「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

久しぶりのオフィス、創作料理、Skype!での1時間半

2010-11-04 23:07:56 | 中米防災協力(プロジェクトBOSAI)
久しぶりの?オフィス。

このオフィスに座っているようでは
仕事にならないはずなのだが、
そうも言っていられない。
調整やら計画やらで1日が終わる。

上手く行っているようで上手く行っていないコスタリカ。
まずは、このコスタリカでの活動について、
きちんと整理する必要あり。

というので、日程調整のメールやらSkype!経由での電話やら。

少し時間はかかったものの、
スペイン語での活動報告の第1号が出来上がる。
スタッフTさんの努力に感謝。
さっそく、関係者にメールしてもらう。

作成にかかる時間を考えると、2ヶ月で3本程度かもしれないが、
ともかく書かないことには、意識の統一も出来まい。
メールを読んでくれないことには話は始まらないが、
せめて、読み飛ばされないようなものにはしたいな、と。

Kさんと、研修のあり方について少し話をする。

USAID的とでもいうべきか、
「あなたたちは選ばれた人なのですよ」という雰囲気を醸し出すべく、
会場や施設に凝る研修が、なぜか当地では多い。
中身が勝負のはずなのに、会場設営が先……。
会場設営に金がかかるから出来ない、では、
横展開など期待出来るはずもないのに。

研修とはそういうもの、という極めて強い刷り込みがあるようで、
その感覚を崩すことはなかなか難しいが、それでも、
もう少し削り代のあるセミナーは可能のはず。

何より、Tres B、
つまり、良くて、きれいで、安上がり、でなければ、
途上国での横展開など、期待も出来ないだろうに……。

SリーダーとKさんがJICA事務所に行く関係で、
普段より少し早目にオフィスを出る。

Sリーダーと久しぶりに日本一で、と思ったが、
開店時間になっても開く雰囲気でなく、
やむなく、ペルーの海産物料理の店へ。
当地でもかなりの高級店になろう、日本円換算でもかなりの額の店

味のほどは……。
創作料理としての努力は認めるものの、
魚食いの「旅の坊主」としては、
ちょっと(かなり?)疑問あり。
まぁ、お客が納得しているならば、野暮は言うまい。

自宅に戻り、
福井・武生の仲間と
埼玉県から受託したというDIGマニュアル&ワークショップの件で
1時間半ほど議論する。
動きは滑らかとは言い難いが、
カメラで顔を見ながらの議論が
タダでできるようになったというのだから、
すごい時代になったものである。

議論の中身はなかなか難しいものだったが、
実りある形で終えることが出来て何よりであった。

                       (11月6日アップ)


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