「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

土木技術者のプライドを見た!

2015-03-16 23:59:27 | 首都直下地震対策
卒業できるはずの学生対応にてんてこ舞いの月曜午前!
(なんで、担当教員が、学生の代筆をやらなければならないの???)
(某建設コンサルタント会社に入る某Hさん、しっかり考えておくように!)

それはさておき!
今宵は、大変刺激的な夜であった。

NEXCO東日本主催による、パブリックフォーラム。
「東日本大震災における高速道路早期復旧と災害対応力の更なる強化」
考えられる限りのベストの人材を揃えられたことは、
コーディネーターとしての「旅の坊主」が誇りとするところ!

元FEMAのレオ・ボスナーさんをお呼びできたこと!
DMAT事務局長(&日本集団災害医学会理事長)の小井土先生をお招きできたこと!
日高さんという、常磐道の復旧作業に携わった、極めて熱い人にお会いできたこと!

そして何より、
某DMATのK医師の弟分と言われている某NEXCO東日本仙台支社のIさんに、
満足してもらえるようなパネルディスカッションを出来たこと。
(関係者注:この某Iさんのチェックが厳しいのだ……。)

NEXCOは基本的には技術者集団であり、その多くは土木技術者。
その方々が、本気で、首都直下地震への対策を考えてくださっている。
24時間以内に、緊急車両だけでも通れるようにすること、と、目標としている方がいる。
このような「プロフェッショナル」の皆さんの期待に応えるためにも、
外部の応援団にとっては「いかに人を巻き込むか」が最大の課題であること、
そのことを示して下さったものと思っている。

それにしても、大変刺激に満ちた夜であった。
次に向けた明確な課題が見つかったことが、何より嬉しい!

板さん、お疲れさまでした!