田布施座

演劇でつながる、役者で伝える。

講談「畦倉重四郎」

2021-01-08 14:11:45 | 日記

昨夜、神田伯山で聴いた。

大岡政談のひとつで、主人公が数々の人殺しをしていく話。

「真景累ヶ淵」も人殺しの連続の噺で長編、参考にしたいので一気に聴いた。

伯山は19話に分けて1日4席連日公演でやっていた。

全編で約8時間になるのだろうか真景と同尺と考えていい。

伯山は見事であった、彼はこの作品に向いている講釈師だと舌を巻いた。

上手いし話しの繋ぎ方がいい。

真似をしたいところが多くあるが、真景累ヶ淵は因縁を物語の展開のベースに縦軸として伝えるところが違いだと思っている。

この大作をライフワークにしたいと思い長い闘いのモチベーションに刺激をくれた神田伯山の「畦倉重四郎」であった。

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