立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

舞茸は姿を見せず

2020年09月24日 | Weblog

例年、この時期には多くの舞茸マンが山に来ているのだが、会う人達は「あったけ」が合言葉なのだが

誰もあったとは言わない。お互いに手でバツを組んでいる。

9月23日を過ぎているのに何時もなら舞茸の最盛期にあたるのだが・・・・・

  昨年の9月5日に採った舞茸。 (茶系統)

今年は、例年より長く晴天が続き暑かったのと降雨が無く、山の中は9月上旬まで続き山の中はカラカラだつたのが影響しているのか雑木林の中はきのこがなかつた。やっぱり海水温が下がらないと山の外気温も比例すると見える。朝晩の冷え込みが15度以下に下がれば確実に山の幸が顔を出すだが・・・

ネツトでもキノコが出ていた話は聞かない。

先日、訪れた人は山里の近くに住んでいるが、付近に熊が出没したので柿の木を切り出した。我が家の庭にも、小さい時からある柿の木があり、例年、干し柿と富有柿を食べて秋を満喫していたのに熊騒動で近所さんが木を切った話が伝わって来る。付近からは柿の木を切らないのか・・・との話が出てくると心苦しい気になる。親の代から植えて、食べてきた柿の木、每年消毒を欠かさず守って来た柿であり

子供達もこの柿を味わって暮らして来た永い年月が我が家にはある。しかし、ご時世は、人も変われば生態系も気候変動で変わる。現代の家族構成も変化しているのを思うと、この柿の木もご時世に合わせて行くべなのか・・・

いよいよ、柿も買って食べる時代になったと嘆く。

 

 

 


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