剖学用語。我々が普段使っている“運動神経”とは異なります。“運動が上手”という意味での“運動神経が良い”とは、一回の脳からの指令で、無駄なく、より多くの筋線維を働かせる状態のこと。一般的に5~8歳までは著しく神経系が発達する時期で、9~12歳までの時期(ゴールデンエイジ)は、神経系の発達がほぼ完成に近づく頃。子供の時期にいろいろな動きを経験しながら、走る、跳ぶ、投げる、捕るといった基本運動を身につけることが“運動神経”の発達につながります」
うーん、早い時期の運動が不可欠というわけですね。やっぱり大人になったら手遅れなのでしょうか?
「実は、そう悲観する必要もありません。“運動神経”を構成する要素の一つに、イメージ
した動きを適切に実践する調整能力、すなわちコーディネーション(協調性)があります。そのコーディネーションは、大人になってもトレーニング効果が期待できるとされているんです。たとえばジョギングする際には、ずっと一定のペースで走るのではなく、ところどころで細かいステップの素早い動作を取り入れてみたり、道端の縁石を素早く上り下りしてみたり。また、通勤時には電車のなかで吊り革につかまらずにバランスを取ってみる、というのもいいかもしれません。日常のなかに普段しない動作を意識的に取り入れることで、“運動神経”の向上は十分可能なんです」
なるほど、今からでも鍛えられるんですね。ところでそんな“運動神経”。毎日スポーツを
するわけでもない僕たち大人の日常では、どのように役立つのでしょう。
「“運動神経”が良いほど、転倒を回避できたり、ケガの重症化を和らげることにつながります。何より、身のこなしがしなやかだと、周りから“かっこいい”とか “できるやつ”と注目されるもの。それが最大のメリットといえるかもしれませんね」
大ケガを予防し、そのうえ、かっこよくなれる(かもしれない)とは。日常に意識的な運
動を取り入れて、ぜひとも“運動神経”の向上を目指したいですね。
(鴫原夏来/サグレス)web R25 2月23日(水)10時5分配信(R25編集部)
健康運動指導士(けんこううんどうしどうし)は、スポーツクラブや保健所・保健センター、病院・介護施設などにおいて、人々の健康を維持・改善するために、安全かつ適切な運動プログラムを提案・指導する専門家をいう。厚生労働省所管の財団法人健康・体力づくり事業財団が養成・資格の認定・登録事業を行っている。
厚労省が認定する健康増進施設に配置されるほか、生活習慣病予防を中心とした特定健診・特定保健指導(メタボ検診)における運動指導や介護予防、運動と食育を組み合わせたスポーツ栄養などの分野で注目されている。
資格取得 [編集]
資格取得にあたっては、健康・体力づくり事業財団が開催する健康運動指導士養成講座、もしくは同財団から健康運動指導士養成校として認定を受けた大学などに設置された養成講座を受講する。養成講座では、運動生理学をはじめ栄養学やバイオメカニクス、トレーニング、糖尿病などに関する講義、ウォーキングやエアロビクスダンス、水泳といったフィットネス、運動プログラムの作成などの実習が含まれる。養成講座を修了後に受験できる認定試験に合格したのち、健康運動指導士台帳に登録する。登録の有効期間は5年間で、所定の講習を受講することで更新できる。
沿革 [編集]
健康運動指導士の養成は、国民の生活習慣病予防・適切な運動習慣の普及を目的とした厚生省(当時)の施策の一つとして1988年に始まった。当初は厚生大臣(のちに厚生労働大臣)の認定事業として実施されていたが、2006年以降は財団法人健康・体力づくり事業財団の独自事業となっている。
2007年に養成講座のカリキュラムと受講要件が変更され、保健師や管理栄養士、四年制大学の体育学系学部を卒業した者、アスレティックトレーナーやスポーツプログラマー、インストラクターなど運動指導の実務経験者については、一部科目が免除されることとなった。
関連項目 [編集]
- 温泉利用指導者 - 厚労省認定温泉利用型健康増進施設に配置
外部リンク [編集]
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