夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ムラサキツメクサ

2009年01月30日 11時04分09秒 |  多摩川散歩

先日からアップしているムラサキツメクサ(紫詰草)、一般にはアカツメクサとも呼ばれますね。マメ科の植物ですが、大変強い植物。多摩川では年に何度か雑草を刈り取りますけど、すぐに芽を出してきます。
花も図鑑などでは4月から10月なんて書かれていますけど、ここでは一年中花をつけています。もちろんこの写真もつい先日撮ったものです。温暖化の影響なのでしょうか、都市の気温上昇のせいでしょうか? 紙メディアが現実の変化に追いついていないというのは植物を撮っていると時々感じさせられます。
シロツメクサとムラサキツメクサの違いは、もちろん花色にありますけど、ムラサキツメクサは葉っぱのすぐ上に花をつけます。シロツメクサは少しだけ茎を伸ばしますよね。あと、先日初めて気がついたことですけど、ムラサキツメクサは葉っぱが尖り気味。シロツメクサは「四葉のクローバー」でおなじみのように丸っこい葉っぱをしていますよね。

花を抱くようにして葉っぱが出ていますけど、尖ってますよね。



こちらはシロツメクサ。
葉っぱは後ろの地面にありますので、ちょっとはっきりしませんね。でも茎を伸ばして花がついているのはお分かりでしょうか。




江戸時代、オランダなんとかとか言われているものの多くは、オランダから来たものではないのが多いのですけど、ツメクサは江戸時代にオランダから来たガラス器などの詰め物に使われて日本に来たのだそうです。

こちらもシステムデータを追加します。
D300に55ミリF. 3.5マクロです。


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