高い放射線量が検出された道路脇を調べる文科省の係員ら=東京都世田谷区で2011年10月28日午後9時59分、小林努撮影(毎日新聞) |
「故意に埋められたものかは不明だが、普通では考えられない」。独立行政法人放射線医学総合研究所の阿部史朗名誉研究員は、アスファルトの遮蔽効果を考えると、比較的高い放射線源が埋まっている可能性があると指摘する。 地表面では、最大毎時170マイクロシーベルトの放射線量が計測された。土などで遮蔽される距離が長い地中深くに放射線源があった場合、放射線源の放射能濃度は相当高い可能性があるという。 阿部名誉研究員は「(透過力のある)ガンマ線源の可能性が高い」とみる。しかし、駐車場の造成工事や道路工事などでガンマ線源の放射性物質が使われることはないという。 「過去には、医療施設の跡地から放射線源が見つかったり、非破壊検査で使われる放射線源の落とし物もあった」と語るのは、東京大の野村貴美特任准教授(放射線管理)だ。ただ、非破壊検査はガンマ線を出す放射線源を使い、施設内部の配管などを調べる検査方法で、今回の現場の状況からは、近くで行われたとは考えにくいという。 野村特任准教授は「何が埋まっているのか。現在は放射線源が厳重に管理されており、最近になって埋めたとは、日本では考えられないことだ」と話す。 専門家らは「核種分析が進み、どういう用途で使われた放射性物質かがわかれば原因を推定できる」と調査の進展を見守っている。』
東京都世田谷区のスーパー敷地や周辺から高い放射線量が検出されたのは問題です。放射線研究者の協力により埋まっている場所を特定し、掘り出して放射線物質名を特定し早急に究明すべきです。廃棄物として、放射線物質の処分に困り、勝手に埋められていたら本当に迷惑なことで危険です。。人の迷惑も考えずに捨て場の無い産業廃棄物が、思わぬ所やどこにでも捨てられている情況では有りませんか。前例がなくても事件が起こっているのが今の日本です
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