弥生時代の終わり、古墳時代の始まる頃。
田布施町城南川西にある遺跡・国森古墳。
ここに埋葬された熊毛豪族は、卑弥呼と時代を共にしたに違いない。
このあたりから「田布施伝説」(仮称)が始まる。
当時の支配者?は長寿であったと言う説もある。
その時代の倭国は文字の記録がないので、
創作する者にとっては、ありがたいことにロマンが広がる。
考古学的には諸説あるが、それもまた一考で、
フィクションの対象として、もってこいである。
この時代を推察する文献に混乱することなく、
独自の解釈を打ち立て、その時代の田布施を描き、
弥生時代後期の田布施の人々は、
戦乱の古墳時代をどのような期待で立ち向かおうとしていたのか。
プロットが定まりませんが興味は尽きません。
そして古墳時代の終わりを告げる象徴、国森古墳の近くにある、
「後井古墳」をエピローグに物語を纏めてみたいと思います。