毎週木曜日午後は本ゼミの時間。今日が新年度の第1回。
本来のゼミ生である3、4年生のみならず、
「先輩に学び後輩を育てよう」と、下級生にも公開して行っている。
(といっても下級生にも都合もあるようで、なかなか顔を出してもらえないようだが……。)
新4年生6人中4人、新3年生は6人全員、新2年生1人が90分×2コマ、
2コマ目からは小村ゼミ以外からも1名参加した上で、かなり真面目な議論をする。
ゼミの終わり際、4年生S君から
「今日のゼミでは大変良い議論ができた。このまま解散ではもったいない。ついては……。」
との提案により(まぁ、そういう話になるだろうなぁ、と、半ばは予定していたが)、
富士市内のステーキハウス「あさくま」に移動して、都合のついた学生7名との食事会。
こんな感じで新年度前期のゼミがスタートする。
ついでに言うと、毎週学生に書かせているレポートの提出も始まる。
小規模大学=科目当たりの学生数がすくなく、かつ、
基本的に人気のない「旅の坊主」の科目ゆえ、幸か不幸か履修学生数(=レポート数)は少ないが、
それでも、A4×1枚のレポートを毎週70枚程度添削するのは、なかなかの作業量。
今夕までに提出されたのは1科目分の約20枚。
ためてしまうと大変なので、夕食後も大学に戻って添削、ということになる。
偏差値的に底辺層に位置する本学ゆえ、高望みをしてはいけないと自らに言い聞かせつつも、
基礎的な日本語力の欠如は「かんべんしてくれ」というレベル。
それゆえ、天声人語の書き取りを平行して課しつつ
(全学の教職員が一丸となって、この種の基礎教養を身に着けさせる活動に取り組んでもらいたいと切に願うが……。)
A4×1枚、つまりは実質1200文字のレポートを毎週書かせている。
添削は大変だが、まぁ、それくらいの相手をするのは大学人の仕事のうち、と思わなければ、
なかなかやっていける作業量ではない。
(我ながら、これが本務なのか、と思う時は日常茶飯ではあるが……。)
まぁ、その辺りはさておき。
ステーキハウスでの学生との語らいの中で、
4年生が3年生に、自分が今、何を学んでいるか、を語り始めてくれている。
聞く側の3年生に、あまりに教養が欠けていることが、そこには両目をつぶって、
少なくても、語る側の4年生の目を見て話を聞こう、という態度があることは、
しっかり評価してあげるべきなのかもしれない。
もちろん、社会人となれば、相手の目を見て話を聞かない者がいたとすれば、
文字通り「お引き取り下さい」となる訳で、その意味では最低限度のマナーではあるが、
数年後には社会に出ようというのにもかかわらず、
それすら欠けている学生が「転がっている」のが地方私大の実態。
そこに対して、せめて、わずかでも、「学びの雰囲気を作りたい」という思いで、
新生小村ゼミがスタートして4期目の春となった。
彼らがどこまで伸びて行ってくれるか、そこはまだわからないが、
「出前講座に出て冷や汗をかけ」の小村ゼミ、
彼らにもしっかり冷汗をかいてもらおう、
改めてそう思っているゼミ初回であった。
本来のゼミ生である3、4年生のみならず、
「先輩に学び後輩を育てよう」と、下級生にも公開して行っている。
(といっても下級生にも都合もあるようで、なかなか顔を出してもらえないようだが……。)
新4年生6人中4人、新3年生は6人全員、新2年生1人が90分×2コマ、
2コマ目からは小村ゼミ以外からも1名参加した上で、かなり真面目な議論をする。
ゼミの終わり際、4年生S君から
「今日のゼミでは大変良い議論ができた。このまま解散ではもったいない。ついては……。」
との提案により(まぁ、そういう話になるだろうなぁ、と、半ばは予定していたが)、
富士市内のステーキハウス「あさくま」に移動して、都合のついた学生7名との食事会。
こんな感じで新年度前期のゼミがスタートする。
ついでに言うと、毎週学生に書かせているレポートの提出も始まる。
小規模大学=科目当たりの学生数がすくなく、かつ、
基本的に人気のない「旅の坊主」の科目ゆえ、幸か不幸か履修学生数(=レポート数)は少ないが、
それでも、A4×1枚のレポートを毎週70枚程度添削するのは、なかなかの作業量。
今夕までに提出されたのは1科目分の約20枚。
ためてしまうと大変なので、夕食後も大学に戻って添削、ということになる。
偏差値的に底辺層に位置する本学ゆえ、高望みをしてはいけないと自らに言い聞かせつつも、
基礎的な日本語力の欠如は「かんべんしてくれ」というレベル。
それゆえ、天声人語の書き取りを平行して課しつつ
(全学の教職員が一丸となって、この種の基礎教養を身に着けさせる活動に取り組んでもらいたいと切に願うが……。)
A4×1枚、つまりは実質1200文字のレポートを毎週書かせている。
添削は大変だが、まぁ、それくらいの相手をするのは大学人の仕事のうち、と思わなければ、
なかなかやっていける作業量ではない。
(我ながら、これが本務なのか、と思う時は日常茶飯ではあるが……。)
まぁ、その辺りはさておき。
ステーキハウスでの学生との語らいの中で、
4年生が3年生に、自分が今、何を学んでいるか、を語り始めてくれている。
聞く側の3年生に、あまりに教養が欠けていることが、そこには両目をつぶって、
少なくても、語る側の4年生の目を見て話を聞こう、という態度があることは、
しっかり評価してあげるべきなのかもしれない。
もちろん、社会人となれば、相手の目を見て話を聞かない者がいたとすれば、
文字通り「お引き取り下さい」となる訳で、その意味では最低限度のマナーではあるが、
数年後には社会に出ようというのにもかかわらず、
それすら欠けている学生が「転がっている」のが地方私大の実態。
そこに対して、せめて、わずかでも、「学びの雰囲気を作りたい」という思いで、
新生小村ゼミがスタートして4期目の春となった。
彼らがどこまで伸びて行ってくれるか、そこはまだわからないが、
「出前講座に出て冷や汗をかけ」の小村ゼミ、
彼らにもしっかり冷汗をかいてもらおう、
改めてそう思っているゼミ初回であった。
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