走行中、1日に4回も職務質問を受けたとして、群馬県の男性が国や県などに計100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は7日、県に10万円の支払いを命じた一審判決を変更、賠償額を25万円とした。
Nシステムを設置、管理する国への請求は一審同様に退けた。
◇
同じ誤認による職務質問でもこの女性の場合、100万円くらい貰わなければ納得できないでしょう。
三年前のエントリーからの引用です。
ウチナンチュ(沖縄県人)には東南アジア系の顔が多いと言われる。
全国的に知られた顔でいうと若手お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリはどう見ても沖縄顔で南方系の顔だし、ゴルフ界のアイドル藍ちゃんも健康的な南方系の顔だ。
しかし、ヤマト(他県)人にもウチナンチュに負けず劣らずモロ南方系の顔がいる。
人気お笑いトリオ「ネプチュ-ン」のリーダー名倉などはタイへ行ったら現地人に間違われるという。
むしろそれを逆手にとって、笑いのネタにして成功している。
有名タレントなら笑って済ませるからよい。
一般の人の場合笑っては済まされない場合がある。
他人が聞くとと思わず笑ってしまう話でも当人にとっては深刻な話である。
◇ ◇ ◇
埼玉に住む彼女も南方系の顔を持つ女性の一人だった。
おまけに彼女は生来の内気な性格で他人と話す事はあまり得意ではなかった。
特に何かで緊張すると無口を通り超して、全く言葉を失ってしまう事がよくあった。
その日の午後7時40分頃、知人を訪ねて路上を歩いていたら突然3人の制服警官に呼び止められた。
職務尋問である。
「もしもし、貴方は何人ですか」
「日本人です」
「それを証明するものを持っていますか」
彼女は運転免許は持っていなかったのでそう答えた。
「いいえ持っていません」
「パスポートは持っていませんか」
普通の日本人で通常パスポートを携帯して歩く者はいない。
彼女は極度の恐怖と緊張で三人の屈強な警官の突然の職務質問にまともに答える状態ではなくなっていた。
やっとの事で母親の勤務先に連絡をとってもらった。
が、既に退社をしており彼女の日本人証明は誰も出来なかった。
それから交番に連行され不審外国人として厳しい尋問を受けた。
取調べは深夜10時間に渡って続いた。
午前5時15分、遂にパスポート不携帯の違法滞在外国人として逮捕された。
夜が明けても身元を証明する事が出来ず身柄は拘束され続けた。
やっと証明する人に連絡がつき釈放されたのは未明の逮捕から14時間後。
「貴方は日本人ですか」と職務尋問を受けてから、実に24時間経っての釈放であった。
鏡を良く見よう。
もし貴方が目が大きく彫りが深かったら、例え歩行時と言えども運転免許証の携帯を忘れてはいけない。
しかし、いくら職務に忠実とは云え道を歩いていたら突然「もしもし 貴方は何人ですか」、・・・は、ないと思うよ、おまわりさん!
♪ もーし もーし ベンチで囁くお二人さん 早くお帰り 夜がふける ♪
この程度でカンベンしてよ。
(2006年2月28日1時40分 読売新聞)
アジア系と間違え、埼玉県警が日本女性を誤認逮捕
埼玉県警川口署は27日、同県川口市の無職女性(28)を東南アジア系外国人と間違え、入管法違反(旅券不携帯)容疑で誤認逮捕したと発表した。
女性は、日本人とわかり、26日未明の逮捕から約14時間後に釈放された。
同署によると、交番勤務の署員3人が25日午後7時40分ごろ、川口市上青木西の路上を歩いていた女性に職務質問。女性は「日本人です」としか話さず、身分を示すものも持っていなかった。署員が所持品に書かれていた母親の勤め先を訪ねたものの、身元は確認できず、26日午前5時15分ごろ逮捕したという。
その後の取り調べで、女性が自分と家族の名前、生年月日を紙に書き、身元が判明。女性は午後7時20分ごろ釈放された。
女性の母親は、女性が普段から他人と話すのが苦手だとしているという。
署員は「目が大きく、彫りが深かったため、外国人だと思い込んだ」という。
◇
光母子殺害事件 元少年実名本の出版差し止め申請
山口県光市で母子が殺害された事件をめぐり、当時18歳だった被告の元少年(28)=死刑判決を受けて上告中=を実名で表記したルポルタージュ本が近く出版されることになり、元少年の弁護団のうち6人が出版の差し止めを求める仮処分を5日に広島地裁に申請した。弁護団の1人は「元少年は実名掲載を了解していないと言っている。実名の出版物への掲載を禁じた少年法の趣旨に反し、出版は許されない」と話している。
本は東京都日野市の「インシデンツ」が出版し、著者は一橋大学職員の増田美智子さん。インシデンツのホームページなどによると、元少年と接見を重ね、周辺の関係者を取材した結果を盛り込み、早ければ7日にも店頭に並ぶという。タイトルや本文で元少年の実名が明かされている。
本は240ページ。ホームページは「被告と同い年の著者が1年以上も面会と文通」「被告の両親や兄弟、友人、恩師、弁護士ら総勢100人以上を取材」などと説明する。
インシデンツの寺沢有代表(42)は、元少年の弁護側と4日に広島県内で会い、「原稿を出版前に読ませなければ、出版差し止めの仮処分を申請する」と伝えられたという。「もし申請されたのであれば、出版の自由、表現の自由を侵害するもので、到底納得できない。著者は、本人と25回も面会し、実名を出すことを了解してもらっている。弁護団は出版直前になって『本人が了解を撤回した』と言ってきたが、それは信じがたい」と話した。
事件は99年4月14日に発生。光市の自宅アパートで母親(当時23)と長女(同11カ月)が殺害された。
◇
この元少年は勿論今では未成年ではなく、28歳の立派な鬼畜である。
この鬼畜の実名や顔写真を伏せる理由はないと当日記は考える。
何よりも弁護団と著者・出版社側の馴れ合いのパフォーマンスは噴飯ものだ。
出版社側は宣伝になり売れれば大儲けだし、弁護側は読んでくれれば「死刑廃止」の世論作りに貢献できる。
ネット上では実名も顔写真も流布しており、何を今さらという感じだ。
蛇足ながら言うと、クソガキでググルとこの鬼畜の実名も顔写真もゾロゾロ出てくるし、クソガキの実名と顔写真を晒すウェブサイトもあるくらいだ。
ああ、そういう見方もありますね。これは盲点でした。「実名と顔写真を出した」のはネットで散々行われているのに、そっちの方は被告弁護側が抗議せずに、出遅れて出版される書籍に対して「何を今更」の遅出しジャンケン的抗議。危うく引っ掛かるところでした。
弁護側も出版側も、「死刑の存在理由」について現行憲法を読んだ事がないのでしょうか?
立ち直る余地のある犯罪者には、立ち直るチャンスを与えるのも必要だと思います。
でも、世の中には砒素事件や、池田小学校児童無差別殺人みたいな生まれつきの悪は確かに居ます。
この少年(成人)の発言には、立ち直る余地は無いと思います。社会に復帰してもまた同じ事を繰り返すような気がします。
それなりの社会的制裁を受けるのも致し方ないでしょう。
「何人ですか?」
はちょっと怖いですね。何故なら、私は池袋に住んでいた時、何度も、「何人ですか?」「いくらですか?」と聞かれた人です。日本語話せますか?も良く聞かれました。パスポートは若い頃の一番最高の状態時の写真、今、それ提示したら偽装と言われてしまいそうです。あがり性なのも災いしますね。身につまされるお話、教訓にします。
内容は「少年が犯罪を犯すに至った社会の責任」を訴えた情緒綿々の「死刑廃止論」が想像できますね。
KOBAさん
鬼畜とその取り巻きのパフォーマンスに騙されてはいけません。
少しでも反省の気があるならもっと別の弁解があり、弁護の仕方もあったと思いますよ。
涼太さん
>立ち直る余地のある犯罪者には、立ち直るチャンスを与えるのも必要だと思います。
これには異議はありません。ですが死刑制度のある現行法上この鬼畜を死刑にしなければ以後死刑制度は有名無実になり、事実上の法制度の崩壊になります。
「死刑廃止論」にも理はありますが、だとしても千葉法務大臣は解せません。いや、だからこそ解せません。
カモミールさん
「何人ですか」は今ではお笑いのネタになっていますが、女性が実際経験すると辛いものがあったのでしょうね。
トラネコさん
私の友人にも高校時代のあだ名が「インド人」という男がいましたが、本人もその気になってマフラーをターバンにして写っている写真があります。
皆それぞれほろ苦い思い出でがあるようですね。
そう、そう、私の下の娘の婿は香川県出身ですが本部の牧場勤めのため真っ黒に日焼けして、フィリピン人に間違えられるとのこと。