治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

新春ワクワクセラピーの集い

2013-12-14 10:43:56 | 日記
12月14日現在
残席「2」です。
定員に達したらキャンセル待ちとなり、可否のお返事は21日以降になりますので
どうぞお急ぎください!



お待たせいたしました。イベントのお知らせです。
しばらくこの記事はトップに貼っておきます。
日々の更新は、この下をごらんください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《新春ワクワクセラピーの集い》

2014年1月13日
於 横浜ラポール
3階大会議室

テーマ 「発達障害にまつわる悩みに、手遅れはありません!」

午前の部
10:30より12:30

愛甲修子さんに質問する会

目の前にある悩みを解決するため
今のこの時からできることがある。
毎回、参加者のみなさんが驚かれる効果的なアドバイスで評判の
「愛甲修子さんに質問する会」
2014年の初回を行います。


講師 愛甲修子(臨床心理士、言語聴覚士 「脳みそラクラクセラピー」著者、「発達障害は治りますか?」共著者)
司会 浅見淳子



午後の部
13:30から15:30

「コミュニケーション力を伸ばそう!
不器用でも体力なくても友だちいなくても今日からできるトレーニングを学ぶ」

講師 森嶋勉
司会 浅見淳子

コミュニケーション力のアップには
おうちでも学校でもカンタンにできる身体運動アプローチがとても効果的です。体力がない人でも、極端に不器用な人でも大丈夫。
障害児スポーツ指導を通して社会性を育み続けてきた達人に学びましょう。

森嶋 勉(もりしま つとむ)
株式会社チットチャット代表取締役社長
NPO法人チットチャット理事長

大阪市長居・舞洲障害者スポーツセンターにて障害者スポーツ指導員として20年勤務
平成24年「児童デイサービス チットチャット・スポーツ塾」を開設、現在2店舗を運営、約200名の
発達障害児の運動、スポーツ指導を提供中。平成26年4月、3号店を開設予定。

運動・スポーツを「人づくり」、「コミュニケーションスキルの獲得」、「社会性の育成」としてとらえ、スポーツ塾利用者のみならず幅広い層に広まることを意図して啓発中。

著書:「発達障がい児の脳と感覚を育てるかんたん運動」(合同出版)

☆花風社より「伸ばそう! コミュニケーション力 不器用でも、体力なくても、友だちいなくてもできるワクワクトレーニング」を当日出版予定です!


定員は各50名です。満員御礼につき、70名に増席しました!
参加費 それぞれ2000円。両方受講の場合には合わせて3000円に割引となります。

申し込み方法

花風社あてに(mail@kafusha.com)
・1月13日セミナー参加希望(午前の部、午後の部、あるいは両方)
と明記の上、お名前とご連絡先を送ってください。
こちらから折り返し、申し込み方法をお知らせいたします。
携帯メールの方は、kafusha.comからのメールが届くように設定をお願いいたします。

皆様のご参加をお待ちしております!


主催 花風社
共催 横浜障害児・者を守る連絡協議会

=====

伸ばそう! コミュニケーション力

不器用でも・体力なくても・友だちいなくても
今日からできるワクワクトレーニング

目次

Part 1 伸ばそう! コミュニケーション力

◎スポーツを嫌がる子は、実はいない。
◎家庭で親と子が関係性を育むヒント
◎子どもと遊ぶ能力はどこから出てくるか?
 ○かかわりの難しい子は利口な子
◎子どもの「ど真ん中に入れてもらう」には
◎そろそろコミュニケーション力の問題を話しましょう
◎社会とは饗宴である
◎「他人と場を共有する」ためのトレーニング

Part2 さあ、わくわくトレーニングだ!

◎関係性を作るためのトレーニング
 ○「関係性が成り立てば、粘れる身体と心が作れる」のはなぜ?
 ○どんな遊びでも、「関係性づくり」にできる。
◎「人生の思いがけないできごとに慣れる」ためのトレーニング
◎身体はよく知っているし、よく学習する
◎家庭での取り組みが、親の能力も伸ばす
◎びびり撲滅のためのトレーニング
◎自己肯定感を養うトレーニング
◎乱暴な振る舞いをなくすトレーニング
◎不器用なままでも生活に困らなくする
 ○身体の偏りが取れると情緒が安定する
◎水泳トレーニングについて
◎体力なくてもトレーニングはできる
◎「人のせいにしなくなる人になる」ためのトレーニング
◎「試行錯誤する力」をつけるトレーニング
◎スポーツをやり始めると、自発的に頑張れるようになるのはなぜ?
◎「空誉め」はダメ
◎身体を通して「人の邪魔をしないこと」を覚える
◎自主性と関係性を同時に育む
◎スポーツとは、「かかわり」である。
◎個別対応すれば、できない子なんて一人もいない。
◎身体で覚えるからこそ、わずかな実践で変わっていく
◎療育センスの養い方
◎「キモイ」と言われなくなるためのトレーニング
◎シングルフォーカス撲滅運動
 ○シングルフォーカス撲滅運動上の工夫
◎スポーツを難しく考える必要はない
 ○身体使う系のテレビゲームはどう?
◎微細な運動が上手になるには
◎どうやって楽しいトレーニングを考え出すか
◎コミュニケーション力を養うのに、グループ活動する必要はない

Part3 家でもできる社会性を養うトレーニング 具体例

働ける人が増える

2013-12-14 10:43:34 | 日記
横浜の「立て直す方の法人」である同愛会の
今度の愛甲さん講演会ご担当者の方が
先週行った木村さんの講演会にご出席くださった。

この方ご自身も以前は就労支援を担当されたということで
「社長たちに鍛えられた」ということ。
果敢に職場開拓をし、時には雇用側にだめ出しをされて、
そうやって支援者も鍛えられていくようです。
ここをすっとばして、「社会の理解ガー」だけやってることが支援じゃないんでしょうね。
この方も優秀な就労支援担当者だったと伺っているので
きっと企業にも当事者にもフェアな支援をされていたのでしょう。

木村さんのお話を聞いた感想は
「たくさんの人に聞いてほしい。そうしたら働ける人が増えるでしょう」というもの。

ああ、本当にそうだなあと思いましたよ。

埼玉からご出席のkさんがブログに書いてくださっていますね。

さて、今日は午後から当事者の方の講演会に出かけようと思うのですけど
前座が東京都自閉症協会のどなたか。ちょっと萎える。

数ある自閉症協会支部の中でも、血中猿烏賊濃度高めの支部という印象。

本当に支援の姿勢ってさまざまで

かつてギョーカイとつかずはなれずやっていた私がいきなりギョーカイ批判に回ったように皆さんには見えるかもしれませんが
ちゃんとスジはあるんです。

ちゅん平の回復と、裁判が同時進行していたことで
社会と当事者との共存に何が必要か考え
ギョーカイメジャーがそれを提供していないことに気づいただけのこと。



だからやめようと思った。

でも提供している人もいることに気づいた。それがイマココです。

沖縄の山城氏のところは、児童デイケアがいっぱいある地域らしい。
支援校が近くにあって。

でも山城氏のところは、学校からの送迎をやらない主義だそうです。

なんで? ってきいたら

「沖縄では卒業後の進路はオプションが限られている。でも20分歩いて通える子はオプションが増える」とのこと。

きちんと卒業後のビジョンを持っていますね。

森嶋さんも「血税を預かって仕事をしている以上、社会性を伸ばすのは当たり前」っておっしゃっているし
木村さんも私と同様「こういう仕事はいずれなくなったほうがいい」と思った上で仕事をしている。

商標登録し、数万円のセミナーを行い「何度もブラッシュアップしなければ」みたいなことをしたり顔で言うギョーカイメジャーと
「血税を預かっているんだから」と一秒で脚を生やす森嶋さん。
どっちの支援がいいか。

選ぶのは私じゃありません。
皆さんです。
私はただ、「自分が親だったらこの人を選ぶ」という実践家の声を届けているだけです。

さて、新春ワクワクセラピー
残席「2」となりました。

それ以降はキャンセル待ちでお受けして
12月21日、同じ会場で行われる愛甲さんの講演会のとき
あとどれくらいなら入れるか自分の目で確かめてこようと思います。
もしかしたら講演会にご参加なさって初めて愛甲さんの実践に触れて
出たい方もいらっしゃるかもしれませんしね。
キャンセル待ちも、厳正なる先着順でお声がけしていきますので
どうぞご参加希望の方はどんどんお知らせください。

それとこれまでメールいただいた方には
100%返信していますので
届いていない方はご一報ください。

それと、こういう話のあとですが
ギョーカイとのコラボのお知らせです。

1月25日
自閉症協会道南支部様のお招きで
ニキさんと一緒に函館に行きます。

午前中は会員限定の会で
午後からは一般向けの会です。

ギョーカイにも色々な考えの方がいて
中には「社会に送り出す」という意識をきちんとお持ちの支部もあります。
だからこそ、浅見もコミで呼んでくださるのでしょう。

会員限定パートでは、よそではしない話も聞きたいとのご要望で
裁判の話も、就労支援の話もします。
残念ながら就労支援に関しては
地方では得られない情報もある。
でも木村さんの戦略などは
地方だからこそ、生きるのです。私はそう思いました。

一般向けの募集が12月25日から開始ということで
まだ告知には速いかなと思ったんですけど
私も志を同じくするギョーカイ組織とはコラボすることもあるんだよということで
とりあえず今日、ご案内をリンクさせていただきます。
10年目の自閉っ子、こういう風にできてます! です。

どうぞお出かけください。

言ったでしょう?

「社会に送り出したい」という仲間は
北海道から沖縄まで
文字通り全国津々浦々にいらっしゃるんですよ。