世に知れ渡っている、才覚地へから水須への道跡調べは途中の激藪でとん挫していたが、今回の道跡探しで激藪の一部が解り掛けて来ました。
森林組合さんが林道工事を再開され、不明の所まで行ける様になり林道を行く。杉林が伐採された先には、広々とした台地に畑、田の跡が姿を現す。
一度に気分爽快となり、謎が解けだす。行った人達がそれそれれの思いを語ってくれた場所であり、この先への入山を拒み続けた。難なく入れた自分へのご褒美と思い、畑の段々を歩く。
左側の尾根筋へは、才覚地から来ている水平道路であり判る。本来の道跡は林道下にある。河戸(現在の水須)へも続いている。
住んでいた人の住居跡は残念ながら不明。山の中での生活の苦労が読める。生活していて腹痛の胃腸薬として黄連を家の周囲に造っていたと思うが見当たらない。次回には詳しく調べたい。
林道横には、浅い堀込が有。上に続いているので此れが水須への道跡と思えた。
しかし、岡田の尾根筋と比べると道幅も狭く、掘り込みも浅いので通行する人達は小原谷沿いが多かった様に見える。
久し振りに会うカモシカさん。大雪の山で暮らし、元気な姿を見せてくれる。此方を見ているのでまた、「来るよ。」と、言葉を掛けて帰る。
ここ迄、道跡が判れば難なく繋がるのだが運悪くGPSを持参していないのが悔い也。