治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

教師に迷惑かけられない権利

2011-09-13 09:02:50 | 日記
民主党政権と特別支援教育の相性の悪さは
最初から感じていた。

何しろ「平等」の好きな人たちだからね。

敵性国家の出先機関として
反日教育をしている朝鮮学校に日本国民の税金をつぎ込むのはもってのほかだが
高校教育無償化だって私に言わせれば愚策。

高校を無償化して勉強に向かない子を学校に無駄にしばりつけるより
義務教育だけでも生きていける社会にしたいね。

そして貧しいけど勉強のできる子向けに
大学や大学院に進学できる体制を整えてほしい。
一律の無償化より、そっちのほうが平等。

普通級に通い、特別支援を受けていない定型発達の子より
支援級・支援校に通っている子のほうが税金がかかっている。
これはちゃんと数字に出てる。

でも

それは不公平じゃないでしょ。
必要のあるところにかけるわけだから。

でも「一律に」ばらまく子ども手当てだとか高校教育無償化なんて考える人たちは
そういう考え方をしないような気がするの。

じゃあ健常児にとっての学校教育って何?

それは公教育を受け、生きていく上で必要な学力を国の費用で身につけながら
なるべく教師に人生観を染められないことだと私は思っている。

先生に恨みがあるわけじゃないよ。

でも先生って、地方公務員だから。
そこでサバイバルするように作られている人たちだから
地方公務員以外の生き方が向いている子は、ずっぽり学校の人生観に染まらないほうがいいような気がします。

今度の講演に際して送られてきたメールを見ても

その「地方公務員としての生き方」と「実際の社会」の区別がつかなくて
それで不適応起こしている人がいるみたい。

むしろ、大人になったASDの人たちと話して思うのは
「ああ、この人たち、学校の言うことを真に受けてたんだな。じゃあ苦しかったでしょうね」って言うこと。

最近このエントリがやたら色んなところにリンクされアクセス多いんですけど。

実感している人が多いのかな?

この本にはもっと詳しいバージョンを載せてありますよ。



教師には面従腹背。
話半分に聞いておく。

それが常識だと思っていたんで

障害があるお子さんをもつ親御さんの学校への期待にむしろ意外な感じを受けるのです。
でも考えたら当たり前。
育てるのが難しいからこそ
それだけ専門性を期待しているんですよね。

専門性はつけてほしいな。
それで特定の思想を押し付けないでほしい。

大地君のことを精神性が高いと評した長沼先生をトンデモ扱いする札幌の教師もいるけどね。

まあ人生観が違うんでしょう。
私に関しても藤居学に悪乗りしてインチキをネットで展開していたし。
「治る」っていう考えが嫌いなよくあるネガティブ思考の人なのね。

そもそもこの先生のもとにも、
一人一人に丁寧な治療をされる長沼先生を主治医と慕う生徒さんや保護者の方がいる。
それをわかっての発言なのかしら?

それとも自分が札幌養護学校の教師だとバレないと確信して好き放題言ってたのかな?
ネットに匿名なんてないのに。
ていうか自分で身元ばらしてるし。

趣味としての偽科学批判は趣味にとどめておいてほしいね。
偏向教育して、生徒や保護者に迷惑かけないでほしいですね。

気をつけましょう。こういう教師には。