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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

外国人入学拒否:埼玉の専門学校が受験受け入れへ

2014年05月23日 20時33分17秒 | 受験・学校

毎日新聞 5月23日(金)13時17分配信 『 調理師や栄養士を養成する埼玉県熊谷市の私立専門学校が外国人の入学を拒否している問題で、学校側が入学拒否を撤回して今年度の受験から受け入れる方針を決めたことが厚生労働省への取材で分かった。
 外国人の入学を拒否していたのは、学校法人今昌学園(今井明巨理事長)が運営する埼玉県調理師専門学校と同栄養専門学校、同製菓専門学校の3校。
 同省によると、23日午前11時ごろ、今井理事長から調理師の養成施設の指定を担当する部署に「ご迷惑をおかけしました」と謝罪の電話があり、「今年度 の受験から外国人の入学を受け入れます」と述べたという。来年度からは募集要項で外国人の入学を拒否する記載を削除するという。 3校では、来年4月の入学者向け募集要項に「外国人の入学は出来ません」と明記していた。【桐野耕一】

私立専門学校が外国人の入学を拒否して来たのは閉鎖的過ぎると思います。日本と海外諸国との有効関係を阻害するものでは有りませんか。日本国民で無いから教育基本法の四条一項の『教育の機会均等』が適用されないと言うのは、国際化時代にそぐわないと思います。食文化と健康を支える料理の世界は、国境が無いのでは有りませんか。

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4月12日 エネルギーを使わないでも豊かに生きることができるかを考えなければいけない!/市民シンポジ

2014年05月23日 15時50分49秒 | ブログ
 

2014年5月22日

20140522a

2014年4月12日に、日本生物地理学会で開催された市民シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?”対論!人類は原発?をどうするのか?”」の質疑応答部分がYouTubeに公開されていましたので、このブログでも共有します。

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お節介が財政悪化を招く。山内康一 「蟷螂の斧」

2014年05月23日 15時15分43秒 | 国際・政治

自民党は「小さな政府」や「官から民へ」、
「民間でできることは民間で」といった、
かつての選挙スローガンは消え去りました。

安倍総理に近い自称「保守」の人たちの多くは、
お節介で「大きな政府」的な志向が強く見られ、
小泉政権の頃とはだいぶ様変わりしています。

自民党の日本経済再生本部(高市本部長)は、
政府への提言「日本再生ビジョン」のなかで、
プロ野球の球団数を12球団から16球団へ
増やすことを提案しています。

政府に球団数の増加への支援策を求めるそうです。
そんなことまで政府がやるのは異常だと思います。
プロ野球球団に天下りが増えそうな予感です。

そもそも政府が介入すべきテーマでしょうか。
ちょっとお節介すぎやしないでしょうか。
あえて税金を投入すべき分野でしょうか。

Jリーグの成功は自治体やファンの力だと思います。
サッカー関係者や企業の自発的な努力の成果です。
国は余計な関与をしていなかったと思います。

地方自治体がプロ野球球団を招致しようとするのは、
もちろん認められることだし、構わないと思います。
しかし、国策としてやるべきことだとは思いません。

国が国民生活の細かいこと(余暇やスポーツ)まで、
口出しするのは、何となく気持ち悪い感じがします。
全体主義的なにおいを感じてしまいます。

そういえばナチスは余暇まで全体主義的でした。
国家の管理のもと旅行・スポーツ・コンサート等が
企画されて、国民的な人気を集めました。

国民をレジャー活動を通してひとつにまとめあげて、
ナチス党の理想を行き渡らせ忠誠心を高めることが
目的だったとされています。

まあ、ナチスの例を持ち出すのは極端だったとしても、
国家や政治家が国民のレジャーまで口出しするのは、
ほんとうに余計なお世話です。

しかも単なる余計なお世話というだけでは済まず、
国費(税金)が投入される可能性もあります。
そんなことに使うなら減税しろと言いたいです。

増え続ける借金、高齢化でまだ増える社会保障費、
この状況で余計な支出を増やすのは愚かです。
こんな愚かな提案をする人たちが政権の座にあり、
日本の将来は楽観できないとつくづく思います。

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「日本はサイバー攻撃に無防備」米CIAのスノーデン元職員が言うように優秀なスパイが欲しい

2014年05月23日 15時04分09秒 | 国際・政治
2014年05月23日 04時02分44秒 | 政治
◆「中国人民解放軍の将校5人が、サイバー攻撃によるスパイ行為の容疑により米国で起訴されたことを受け、中国政府は19日夜、米国のマックス・ボーカス(Max Baucus)駐中国大使を外務省に呼び、抗議した」という。AFPが5月20日報じた。
 米国にサイバー攻撃していたのは、「中国人民解放軍の悪名高い61398部隊に所属」の将校だ。米連邦大陪審が米企業のコンピューターに侵入し、秘密情報を盗み取った容疑で起訴した。米政府が中国人民解放軍の将校をサイバースパイ容疑で起訴したのは初めてだという。
 実際のところ、現代はまさに「サイバー攻撃戦争」の最中にあり、ますますエスカレートしている。スパイ活動は、どこの国でも行っているので、「サイバー攻撃」に対する法的整備を厳しく行うと、自国のスパイ活動を取締まる結果にもなりかねないので、自縄自縛してしまうという矛盾に逢着する。つまり、スパイされて、重要情報を盗まれた方が「阿呆だった」ということになる。このため、スパイ防止法で取締まるのが限界であり、「サイバー攻撃」を絶滅するのは不可能なのだ。
そうなると、どこまでも「サイバー攻撃」を防ぐためのセキュリティ・ソフトを開発し続けていくしかない。それもモグラ叩き、イタチごっこをエンドレスに行う覚悟が必要となる。併せて、サイバー攻撃を受ける側も、敵国に向けて「サイバー攻撃」して、情報・データを積極的に盗むことで、「攻撃は最大の防御策」とするに限ることになる。
◆「攻撃は最大の防御策」として敵に勝つには、IT技術に長けた人材をできるだけ大量に雇い、「サイバー攻撃部隊」に投入し、新技術・ソフトを開発させて、「サイバー攻撃」の実施部隊として活用することが、最善の方法となる。
 その場合、皮肉なことに、パソコン(PC)遠隔操作事件で、威力業務妨害などの罪に問われている片山祐輔被告(32)=公判中=のような「悪賢くてIT技術に長けた人間」が必要になる。「毒を以て毒を制する」のだ。米国や英国では、「ハッカー被害」を防ぐのに、「ハッカー」を活用したという。同様に「サイバー攻撃手」と戦うには、それを上回る「サイバー攻撃手」を使うに限るのだ。だが、残念ながら、日本は、米中央情報局(CIA)・国家安全保障局(NSA)のスノーデン元契約職員がバラしているように「サイバー攻撃」には丸裸同然なのである。
◆こんな最中に、保釈中だった片山祐輔被告は5月16日に「真犯人」を名乗るニセメールを報道関係者らに送りつけたが、警察に見破られたことを知り、5月19日夜、自ら弁護団に電話をして「自分が犯人です」と話し、10事件すべてについて関与を認めたため、東京地裁は20日午前、片山祐輔被告の保釈を取り消し、東京地検が身柄を拘束した。22日、東京地裁で公判が開かれている。
この「平気でウソをつく片山祐輔被告が最新兵器」になるかどうかは定かではないけれど、孫子が「兵は詭道なり」と言うように、「戦争は騙し合い」である。それならば、「騙すのが得意な人材」を活かすのが、最良であろう。
 それにしても、日本人は、「正直者」が多すぎる。とくに「スパイ」に対する評価は、低い。「汚い」「卑怯だ」などと言って、バカにする。その結果、日本民族は、大東亜戦争に敗れてしまった。
 稀代のスパイ、明石元二郎大佐(1864年9月1日~1919年10月26日、陸軍大将・勲一等・功三級・男爵。第7代台湾総督。福岡藩出身)が、日露戦争の最中、当時の国家予算が2億3000万円程であった状況下、山縣有朋の英断により参謀本部から当時の金額で100万円(現在の400億円以上に相当)を工作資金として支給されて、ジュネーブのレーニン自宅で会談し、レーニンが率いる社会主義運動に日本政府が資金援助することを申し出た。レーニンは、アストラハン出身の物理学者イリヤ・ニコラエヴィチ・ウリヤノフとドイツ・スウェーデン系ユダヤ人(ロシア正教に改宗)のマリア・アレクサンドロヴナ・ブランクの間に生まれていたので「祖国を裏切る行為である」と言って拒否したけれど、明石元二郎大佐は「タタール人の君がタタールを支配しているロシア人の大首長であるロマノフ王朝を倒すのに日本の力を借りたからといって何が裏切りなのだ」といって説き伏せ、レーニンを「封印列車」でロシアに送り込むことに成功。プレーヴェ内務大臣暗殺、血の日曜日事件、戦艦ポチョムキン叛乱などの工作に関与し、大日本帝国を大勝利に導くとともにロシア革命を成功へとつなげた。レーニンは、世界で最初に成功した社会主義革命であったロシア革命を主導するとともに、史上初の社会主義国家「ソビエト連邦およびソ連共産党(ボリシェヴィキ)」の初代指導者を務めたのである。
 この明石元二郎大佐の工作に感激したのが、当時のドイツ皇帝ウィルヘルム2世であった。「明石1人で、大山満州軍20万に匹敵する戦果をあげた」と絶賛したという。
いまの日本では、「スパイ戦の現代版であるサイバー攻撃」によく戦えるIT技術者が求められているのだ。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
北朝鮮軍(金正恩元帥)が韓国軍艦艇を砲撃、ロシア、中国を「後ろ盾」に第2次朝鮮戦争の意思表示か

◆〔特別情報①〕
タイ陸軍のプラユット司令官が5月22日夕、「クーデターを決行した」と発表した。タイでクーデターが起きたのは2006年9月以来。これに連動するかのように、北朝鮮軍(金正恩元帥=第1書記)が22日午後6時ごろ、韓国・延坪島(ヨンピョンド)の西南14キロの海上で哨戒活動中だった韓国軍艦艇の近くに2発砲撃したという。「第2次朝鮮戦争勃発」の危機が現実化してきている。いよいよ、一旦緩急の時が来た。安倍晋三首相は、どうするか!
引用元
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken
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三陽商会、バーバリー販売終了で株価急落 一時20%超安で年初来安値

2014年05月23日 13時24分48秒 | 社会・経済

SankeiBiz 5月20日(火)10時47分配信『 20日午前の東京株式市場で、三陽商会の株価が年初来安値を更新、一時20%超の値下がりとなり、東証1部銘柄の値下がり率トップとなった。前日に主力商品である英バーバリー社製品の販売を来年6月で終了すると発表したことが嫌気され、売り注文が膨らんでいるもようだ。 前日終値が264円だった三陽商会株は取引開始から大きく売られ、一時20.5%下落して54円安の210円まで値下がりした。その後も安値が続いており、午前10時半ごろは12.9%、34円安の230円となっている。この時点で10%超の値下がりは同社だけとなっている。 来年央以降は英バーバリーは日本で直接販売に切り替える。これに対し、三陽商会は、オリジナルブランドの販売に注力するとしている。ただ当面の業績低下は避けられず、同社の店頭販売額は2014年の1380億円から15年は1230億円に減少。営業利益は72億円から2億円にそれぞれ落ち込み、16年には20億円の営業赤字となる見通しだ。』
英バーバリー社の製品は、世界的な有名ブランドです。最近は中国の工場で作られているようでメイドイン・イングランドの国内工場で生産されているものばかりでは有りません。.来年以降は英バーバリーは日本で直接販売に切り替えるのは、利益率も考え、バーバリー社製品の三陽商会への売り上げ手数料の負担を削減したいからではないでしょうか。


バーバリー
Burberry Group plc
Burberry wordmark.svg
種類 公開会社
市場情報
LSE BRBY
略称 BRBY
本社所在地 イギリスの旗 イギリス ロンドン
設立 イギリスの旗 イギリス ベイジングストーク(1856年
業種 ファッション
事業内容 衣類
アクセサリー
香水
代表者 John Peace (Chairman)
Angela Ahrendts (CEO)
Christopher Bailey (Creative Director)
売上高 995.4 million (2008)
営業利益 £201.7 million (2008)
純利益 £135.2 million (2008)
外部リンク www.burberry.com
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バーバリー(Burberry Group plc)は、イギリスを代表するファッションブランドの一つ。

歴史

創業とギャバジンの発明

トーマス・バーバリー
ステンカラーコート

1856年、イギリス・ハンプシャー州ベイジングストークで当時21歳だったトーマス・バーバリーによって創立される。1870年、品質へのこだわりや生地の革新により大規模小売店へと発展。

1879年、農民が汚れを防ぐために服の上に羽織っていた上着をヒントにギャバジン(Gabardine, ギャバディン)といわれる耐久性・防水性に優れた新素材を発明した。1888年には特許を取得、1917年までその製造権を独占した。

19世紀ロンドン・ヘイマーケットのThomas Burberry & Sons

1891年ロンドンのヘイマーケット30番地にThomas Burberry & Sonsの本社兼店舗を置く。

現在のヘイマーケット店

1912年、ヘイマーケット店が現在地に移転。

トレンチコートの製造

1895年ボーア戦争の際、トレンチコートの前身となるイギリス人士官用の「タイロッケンコート(ひもでロックするという意味のボタンのないコート)」を製造した。

1901年に最初のカタログを発行した際、公募により「名誉・高潔・勇気」を意味する甲冑の騎士 (Equestrian Knight) のマークをレーベルデザインとして使用開始。「Prorsum」(プローサム)の旗はラテン語で「前へ」を意味している。

1914年第一次世界大戦が勃発。軍部の要請により塹壕(トレンチ)での戦闘に合わせてタイロッケンコートに修正を加え、手榴弾や剣・水筒をぶら下げるD字型リングをコートに止め金として取り付けたトレンチコートを製造し英国陸海軍に正式採用された。大戦中に50万着以上着用され、終戦後には市民に広まった。

1926年王室近衛連隊の士官用グレートコート(大外套)を製作。

冒険家の愛用

バーバリーの発明したギャバジン製の製品は極地探検家の防寒着やテント・パイロットの飛行用衣料として愛用された。

1910年ロンドンマンチェスター間の24時間以内飛行に初成功したイギリスのパイロット、クロード・グラハム=ホワイトが着用。

1911年南極点に到達したノルウェーの探検家ロアール・アムンセンと、同じく南極点を目指し遭難したイギリスの悲劇の探検家ロバート・スコットが奇しくもともに防寒具やテントとして使用[1]

1914年アーネスト・シャクルトン率いる帝国南極横断探検隊が遭難、全員が奇跡の生還を遂げた際に防寒着として着用されていた。

1919年

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ハラール肉と排外ヒステリア

2014年05月23日 12時54分59秒 | 食・レシピ
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ブレイディみかこ | 在英保育士、ライター

<time checkedbycsshelper="true"></time>2014年5月23日 8時25分
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英国のピザ・エクスプレスというチェーンレストランが、ハラールと呼ばれるイスラム教の流儀で処理した鶏肉を使用していたことがわかり、大きな物議を醸している。

このハラール肉というのは、イスラム教で厳格に定められた屠畜、解体などの方法で処理された肉のことであり、最近ではスーパーなどでもふつうに販売されているが、ピザ・エクスプレスはメニューにハラール・チキンを使用していることを明記していないため、イスラム教徒以外の人々も知らずにそれを食べていたことが判明してスキャンダルになったのだ。

ピザ・エクスプレスの客が何も知らずにハラール・チキンを食べていたというのは、つまりこういうことである。彼らが食べていたチキンは喉を斬られて血抜きされた鶏のものであったということ。そしてその鶏には殺された時にイスラム教の祈祷が捧げられていたということ。

これが英国民の間でヒステリックなまでのリアクションを生み出しており、何が大騒ぎの原因かというと、それは3つに分類できる。

まず1つ目は宗教的な理由。これはまあ理解できる。イスラム教以外の一神教の宗教の信者が、他の宗教の教義に従って処理されたものを口に入れることは気が引けるということはあるだろう。が、感触として、こういう理由で本気で怒っている信仰深い英国人は今どきまずいない。

そして、2つ目。大きくクローズアップされているのが、動物愛護の見地からの非難である。つまり、ふつうに殺されている鶏よりも、ハラール処理で殺されている鶏のほうが、残酷な方法で殺されているというのである。しかし、ガーディアン紙によれば、ハラール・チキンとふつうのチキンの屠畜法にはほとんど差はないのだという。というのも、イスラムの教えでは鶏は生きた状態で喉を切断されなければならないので「野蛮」と言われるが、英国ではハラール肉になる家畜の88%が殺される前に麻痺状態にされているという。

一方、一般的なチキンの方は、鶏を逆さに吊り下げてベルトコンベアで順番に電気ショックを与え、気絶させてから首を斬るか、または巨大なガス室で殺しているという。そうなってくると、一般的な屠畜法の方が「優しい殺し方」とは言えない。

動物を愛する人々にとっては「殺される時に意識があったかどうか」が重要ポイントになるだろうが、その点を消費者にきちんと知らせろというのであれば、レストランのメニューや食肉店に「こちらの肉になった動物は無意識のうちに殺されました」というレーベリングが必要なのであって、ハラール肉を表示しろという問題とはまた別物になってくる。

そして3つ目。これが一番根深い。それは宗教や動物愛護とは何ら関係のない国民的パニックである。つまり、「知らないうちにムスリムがこんなところにまで・・・」という心情的な怖れである。右傾化が著しい英国にはいくつかの極右政党が存在するが、その一つである英国国民党は、ハラールは「石打ちや首斬りを行う恐ろしい野蛮な文化の慣習」であり、「我々の伝統や慣習を蝕む」と表現している。

ムスリムは現在英国の全人口の5%弱であり、英国で消費されている食肉の12%から15%がハラール肉だという。が、これがバーミンガムのようなムスリム人口の高い地域に行けば男児につけられる最もポピュラーな名前のリストに「ムハマド」が入っているし、同地域では2050年までにはムスリム人口が英国人の数を抜くと言われている。徐々に国内で拡大して行くムスリムの存在感が「国を乗っ取られるかも」という不安に繋がっているのは間違いない。

イスラモフォビア。という言葉もある通り、ムスリムに対する嫌悪感を持つ英国人は少なくない。ガーディアン紙は、「ムスリム」が「生活保護受給者」と同じように英国人の最も醜いヘイト感情の対象になっているのではないかと指摘する。

ちなみに、無料配布新聞メトロに寄せられた読者レターにはこうした意見が書かれていた。

● どうしてハラール肉について語る時だけ人々は動物愛護運動家になるのだろう。私たちが食べている動物のほとんどは檻に入れられてひどい生活を強いられている。死に方がナイスじゃないということだけを気にするのは変だ。

● イスラム教を信じないのなら、イスラム教の祈祷が肉に影響を及ぼすとは思わないだろうし、動物のことが気になるのなら、最初から肉は食べないだろう。人道的なは幻想だ。

● ムスリム人口は国内人口のたった5%なのに、後の95%を排外するのか。自分はもうピザ・エクスプレスには行かない。

● 「気に入らないならピザ・エクスプレスに行かなければいい」という論調はおかしい。ハラール肉を使っていることが消費者に知らされていなかったら、その決断すらできないではないか。

だんだんサッチャーみたいなことを言うようになってきたキャメロン首相は、「英国は伝統的なキリスト教徒の価値観に立ち返るべき」と発言しているが、そう言えば最近、Nando’sという鶏肉料理のチェーンレストランで豪快にチキンを頬張る姿を取材陣に撮影させて庶民派をアピールしていた。

が、いったいあれは良きイングリッシュ・クリスチャンが殺した鶏だっただろうか?

Nando’sもUK内314店舗中34店でハラール肉のみを使用しているようだが。

<footer checkedbycsshelper="true"></footer>
ブレイディみかこ

在英保育士、ライター

1965年、福岡県福岡市生まれ。1996年から英国ブライトン在住。保育士、ライター。著書に『花の命はノー・フューチャー』、そしてele-king連載中の同名コラムから生まれた『アナキズム・イン・ザ・UK - 壊れた英国とパンク保育士奮闘記』がある。The Brady Blogの筆者。http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/

ピザ・エクスプレスの客が何も知らずにハラール・チキンを食べていたというのは、つまりこういうことである。彼らが食べていたチキンは喉を斬られて血抜きされた鶏のものであったということ。そしてその鶏には殺された時にイスラム教の祈祷が捧げられていたということ、血抜日本料理でも使われている調理法で問題はないと思いますが。そしてその鶏には殺された時にイスラム教の祈祷が捧げられていたと言うことが、キリスト教徒の多い英国では、問題にされているのでは有りませんか。いずれにせよ人間は、皆英国人に限らず動物や植物から貴い生命を貰って生きていると言うことには変わりはないと思います。殺生をしているのが人間の姿です。

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小学生の列に車、8人重軽傷=埼玉

2014年05月23日 12時05分40秒 | ニュース

時事通信 5月23日(金)11時7分配信

 埼玉県警によると、同県上尾市で23日、小学生の列に車が突っ込み、8人が重軽傷を負った。

登校時の通学路での交通事故が多発しています。最近子供たちが交通事故の犠牲になっています。所轄警察署の交通警察官による巡回パトロールや交通警備が必要ではありませんか。  

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