夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

最中と寿司と、赤いバラの不思議な関係  岬の文化に関する一考察、、、なんちゃって

2012年06月12日 09時43分26秒 |  岬な日々


昨日のアクセス解析を見ていたら、岬にお住まいの知人のウエブマガジンから何人かのアクセスがあったのです。ずっとご無沙汰なので、なにやら悪口でも書かれているのかなんて心配になりましてドキドキしながら元のページに行ってみましたら、大昔のページでした。
ちょっとばかし、不都合があって(という口実で)お寿司をおごらせられて、バラの花をもってお伺いなんて、そんなこともありましたですね。
いや、あのバラの花、ちょっと考えましたですよ。
たくさんのバラを包んでもらうってのは、私的には、あのオケージョンには相応しくないって思えるし、一本しかくれないの、ケチって思われるのも嫌だし、、、
結局、バラを何本か買ってそれは私よう。一本だけ別に包んでくださいってことになったんですけど。
なに、白状すると、要するに、お菓子の下に敷く大判小判がもったいなかっただけの話なんですけどね。

でも、あのころは岬も平和だった。
一番の原因は、隣でこちらを上目遣いに見ている変な生き物が増えたことなんです。このところ通院が増えて、留守番をさせられてふてくさっている奴。
「チビ太も、可愛い看護師さんを見たいよ、頭撫でてもらいたいよ~ 今度連れて行かなきゃ不良になるから」なんて喚いているかと思うと、
「チャウチャウの血が混じっているの」なんて聞かれて、怒り狂っている、、、「チビ太は純粋の日本犬で、天然記念物なんだから」
「だから~ あの人はスイス人で、猫飼いだから犬のことは知らないんだって」って、フォローするのに大変。
こんなのと一緒に生活すると、かっての岬の平和で豊かな生活は砂のお城と消えてしまいましたよ。ほんと。。。(泣)


ところで、この方の最近の日記を読んでおりましたら、こちらの方の名物の最中が出てまいりましたずら。ほうなんでげす。
こちらの名物最中。とにかくものすごく甘い餡がびっちりなんだもし。1個食べると他の最中を10個食べたくらいの感じになるずら。

この辺は量で勝負なんですよ。最初に出てきたお寿司屋さんは江戸風ですが、ほかのお寿司屋さんはとにかく、魚をどんとぶつ切り、ご飯たっぷり、、繊細な魚の舌触り、すし飯の味なんて求める方が変なんです。
この辺の人がやっている食堂やレストランも同じですね~ そこで食べると1日一食で十分な感じ。でも薬を飲む私には、食前、食後のメリハリがつかなくなるから、1日一食では困るんですけどね。


最中、、、饅頭屋さんが売れ残りの処置に考え出して、吉原帰りに売りつけたものなんですよね。本来庶民のお菓子。神様や、お菓子の下に小判を敷いてえら~い人に差し上げるものではありませんけど、庶民の私に持ってくるのにはこれぐらいが丁度いいと思う人もたくさんいて、私も頂いておりますよ。今もみむろの最中がございますです。奈良のお菓子屋さんのものですね。
あら、これには「献上銘菓」って書かれているじゃありませんか。上菓子なんだ。最中をお好みの神様もいらっしゃるのかな。
この辺の名物最中ほどじゃないけど、私にはちょっと餡が甘い。皮ももう少しパリッとして欲しいな。。。。なんて、私は空也に飼いならされちゃったのかな。デフォルトスタンダードが空也だと、他を選ぶのにちょっと苦労しますね。
でも、日産の元社長さん。私の関連した団体の会長さんでしたが、「若いうちから、本物に接しろ」ってのは本当だと思うのですよ。ただ、それをやっていると、後が生きづらくなるのも本当。








最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旧友よりメール来る (Mom)
2012-06-12 11:07:16
お久しぶりでございます。素敵な都会男のプレゼントを思い出しておりました。 お元気で岬住まいなのですね。私は3-11の地震で、部屋は食器が壊滅、一年間ショックで岬に参りませんでしたの。でも今年から気を取り戻して、来るようになってまだ数回です。住んでいたのに嘘のよう。地震時はいなかったのですが、あの割れ方、部屋の乱れ方から揺れの凄さが感じられ、とても怖くて一人では泊まれなくて、来ておりませんでした。相変わらずのご達筆には感動さえ覚えます。私はブログはずっと毎日続けておりましてよ。またたまには寿司でも食べに参りましょうよ、もう今後は「ダッチ」ですからご安心を!Mom(メアドネームブログと同じに致しました)
返信する
3.11 (赤い風車)
2012-06-12 12:16:18
たしかに、あの3.11はいろんな面で甚大な影響を与えましたですね。当日は暢気に芝公園から多摩川まで7時間かかったなんて文句を言っておりましたが、友人のご両親が津波で亡くなったり、ご遺体を探しに東北まで行ったり、その結末はまだまだついておりません。
岬も地震以外にも、津波で船が流されたりってけっこう被害があったのですね。
物理的な物以外にも、精神的にも大きな被害が、、、終焉するまでにはまだまだ時間がかかりそうですね。
返信する
B級グルメ (イオレス)
2012-06-14 00:47:23
 空也最中...。
 懐かしいですね...小ぶりでなんとも品の良いおいしい最中です。

 確かにね、若いころから本物志向というのは良い心がけかもしれません、が、です。
 長男は初孫でしたから、父はそりゃもう自分が旨い!と思ったのはすべて食べさせる。
 良い!!、と思ったら買ってきて着せる...
 特に食べ物は三つ子の何とかじゃないですが、銀座の洋食屋に下谷の洋食屋、蕎麦は車を出して練馬まで走らせ、手打ちそばに手打ちうどん、ラーメンだって手打ち、築地のそばの中華料理屋さん特注の薬膳鳥のスープにお名前が付いた松坂牛の牛刺しに昔っからのお肉やレストランと連れて歩くだけじゃなくて宅配便でどーーーん!

 おかげで友人と出かけたB級グルメのラーメン、食べられなかったそうです...曰く“おいしいものを本当におじいちゃんにごちそうしてもらっていたんだと改めて思った...生クリーム入りのラーメン。俺食えない...!”
本物志向。なかなか難しいものでございますね。
返信する
違いが分かりすぎる (赤い風車)
2012-06-14 07:18:52
つらいですよね~
おいちゃんも、どっか前世で楊貴妃を見たに違いないんです。
http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/d1dc2c47ab57ac5ef218b62f6fdbb5e2
そのインパクトが強すぎて、この世にまで引きずっている。

周りに、楊貴妃はいないし、いても傾けるだけの財産もないのにね~
あぁ、辛い。。。。
返信する

コメントを投稿