狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

米議会で初の‘慰安婦聴聞会’

2007-02-18 08:05:09 | 従軍慰安婦

「チーム安倍」本格始動 首相補佐官相次ぎ訪米 「反日キャンペーン」対策に奔走  02/15 11:27 

  ■首相初訪米の地ならし
 訪米中の小池百合子首相補佐官(国家安全保障問題担当)に続いて世耕弘成首相補佐官(広報担当)が19日から米国を訪問する。5月に予定される安倍晋三首相の初訪米の地ならしを行うとともに、米国内での慰安婦や南京事件を材料にした「反日キャンペーン」対策も大きな目的だ。また、中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)も今月下旬、訪米して拉致問題の重要性を訴えることにしているが、安倍内閣の支持率低下で「チーム安倍」に逆風が吹いているだけに、補佐官外交の真価が問われそうだ。

 「歴史事実に基づかない対日批判に対しては、そのひとつひとつに徹底的に反論するように」

 安倍首相は就任後、外務省にこう指示した。

 外務省はこれまで歴史認識にかかわる問題では反論を控えがちだったが、首相は方針転換をめざしている。その首相官邸が、大きな関心を寄せているのが、米下院外交委員会に提出された慰安婦問題をめぐる対日非難決議案の行方だ。

 9日夜、首相が都内のホテルで中西輝政京大教授、坂元一哉阪大大学院教授ら国際問題の専門家と会談した際も、この問題への対応策が話題となった。出席者からは「外務省の官僚的対応では不十分だ」との意見が相次いだという。

 外務省は首相の意向を受け、関係議員に働きかけるなど採択阻止に動いている。ただ、中国や韓国系団体の組織的な関与が指摘されるだけに、政府内には「周到に準備して反論しないと揚げ足を取られ、かえって逆効果になる恐れがある」(関係者)との危惧もある。

 1月には、米国で1937年の南京事件を扱った映画「南京」が公開されたが、作品の下敷きとなったのは中国系米国人、故アイリス・チャン氏の著書「レイプ・オブ・南京」。日本軍が市民約30万人を虐殺、2万~8万人の女性を暴行したなどと断定する同書は、ニセ写真や事実誤認だらけだと指摘されている。

 今年は南京事件から70年目に当たり、米国や香港、中国などで、南京事件関連の映画数本の制作が進められている。

 こうした中、訪米する世耕氏は、ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなど米主要紙やシンクタンク関係者と会談するほか、一連の南京映画に対する米識者の反応も探る予定だ。「反日」に傾きかねない米世論の現状を把握し、有効な対策を探る狙いがある。

 一方、訪米中の小池氏は13日、バーンズ米国務次官と会談し、北朝鮮のテロ支援国家指定解除への慎重対応を要請した。中山氏も今月下旬に訪米し、ヒル国務次官補らに拉致問題の重要性を訴える方向で調整中だ。

 ただ、米ホワイトハウスは「政権内での首相補佐官の位置付けをはかりかねている」(関係筋)とされる。米政府高官との意見交換もスムーズにいかないのが実情で、補佐官の存在意義が問われる旅ともなりそうだ。

                   ◇

【用語解説】慰安婦問題をめぐる対日非難決議案

 米下院外交委員会に1月末、中国・韓国系米国人の支持を受ける日系のマイク・ホンダ下院議員(民主党)ら計7人が提出した決議案。「(日本軍が)強制的に性的奴隷化した」「日本国政府による強制的軍売春」「輪姦、強制的中絶が含まれるかつて例のないもので、20世紀最大の人身売買事案の一つ」など、事実に基づかない記述が目立つ。平成8年以降、計8件提出され、今回は、日本の首相に公式謝罪を求める文言が新たに加わった。決議に法的拘束力はない。(産経新聞)

                   ◇

「従軍慰安婦」問題は国内では、論議され尽く否定されてすでに教科書からも消えた。

だが、一部新聞や左翼学者に後押しされて、今年は海外、特にアメリカでこの問題が再燃の兆しにある。

当日記でも何度も繰り返してきたが、問題のポイントは「日本軍による慰安婦の強制性」の一点に尽きる。

煩雑を厭わず再掲する。

役者は揃った  河野談話見直しへ 従軍慰安婦の虚構性

≪「慰安婦強制連行があった」という説の虚構性は次の五点に整理できる。

①「強制連行」を指示した政府や軍の文書、書類の存在。
  結論⇒政府総力を挙げて調査をしても、全く出てこない。

②「強制連行」を実行した、加害者の存在。
  結論⇒加害者の証言は皆無。(加害者と証言した吉田清治のウソ証言のみ)


③「強制連行」の目撃者の存在。
  結論⇒目撃者の証言も、ゼロ。


④「強制連行」の被害者の証言の存在。
  結論⇒名乗り出る被疑者は多数いるが、裏付けのある証言は皆無。

⑤昭和40年に日韓基本条約が締結される際、
  結論⇒日本と韓国の間の未解決の問題を全て話し合った。
  ⇒その時に韓国側からこの強制連行については、主張が無かった。


これほど「強制連行」の証拠が皆無となると「存在派」は別の土俵に引きずり込まなければ勝負にならない。

そこでこの問題にフェミニズムとかジェンダーとかの問題を絡ませて論点を「男女差別問題」に持ち込もうとする特殊な考えの人たちが参入する。

彼らの最後の砦は④の被害者の証言。

なるほど裏付けは皆無でも証言自体は山ほどある

この曖昧部分に論点を絞ったのがフェミニストの先生達である。


それでは「元・慰安婦建の証言は信用できるのか」という事が論点になる。

ところが、「存在派」にとって最後の砦たる元慰安婦証言も次々とデタラメだと証明されてしまった。http://blog.livedoor.jp/baiding/archives/cat_50027537.html

この「日本軍が従軍慰安婦 を強制連行した」か否かの論争に、「強制連行が無かった事を証明せよ」と要求する困った人たちがいる。

これに対して「証明できない」と答えると、「だったら、やはり強制連行はあったのだ」という。

これには言葉を失う。

これは悪魔の証明をせよということに等しい。

 

悪魔の証明とは、事実や現象の存在を巡って、「 あること 」 に 比して 「ないこと 」 を証明することが、極めて困難であることを 比喩する言葉。

例えば 「 北海道にゴキブリは いる 」 ということを証明するとしたら、
北海道でゴキブリを一匹捕えればそれで足りる。

 一方「 北海道にゴキブリはいない 」 ということの証明は、北海道全土を 探査しなくてはならない。

この証明は非常に困難な作業で、事実上は実行不可能である。 

こういう種類の証明を 「 悪魔の証明 」 と呼ぶ。

従って通常証明は 「 ある 」 と主張する肯定側が負うべきである。

 ということは、「 ある 」 ことの根拠が提示されなければ 「 ない 」 と見なされる。

これは、根拠を提示することなく安易に発せられるデタラメな主張 に対して、否定する側があらゆる可能性を反証しなければならない というのが、論争としては不合理であるためである。≫

                    ◇


 慰安婦:米下院で初の公聴会 
韓国人、オランダ人の元慰安婦3人が証言

 
 米国下院で旧日本軍の元従軍慰安婦に関する初めての公聴会が開かれた。

 米国下院の外交委員会アジア太平洋環境小委員会は15日(現地時間)、史上初の元従軍慰安婦に関する公聴会を開き、韓国人の元慰安婦のキム・グンジャさん(81)、イ・ヨンスさん(79)と、オランダ人の元慰安婦ヤン・ルフ・オヘルネさん(85)が出席した。

 この日、キムさんら3人は、第2次世界大戦当時に日本軍の従軍慰安婦として強制動員された状況や、慰安婦として経験した惨状について証言し、米国議会に日本の正式な謝罪を求める決議案を採択するよう求めた。

 第2次大戦当時、オランダの植民地だったインドネシアのジャワ島で生まれ、現在はオーストラリア在住のオヘルネさんは、この日の聴聞会で、慰安婦として動員された後、毎日のように暴行やレイプに遭い、このことによって自らの人生そのものが台無しになった、と証言した。

 また、オヘルネさんは当時、暴行に対して「渾身の力を振り絞って抵抗したが、返ってきたものはさらにひどい暴力だけだった」と述べ、「日本人たちがわたしにしたことは許したが、このことを永久に忘れることはない」と強調した。

 元慰安婦の女性らは、日本政府が過去の慰安婦らに対する悪行を明確かつ率直に認め、公式に謝罪することと、これについての歴史的な責任を認めることを求めている。この日の公聴会は、日系3世のマイク・ホンダ下院議員(民主党)らがこうした内容の決議案を提出したことを受けて開催されたものだ。

 決議案では、日本政府が従軍慰安婦の強制動員の事実を認め、自国の子どもたちに対して正直に教えるよう求めているが、元慰安婦に対する損害賠償に関する内容は盛り込まれていない。

 この日の公聴会で、決議案を提出したホンダ議員は、「日本の過去の過ちに対してこれまで以上に関心を持っていくべきだ」と主張し、日本政府の謝罪を求めた。

 ホンダ議員は特に、従軍慰安婦問題の解決が、依然として歴史問題をめぐるしこりが残っている日本とアジア諸国の和解、関係改善を図る上でも肯定的な影響を及ぼすものだ、と強調した。

 これに対し、共和党のドナ・ロラバハ議員は「(決議案が求めている)日本政府の謝罪はすでに過去十分に行われてきた」とし、現代の日本人が過去の世代の犯した出来事のために罰を受けることはあってはならない」と主張した。

 一方、加藤良三駐米日本大使はこの日の公聴会に合わせ、小委員会あてに書簡を送り、「日本政府は従軍慰安婦問題の存在や、これに関する責任をすでに認めている。過去を忘れることなく、前向きに進んでいくことを望んでいる」と主張した。

 また米国務省も、元慰安婦らに対して遺憾の意を示しつつも、日本政府は以前から慰安婦問題の解決に向け取り組んできた、とコメントした。 (NEWSIS/朝鮮日報JNS  2007/02/17 11:30 )

米下院で証言をする元慰安婦の写真
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/
2007/02/16/20070216000034.html

上記記事の元慰安婦イ・ヨンスさん(79)はデタラメ証言で有名な人で下記の「元慰安婦の証言」でそのデタラメさを暴露している。

同じくキム・グンジャさん(81)は下記朝日新聞のインタビューで二人の朝鮮人に連行されたとはっきり証言している。

韓国 元慰安婦たち、静かに寄り添って(朝日新聞・関西)

2006年03月02日

 ソウルからバスで1時間の広州(カンジュ)。小雪が舞う町はずれの山あいに「ナヌムの家」はあった。ナヌムとは「分かち合い」。日本軍に性暴力を受けた元慰安婦9人が助け合い、静かに暮らしていた。
     ◇
 「やっと平穏な生活を手に入れることができた」。李玉善(イ・オクソン)さん(78)はオンドルのついた8畳ほどの個室で編み物をしていた。「家」に来たのは6年前。戦後55年間、連行先の中国で暮らしていたという。
 「無理やり連れて行ったうえ、戦争が終わっても、ほったらかし」。編み物をやめ、語気を強めた。
 韓国南東部の蔚山(ウルサン)で、住み込みのお手伝いとして働いていた42年、大通りを歩いていると、背の高い男2人に突然、両脇をつかまれた。トラックに放り込まれて両手両足を縛られ、口をふさがれた。連れて行かれたのは中国東北部の延吉。電気の流れる鉄条網に囲まれた飛行場で草刈りや滑走路の掃除をさせられ、食べ物は小さなパンだけだった。 (略)
  李さんの隣の部屋で暮らす金君子(キム・グンジャ)さん(79)。「私は天涯孤独。この世に生きて、何も残すものがない」と、硬い表情で天井を見つめた。
 幼い時に両親が死んで養女に。17歳の時、家に朝鮮人2人が来た。「工場で働かせてあげる」。列車で連行されたのが旧ソ連国境近くの中国・琿春。慰安所だった。 (略)
 (深松真司)

李玉善(イ・オクソン)さん(78)の証言
    ↓
◆元慰安婦の証言(「桃太郎の保管庫」さん)http://blog.livedoor.jp/baiding/archives/cat_50027537.html

◆【動画】秦郁彦教授の「従軍慰安婦」解説。http://www.youtube.com/watch?v=kegrnYyMPRY

◆【動画】中村燦教授「オランダ人慰安婦」講演。http://www.youtube.com/watch?v=TkEdxNuNf9k

◆【動画】ソウル大学名誉教授が「反日運動は無意味」http://www.youtube.com/watch?v=hqixYPN_PBE

◆関連エントリーアジア女性基金の遅すぎる解散

◆関連エントリー:

ソウル大教授が「慰安婦強制動員は無かった」とテレビで証言

【蛇足】無駄を承知で問題のホンダ議員に抗議のメールを送付したら、決まり文句の返信がありました。なお★印は同議員のサイトです。

 差出人 件名 受信日時 
Congressman Mike Honda Re:  comfort woman IMA MAIL     2007/02/04 (日) 14:15 

Thank you for your e-mail.  Your views are very important to me and I
appreciate your taking the time to share your concerns and opinions.

My office has received your e-mail and it is currently being processed
through our correspondence system.  Rest assured that I will be made aware
of your opinions and concerns.  If you have written us regarding a request
or a legislative inquiry, we will be responding shortly.

Again, thank you for contacting me.  It is an honor serving you.

-Mike Honda
Member of Congress

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