各紙が報じている。天下り根絶どころか天下りが跋扈していると。
そこで思いだすのが経済産業官僚の古賀茂明氏とみんなの党党首の
渡辺喜美氏である。
少し前の記事になるが、2月16日の毎日新聞「霞ヶ関ウオッチヤー」
に古賀氏の境遇に関する記事があった。
公務員の給与カットや、大胆な霞ヶ関改革を提唱してきた経済産業省
職員の古賀茂明氏(55)は、一年以上も「官房付」に留め置かれたまま
であるという。
何も悪い事をしていないキャリア官僚が、名札もない個室で「待機」を
命じられたまま一年以上も放置される。
こんなイジメのようなひどい扱いがあるだろうか。
そこで思い浮かべるのが渡辺喜美である。
私の住んでいる栃木県の那須塩原市は渡辺喜美の地元である。
民主も自民も国民の支持を失った今、みんなの党への期待が高まっている。
ただでさえ世襲議員の渡辺喜美氏はここ地元では磐石だ。
そのせいか、4月の地方統一選を前にして候補者を乱立させ、連日街宣車
で選挙運動まがいの声を張り上げているのは、ここではみんなの党だけだ。
そんな渡辺喜美に注文をつけたい。
私は那須塩原市の住民である。れっきとした有権者であるから注文を
つける権利はあるはずだ。
解散・総選挙の暁には古賀氏をみんなの党の最優先の候補者として
擁立し、必ず政治家にさせなくては嘘だ。
本物の公務員改革を行なうことはみんなの党の表看板であるはずだ。
古賀氏をおいて本物の公務員改革ができる者はいない。
民主党政権を攻める国会質疑でも、みんなの党は皆で古賀氏を担ぎ
出して証言させていたではないか。古賀氏を利用したではないか。
古賀氏を当選させてやれ。
そして晴れて政治家にさせ、対等な国会議員として仙谷由人と対決
させよ。
それが出来ないようでは、渡辺喜美人の公務員改革もまた偽物という
ことである。
了
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