夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

あひみてののちこそ恋はまさりけれ

2008年10月29日 10時31分38秒 |  気になる詩、言葉
あひみてののちこそ恋はまさりけれ
     つれなき人をいまはうらみじ
           永源
           後拾遺


秋は物を想うとき、、、
あっちの秋刀魚か、いつものペットフードか
悩んじゃうな~


今日はお昼を外で、
先日来、中華のお店の話を友人達としていました。
近所のお店は味はいいのですけど、時々火が強すぎるって感じることがある。
いすみのお店も味付けはいい。でもこちらは反対に火が弱すぎるので、食感がいまいち。
私のお勧めは東京プリンスとオークラの中華。前の仕事場から歩いていける距離でしたし、味もよかった。
東京プリンスは今でも旧館のほうが私は好み。タワーの方はお店の作りも、味もなんだか中途半端って感じがしているんです。


電話でお昼をって言われたときに、迷わずに六本木の「コーヒエン」って言いましたけど、あの店なくなってしまったんじゃないかな。他ではまず食べない汁そばをここでは食べていました。名物おばさんもいて、何十年もよく立ち寄ったお店。
折り返し、「近くに引っ越したけどお店はまだあるよ」ってことで、そこへ向かいます。でも、ちょっと心配。もしかしたら喫茶店のコーヒー園と間違ってるってことないかな???
六本木のは、間違ってなければ皇妃園だったと思うのですけど。
(訂正; 下のコメントにも書いていますけど、間違いでした。香妃園が正しい名前です)
なければ、六本木食堂にいくか。(でも、まだあるんでしょうね)

まあ、食べることに思い悩んでいるのは、秋に相応しいといえばいえるのでしょうけど、こんなことしか話題がないというのは、、、、


京橋に眼鏡の修理に行き、新丸ビルを見て帰りましたけど、新丸ビル、私のような田舎の豚には真珠でした。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さち)
2008-10-29 13:29:07
千葉のオークラホテルの中華は美味しいけれども、味がしっかりしすぎていて、思ったより食べられません。
虎ノ門のホテルで修行したコックさん達が全国に散らばって美味しい中華のお店を営業しているって聞きましたけれども本当でしょうかしら、、、?

美味しいお昼にありつけましたか?
返信する
香妃園 (赤い風車)
2008-10-29 18:28:06
はい、ここのお店は引っ越してから8年になるそうで、その間ずっと行っていなかったんですね。
懐かしい味、値段もメニューも、店を飾る中国のお妃の絵も雰囲気も同じでした。
店の名は香妃園、本文の記述は間違っていましたね。
この後、京橋で眼鏡を修理に出し、新丸ビルなぞを見てきましたけど、田舎物の豚には真珠のように見えました。
返信する
いい詩です (はるちゃん)
2008-10-30 06:51:06
やはり先に逝くべきでしょうか・・?

古人の方は感受性が強かったのでしょうか。
それとも現在人が疎くなったのでしょうか。

もしかしたら喜ばれるかな・・・。
返信する
さて、、 (赤い風車)
2008-10-30 09:18:23
この歌の元歌は拾遺集にある権中納言敦忠の

あひみての後のこころにくらぶれば
       昔はものを思はざりけり

なんですけど、

寝てみたらもっとあなたが好きになって、(まだ手も触れないであこがれてもんもんとしていたころの気持ちなんて)苦しみじゃなかった

けっこう、生臭い歌ですよね。
徳川時代とか、軍国主義がはびこっていたころ、どんな顔をしてこの歌を教えていたのか、興味があります。

この歌を元歌にして上の歌のようないろんなバリエーションが出てきています。

ところで、先に逝くべきか、、、、
実は生命保険料が還暦になったとたんに3倍になりました。そんな説明は勧誘員からはされていなかったと思うのですけど、保険料も払えないけど、顧客の立場をまったく考えないこんな保険を売る保険会社に愛想が尽きてやめてしまいましたので、今は何もなし。
保険が入るあてもない、ただの粗大ごみと化した濡れ落ち葉には立場がありません。



返信する
ありがとうございます (はるちゃん)
2008-10-31 06:46:49
「あまり乗り気でなかったお見合いをしたが一緒になったら夢中になり益々好きになってしまった。そんな私を置いて一人で逝ってしまった人を恨みます」
なんて勝手に解釈していました。

それにしても教育の場でこの詩を教えていたとは信じ難いことですね。
返信する
教養 (赤い風車)
2008-10-31 08:19:23
レスで元歌として紹介したものは小倉百人一首に入っていますから、昔から女性の教養科目のひとつだったと思います。
でも、昔の詩(表現の仕方を変えれば、今の演歌も同じですけど)には愛だの、恋だのっていうのがずいぶんと多いのですよね。
返信する

コメントを投稿