落語の師匠勝手に私は志ん朝師匠にしていますが、そして三作目に取り組んで改めて師匠の芸の凄さに圧倒されています。
一つの作品を何十回と聴きますが今日は新たな体験をしました、笑いながら泣けるんです。
おみつ「…えーお前の顔を一遍一日でも見ないてーと まるで千日でも会わないような気がするって お前はまるで生きた弁天様だってそう言ったでしょ それがなんだい 急になんで豚灸になるのちきしょうめ」
八五郎「うるせーこん畜生」
夫婦喧嘩の最後のやり取り、師匠の精魂込めた演技は筆舌に尽くせないほどです。
一つの作品を何十回と聴きますが今日は新たな体験をしました、笑いながら泣けるんです。
おみつ「…えーお前の顔を一遍一日でも見ないてーと まるで千日でも会わないような気がするって お前はまるで生きた弁天様だってそう言ったでしょ それがなんだい 急になんで豚灸になるのちきしょうめ」
八五郎「うるせーこん畜生」
夫婦喧嘩の最後のやり取り、師匠の精魂込めた演技は筆舌に尽くせないほどです。
2月の演劇祭のことで随分気をもんでどうしようか。
1か月余りで仕上げる訳ですからこの時期の選択は待ったがありません。
右が25ページ(30分)左が19ページ(23分)で6ページ分削ぎ落としました。
23分でも食み出るので本題の締め込み部分だけ取って16分。
10分の枠には収まらないので、当初考えていた締め込み部分はやらないで冒頭部分の新米泥棒の滑稽さ(充分笑えます7分)。
締め込みの噺は2部・3部の、空き巣に入った泥棒が住人が帰って来て床下に隠れると夫婦喧嘩が始まって、途中出てきて仲裁し丸く収めると言う噺。
ですから「締め込み」と題して高座に上がれば、この部分を演るのが本当なんです。
冒頭部分だけ7分演れば枕も余裕をもって、気持ちも焦らず出来ますがタイトルは「締め込み前」なんてしなければなりません。
仕掛けは、こうすると面白い展開に繋がると当初は思っていた訳なんです。
しかし、本題が深い人間模様が描けると思い直した訳で16分を作りました。
この2つをマスターしておくと言う手法もあることはあるんですが。
プロデユーサーの時間枠の返事待ちです。