いすみ市のこの家にたどり着いて、荷を降ろし、窓を開けて空気を入れ替え、水道の栓を開けて水を流し、、
荷をアンパックする前にもう一つ定番のやることがある。
家の周りを一回りして、今、何が咲いているのかなって見て回ること。
気に入った花があれば失敬して、家に飾る。
今までも飾った花を何度もアップしていますよね。
活花を習ったわけでもないし、まったくの我流なので、皆さんにお見せするのは恥ずかしいのだけど、そんなことを言っていれば、このブログの文章も、写真も恥ずかしいものだから、気にしないことにしている。
花を飾ってあげると、それまでなんとなくただの見慣れた空間にしか過ぎなかったものに、親しみと潤いが感じられるような気がするからなのです。
やっと、岬に戻ってきましたよ、、、、
そんな安心感とゆとりが生まれるのですね。
全く活花を知らなくっても、花を飾り、楽しむ、そして気持ちに潤いをもてます。
花を飾るってそんなことなんじゃないかな。
でも、逆に活花をやる人が、日常、花を飾りたがらない。
活花って嫁入りのための勉強課題ではないと思うのですけど。
これって、お茶でも同じかな。
私はお茶のことは分かりませんけど、気持ちにゆとりが欲しいとき、ふっとお茶を飲みます。私がお茶に求めるものはそれだから、それで十分。
でも、お茶をやる人たちは意外とお茶を飲まない。
あぁだ、こうだって、小うるさいことが先にたつのでしょうね。
でも、もったいない。せっかく習っているのに。
それにお茶を習おうとした一つはお茶を飲んで、楽しむことだったんだと思うのですけどね。
蛇の足で、一つ申し上げておきます。
私の知人たちは、お茶もお花もお師匠さんとか、プロと呼ばれている人たち。
この人たちのことを言っているのではないですから、くれぐれもお間違いのないように。
子の刻参りなんてやらないでくださいね。
あの方たちはいやでもお茶を点て、お花を活けているのですから、違うのは歴然ですよね。
友達が常々言っていること。
「友達が来て、袋菓子を出して、おしゃべりする。そんなときにも、そのお菓子に合うようなお皿を見繕う。お茶をやること、やりたいと思うことってそんなことなのよ」
だいぶ、この言葉が分かってきました。
連泊するときには、だいたいカメラを持って、いつものコースを見て回ります。
ブログの日記にアップするためもありますけど。
そうすると、この時期、岬ではどんな花が咲いて、どんな鳥がきているのかわかります。
でも、時期によっては、花も鳥も種類が少なくなって、毎回同じものをアップするようになります。
そうするとブログの写真のほうは苦手だと思ってあまり撮らない風景に逃げてしまいます。
いすみにはいろんなイベントがあります。これなどを撮れればいいのでしょうけど、こちらは肖像権などが煩いし、風景以上に苦手な分野です。
40年ちかくアートマネージメントなんてものをやってきていながら、その企画の写真を自分では一枚も撮ったことがないのも、苦手というより、なにを、どう撮っていいのか分からないからというのが本音でしょうね。
今の時期も、鳥も、花も少なくなってきています。
こんなときには、遠州さんから送って頂いている、カレンダーを見ます。
綺麗な茶花のカレンダーです。
でも、これは一月に一枚の写真。これでは足りませんね。
それで池沢昭夫、洋子夫妻の「野の花三百六十五日」という本を開きます。
この本のことは以前にも紹介していますね。
この本には、毎日、毎日、365日、夫人が自分の家の庭に咲いている花を活けられて、それをご主人が写真に撮って掲載されている。花器もなかなか趣のあるもの。
でも、私が見たいのは、今の時期、どんな花が咲いているのだろうということ。
咲いている花が分かれば、どの辺を探せばいいか分かりますからね。
ところが、特に今の時期、花がなくて探しているときに限って、この本の花と、身の回りの花の時期のずれが気になってきます。
8月の花に桔梗や姫檜扇水仙、、、、こちらではもうとっくに終わってしまった花が池沢夫妻の庭には咲いているのですね。
6月の日記に紫陽花と姫檜扇水仙をアップしていますよね。
池沢夫妻のお家は加古川。千葉のいすみ市とはこんなにも違うのでしょうか。
なんてことを考えるのも一つの楽しみですね。
ところで、池沢夫妻の本には触れられていませんでしたが、私の花を飾るもう一つの楽しみ。それは土に戻してやること。花が終わりごろになると、花を落として、水に挿しておきます。そうすると根がでてくる。十分に根がで、葉っぱが出たころに、水蘚などを使って徐々に水を少なくして土に戻してやる。
でも、岬の一つの問題は、虫さんたちの数が多いこと。あっという間にせっかく出た葉っぱを食べられてしまうのです。
岬で飾った花を、東京に持ち帰り、ベランダで育てるとそんなことはないのですけどね。
家の何本かの紫陽花はそうやってある程度大きくして、こちらに持ってきましたけど、でも大丈夫かな。これでも虫さんはやってくるでしょうしね。
紫陽花は強い花ですので、土に戻すことまでは問題ない。あるとすれば、花がなかなか終わらないことでしょうか。
トップの紫陽花は、花瓶に飾ってから、すでに2ヶ月以上ここで咲いています。(花色は変わっていますけど、多分、このときの紫陽花です)
こちらにも何度か紹介した花です。
でも花をつけている以上、けちな私としては、花を落とすわけにもいかず、いつまで咲いているのっておろおろしています。
その前に飾った花は、もう根っこを3センチ以上伸ばして、そろそろ土に戻す用意をして上げなければいけません。
後は時期をいつなのか、気候のことも考えながら、、、
水揚げに苦労するのは、男の楽しみ、、なんてことを言ってはいけませんね。
荷をアンパックする前にもう一つ定番のやることがある。
家の周りを一回りして、今、何が咲いているのかなって見て回ること。
気に入った花があれば失敬して、家に飾る。
今までも飾った花を何度もアップしていますよね。
活花を習ったわけでもないし、まったくの我流なので、皆さんにお見せするのは恥ずかしいのだけど、そんなことを言っていれば、このブログの文章も、写真も恥ずかしいものだから、気にしないことにしている。
花を飾ってあげると、それまでなんとなくただの見慣れた空間にしか過ぎなかったものに、親しみと潤いが感じられるような気がするからなのです。
やっと、岬に戻ってきましたよ、、、、
そんな安心感とゆとりが生まれるのですね。
全く活花を知らなくっても、花を飾り、楽しむ、そして気持ちに潤いをもてます。
花を飾るってそんなことなんじゃないかな。
でも、逆に活花をやる人が、日常、花を飾りたがらない。
活花って嫁入りのための勉強課題ではないと思うのですけど。
これって、お茶でも同じかな。
私はお茶のことは分かりませんけど、気持ちにゆとりが欲しいとき、ふっとお茶を飲みます。私がお茶に求めるものはそれだから、それで十分。
でも、お茶をやる人たちは意外とお茶を飲まない。
あぁだ、こうだって、小うるさいことが先にたつのでしょうね。
でも、もったいない。せっかく習っているのに。
それにお茶を習おうとした一つはお茶を飲んで、楽しむことだったんだと思うのですけどね。
蛇の足で、一つ申し上げておきます。
私の知人たちは、お茶もお花もお師匠さんとか、プロと呼ばれている人たち。
この人たちのことを言っているのではないですから、くれぐれもお間違いのないように。
子の刻参りなんてやらないでくださいね。
あの方たちはいやでもお茶を点て、お花を活けているのですから、違うのは歴然ですよね。
友達が常々言っていること。
「友達が来て、袋菓子を出して、おしゃべりする。そんなときにも、そのお菓子に合うようなお皿を見繕う。お茶をやること、やりたいと思うことってそんなことなのよ」
だいぶ、この言葉が分かってきました。
連泊するときには、だいたいカメラを持って、いつものコースを見て回ります。
ブログの日記にアップするためもありますけど。
そうすると、この時期、岬ではどんな花が咲いて、どんな鳥がきているのかわかります。
でも、時期によっては、花も鳥も種類が少なくなって、毎回同じものをアップするようになります。
そうするとブログの写真のほうは苦手だと思ってあまり撮らない風景に逃げてしまいます。
いすみにはいろんなイベントがあります。これなどを撮れればいいのでしょうけど、こちらは肖像権などが煩いし、風景以上に苦手な分野です。
40年ちかくアートマネージメントなんてものをやってきていながら、その企画の写真を自分では一枚も撮ったことがないのも、苦手というより、なにを、どう撮っていいのか分からないからというのが本音でしょうね。
今の時期も、鳥も、花も少なくなってきています。
こんなときには、遠州さんから送って頂いている、カレンダーを見ます。
綺麗な茶花のカレンダーです。
でも、これは一月に一枚の写真。これでは足りませんね。
それで池沢昭夫、洋子夫妻の「野の花三百六十五日」という本を開きます。
この本のことは以前にも紹介していますね。
この本には、毎日、毎日、365日、夫人が自分の家の庭に咲いている花を活けられて、それをご主人が写真に撮って掲載されている。花器もなかなか趣のあるもの。
でも、私が見たいのは、今の時期、どんな花が咲いているのだろうということ。
咲いている花が分かれば、どの辺を探せばいいか分かりますからね。
ところが、特に今の時期、花がなくて探しているときに限って、この本の花と、身の回りの花の時期のずれが気になってきます。
8月の花に桔梗や姫檜扇水仙、、、、こちらではもうとっくに終わってしまった花が池沢夫妻の庭には咲いているのですね。
6月の日記に紫陽花と姫檜扇水仙をアップしていますよね。
池沢夫妻のお家は加古川。千葉のいすみ市とはこんなにも違うのでしょうか。
なんてことを考えるのも一つの楽しみですね。
ところで、池沢夫妻の本には触れられていませんでしたが、私の花を飾るもう一つの楽しみ。それは土に戻してやること。花が終わりごろになると、花を落として、水に挿しておきます。そうすると根がでてくる。十分に根がで、葉っぱが出たころに、水蘚などを使って徐々に水を少なくして土に戻してやる。
でも、岬の一つの問題は、虫さんたちの数が多いこと。あっという間にせっかく出た葉っぱを食べられてしまうのです。
岬で飾った花を、東京に持ち帰り、ベランダで育てるとそんなことはないのですけどね。
家の何本かの紫陽花はそうやってある程度大きくして、こちらに持ってきましたけど、でも大丈夫かな。これでも虫さんはやってくるでしょうしね。
紫陽花は強い花ですので、土に戻すことまでは問題ない。あるとすれば、花がなかなか終わらないことでしょうか。
トップの紫陽花は、花瓶に飾ってから、すでに2ヶ月以上ここで咲いています。(花色は変わっていますけど、多分、このときの紫陽花です)
こちらにも何度か紹介した花です。
でも花をつけている以上、けちな私としては、花を落とすわけにもいかず、いつまで咲いているのっておろおろしています。
その前に飾った花は、もう根っこを3センチ以上伸ばして、そろそろ土に戻す用意をして上げなければいけません。
後は時期をいつなのか、気候のことも考えながら、、、
水揚げに苦労するのは、男の楽しみ、、なんてことを言ってはいけませんね。
花屋の切花は復活しないけど。