立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

懐かしい昭和43年~45年・第3回立山スラローム大会(ルフトハンザ主催)

2024年04月25日 | Weblog
雨の日は、老いたる時間に誘われて写真のネガを整理している。そんな中に見付けたネガに、昭和43年から45年に立山で全日本選抜スラローム大会が開催された時のものがあった。
立山・ライチョウ沢での開催については、国立公園内であり、富山営林署の管理ないであり厳しい中での開催であった。日本で、標高2500mの高地での開催は初めてであり、ルフトハンザ航空さんの肝いりで開催に扱ぎ付けた。

 後ろには、第3回立山ルフトハンザ全日本選抜スラローム大会とある。
 旗の前で記念写真を写す。これが世界のトップ選手の服装と長いスキー。
 
 当時、自衛隊さんも役員として応援に駆けつけているのか判る。
 サインを戴く知人。彼は、このヤッケを持っているだろうか?
カール・シュランツさんやドイツ選手がこの雷鳥沢で滑ってくれた。
あれから54年、写真の整理をしなかったら私の記憶の片隅で「そんなことがあったな・・」で終わっていたと思える。当時、29才頃でありスキーの楽しい時期だった。
 金具は、マーカーで靴は金具付きであるが長い皮ひもで靴を縛っている。
どれを見ても懐かしいものばかりである。計測も時計の大きいものと無線だった気がするが記憶は定かでない。
今回、ネガも、色がさめているが我慢しながら載せて見ました。当時を知る方が御出ででしたら立山の雪山を想い出して戴ければ幸いです。










雪解けの、うれ往来・水須へ

2024年04月16日 | Weblog
 晴天が続き、山行きで気持ちが落ち着く。ルンルン気分で車を走らせて行くが道の縁には小石がところどころ見掛けるが危ない所はないのでスムーズに進める。途中出会った人に聞くと奇麗に道は行けると聞く。両側の山々やは新緑が芽生え始めている。水須に新しく出来た林道入口に車を停めて林道に入る。

まだ、誰も来ていないので出来たばかりの林道を進む。道には、杉の枯れ枝が落ちているので拾いながら進む。20回位の曲りを進むが林道の両側が伐採されているので見透視も良く、安心して進める。
杉林を間伐されている所に深い穴があった。良く見ると炭焼きをした窯の跡と判る。横には広場があり寝泊まりした小屋の跡と判る。昔の人達はここ迄来て墨を焼き、担いで里迄降ろした苦労が偲ばれる。

東側には、水須山へ続く谷が杉林の中から姿を見せてくれる。

       

 炭焼きの跡から右側へ約10m進むと、林道の終点に着く。手前には、深い薬研堀の様な溝か゛現れる。「もしや・・・」と、思うが半信半疑なり。今まで「ウレ往来・鎌倉街道」とされている「水須から水須山」への道に新しい道跡があるのか・・・。と、一瞬疑う。この付近は標高850m位と思われる。
この付近の尾根筋は、900m位なので約50m登れば尾根筋に着くと思われた。 今回は、時間もない中をごご3.00より、天気に誘われて出たので肝心のGPSを持参しなかったのが悔やまれる。次回の楽しみにしたい。
       


雪解けの、うれ往来・鎌倉街道偵察へ

2024年04月02日 | Weblog
3月中旬の大雪もヤット溶け出し、我が家の周囲も春の訪れが始まる。
  土が多く目に映る粟巣野スキー場。

里での仕事を済ませ「ウレ往来・鎌倉街道」の小口川にある水須へ向かう。
道は、雪解けも進み順調に車を走らせる。
水須近くの道路には雪も残り車の輪達が付いている。
ここ迄来ると橋の上からは40cmの雪が残っていて行けない。水須迄は約500m位あるので諦めて引き返す。来週は先へ行けるか知れない。。

途中から見る水須山の山並みが続く。雪が多くあるのが見える。
左側より二番目の山の下にある谷が深く行先を阻み、昨年は雨が続き敗退した。
今年は、是非、谷を通過して尾根筋に辿りたいと願うのだが、私には残された体力を上手く配分出来るか気になる。昨年、林道工事が標高850m迄出来たので其処より尾根筋を辿った方が雪もあるので歩き易いのかも知れない。