「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

いこいの村あしがら~湯河原~市ヶ谷~湯河原

2005-08-08 00:44:17 | Weblog
 8月8日(月)

 朝食を取った後、「いこいの村あしがら」を後にする。多少の仕事は
かかえていったし、途中抜け出したりもしたが、気持ちの上では大変
のんびりした&充実した3日間であった。

 今回の最大瞬間風速は24名。こういうのが年2回ずっと続いていると
いうのは、密かな誇りでもある。とはいえ、親戚一同の中で、一番心配を
かけているのが「旅の坊主」のような気もするが……。

 湯河原駅近くの町営駐車場に車を置き、市ヶ谷のD社へ。この春の日本
集団災害医学会でD社が発表したある技術に興味を持ち、いつもお世話に
なっているMさんに計り、自主研究ベースでシステム化を考えている。
進め方に少し混乱が生じてしまったための修正会議。概ね問題点は解決。

 合わせて、このシステムに関心を持ち、9月に東京・町田で行われる総合
防災訓練に展示したいとのN社の担当者から話を聞く。ところがこれが驚く
ほどの低レベル。これが日本を代表する通信会社の防災システム担当チーム
とは……。「こんな下らないものを出して、よくソリューションを名乗れるね」と、
思わず言ってしまった……。

 システム開発は、ユーザーが使い勝手を徹底的に言わないと、システム側に
押し切られてしまう。そのため、たとえハード系は優れていても、使えない
(実践的とは言い難い)システムが山のように出来てしまう。それでいて、
動く額は半端ではない。

 Nの防災チームが「おいおい……」のレベルでは困るのだが……。

                                    (9月3日記す)  

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