
森山高至氏=17年8月
テレビ出演でもおなじみの建築家エコノミスト森山高至氏は13日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この日開幕した大阪・関西万博を訪れたことを報告した上で、「万博会場は帰りが阿鼻叫喚の地獄です」と記し、注意を喚起した。 【イラスト】大阪・関西万博アクセスマップ 森山氏はXで、いくつかのパビリオンの建物に関する感想や、大屋根リングについて、写真付きで言及。一方で「万博会場は帰りが阿鼻叫喚の地獄です。ずぶ濡れの群衆。怒鳴り声、警察の拡声器、何も聞き取れず。嵐の中に立ち尽くす身動き出来ない人々。帰宅時間に向かい今からさらに増える群衆。なぜか消防車が何台も走って行った」と記し、混雑している傘を差した入場者の後ろ姿の写真もポストした。 森山氏の投稿には「大丈夫ですか? 子どもさんや高齢者の方々もいらっしゃるでしょうし、雑踏からくる事故につながらなければいいのですが…」と心配する声が寄せられたほか、「初日だから仕方ないでしょう」「梅雨入りする頃どうなるんだろか」「ほんま、行った子供らがかわいそうやな」「帰りの動線どうなってるんでしょう?」「見事な出だしだな」など、さまざまなコメントが寄せられた。 この日、来場を事前に予約した人は約14万人と伝えられる。開幕は雨のスタートとなり、正午に予定されていたブルーインパルスによる展示飛行も、天候不良で中止となった。同万博は10月13日まで、大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」で184日間の日程で開催される。