夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

大原 裸祭り

2010年09月24日 10時44分18秒 | 日記


昨日の日記にも書いていましたが、大原の裸祭り、落雷事故で34名の負傷者を出しました。今日の裸祭りのスケジュールが中止になったみたいです。

この裸祭り、こちらの方の大きなイベント。江戸時代から続いていて、たくさんの神社から神輿が出て、大原の海岸で禊をするもの。学校も会社もお休みになったり、地元の人たちの熱の入れ方は半端じゃない。
そして、これに類するお祭りが、この近郊では他にもあり、一宮でも十三社祭りとして行われています。

今年は、異常な暑さ、そして雷。ほんと自然がどんどん見たこともない方向へ進んでいくようで怖いですね。

昔から、雷は怖いものの二番目。
でも、一度にこんなにたくさんの負傷者を出したっていうのは私は聞いたことがありませんでした。
神奈川の知人の家の近くでも、落雷があり、そのときには一人亡くなったのですけど、それが知事婦人だったので、大きなニュースになったことは覚えています。知人もその落雷をご覧になっていたようでしたけど。

山火事や建物の火災の原因になったり、遠雷ならともかく、近くでゴロゴロ、ピッシャンと空気を震わせているのは、古代人でなくとも、原因が分かっていても、怖いですよね。




神輿に落雷の日記のコメントに書いていましたが、佐賀平野。
この平野の北に大宰府があります。
ここへ左遷された菅原道真が雷の大元締めみたいに言われていますね。
鬱積された気持ちを晴らすために雷を呼ぶ。
その理由が、彼の所領であった桑原には雷が落ちないってことらしいです。
だから「クワバラ、クワバラ」、、、雷さん、ここは桑原だから落ちないでってことですね。

九州の古い家というのはどこかで菅原道真と繋がっていることが多い。
たぶん、家系図を改ざんしたんでしょうけど。
その一つが家。
家紋は梅鉢。軒の瓦には全部梅鉢の紋が入っておりましたよ。
だから私の氏神様も菅原神社。天神社ですね。
家に雷は落ちないけど、その割りに、字も、詩も、見るところがないですね、、、
不肖、私め、そのうち道真公のお怒りを買って、雷でも落とされるかなって心配。



こちらで使用した雷の写真は、ずいぶん昔に撮ったものです。再掲になります。



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