2016年7月19日 外気温:30℃ 室温:29.7℃
とにかく暑い日が続いたり、雨が降ったりと体調もよろしく無い毎日です。
88.5Hzのアナログ式(TW-4000のTU-4Aを真似して試作)を作りFT-4700
に搭載して439MHz帯のリピータアクセス出来る様にしてみた実験結果です。
2018年12月22日 追記
本来、この無線機にはTONE搭載されているので、リピータアクセス出来るはずが、どの様に設定しても、
TONEが乗らないのでリピータアクセス出来ないので、アホな改造をしてみた訳です。
実際に改造後はリピータアクセスは出来るが、MIC変調が薄くて実用にならず、改造を元に戻しました。
まあ、シンプレックス専用でSG代わりに使う事にしました。
88.5HzのTW-4000用のTONE発生器が残りましたが、別の用途に活用して見ます。
大変に勉強になりました。
1.完成図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/7d/d22b563b50f845424f19f3d83e34a4bd.jpg)
こいつは、トーンスケルチが、144と430MHz帯でオプションで「FTS-8」が
入手出来れば簡単ですが、お金をかけずにレピータアクセスが出来れば良いと考えました。
2・TU-4Aの回路図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c0/647d39ee06cb12869b3af2bd148eea6d.jpg)
TU-4Aの実物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/02/6a272f453ea8a0e7e89c0ac0b6f07ce7.jpg)
幸いNJM2902Nをもっているのでこれを作る事にしました。
3.TONE発生器を動作させる仕組み
①430MHz帯のみ動作させる。(本当は439MHz帯のみ動作させたいが今回は無)
②TX時にだけTONEを乗せる。
③13.8V→8Vの電源用意。
④変調をどう乗せるか。
①430MHz帯のみ動作させる。
430MHz側の基盤の「FTS-8実装ソケット」を利用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ce/2492c980e21e6d3c3707f2b62be1c42b.jpg)
この部分を利用する。
②TX時にだけTONEを乗せる。
このソケットの左側8ピンTX時、約9Vが出る。
右側の3ピンが変調端子でした。
TRの信号スイッチをテストして見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/93/4ba3f54e24181899560f528acaa33d25.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/c5/8ff743375476fb7fba2fce94334a5216.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b1/4453c3ae32d8e36c695e09b081aba1a5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1e/5f6a2bf64308764bb430927c4240395e.jpg)
信号はSGから、約88Hzです。動作しています。
③13.8V→8Vの電源用意。
・内部の2SB1134(BCE)のエミッタが電源オンと連動しているので、+側はここ。
・78L05+高輝度緑LED:7.9V(78L08が無かったので)の普通のDC-DC変換
④変調をどう乗せるか。
・先の「右側の3ピンが変調端子でした」ので、TR-SWから30kΩで繋いでみた。
4.TONE発生器の試作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/88/8474e1c297ac867575189bf1c98aa4e2.jpg)
上が自作品。ユニバーサル基盤で、私の技術ではこの大きさです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c2/add8dda60ce40a8a0b0abeace2aea364.jpg)
動作確認。T≒11ms~12msでf≒83~90Hz
5.実装
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/07/f006a8f846e8c28354b41d75dfb0043b.jpg)
TONE発生器:SPの隙間を利用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fe/69313398725f204de90f0c4bf80c5d45.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d0/31c7d98d76fa559c497bfc7dc95e3e95.jpg)
8V電源
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/12/fd78b70b6862ba28f88cb02b1c49d3cc.jpg)
信号スイッチ:実際の回路
5.代替えSPの交換
純正のSPのスペースをつぶしたので、薄型のSPに交換
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ef/55b3c8230b963aa6eb0c270d47988045.jpg)
8Ω 0.5Wで許容入力が足りないので8Ωの抵抗を付けている。
6.TONEの周波数を88.5Hzに調整
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b1/22c175236a611c3a81026e944cf7e7dd.jpg)
表示はKHzだが、入力の100倍のPLLを経由しているので、「88.50Hz」です。
7.動作確認
・TONE発生器の出力調整トリマーでリピータが開くか確認→OKでした。
・MICの変調も乗るが別の受信機では音がざわつく感じがある。:今後の課題
8.終わりに
・SPのスペースを利用した為に、薄型のSPに交換する必要があった。
・小型の88.5HzのTONE発生器があれば試して見たい。
まあ、実験ですので、変調の具合を調整する必要があるがまずは出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
2016.7.22追記
FTS-8の改造版の変調端子への接続
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b1/142ed56f1d8c26c37497bb1a932927f8.jpg)
これを見ると、未実装時、3-6ピンに10KΩが入っているが、
5KΩの抵抗の中点を3ピンに繋いでいるので参考にしたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e2/a558fd09bd7fb43ea294f827eb05bfee.jpg)
オリジナルのFTS-8です。ここも参考。
又、FT-4700の変調度調整はここです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d3/1e8eb48583c29552d1c5fbbc36c31f08.jpg)
VR08です。ここにMICからの信号とTONEを混合するわけです。
とにかく暑い日が続いたり、雨が降ったりと体調もよろしく無い毎日です。
88.5Hzのアナログ式(TW-4000のTU-4Aを真似して試作)を作りFT-4700
に搭載して439MHz帯のリピータアクセス出来る様にしてみた実験結果です。
2018年12月22日 追記
本来、この無線機にはTONE搭載されているので、リピータアクセス出来るはずが、どの様に設定しても、
TONEが乗らないのでリピータアクセス出来ないので、アホな改造をしてみた訳です。
実際に改造後はリピータアクセスは出来るが、MIC変調が薄くて実用にならず、改造を元に戻しました。
まあ、シンプレックス専用でSG代わりに使う事にしました。
88.5HzのTW-4000用のTONE発生器が残りましたが、別の用途に活用して見ます。
大変に勉強になりました。
1.完成図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/7d/d22b563b50f845424f19f3d83e34a4bd.jpg)
こいつは、トーンスケルチが、144と430MHz帯でオプションで「FTS-8」が
入手出来れば簡単ですが、お金をかけずにレピータアクセスが出来れば良いと考えました。
2・TU-4Aの回路図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c0/647d39ee06cb12869b3af2bd148eea6d.jpg)
TU-4Aの実物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/02/6a272f453ea8a0e7e89c0ac0b6f07ce7.jpg)
幸いNJM2902Nをもっているのでこれを作る事にしました。
3.TONE発生器を動作させる仕組み
①430MHz帯のみ動作させる。(本当は439MHz帯のみ動作させたいが今回は無)
②TX時にだけTONEを乗せる。
③13.8V→8Vの電源用意。
④変調をどう乗せるか。
①430MHz帯のみ動作させる。
430MHz側の基盤の「FTS-8実装ソケット」を利用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ce/2492c980e21e6d3c3707f2b62be1c42b.jpg)
この部分を利用する。
②TX時にだけTONEを乗せる。
このソケットの左側8ピンTX時、約9Vが出る。
右側の3ピンが変調端子でした。
TRの信号スイッチをテストして見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/93/4ba3f54e24181899560f528acaa33d25.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/c5/8ff743375476fb7fba2fce94334a5216.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b1/4453c3ae32d8e36c695e09b081aba1a5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1e/5f6a2bf64308764bb430927c4240395e.jpg)
信号はSGから、約88Hzです。動作しています。
③13.8V→8Vの電源用意。
・内部の2SB1134(BCE)のエミッタが電源オンと連動しているので、+側はここ。
・78L05+高輝度緑LED:7.9V(78L08が無かったので)の普通のDC-DC変換
④変調をどう乗せるか。
・先の「右側の3ピンが変調端子でした」ので、TR-SWから30kΩで繋いでみた。
4.TONE発生器の試作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/88/8474e1c297ac867575189bf1c98aa4e2.jpg)
上が自作品。ユニバーサル基盤で、私の技術ではこの大きさです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c2/add8dda60ce40a8a0b0abeace2aea364.jpg)
動作確認。T≒11ms~12msでf≒83~90Hz
5.実装
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/07/f006a8f846e8c28354b41d75dfb0043b.jpg)
TONE発生器:SPの隙間を利用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fe/69313398725f204de90f0c4bf80c5d45.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d0/31c7d98d76fa559c497bfc7dc95e3e95.jpg)
8V電源
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/12/fd78b70b6862ba28f88cb02b1c49d3cc.jpg)
信号スイッチ:実際の回路
5.代替えSPの交換
純正のSPのスペースをつぶしたので、薄型のSPに交換
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ef/55b3c8230b963aa6eb0c270d47988045.jpg)
8Ω 0.5Wで許容入力が足りないので8Ωの抵抗を付けている。
6.TONEの周波数を88.5Hzに調整
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b1/22c175236a611c3a81026e944cf7e7dd.jpg)
表示はKHzだが、入力の100倍のPLLを経由しているので、「88.50Hz」です。
7.動作確認
・TONE発生器の出力調整トリマーでリピータが開くか確認→OKでした。
・MICの変調も乗るが別の受信機では音がざわつく感じがある。:今後の課題
8.終わりに
・SPのスペースを利用した為に、薄型のSPに交換する必要があった。
・小型の88.5HzのTONE発生器があれば試して見たい。
まあ、実験ですので、変調の具合を調整する必要があるがまずは出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
2016.7.22追記
FTS-8の改造版の変調端子への接続
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b1/142ed56f1d8c26c37497bb1a932927f8.jpg)
これを見ると、未実装時、3-6ピンに10KΩが入っているが、
5KΩの抵抗の中点を3ピンに繋いでいるので参考にしたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e2/a558fd09bd7fb43ea294f827eb05bfee.jpg)
オリジナルのFTS-8です。ここも参考。
又、FT-4700の変調度調整はここです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d3/1e8eb48583c29552d1c5fbbc36c31f08.jpg)
VR08です。ここにMICからの信号とTONEを混合するわけです。
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