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昨日の白楽天の「食後」にレスをいただき、杜牧の斉安郡後池絶句を返してもらいました。
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たまたま見かけて、なかなかですので
斉安郡後池絶句 杜牧
菱透浮萍緑錦池 菱は浮萍を透す 緑錦の池
夏鶯千囀弄薔薇 夏鶯千囀して 薔薇を弄す
尽日無人看微雨 尽日人無く 微雨を看れば
鴛鴦相対浴紅衣 鴛鴦相対して 紅衣に浴す
綺麗な詩ですので、これに訳をつけてみました。
緑の池に水草が錦を装い真っ白の菱が鮮やか
赤い薔薇のまわりでは夏の鶯が鳴いている
訪れる人とてない日がな一日、しっとりとした雨を眺ていると
オシドリが向かい合って紅い蓮の花の中に浮かんでいる
偽長崎弁です;
池の緑に水草の錦、水面には菱が真っ白の花を咲かせとる
赤いバラの花には鶯が来て鳴きよっと
誰も来んこの家で、一人雨を眺めちょると
オシドリの夫婦が赤い蓮の花の間に漂っとる
ちょっと色キチガイ的に、色の多い詩ですけど、、、
綺麗だし、静かで落ち着く雰囲気ですね。
どうせ色キチガイなら、私的に
池の緑に花菱添えて
四畳半でも待つ身にゃ広い
小雨降る日は貴方は来ない
風車
大統領!!!!
せめて古今集風ならよかったのに、どうもB級演歌になってしまって、風車の才能もここに極まりでしょうか?
でも、「雪が降る、貴女は来ない」はシャンソンよりも、演歌だけでなく日本の詩歌には本当に多いセリフですよね。。。
ああ、四畳半、
ああ、貴方は来ない、
刑務所の中では思いつかない詩です、絶対に。