絶滅危惧種のカッコソウが自生するという鳴神山(981m)に花の季節に合わせて登ってみました。別名桐生岳。東側の桐生川の支流高沢川沿いにあるコツナギ橋登山口から入り手前の大滝口に降りるというルートでおよそ5時間の散策でした。
尾根筋は魅力的柄したがそれまでの道が私としては残念なものでした。ざっくり95%はこの山域はスギの植林で林床は暗く山野草はパラパラと自生しているだけで新潟のような生き生きとした植物相はありませんでした。歩きやすいといえばそれまですすが、カッコソウという貴重種を保護しようという掛け声には全く似つかわしくない人工林です。カッコソウは雑木林に自生していたはずでスギ林内に自生していた種ではないと思います。