公明党創価学会の因果<本澤二郎の「日本の風景」(4750)

<平和主義を放棄して戦争党に変身した結果、停滞から衰退へ>

 2023年3月20日の20年前、ワシントンの死の商人はイラクに襲い掛かった。「大量破壊兵器を抑え込む」という嘘の大義を掲げてバクダッドを灰燼と化した。緊張も戦争も意図的に創られるものだ。戦争に大義はない。ロシア・ウクライナ戦争の片棒を担いでいるアメリカの繁栄は、混乱の危機の真っ最中で、金融危機に追い込まれている。日本政治もまた死の商人の手にある。目下の戦争準備のための43兆円に議会は目をつむる!因果はめぐる!

 

 公明党創価学会も戦争勢力に加担した。そこから停滞が始まり、衰退へと突入している。因果応報である。安倍晋三の銃撃事件からカルト教団が露出し、非難を浴びている。国際勝共連合の統一教会だけではない。幸福の科学というこれまたイカサマのカルト教の教祖が66歳の若さで亡くなったようだ。

 国家神道の復活を諦めない神社本庁は、日本会議という不気味な非公開組織を駆使して、自民党議員を改憲軍拡派一色に染めて、意図的に中国敵視政策を推進している。沖縄の悲劇の教訓など無視している。背景に言論の自由が崩壊。民主主義の根幹の役目を担う言論界もまた、衰退産業と化している。

 

 本日は、久しぶりに公明党創価学会の因果関係に触れてみたい。統一教会と同様金集めはすごいカルト教団だ。「平和のため」の献金が、現在は「戦争のため」に変質している。統一教会と変わるところがない。返金運動が起きるか。

 先に民主主義の危機を毎日指摘する小論を公表している本blogを、まずは10巻製本した。清水の舞台から飛び降りるような決断をし、それが日刊ゲンダイ(2月7日付)に載った。するとしばらくして「北関東の人」を名乗る創価学会関係者から電話が入った。数日前に不思議なYoutube動画を送信してきた。

 なかなか痛快な動画である。悪ふざけの手合いかと思ったのだが、必ずしもそうではない。真面目に素朴な有権者の疑問を解決するため公明党創価学会と、媚びする朝日新聞・毎日新聞・読売新聞に対して、懸念を厳しく鋭く指摘・追及している。しかも、面白いことにその電話取材の場面を画像にして配信している。

 

<公明党創価学会と朝・毎・読を手玉に取る取材=電通の裏をかく作戦>

 筆者を含めて大半の国民は知らない。知ろうとも思わないのだが、13年前に姿を見せなくなった生死不明の池田大作さんが、今年の1月11日に「提言」を発表したという。ぎょっとするような芸当を、平然と演じた政権与党・宗教法人を喧伝したのである。

 ありえないことをあり得るように演じて恥じないカルト教団政党に、改めて驚愕するばかりだ。信濃町の激変を裏付けて異様そのものだ。

 90代の人間の「提言」をあまり聞いたことがない。中曽根康弘や宇都宮徳馬さんから「忘恩の徒」と激しく糾弾された渡辺恒雄でも出来ない芸当である。池田さんの出自を云々する向きもあるようだが、中曽根やツネと同じただの人間である。この世に神仏はいない。弱すぎて群れる羊レベルの人間ばかりだから、少し賢い者たちが遊んで大金を集め、法律で保護される宗教法人をつくって、それこそ天文学的な金をしこたま集めている。ただそれだけのことだろう。多少の科学的知識と合理主義の人間であれば、そう思う。あえて断言したい。むろん、思想良心の自由・信仰は自由であるが。

 

 しかしながら、大事なことは要は「人をだますな」である。それに便乗する新聞には重大な詐欺の共犯者という罪名がかかるだろう。選挙にも影響を及ぼすだろう。純朴な追及取材に公明新聞・聖教新聞も逃げる、朝毎読の広報担当者も逃げる。釈明出来ない。嘘つきは、追及されると逃げる。安倍もそうだった。高市早苗も同じ貉である。

 

TTBジャーナル・岩渕政史は勇気と正義の元ボクサー>

 このYoutube動画の主宰者は岩渕政史。30代後半か。両眼が揃っていない理由が分かった。元ボクサーだった。ボクシングを止めて正解。そもそも競い合いは、人殺しと無関係ではない。人の精神をおかしくさせる五輪もいいとは言えない。マラソンも、そうである。肉体を鍛えるのは自由だが、それを他人に行使することは憎しみを育てる。よくない。

 人殺しを職業とする兵士は最低である。「戦争しない自衛隊」はもとより、自公による「戦争する自衛隊」法は、憲法に違反する。安倍と太田ショウコウによる集団的自衛権の行使は、非戦の憲法に違反する。非戦は反戦と異なる。おわかりか。

 戦争は国家的人殺しである。プーチンとゼレンスキーは共に戦争犯罪者である。それはさておきTTBジャーナルの動画は、一見の価値がある。すごすごと尻尾をまいて逃げる信濃町と大手の新聞による共闘は、詐欺罪に問われるだろう。暇な人間は法廷闘争をしてはどうか。北関東の人間も堂々と顔を出したらいい。

2023年3月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://www.youtube.com/watch?v=rcQ9zgxWNQc

https://www.youtube.com/watch?v=D8EtmEaW23Q

不都合を隠蔽、利用しながら、とっくに魂は売ってしまっているのに小細工を重ねて会員を操っている創価学会執行部。そのほうが都合いいと、そこにくっついている大手マスコミ。

https://www.youtube.com/watch?v=aF00Tks-MhQ